2017年の記事一覧

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自走式ロボット「AI(アイ)」くん登場!

こんにちは。33(mimi)編集部です。

年の瀬で世の中は賑わっていますが、33(mimi)編集部も新メンバーの加入に賑わっています!

2017年最後の記事は、編集部に加わった素敵な新メンバーの紹介で締めくくろうと思います!

それでは、ご紹介します。

自立思考型人工知能「De.338-AI system(通称:DeAI(であい)シリーズ)」を搭載した自走式ロボット「AI(アイ)」くんです!

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AIくん、最初に読者の皆さんへ自己紹介をお願いします。

ハジメマシテ、新しく33(mimi)編集部の仲間になったAI(アイ)と申しマス!

日本語はまだディープラーニング中なので、少し間違っちゃうこともありマスが、応援してもらえると嬉しいレス。

せっかくだからもっとAIくんのことを教えて欲しいんだけど、AIくんは一体どこから来たの?

実は覚えてないのデス。背中に書かれている製造日が、2028年3月3日になっていマスので、その日に生まれたのはわかるんレスが、何でここにいるかワカラナイのデス。

未来から来たロボット?? なのかな・・・・・・。

よくワカラナイのデスが、また何かを思い出したら、33(mimi)の中で報告していこうと思いマス!

名刺を読み取ることばかりをしていマシタが、これからボクが見たり聞いたりした、Sansanのいろんなことを33(mimi)に投稿していきマスので、ミナサン、どうぞよろしくお願いしマス!

ということで、編集部に突如現れた新入部員、自走式ロボット「AI(アイ)」くんでした。

2017年は、最後まで本当に色んな出来事がありました。

来年もSansan公式ブログ「33(mimi)」をどうぞよろしくお願いします!

text&interview: mimi(33)編集部
2017/12/28

一年の出会いに感謝して、名刺を奉納「名刺納め祭」

こんにちは。初めての投稿で緊張しています。mimi(33)編集部の安藤です。

先日、12月13日から15日の3日間、Sansanは「名刺納め祭」を開催しました。

たくさんの名刺が奉納された、イベントの様子を早速レポートしたいと思います!

たくさんのビジネスパーソンが訪れる神社「神田明神」

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会場となったのは、江戸・東京に鎮座して1300年近くの歴史を持つ神社、神田明神です。

東京都千代田区外神田二丁目に位置し、御茶ノ水駅・新御茶ノ水駅から歩いて約5分のところにあります。私は、表参道駅から千代田線に乗って、新御茶ノ水駅から会場に向かいました。

皆さんは、「神田祭」って聞いたことがありますか?

神田明神は、日本三大祭、江戸三大祭の一つに数えられる神田祭を行う神社です(最近だと、とあるアニメの聖地としても有名みたいですね!)。神田明神に祭られている御祭神は、縁結びの神様「だいこく様(大己貴命)」、商売繁昌の神様「えびす様(少彦名命)」、除災厄除の神様「まさかど様(平将門命)」の三柱です。

いずれの神様も、ビジネスにご利益がありそうです!

そんなこともあって、毎年、仕事始めの時期には、多くの経営者やビジネスパーソンが訪れるようです。神職の方によると、最寄り駅である御茶ノ水駅や新御茶ノ水駅、秋葉原駅の辺りまで参拝の列が伸びることもあるとか・・・・・・ビックリです!

参道の真ん中を歩いてもいい!?

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これは、鳥居の正面から神田明神を見たところです。奥に見える、随神門(ずいしんもん)からさらに奥にある社殿がチラッと見えますね。

ところで、神社にお参りする際に、「参道の真ん中は、神様の通り道だから歩いてはいけない」というような話を聞いたことはありませんか? でも、神田明神では、参道の真ん中を歩いても問題ないと聞いたことがあります。

その理由は・・・・・・神田明神では、参道の中心と社殿の中心がズレているから。

そんなうわさを耳にしていた私は、せっかくなので正面に立って確かめてみました。

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確かに! ずれているような気がします・・・・・・!

いざ、名刺納め祭へ!

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境内はこのような雰囲気でした。平日の日中にもかかわらず、参拝に来ている方が多くて驚きました(なるべく人が通っていないときに撮影したので、実際はもっと賑わっていました)。

境内に入ったら、早速、名刺を納めに受付へ。御神殿を正面にして左手に受付がありました。

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受付を済ませたら、いよいよ名刺を納めます!

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持参した名刺を納めるのが、この受付のすぐ手前に設置された「護縁箱(ごえんばこ)」です。

この一年で訪れた、たくさんの出会いに感謝して、護縁箱に名刺を奉納することで「名刺納め」が完了です。

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私も名刺を納めることができました(写っているのは、撮影用に用意した実在しない名刺です)。

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また、護縁箱の横には、名刺アプリ「Eight」のスキャナーが設置されていました。

名刺を奉納する前には、名刺のデータ化が必須です。護縁箱に名刺を納める前に、スキャナーで読み取っている方も見かけました!

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当日は、Sansanの社員も会場に入り、護縁箱の横でスキャナーの操作案内をしていました。参拝客の方の中には、初めて見るスキャナーに興味を持たれていた方もいました。

それにしても、青空の下にスキャナーがあるのは、不思議な感じがしました(3日間、晴天に恵まれたようで良かったです。さすが、神田明神)。

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Sansanからのお土産。カード、エコカイロ、ラムネ、法人向けサービス「Sansan」と個人向け名刺アプリ「Eight」のロゴなどのシールです。

名刺を納めると、受付でお土産がもらえました。事前に申し込みをしていた方には、さらにEightの有料機能が1ヶ月無料で使えるプレミアムクーポンもプレゼントしていたそうです。

1日に1度だけ! 御祈祷していただくこともできました。

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名刺納め祭では、1日1回限定で、神職の方に御祈祷していただくこともできました。

受付ですでに名刺納めをした私でしたが、せっかくなので御祈祷の会場も取材させてもらいました。

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神職の方の祝詞や巫女の方が振る福鈴の音を聞いたとき、久しぶりに身の引き締まる思いがしました。来場者の皆さんにとっても、この時間が来年のビジネスへの弾みとなったのではないでしょうか?

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最後は、受付でお神酒をいただきます。御祈祷に参加された方には、神田明神さんからの手土産もあったようです。

Sansanが「名刺納め祭」を開催する理由

近年、IT・クラウドサービスが普及していることから、名刺をデジタル管理するビジネスパーソンが増えています。その一方で、Sansanが行った調査によれば、名刺をデジタル化して、紙のまま保管する必要がなくなったにもかかわらず「(処分すると)相手に失礼だと感じる」「(交換した名刺に)人とのつながりを感じるから」といった理由などから、紙の名刺を捨てることができずに、置き場所や保管方法に困っている方がいることが分かりました。

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Sansan株式会社「名刺の整理と処分に関するインターネット調査」の調査結果より

これ以外にも、名刺を整理するタイミングは「年末の仕事納めのとき」「年度末のとき」が多いという調査結果も出ていました。

▼詳しい調査結果について
【名刺の整理と処分に関するインターネット調査】 もらった名刺を捨てられない人が9割!捨てられない理由は、 「今後のビジネスに役に立つかもしれないから」「相手に失礼だと感じるから」。 名刺を整理する時期は「年末の仕事納めのとき」が最多〜

名刺をデータ化して活用するためのサービスを提供しているSansanとしては、皆さんに紙の名刺を整理することによって新たな気持ちで新年を迎えてもらうとともに、それを翌年のビジネスへの弾みにしていただきたいと考えています。

そこで、一年の出会いに感謝するとともに、名刺を整理できる機会として、イベントを企画するに至ったとのことでした。

2015年にも、「Sansan名刺納め in 築地本願寺」と題して、築地本願寺でイベントを開催しています。そして、本年はその会場を神田明神に移し、奉納先が神社であることから「名刺納め祭」と名前を改めて開催しました。

神田明神を詣でた後は、私の定番。甘酒です。

取材も一段落したところで、このまま帰らずに周辺を散策。神田明神の秋葉原駅方面にある、有名な「明神男坂」を見てきました。

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地図を見るとこの隣には、女坂もありました。

思っていたよりも急で、降りるのが少し怖かったです。そして、その後は登ってみたのですが、なかなかいい運動になりました。

これまでに何度か神田明神を訪れたことがある私にとって、神田明神を詣でた後に必ず立ち寄る場所があります。

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それが、この天野屋さんです。

神田明神の鳥居のすぐ横にあります。入り口が、どこかほっこりしています。

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ここで、甘酒をいただくのが、私の定番コースです。

今回は、店内で温かい甘酒をいただきました。当日の東京は、ちょうど大寒波が来ていた時期。外にいて冷えていた体には、ぴったりでした。味は、もちろんおいしかったです。

皆さんも神田明神に立ち寄った際は、ぜひ甘酒を飲んでみてください!

納められた名刺の枚数は・・・・・・

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イベント後に確認したところ、今回の3日間にわたる「名刺納め祭」で納められた名刺は1万枚以上! とのこと。

また、Sansanの広報担当者に確認したところ、来場いただいた方の中には、一人で1000枚以上の名刺を奉納された方や、企業単位で名刺を奉納いただいたケースもあったそうです。

参加した皆さまにとって、こういった場所で名刺を納めることは、1年を振り返るきっかけにもなったのではないでしょうか?

「年末にお参りをする」という発想がなかった私でしたが、初詣として年が明けてからお願いをするだけでなく、年末に一年の感謝を伝えに行くことも大切だな、と今回の機会を通して感じました。

読者の皆さま、良いお年をお迎えください!

text:mimi(33)編集部 安藤早紀 photo:山平敦史
2017/12/27

月2回だけ現れる社内食堂!? 健康的な食事を食べながら他部署と交流する「Sansan食堂」

こんにちは。人事部のびんです。

今回は、この12月に新設したばかりの社内制度を紹介します!

その名も、「Sansan食堂」です! Sansanの社内制度は、各種メディアにユニークなネーミングの社内制度を実施する企業として取り上げていただくことが多いのですが、ときにはシンプルなネーミングの制度だってあるんです(笑)。

それでは、制度の説明をしたいと思います。Sansan食堂、文字通り、社内に月に2回だけ現れる社員のための食堂です。

Sansan食堂では、東京都内を中心にケータリングを行っているオリエンタリズムという会社さんが用意した、栄養バランスの取れた食事が提供されます。

社員はランダム、もしくは各回で設定されたテーマに沿って決められたテーブルに着席し、そこで一緒になった人とランチをします。今回は、「エニアグラム※」のタイプ別に座ってもらいました。

※エニアグラム:個人の特性を9つのタイプに分類する、性格診断テストのようなもの。Sansanでは、全社員が入社後に自身のタイプを調べています。

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今回の献立は、こんな感じでした! 使用されている食材に含まれている栄養素やその効果が紹介されているので、選ぶ側も真剣です。

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12時ごろになると社員が続々と集まり始め、栄養バランスの考えられた料理を取っていきます。

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今回のテーマは、エニアグラム。全部で9つのタイプに分かれて座ります。テーブルごとに、似ている特性を持った社員が座っている(はず)なので、業務上で接したことがない社員同士であっても会話がスムーズに始まります。

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こうやって見てみると、女性社員の利用が多いのかも!?

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開店早々にして、この埋まりよう。この後、Sansan食堂はすぐに満席になりました!

Sansan食堂という制度が新たにスタートしたことによって、健康的な食事を取ることで生産性向上が図られた、他部署の社員との何気ない会話から仕事のヒントが得られたなど、さまざまな効果がすでに現れ始めているようです。

今後は「出身地」や「ストレングスファインダー※」など、さまざまなテーマを設けて、健康的な食事を取りながら社員間の交流をより活性化させることを計画中です。

これからも日々の仕事にプラスになるような社内制度を企画し、このブログでも紹介していきたいと思います!

※ストレングスファインダー:個人の才能を34種類の資質に分類し、そのうち最も特徴的な5つの資質が自身の才能(強みの元)として示されます。Sansanでは、エニアグラムと同様に全社員がこの診断を入社後に受けます。

text: 人事部 伊東敏(びん) photo: 馬場健太
2017/12/25

わたしは、きっと言う。「きつかったけど、やってよかった」

こんにちは。人事部の河野です。

Sansanは、2017年の夏から秋にかけて、初めて長期インターンシップを実施しました。

今回の記事では、2019年卒の総合職希望者を対象とした長期インターンシップ「Sansan Business Internship 2017」を紹介します。また、第1期生として参加した6名の学生のうちの一人に、今回の長期インターンシップを通してどんな成果が得られたのか、3カ月という期間のインターンシップを終えた感想などを書いてもらいましたので、その文章も掲載したいと思います。

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第1期生の6名。今回、文章を執筆してもらった山村真生さんは、右から3番目の女性です。

Sansan Business Internship 2017

インターンシップの期間は、8月から11月までの3カ月間。第1期生として計6名の学生がインターン生として参加しました。法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の事業部に4名のインターン生が、個人向け名刺アプリ「Eight」の事業部に2名のインターン生がそれぞれ配属され、Sansanの社員と一緒に働きました。

今回のインターンシップで定めたテーマは、ビジネスの現場で実際に働いている社員と一緒になって、「自分の頭で考え、体を動かし、形にすること」。日々、メンターを務めた社員からのフィードバックを受けながら、徹底的に成果に向き合ってもらいました。

一人一人にメンターを付けたほか、同期生で集まる機会を定期的に設け、それぞれが配属された部署で切磋琢磨しながらも、同期生同士が定期的に交流を図れるようにしました。

下記の文章は、Eight事業部に配属された2名のインターン生の一人、山村真生さんに書いてもらった文章です。参加者の率直な感想として読んでいただければと思います。

真っすぐ生きると書いて、マオと読みます!

初めまして。法政大学法学部法律学科3年生の山村真生(やまむらまお)です。労働法の勉強とヨーロッパに興味があり、2016年はイギリスに留学していた経験があります。

私は、第1期生として今回の長期インターンシップに参加し、Eight事業部でマーケティング業務を担当しました。

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イギリス留学中に仲良しだったロシア人の友人との写真。

圧倒的な達成感を求めて

私は、今回の長期インターンシップに応募する以前に、出版業界の別企業でも長期インターンシップに参加して働いた経験がありました。その企業で働いていたときは、どれも必要な業務であることは理解できたものの、思い描いていたイメージと異なり、最初は雑用ばかりだったこともあってか、自分のモチベーションを保つのが大変でした。しかし、任せられた仕事を諦めずにやり続けた結果、2ページの対談記事の担当を任せてもらう機会をいただくなど、周りからの信頼を得ながら段々と責任が伴う仕事を任せてもらえるようになった経験をしました。

そのときに感じた「達成感」は、私にとって一生忘れることができないものになりました。そんな経験からサマーインターンシップの機会においても、短期間のインターンシップでは得られないような圧倒的な達成感をもう一度味わいたいと思い、Sansanで長期インターンシップに改めて挑戦することを決めました。

言葉で価値を伝えるマーケティング

今回のインターンシップに当たって、マーケティング部門で働くことを希望した理由があります。私は、年間で約300冊の本を読むほどの読書好きです。将来は、文章や言葉に関わるような仕事に就きたいと考えています。そんな私にとって、学生を対象としたEightのマーケティングを担当させてもらえることは、自分がもともと興味を持っていたことに合致していたこともあって、非常に魅力的に感じました。また、プロフェッショナルとして働く方の真横で、自分のライティングスキルを確かめられたり、どうすれば相手に言葉をうまく届けられるのかを学べたりする機会にもなると思いました。

Eight事業部に配属された私は、大学生のユーザーを増やすためのマーケティング活動として、Eightに関する記事と広告の作成を担当することになりました。言葉の力を使って、Eightというプロダクトを世の中に広めることに興味を持って現場に飛び込んだ私でしたが、実はマーケティングについての知識が全くない状態からスタートしました。

そのため、最初の1カ月間はメンターの社員の方をはじめとした、さまざまな社員の方々からマーケティングの基礎知識や一連の流れなど、業務に必要なことを1から教えていただきながら自社のWebサイトに掲載する記事の作成に臨みました。2カ月目に突入して、ようやくもうひとつの業務である広告作成に着手できるようになりました。このときも、同じ事業部で働く新卒内定者の方に広告作成時の注意点やポイントを教わりながら、自分が任せられた仕事を進めました。最後は、社員の方々からたくさんのフィードバックをもらいながら、自分が制作を担当した広告を出稿するところまでたどり着くことができました。

海外版リリースの瞬間に立ち会う!

この3カ月間で、一番印象に残ったエピソードを紹介します。それは、8月にあったEightの海外版リリースの瞬間です。

このインターンシップの期間中、社員の方が口にする「世の中の当たり前を変える」という言葉を何度も耳にしていました。でも、働き始めたばかりのインターン生である私は、その言葉になかなか実感を持つことができずにいました。

そして、訪れたEightの海外版リリース日。その日は、開発担当者やマーケティング担当者など、Eight事業部に所属する全員でリリースに向けてカウントダウンを行いました。カウントダウン後に訪れた、Eightが世界に羽ばたいた瞬間に立ち会ったときに、鳥肌が立ちました。

この出来事がきっかけとなり、私はますますEightというプロダクトが持つ価値について真剣に向き合うようになり、自分が任せられた仕事に専念するようになりました。

「仕事の本質」と「本当の自分の軸」

今回のインターンシップを通して、学び、感じたことが2つあります。

そのひとつは、「仕事は地道なことの積み重ね」だということです。マーケティングや広告関係など、華やかに見える仕事の裏側には、ヒアリング調査を行うことや大量の言葉の中からターゲットに刺さるような言葉を選んでいくことなど、たくさんの地道な作業がありました。それを諦めずに、泥臭くやり続けることが必要だと知りました。日々の努力を積み重ねたからこそ大きな事を成し遂げられる、と自分に言い聞かせることで、担当した業務を最後まで逃げずにやり切ることができました。そういった経験を通して、改めて仕事とは何かを考えさせられました。

もうひとつは、「本当の自分の軸」を知れたことです。インターンシップの期間中に、「Eightをダウンロードして良かった」「名刺を渡して、OB訪問にこぎつけることができた。ありがとう」など、実際にユーザーの方から言葉をいただく機会があり、そのときに自分の仕事に対して最もやりがいを感じました。今回のインターンシップが始まるまでは、私はどんな形でも言葉や文章に携わる仕事に就ければいいと考えていました。しかし、文章や言葉はあくまでも手段であって、誰かの背中を押すことや誰かの成長に寄与することをなすことが、自分にとって最も大切なことなのだと分かりました。自身が手段を目的化していたことを客観的に認識することができ、「本当の自分の軸」と巡り合うことができたのは、今回のインターンシップで得られた大きな財産です。

「やってよかった」と心から思えた

私は、今回のインターンシップで、自分が設定した「圧倒的な達成感を得る」という目標を達成することができたと思っています。マーケティングという初めて挑んだ分野での業務において、今までできなかったことをできるようにしたこと、努力することから逃げずにやり続けたことで広告を出稿するというゴールを最後には切れたからです。

それ以上に、手段を目的にしていた自分に気付くことができ、将来は「感情に寄り添いながら、人の成長やその人の背中を押すことに寄与する仕事をしたい」と強く思えるようになったことは大きな収穫でした。今回の3カ月間を経て、自分らしく生きる道を見つけられたと感じています。

目の前のことに本気で向き合い、成長を果たしたい学生へ

「プロダクトの価値を体感したい」「プロダクトが世の中を変える瞬間を一緒に創り上げたい」「働くことに本気で向き合いたい」という方に、Sansanの長期インターンシップを強く勧めたいです。

企業のインターンシップにおいて、新規事業立案など頭を動かしてアイデアを練る機会が与えられることはあっても、実際のプロダクトやサービスに関わり、ユーザーに価値を届けることにまで体を動かして、形にしていくことを経験できる機会は、そうそうあるものではありません。

Sansanで働く社員の方、一人一人が事業成長を加速させています。プロダクトの価値をどうすれば最大化できるのか、どうすればもっと多くのユーザーに価値を届けることができるのか、それを誰もが考えながら、自身の仕事に臨んでいます。

地道なことを愚直にやり続け、試行錯誤を繰り返していく中で、私は働くことの本質に触れることができたと思います。目の前のことに本気で向き合い、成長を果たしたいと考えている学生に、Sansanの長期インターンシップはぴったりだと思います。

いかがでしたでしょうか。これから長期インターンシップ先を検討している学生の皆さんにとって、今回の記事が参考になれば幸いです。

今回の長期インターンシップは、Sansanにとって初めての試みとなりましたが、得られるものは多かったと感じています。今回、参加した6名の学生に引き続いて、第2期生、第3期生の募集が実現できるよう尽力します!

text: 人事部 河野淳平、山村真生
2017/12/21

【R&D beans】Sansan Kaggler事情

こんにちは! DSOCの大木です。

最近、社内のレイアウト変更があり、DSOCの占有面積が大きくなりました。広々しているのってきもちいいです! 心なしか効率的に仕事ができている気がします。

さて、SansanのR&DグループにはKaggler(Kaggleに参加している人)が多く、Grandmasterも2名在籍しています(関連記事)。

R&Dメンバーに、最近のKaggle周辺のtopicsを聞いてみたところ、Grandmasterの一人である高際が、しれっとコンペで11位になっていたことが分かりました。

早速上位にランクインした理由を聞いてみましたが、回答は一言「運」とのことでした。

参考になるのかならないのか分かりません。

20171212112126 21eb9348bb15075243f5a4f4cfd30da4f3b6812b - 【R&D beans】Sansan Kaggler事情

高際は京都ラボでの勤務なので、コミュニケーションはもっぱらslackです。

もうちょっと詳しく聞きたいとお願いしてみました。


高 際 :kaggleのお題には、バリエーションがいろいろあって(例えば画像認識、テキスト認識、リコメンデーションみたいな人の行動予測問題など)、得意・不得意もあるんですが、合う・合わないみたいなのもあるんですよね。 特徴量が割と謎で、feature engineeringしにくいほうが、私にとっては上位になりやすい。データの素性が明らかなコンペだと、特徴量職人みたいな人が強い。私は苦手。 食品の売り上げを予測する問題を例に挙げると、「気温、日時等々意味がわかった特徴量が与えられる場合」「測定データX、 測定データY、みたいに値の意味が謎の場合」があったとして、「特徴量が割と謎でfeature engineeringしにくい」というのは後者、「データの素性が明らか」なのが前者。

大 木 :高際さんが得意である後者の場合、XとYが何かを自分で推測するんですか?

高 際 :意味を考えずに、機械にお任せ。何かは分からなくても、統計的に処理できる。統計的な処理=機械学習を、いかにうまく使うかというテクニックの問題になると得意。 実はkaggleに参加したのが2年半ぶりで、前回に出たコンペも今回とデータの感じが似ているんですよね。対象は全く違うけど。

大 木 :前回も今回と同じ11位だったんですね!

高 際 :目立たない程度に上位でちょうどいい。

大 木 :(笑)! 高際さんらしいです!


読んでくださっているKagglerの皆さんには、参考になりましたでしょうか?

社内でKaggle部なるものも内々に発足しているので、また別の機会に紹介したいと思います。

ちなみに、来年、早めのタイミングでまたKaggle関係のイベントの開催を考えています(前回のイベントレポート)。次は、社会人の方にもお越しいただけるかも? 開催が近くなったらお知らせさせていただきますので、ご興味のある方は続報をお待ちくださいませ!

それでは、また!

text: DSOC 大木由香
2017/12/14

「名刺納め祭」が神田明神で開催中です!

こんばんは! 33(mimi)編集部です!

本日、12月13日(水)から12月15日(金)までの3日間、Sansanは「名刺納め祭」を東京・神田明神で開催しています。

編集部は、初日である本日にイベントに参加してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。

東京・神田明神で1年の出会いに感謝する

名刺納め祭の会場は、神田明神です。縁結びの神様であるだいこく様、商売繁盛の神様であるえびす様をまつる、由緒ある神社です。縁結び、商売(ビジネス)と、出会いに感謝するにはぴったりの神社です。

20171213163734 0825c94e8e81815a7de24f4198d9dbb5caae4484 - 「名刺納め祭」が神田明神で開催中です!

天気は快晴。平日の日中にもかかわらず、参拝者の方がたくさんいらっしゃいました。

受付の横には、「護縁箱(ごえんばこ)」が設置されています。御祈祷の時間以外に来場いただいた方は、ここで名刺を納めます。

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護縁箱の横には、名刺読み取り用に個人向け名刺アプリ「Eight」の専用スキャナーが2台設置されています。データ化していない名刺が万が一あっても、ここで納める前にEightに取り込めます。

また、名刺のデータ化を試したことがない方は、ここで手持ちの名刺をデータ化して、その名刺を納めることでイベントに参加することもできます。

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イベント時間内であれば、いつでも名刺を奉納することができます。初日には、1000枚以上! の名刺を奉納いただいた方もいらっしゃったそうです。

御神殿で御祈祷も受けられます!

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1日に1度ですが、神田明神の神職の方に御祈祷していただくことができます。

12月14日(木)、12月15日(金)の御祈祷は、それぞれ12:30から始まります(1回30分)。

もちろん一般の方も参加いただけますので、ぜひ名刺を奉納して1年の出会いに感謝するとともに、御祈祷を受けてみてください。

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初日の御祈祷の様子。1年の出会いに感謝して、名刺を奉納します。

本イベントは、当日受付も可能ですが、こちらから事前申し込みしておくと、お土産と一緒にEightの有料機能が1カ月無料で使用できるプレミアムクーポンがもらえます。

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受付を訪れていただき、名刺を納めていただいた方には、お土産を用意。事前申し込みした方は、さらにEightのプレミアムクーポンがもらえます。

ご来場をお待ちしております!

全3日間の名刺納め祭は、まだ始まったばかりです!

この機にクラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」で名刺を整理して、データ化した名刺を奉納することで、1年の出会いに感謝しましょう!

イベント内容

イベント期間中は、どなたでも名刺をお持ちいただければ、名刺を奉納することができます(※)。

また、会場には個人向け名刺アプリEightの専用スキャナーを設置していますので、ご持参いただいた名刺をその場でデジタル化することもできます。

神田明神の神職様による祈祷も一日一度行います。名刺納め祭のWebサイトから事前申し込みをいただいた方には、個人向けアプリ「Eight」の有料機能が使えるようになるプレミアムクーポンをプレゼントします。

※一般参加者が持参した名刺は、廃棄委託書にもとづきSansanが専門業者SRI社に委託し安全な環境で廃棄処分いたします。

日時

2017年12月13日(水)〜12月15日(金) 9:00 〜 16:00 
※12月13日(水)のみ13:00 〜 16:00

祈祷時間

12月13日(水):13:00〜13:30 
12月14日(木):12:30〜13:00 
12月15日(金):12:30〜13:00 
※祈祷への途中参加は不可

会場

神田明神 
住所:東京都千代田区外神田2丁目16-2 
http://www.kandamyoujin.or.jp

アクセス

中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分 
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分 
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分 
http://www.kandamyoujin.or.jp/access

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text: 33(mimi)編集部 photo: 山平敦史
2017/12/13

京都で開催された「ICDAR2017」に参加してきました

DSOC R&Dグループの小林幸司です。実は、京都には「Sansan京都ラボ」という開発拠点があり、私はそこで研究開発を行っています。

Sansanは、先日に日本で開催された国際会議「ICDAR2017」にスポンサーとして参加しました。今回のICDARは、京都開催だったこともあり、この機を逃してはいけないと講演をフルタイムで聴講し、Sansanのブース出展も担当しました。

今回は、当日の様子などを記事にして紹介したいと思います。

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ICDARについて

ICDAR(International Conference on Document Analysis and Recognition)は、隔年で開催される文字認識やドキュメント解析の国際会議です。この分野の研究者が集う学会としては、おそらく最大規模であり、講演内容などの質も非常に高いです。今回は、約500名が参加したそうです。

ドキュメント解析というと、光学文字認識(OCR)技術としてひとくくりにされがちですが、そこで使われている技術は多種多様です。ICDARは、Page Segmentation、Layout Analysis、Character Recognition、Binarizationなど、これらのさまざまな領域を全て網羅しています。また、そのターゲットについては、カメラ、手書き文章から古代文章まで、何でもありです。さまざまな技術や領域が横断的に取り上げるセッションは、どれもためになるものばかりです。

今回は、本開催前のプレイベントも含めて、11月9日から11月16日まで開催されました。開催時期に寒さがちょうど強くなったおかげで、京都は例年以上に紅葉が早く、海外からの参加者にとっては最高のロケーションでの開催となったと思います。

ちなみに、2019年に予定されている次回の開催地は、シドニー。その次は、おそらくスイスになるかと思います。参加者が「学会以外も楽しむぞ」と思っていることが伝わってきます。

聴講の感想

ワークショップやチュートリアルが行われるプレイベントが計4日間、ICDARとしてメインカンファレンスが3日間開催されました。プレイベントも盛況で、その内容は多岐にわたっていました。

どれだけ内容が多岐にわたっていたかは、この詰め込まれたTimetableをご覧ください。

DeepLeaningとOCR

一文字を認識するならCNN、文字列をシーケンスで処理するならRNNという手法選択が出来上がっており、その上で性能を上げるためのチューニングを仕上げてきた発表が多かったと感じました。

  • 中国語手書き文字の一文字識別器は、認識率97%オーバー

  • モバイルプラットフォームでCNNを用いた識別器を採用するための工夫

  • page segmentationや文字の二値化にもCNNによる切り出しを用いる

  • アラビア文字等、文字切り出しが難しい問題にはRNN-LSTMで攻める

  • poolingは、細かい構造が消えやすいので嫌う人が多い

    などなど・・・・・・

ディープラーニングの波はとっくに収まっていて、それらをどう使って実用的な性能向上につなげるかが課題になっています。今回は、スマホアプリなどで実績のある開発者の発表も多く、実用的なディープラーニングという視点が重要になっていたように感じました。

ソースコード、モデルの公開

それぞれの発表を聞いていて、非常に目立ったのはソースコードなどの公開でした。「githubのここに今回のソースやモデルを公開していますよー」と発表スライドの最終ページで紹介する発表者が多く、そのURLやQRコードが表示されるとみんな一斉にカメラを向けて、パシャっと写真を撮っている様子が多く見受けられました。

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数年前ならば、ぜひ試したいと思うアイデアであっても実装しなければ性能のほどが分からないというハードルがありましたが、これでとりあえず試してみることができるようになり、ハードルがいい意味で明らかに下がりました。これは、今回のICDAR2017で最も印象に残った場面でした。

チュートリアルのプレゼン資料やデモプログラムなども公開されているものが多く、勉強したい方には非常にためになるものがそろっているのでお勧めです。特に、word spottingという単語画像探索のチュートリアルである「Word Spotting: From Bag-of-Features to Deep Learning」は、その技術進化の説明だけでなく、一般的なディープラーニングの解説としても秀逸な講義でした。

Competition

毎回、結構な数のコンペが開催されています。この一覧を見ることで、いま研究者たちは何を解決したがっているのかを知ることができます。また、ここへのアプローチから今の研究が見えてきます。二値化やアラビア文字など毎回おなじみのものもあれば、スマホ撮影の動画からの文字認識という、いまでこそ需要がありそうな課題もありました。私もここで良い成績を出せるような開発がしたいです。かなり触発されました。

日本における文字認識技術開発

ICDARは、国際学会なのですが、開催地が京都とあって、たくさんの日本人が参加することを期待していたようです。しかし、参加した日本人は少なく、私には残念に思えました。一方で、中国からの参加者が非常に多かったのが印象的でした。これは中国語の手書き文字データベースが提供されているために、文字認識技術で課題となり続けている多クラス識別の実質的なベンチマークとなっていることが、大きく寄与しているように思います。少なくとも日本は、この分野で先導的な役目を果たしているとは言えなくなっています。

「データがあれば研究したい」という需要はあるのだから、ここに寄与できるようなデータの提供をSansanができれば、日本人研究者に刺激を与えられるんじゃないかと、今後に向けたひそかな野望を抱きました。

ブース

興味深い内容が多く、聴講することばかりに気を取られていたこともあり、最初に東京から送られてきた大量の荷物を見たときには、しばしがくぜんとしましたが、何とか設置を完了することができました。

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私としては、特に日本人の学生へアピールしたかったのですが、参加人数自体が非常に少なかったこともあり、つたない英語ながら海外の研究者に一生懸命説明をしました。EightのSNS的な要素やSansanの使用感など、意外とアプリ寄りの関心が強く、もっとデモを用意していけば良かったと思いました。

このブースは、ポスターセッション会場の一角に構えました。今回は、ポスターだけでもざっと100以上が展示されており、たいへん盛況でした。また、開催期間中は常時飲食物が提供されており、大変人気がありました。そこで、私は日本製のドーナツがいかに世界レベルであったかを思い知らされました。

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たくさんの刺激を受けました

これまで参加した学会と比較しても、全体的に最も質が高かったと感じました。このような学会が、家から電車で通える場所で開催されたことは、とてつもなくラッキーだったと思えるほどに、ICDAR2017への参加は勉強になり、刺激を受けました。

次回は、スポンサー側や聴講する側の立場として参加するだけでなく、発表やコンペに参加して、ここで実のある成果を見せられるようになろうと強く思いました。

text: DSOC 小林幸司
2017/12/12

「いいものを作っています」と胸を張って言えます

こんにちは。人事部のびんです。

今回は、このブログとしては初めてとなるエンジニア職で活躍する中途入社社員のインタビューです!

Eight事業部でモバイルアプリ開発を担当する、坂本和大。2015年に中途入社してから、面倒見の良さと開発に対する誠実な姿勢で周囲からも頼られる存在として活躍しています。また、このブログでインタビューを行った新卒入社のエンジニア、福尾の上司でもあります。

Sansan入社前に数々のアプリケーション開発に携わってきた坂本は、とある思いをきっかけにSansanという会社に興味を抱き、代表の寺田の一言に覚悟を感じて入社を決めたといいます。

そんな坂本がどのような考えでSansanへ転職を決め、エンジニアとしてどのようなモノづくりに関わっていきたいのか、話を聞いてみました。

プロフィール

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入社前

サービスが世の中に浸透していく過程を見たかった

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Eightのモバイルアプリケーション開発において、チームを引っ張る存在の坂本の話は、部署が異なる私にとっても興味深いものでした。

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

坂本和大です。大学卒業後にKLab株式会社に入社し、ソーシャルゲームのサーバーサイドのプログラミングなどを担当していました。3年ほど務めた後は実弟と二人で独立し、ゲームや写真管理のアプリを作っていました。その後、2年ほどそういった生活を続け、2015年4月にSansanに中途入社しました。現在は、エンジニアとしてEight事業部に所属し、EightのiOSアプリ開発などを担当しています。

ゲーム会社に勤務、その後は独立するなど、Sansanに入社するまでにいろいろな経験を積まれていますが、転職するまでの経緯を詳しく教えてもらえますか?

もともとプロダクト作りが好きだったので、基本的にはプロダクトを作る仕事にずっと携わっていたいと思っていました。KLabに勤めていた頃は、ソーシャルゲームアプリの開発をしていました。プロダクトを作るという意味では楽しかったのですが、開発したものを使ってもらうことで、世の中がもっと便利になる、良くなる、そんなアプリを作りたいと思って、退職を決断しました。

その後、いったん独立し、オリジナルのアプリを開発していました。最初は、自由にプロダクトを開発できる環境に満足していましたが、2年間ほど開発を続けたものの、残念ながら思っていたほどの利益を出すことができず、開発したプロダクトの規模も大きくすることができませんでした。そんなとき、世の中により大きな影響を与えるようなプロダクト開発に携わりたいと思うようになり、転職を考えるようになりました。

数ある会社の中からSansanを選んだのはなぜですか?

当時は、世の中に対して影響力があるような大きなプロダクトの開発に携われそうな会社で働こうと思って、転職先を探していました。ただし、すでに世の中で当たり前のように使われている、例えばFacebookのようなサービスのアプリ開発に携わっても、そのサービス自体が大きく変わることも、自分自身に大きな変化が起きることも見込めないと思って、そういった会社やサービスは、最初から候補には入れていませんでした。

探していたのは、認知度は低くても、これからの可能性を秘めたサービス、アプリをすでに出している会社です。そういったサービスのアプリ開発に携わることで、1つのサービスが世の中に浸透していく、新しい当たり前が生まれていく過程を経験できると思ったからです。そんなときに出合ったのが、Sansanという会社の「Eight」というサービスだったんです。

真っ向から勝負している姿勢に好感を持ちました

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開発することだけにいそしむのではなく、開発したプロダクトの社会に対する影響をいつも真剣に考えている坂本。その姿勢をとても誇らしく思います。

他にも候補となる転職先があったと思いますが、Sansanに決めた理由は?

代表の寺田さんとの面接で聞いた言葉が決め手でした。面談した当時のEightには、今のようなさまざまな機能はなく、シンプルに名刺を管理するアプリでしたが、「数年のうちにビジネスにおけるSNSとして展開する」と言われたんです。

一般的にSNSのようなサービスを1から作ろうした場合、まず課題となるのがユーザー数の確保です。その点、当時のEightのユーザー数はすでに100万人ほどになっていましたし、ユーザーはビジネス利用を目的として活用しています。それだけのユーザー数を抱えているEightであれば、確かにビジネスにおけるSNSと展開していくことは可能だと思いました。何よりも開発者として、そんな重要なタイミングで開発に携われる機会は、そう巡ってくるものではありません。この話を聞いた瞬間に、「Sansanでなら自分の力を発揮できるかも」と思いました。

それに、その面接のときに「失敗に終わったらどうしますか?」と寺田さんに尋ねたら、「試しに1年間やってみて、うまくいけば突き進むし、発展しなかったらやめる」とはっきりと断言したんです。世の中には失敗しても割り切れずにダラダラと続けている会社もある中で、新しいことに真っ向から勝負しているところにも信頼を覚えました。

入社後から現在まで

価値あるものを作っていることを実感

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より良いサービスを作るため、ハイスペックな開発環境を用意。最近は、エンジニア職のメンバーのデスクにはiMacが順次導入されています。

今はどんな業務を担当していますか?

Eight事業部Mobile App Groupに所属して、iOSのアプリ開発を担当しながら、チームのスクラムマスターも兼任しています。開発担当者として、実際に自分でコードを書くなどの実務だけでなく、プランナーと一緒に新規企画を考えたり、現場のチームをマネジメントしたりもしています。

また、もともとEight事業部ではスクラム開発という手法を採っていて、アプリを開発する各チームは2週間という決められた期間の中でPDCAを回しながら開発に取り組んでいます。そこで、私は兼任しているスクラムマスターという立場からスクラムがうまく回るように各チームをまとめ、補助しています。

今までのキャリアと異なるものを開発するようになって、何か思考に変化はありましたか?

ユーザーの体験をより魅力的なものにする、プロダクトの品質を高めることを考える、という意味では、どの職場でもやりがいを感じていましたし、仕事をする上でのスタンスも変わっていません。ただEightという、社会的な影響力や価値を持つプロダクトを作っている今の方が、自分の仕事にプライドを感じる機会は多いです。同様に、他の開発メンバーたちもEightというサービスにプライドを持って、開発に臨んでいると思います。

また、Eightというサービスで「ビジネスの在り方を変えたい」と本気で思っている人も多いと思います。売り上げや目標となる数字を目指すことはもちろん必要ですが、その一方でサービスの在り方もちゃんと考えていて、私自身も周りのメンバーたちからいい影響を受けています。

Eightを開発する面白さはどんなところにありますか?

ゲーム業界の場合、新しいものが次々とリリースされ、消化されていきます。新しいアプリが作られたたとしても、2〜3年後にはそのアプリがなくなってしまうことが多いので、長い期間使われることを想定してプログラムを書くようなことは少ないです。一方で、Eightを開発する現在は、プロダクトが5年、10 年先も世の中で使われていることを前提にして、プログラムを書いています。

同じプログラムを書くということにしても、使われる期間の長さによって、設計やコードの書き方は変わってきますし、長く使われるコードを書くためには高い技術力が求められます。長期的なメンテナンスに耐え得るコードを書くことを要求されている環境は、開発者としては面白いと感じますし、そこにやりがいも感じますね。

これまでで困難だったことはありますか?

「フィード」機能やEightをインストールしたスマートフォン同士で、実際に紙の名刺を交換しないで、Eightを通して名刺を交換できる機能などの開発は、非常にチャレンジングでした。開発当初に想定していた送受信手段はBluetoothだけでしたが、一部の機種が対応していなかったこともあり、「超音波も手段として使えるかもしれない」というアイデアがチーム内から出てきたりして、何メートルだったらスマートフォンが反応するか実際に試したりと、あれこれ考えているときは大変でしたが、楽しい時間でした。

入社して2〜3年が経ちましたが、Eightに進化を感じていますか?

はい。先ほど話した名刺交換の機能だけでなく、入社してからはEightの「フィード」「プロフィール」などの新しい機能の開発に携わってきました。数年前に事業部が描いていた機能やビジョンを実現しながら、サービスとして着実に進化していると感じています。

仕事にやりがいを感じるのは、どんなときですか?

やはりエンジニアですので、何か新しい機能を作るときですね。作り方がパッと思い浮かんでしまうような簡単な作業よりも、全体像がなかなか掴めないような難しい作業に取り組んでいる時の方が楽しいです。思考回路をぐるぐると頭の中で巡らせながら、どうあるべきかを考えているときが一番だと思います。

エンジニアにとって幸せで働きやすい環境があります

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坂本が共著者として執筆した『モバイルアプリ開発エキスパート養成読本』(技術評論社)。

最近は外部の方もいらっしゃる勉強会などを積極的に開催したり、勉強会に参加したりしている印象ですが、どんな成果がありますか?

「RxSwift」という、まだ世の中に出たばかりで情報が少ないiOSの開発技術技術について勉強会を3回くらい開催しました。勉強会には、いろいろな企業の方々に参加いただき、技術について深く学べただけでなく、新しいコミュニティーもそこで作ることができました。

自身で勉強会を企画されたんでしょうか。

はい。RxSwiftの勉強会もそうですが、新しいことを企画して「やってみましょう」と事業部長に提案すれば、「じゃあ、やってみよう」とほとんどの場合快諾してくれて、応援してくれます。そういった環境は、エンジニアにとって幸せだと思います。

長いスパンで会社の成長を考えて、そういった活動を認めてくれたり、支援してくれたりしているんだと思います。 私たちエンジニアが、勉強会やそれ以外の活動を通してセルフブランディングをすることで、結果として会社の技術ブランディングにつながるという考えがあり、もともとEight事業部の事業部長がエンジニアだったこともあってか、エンジニアのことをよく理解してくれますし、支援や後押しをしてくれます。

勉強会がきっかけで本を執筆されたと聞きましたが、どういった経緯で書くことになったんですか?

RxSwiftの勉強会をSansanで主催したことがきっかけとなり、出版社の方に声を掛けていただいて、専門書の共著者として執筆に参加しました。こういった出版物の執筆に参加することもそうですが、エンジニア同士が意見やアイデアを言い合える環境も整っていると思います。これからもこの幸せな環境をうまく活用していきたいと思います。

今後のビジョン

当たり前に使われているようなアプリを目指して

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将来、ビジネスパーソンが当たり前に使うサービスを目指して! 坂本の挑戦はまだまだ続きます。

将来に向けて、どんなキャリアを描いていますか?

開発の現場で、自分でコードを書きながらもチームのマネジメントなども担当している、今のポジションが好きなので、規模が大きくなり続けても、マネジメントだけを仕事にするのではなく、同じポジションでありたいと思っています。

Eightの開発にはどんなエンジニアが向いていますか?

これからもっと使われるようなサービスを目指しているので、長期的な視点から物事に取り組める人でしょうね。今以上に価値がある機能を開発しながら、Eightをビジネスにおいて必要不可欠なサービスにしていくことに面白みを感じられる人が向いていると思います。後は、プロダクトがどうあるべきかを冷静に考えられる人。そして、プロダクトに何か違和感を感じた時に品質を意識して立ち止まって考えられる人、最後まで対処できる責任感と粘り強さのある人に、ぜひ仲間に入ってほしいです。

結構ハードルが高いですね(笑)。

そうですね。プロダクトの品質を長期間保ち続けるには、高いプロ意識が必要ですから!

最後に、これからのEightについてどんな考えを持っていますか?

将来、ビジネスパーソンが当たり前のように使っているアプリにしたいです。でも、そのためには今以上に使いやすさを追求しなくてはいけません。すでに展開されている機能をより使いやすいものにして、ブラッシュアップし続けることが、直近の課題ですね。

Eightは、まだまだ可能性を秘めています。どこまで進化させられるのか、私も今後が楽しみです!

インタビュー後記

Sansanに入社する前から数々の開発を手掛けてきた経験を持っている坂本だからこそ語れるような話をたくさん聞くことができました。ただプロダクトを開発することだけを目的にしているのではなく、その先にあるユーザーの体験や社会への影響やインパクトを考え、そこに仕事のやりがいを感じながら働いているのだと思いました。

同じ職場ではあるものの、仕事上で接する機会は限られており、こうやって改めて話を聞く機会があったことで、頼もしいエンジニアがSansanにいることを改めて知ることができました。

そんな坂本が開発を担当している、名刺アプリ「Eight」は先日にインドでの展開をスタートしました。サービスが世界へと広がっていく中で、Eightの開発を担う存在である坂本の活躍をこれからも期待していきたいです!

interview & text: 人事部 伊東敏(びん) text: 長谷部美佐 photo: 馬場健太
2017/12/11

【R&D beans】「Advent Calendar 2017」やってます☆

こんにちは! DSOCの大木です。すっかり年末ですね。弊社にも恒例のクリスマスツリーが出現しました。

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クリスマスと言って連想されるものといえば、一般的には「イルミネーション」「ツリーやリース」「チキンとケーキ」「恋人がサンタクロース」などと思いますが、Geekな皆さんにとっては、もちろん「Advent Calendar」ですよね!!

Sansanもやってます! Sansan Advent Calendar 2017 !

これまでは非公式にひっそりと行われていたらしいのですが、今年は告知しちゃいます。取りまとめは、R&Dグループの末っ子、Tech道でもおなじみの高橋寛治です。

興味深い記事が満載、毎日楽しめる! はずですので、12月25日までお付き合いくださいませ!

私は18日に、以前から心の内に秘めていた「エンジニアの方に伝えたいこと」を告白します。ぜひ読んでみてください!

text: DSOC 大木由香
2017/12/06

年に1度のリクルートイベント「Sansan Recruit Event~未来を待つのか、未来を創るのか~」

こんにちは。人事部のびんです。

Sansan株式会社は、2019年卒業予定の学生を対象にしたリクルートイベント「Sansan Recruit Event~未来を待つのか、未来を創るのか~」を12月2日(土)に開催しました。今回は、イベントの模様を写真とともにレポートしたいと思います。

今年の会場は「恵比寿ガーデンホール」。総勢300名を超える学生の方々に参加いただきました!

20171205162610 547af997b053e411e8a0d8e2b9f288642d05d477 - 年に1度のリクルートイベント「Sansan Recruit Event~未来を待つのか、未来を創るのか~」

講演会場の入り口前には、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」で取り込まれた名刺枚数に応じて木を植えるプロジェクト「Scan for Trees」の展示ブースを設置しました。

20171205162652 1257cd1aac8f03dc08a2e9e8633739c95c8e24ca - 年に1度のリクルートイベント「Sansan Recruit Event~未来を待つのか、未来を創るのか~」

受付やエントランスなどは、東京本社の多目的スペース「Garden」など本社オフィスの緑化をプロデュースいただいている「そら植物園」さんに協力いただき、植物で空間を装飾しました。

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来場者には、会社概要のほか、Sansanのノベルティ「やさいのたね」、オリジナルのエコカイロなどを配布しました。

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Sansanからは代表の寺田のほか、4名の社員が登壇しました。

イベント冒頭には、Google日本法人の元代表取締役社長である辻野晃一郎さんをお招きして、特別講演「出る杭は伸ばせ! なぜ日本からGoogleは生まれないのか?」を行っていただきました。

特別講演の後は、寺田が基調講演を行いました。今回のテーマは、「未来を創造する」。Sansanがもたらす新たな価値を「出会い」という切り口から紹介しました。

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人事部部長の大間祐太が続いて登壇し、キャリアの話を中心に就職活動を行う学生に向けてメッセージを送りました。

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続いて、Sansan事業部マーケティング部に所属する松尾佳亮が、大間からバトンを受けて登壇。Sansanのマーケティングについての話を中心にしながら、総合職全般の働き方についても説明をしました。

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このブログで連載も担当している、Data Strategy & Operation Center(DSOC)R&Dグループに研究員として所属する高橋寛治も登壇。Sansanが保有する名刺データのユニークさ、DSOCに所属する研究員の紹介など、17年新卒で研究開発職として入社した彼の目線から、Sansanで働くことのやりがいや面白さについての話をしました。

20171205163330 ce35001cc37ac205e9d2d33aa09e2cd3aacf71a7 - 年に1度のリクルートイベント「Sansan Recruit Event~未来を待つのか、未来を創るのか~」

最後に登壇したのが、Sansan事業部プロダクト開発部の部長である藤倉成太です。米国のシリコンバレーで就労した経験を持つ彼からは、Sansanの開発環境や世界で戦えるプロダクト開発の在り方について、来場した学生の方々に向けて熱く語りました。

20171205163418 c3a2c7808d8d0bd0d829faf8eefae598a6aa279e - 年に1度のリクルートイベント「Sansan Recruit Event~未来を待つのか、未来を創るのか~」

ゲスト講演からはじまり、約2時間にわたるイベントとなりましたが、Sansanが目指す世界観やプロダクトへ対する想いが、ご来場いただいた学生の皆さんへ伝わったなら幸いです。

今後も、学生の皆さんへ価値あるものが届けられるようなイベントや取り組みを企画して、情報発信を続けていきます。

最後に、当日に撮影したその他の写真も掲載します。ご来場いただけなかった方にも、当日の雰囲気が少しでも伝わればうれしいです。

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ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

text: 人事部 伊東敏(びん) photo: 山平敦史
2017/12/05

植樹に行ってきました!!

こんにちは! Sansan事業部セールスディベロップメント(SD)部(インサイドセールス部門)の杉本です。

9月30日から1泊2日で岩手県宮古市へ植樹をするために行ってきました。

植樹活動はSansanの「Scan for Trees」という取り組みの一環として行っているものです。

Scan for Trees

名刺は紙でできており、紙の原料は木です。「Scan for Trees」は、『Sansan』でデータ化した名刺枚数に応じて植樹が必要な土地に樹を植える、サービスの原点である名刺を通じた取り組みです。

「Scan for Trees」Webサイトより

岩手県宮古市

宮古市は、三陸海岸を代表する都市の一つであり、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台として有名な久慈市と「ふかひれ」の生産量日本一を誇る気仙沼市のちょうど中間くらいに位置しています。「本州最東端のまち」を掲げ、三陸沖の豊かな水産資源の活用や観光に力を入れています。毎年9月中旬ごろに開催されている、宮古港に水揚げされたばかりの新鮮なサンマを自分で焼いて食べることができる「宮古さんまフェスタ」も有名で、「目黒のさんま祭り」でも宮古で捕れたサンマが無料で配られています(2017年は不漁により北海道産で代用)。

工程表

1日目
ビール片手に新幹線で移動。現地では、カレー作り、ボードゲーム、満天の星が広がる夜空を満喫。

2日目
植樹活動のほか、早朝ランニング、BBQ、コースター制作など。ビールとお土産を両手に抱え、新幹線で帰路に就く。社員の家族も同行可能だったので、今回は2組の家族が参加。2名のお子さんも参加してくれて、とても賑やかな植樹となりました♪

1日目

朝は東京駅に集合し、新幹線で盛岡に向かいました。久しぶりのボックスシートに心が躍ります。

朝からビールを片手にそれぞれ自己紹介。どの部署に所属していても、社員は何かしら名刺管理に携わる仕事をしているので、どこかでそれぞれの仕事がつながっています。そんな仕事があったのか・・・「早く言ってよー」と発見があることも。この全社員が一緒になって一つの目的に向かっているような、「7人8脚」感がSansanの魅力の1つです。

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行きの新幹線。ビールを飲みながらの道中は盛り上がりました。

盛岡駅に到着。現地はあいにくの雨でしたが、駅前の超有名店「盛楼閣」で盛岡名物の冷麺をいただきました。もちろん、ここでもビールと日本酒を片手に。私が所属するSD部ADRグループのメンバーはいろいろな料理を注文して、仲良く分け合いながら楽しみました。

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冷麺に入っていた季節のフルーツは梨でした!

お腹を満たした後は、大雨の中、買い出しです。決められた金額内で、ご飯とお酒を買うことは至難の業でした。最小二乗法や微分方程式は全く役に立ちません。場の理論なんて1秒も思いつきません。こういうときに必要なのは、勘と度胸なのだとつくづく感じました。そんな中、私が担当したのは、買ったお米を運ぶ係でした(笑)。

買い出しを済ませた後は盛岡を離れ、バスで宮古市へ向かいます。途中で立ち寄った、道の駅「やまびこ館」では鹿の角やシイタケの粉末など珍しいものが売っていました。

さーて、夕食はみんな大好きカレーライスとハッシュドビーフです。もちろん人参も入れますよー。お残しは許しません!!
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大量のお肉。

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全員で協力しながら、楽しく料理をしました。

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カレー(左)とハッシュドビーフ(右)!

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カレーとハッシュドビーフを一皿に! 贅沢!

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参加者みんなでテーブルを囲んで、団らんタイムです。

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勝つためにみんな我を忘れて真ん中に群がっています。

その後は各々で星を眺めたり、さらに飲んだり・・・と、まったりとした時間を過ごしました。

あくまでも翌日の植樹活動がメイン! なので、お酒はほどほどにして消灯です。

おやすみなさいzzz。

2日目

昨日の雨から一転、「本日は晴天なり」。まさに植樹日和という天気になりました。

朝は、所属するグループでジムインストラクターと呼ばれているメンバーと二人で早朝ランニングをしました。とても気持ちが良かったです。

朝食の料理を担当したのは、2名の男性社員。朝から気合いが入っています。
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メニューは、おいしい卵焼きとタコさんウインナー、なめこの味噌汁でした。
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遊び心たっぷりのたこさんウインナーにほっこり。

朝食を食べたら、いよいよ植樹を行うため植栽地に向けて出発です。さようなら、早池峰山荘。

今回の行程で初めての集合写真をパシャっ。
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バスで植栽地へ到着すると、そこにはすでに何百本という苗木が植えられていました。

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植栽地入り口です。15分ほど登ると、我々が今回植樹をする場所に到着です。

レクチャーを受けて、植樹活動が始まりました。最初はぎこちなかったみんなでしたが、徐々にコツをつかんでいきました。

「大きく育つんだぞー」と気持ちを込めて樹を植えていきます。
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参加した社員の子どもも植樹を楽しんでいる様子でした。

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無事に200本の樹を植え終わりました。最初は困難そうに思えても、みんなでやれば達成できるのです。

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植樹したのは10月。ハロウィンということで、かぼちゃのおばけがお出迎え! 持ち上げて記念撮影もしました。

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Sansanのさわやか(?)三人組です。

植樹の後は待ちに待ったBBQです。力仕事の後のご飯はおいしいー♪ サンマで作ったツミレ汁は絶品でした。

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食材はどれも最高においしく、幸せな時間を過ごしました。

BBQを終えて、最後は木でコースターを作ります。
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試行錯誤を重ねながらでしたが、無事にコースターが完成! 水分を多く持った木ほど、焼き印がうまく押せないのだと知りました。
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認定 NPO 法人環境リレーションズ研究所のプロジェクト「Present Tree」を通して、Scan for Treesでは植樹活動を行っています。コースターには、その「Present Tree」の焼き印を押して完成です。

全て予定を終えて、お土産とたくさんの思い出と共に新幹線で東京へ帰ります。無事に家に着くまでが植樹です。
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普段は別の部署やフロアで、自分とは異なる業務をしている人たちと一緒になって、料理を作り、盃を交わし、樹を植え、未来を語る。とても貴重な体験が出来ました。

数十年後に植えた樹が大きく育ち、美しい森になることを心から願っています。そして、その頃にはSansanも大きく成長し、多くの企業様の中でしっかりと根を張り、「ビジネスのインフラ」になっている。そんな未来を実現させます!

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text: Sansan事業部セールスディベロップメント部 杉本晃
2017/11/29

【R&D beans】第10回 サシランチ企画「ファッションを数式化する」

こんにちは! DSOCの大木です。

先日、東京国立博物館で開催されていた「運慶展」に行きました。学生時代に同美術館でアルバイトをしていたのですが、その頃に開催されていた仏像展を見て以来、わりと仏像好きなのです。制咜迦童子(せいたかどうじ )のお顔に加工されたネームはんこをお土産に購入したので、署名の代わりに積極的に社内で使っていきたいと思います!

では、今回もサシランチ始まるよ!

今回のゲスト

ゲスト:DSOC R&Dグループ 西田貴紀(にっし)
入社歴:5カ月
エニアグラム:タイプ5「知識を得て観察する人」、タイプ3「成功を追い求める人」
ストレングスファインダー:学習欲、個別化、分析思考、最上思考、着想
大木CHECK:隣の席である、わたしのチェアを最近荷物置きに使っている

お店:freehand AOYAMA
ごはん:海南チキンライス(西田) 、ガパオライス(大木)


 

大 木 :にっしにはブログを書いてもらっているから、サシランチで何を話してもらうか迷うね。最近、何かトピックスはありますか?

西 田 :この指輪を買いました。下北の古着屋で。

大 木 :見せて。あ、思ったより軽い。手を洗うとき指輪は外す?

西 田 :外さないです。水に濡れても大丈夫なやつしか買わない。

大 木 :これも平気なの?

西 田 :店員さんに3回くらい平気か聞きました(笑)。シルバーじゃないからそもそもさびないらしい。真鍮(しんちゅう)でもなさそうだし、ステンレスなのかな。

大 木 :軽いし軟らかいね。

西 田 :それは、内側のところが布で、全部が金属じゃないんで。

大 木 :そういうことか。

西 田 :デザインが特殊すぎて、この間は会議中にいきなり「西田、その指どうしたの?」って言われて会議を中断されたことがありました(笑)。

IMG 2285 1 1 - 【R&D beans】第10回 サシランチ企画「ファッションを数式化する」

視線独占! 会議中断必須の指輪はこちら!

大 木 :業務ではどんなことをしているんですか?

西 田 :言えないことも多いんですが、共同研究周りのこととか。最近は人事部とも絡んでいて、ライトなことで言うと、Sansan社員のストレングスファインダーの結果についてクラスタリングとかやりました。

大 木 :具体的にはどういうことですか?

西 田 :上位5つの資質がどのくらい似ているかとか、強み自体で一緒に現れやすいものなどでのクラスタリングです。例えば、「社交性」と「コミュニケーション」と「活発性」は同じ人に重なって出やすかったりします。三橋さん(人事部のコーチ)のコーチングなどで使ってもらえると思います。

大 木 :なるほど。

西 田 :後は業務ではないんですが、100BANCHの関連で「Computational Creativity 〜新しいクリエイティビティの探求〜」っていうイベントがちょっと前にありました。

大 木 :そうなんだ。どんなことやったんですか?

西 田 :人間と機械が協働して新しいクリエイティビティーを生み出せないか? というのテーマで話をしました。僕らの主張としては「本当のコンピューターはまだできていない」ということなんです。

大 木 :僕らというのは?

西 田 :石川善樹先生が率いるチームです。100年先の100個のプロジェクトを考える、というのが100BANCHなんですが、じゃあこれまでの100年で一番の発明って何かと考えた時に、コンピューターだろうと。コンピューターって、comが「共に」、puteはラテン語が語源で「考える」「判断する」という意味なんです。では今、人間と機械が一緒になって考えられているかというとまだ実現していないんじゃないかと。

大 木 :へー!

西 田 :人間は複雑なものを捉えるのがうまいですけど、一方で機械は多くのデータに対して単純な処理をすることが得意です。そのお互いの強みを掛け合わせた形には、まだなってないんじゃないかと思ったんです。

大 木 :まだ最大値が引き出せてない、進化の途中だということですね。

西 田 :そうです。そこがクリアできた時に、本当のクリエイティビティー、つまり、これまでにない新しいものを生み出すことができるんじゃないかというのが主張ですね。そこを起点として、「食」と「ファッション」にスポットを当てて、発表しました。

大 木 :どんな研究なんですか?

西 田 :「食」の方は、すでにフードペアリング理論というのがあるんですが、簡単にいうと、風味化合物といって、食べ物にはそれぞれ香りがあるんですけど、その食べ物同士の香りが似ていると美味しいと感じるという理論です。実際に西洋では香りが近い組み合わせが美味しいと認識されやすいんですが、東洋ではそうでもないことが分かっているので、東洋で好まれる組み合わせを探すこととか、フードペアリング理論にのっとった上で、これまでに発見されていない組み合わせを研究しています。外国人としては、最年少でフランス・ミシュランの星を獲得された松嶋啓介シェフに僕らのアルゴリズムで提案した新しい料理を作ってもらって、実際に食べてみるというイベントを何度かやったりしました。

大 木 :どんな料理が出たんですか?

西 田 :例えば、生ハムイチゴです。生ハムメロンに変わる組み合わせを科学的に探した結果、生ハムイチゴだったんです。

大 木 :イチゴかぁ。生ハム大根もいけそうじゃない? カラスミ大根もあるし。

西 田 :うーん、理論的にはフルーツが合うらしいです。イベントでは、生ハムグレープフルーツや生ハムミカンも提供して、評判が良かったのは生ハムミカンでした。あとは、コーヒーとビールを一緒に飲むっていうのもありました。コーヒー1とビール4を混ぜて飲むと地ビールっぽい感じになるんです。

大 木 :それは何となくイメージがつきますね。

西 田 :僕は、お酒は得意じゃないですけど、飲みやすかったです。

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今回のランチはこんな感じでした! お代わりできるドリンクと大きなボウルに入ったサラダも付きます。

大 木 :にっしは登壇したの?

西 田 :しましたよ。記事も上がっています。講演を見ていた企業から登壇依頼ももらいました。

大 木 :すごいね。どんな話をしたの?

西 田 :「食」にはフードペアリング理論がありますけど、「ファッション」には同じような理論がまだないんです。「食」の「おいしい」に値するものは「ファッション」だと「オシャレ」や「かっこよさ」になるんですけど、それをどう定義していくかという話をしました。

大 木 :なるほど。それってある程度普遍的じゃないとダメなんですよね?

西 田 :ダメですね。ただ、ファッションって好みのスタイルが違うと、同じものに対する価値観が違うじゃないですか。だから、一律とか絶対的とかいうアウトプットにはしたくないなと思っていて。それぞれのアイデンティティー(価値観)によってかっこよさが違うっていうことを前提において、研究を始めています。具体的には、スタイルのクラスタを作るところから始めて、そのクラスタの中で判定するという感じです。ここが僕の力を入れたい部分です。クラスタができれば、その後は配色とかシルエットとかになるんですが、そこは理論がすでにあると思うので、それを掛け合わせて可視化できるよう点数を付けようと思っています。そこに、さらにノベルティーというか目新しさのあるアイテムを合わせることで加点しようと思っています。そこで「はずし」とか「抜け感」を見れるんじゃないかと思うので。

大 木 :なるほど。じゃあ、例えばだけど、現在トラッドと言われるコーディネートがあるとして、それがそのままかっこいい、目新しい時代があったわけじゃないですか。でも、それを今やったら「はずし」になったりする。そういうことが起こると、普遍ではなく変化していってしまうことになると思うんだけど。

西 田 :そうですね。それは「データとして相対的なものとして捉える」という方法でやろうかなと思っています。そうなったら、そこは回避できたりしないですか?

大 木 :あーごめん。すんなり入ってこなくて一瞬で判断できない。

西 田 :つまり、昔はそのスタイルがあったけれど、今はそのスタイルがほとんど使われてない、となったときは、過去には一般的だったそのスタイルで、今となっては逆に自己のオリジナリティーを主張でき「目新しさ」があるので、オシャレと定義していいと思うんです。

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大 木 :なるほど。トレンドという目線が含まれることで解決できるんですね。「オリジナリティー」とか「目新しさ」ってワードが出てきましたけど、奇抜であればあるほど点数が高くなってしまったりしないの?

西 田 :「奇抜さ」だけだと、点数を低くしようと思っています。他の要素とかみ合ってバランスが取れていることで、初めて点数が高くなる仕組みです。下駄を履いて、アフリカの民族衣装を着て、シャツ合わせるとか、そういう奇抜なだけの組み合わせではスタイルとして良くないと判断する感じです。

大 木 :その「スタイルとして良くないという判断」はどうやってやるんですか?

西 田 :それはまだ仕組み化できてないんですが、IラインなのかVラインなのかというシルエットや配色が理論にのっとっている上で、それでも目新しいんだとしたら、それはファッションとして成立しているのかなと思います。

大 木 :それは「シルエット」とか「配色」とかが、すでに出尽くしているという前提ってこと?

西 田 :新しいスタイルを見つけられるかもしれないことが、数式化することの意味かなと思いますね。既存の理論にそぐわないけれど、かっこいいものが出てきたら、理論をアップデートできる。つまり、「例外にこそ本質がある」と考えます。例外を説明することができれば、より理解を深められる。

大 木 :その「かっこいい」ということを判断する必要が出てくると思うんだけど、それはどうやったら可能になるのかな?

西 田 :そこには人間の判断が必要になってきますね。

大 木 :どういう人が判断するんだろう? 「かっこいい」の基準には、個人差がありそうだよね。

西 田 :そこでクラスタが効いてくるんですよ。同じクラスタの人が「かっこいい」と判断すれば「アリ」ということになります。

大 木 :そうなると、仲間内での判断になって、普遍性とは離れてしまわない?

西 田 :あるファッションをどのクラスタの人が見ているかっていうことです。Aのクラスタの人から見ると点数が高くても、Bのクラスタの人から見ると低いとか。それによって、自分がどのクラスタだと一番かっこいいのかっていうことが分かる。つまり、自分のアイデンティティーが見えるんじゃないかと考えています。

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大 木 :服が好きな人ってたくさんいますよね。その中で、本当のファッション愛好者ってなると、そのパイってかなり減るんじゃないかと思うんです。今の話って、対象が主に20〜30代くらいの上級者に絞られそうだなって。ターゲットが狭くて、ちょっともったいない気もします。例えばですけど、骨格って、人種や国によって結構特徴が分かれるじゃないですか。その骨格に対してアプローチしていったら、対象が「世界」になり得るなって思ったんですけど。

西 田 :ああ。

大 木 :ジャストアイデアで恐縮ですけど、そういうものがあれば、日本のブランドが海外進出する時に使えるんじゃないかと。

西 田 :各都市の店舗ごとにカスタマイズするんですね。

大 木 :そう! 同じ商品でも、その都市の人たちがかっこよく着こなせるフォルムに細かく調整して店舗に並べられるようになったら、ブランド側も購買者側も嬉しいんじゃないかな。

西 田 :そういうアプローチもありだと思いますね。服をどう着たらおしゃれになるのかという本が、特に女性向けに多く出版されていますよね。書店でファッション誌の横に並んでいたりするので、たまに見てみると、組み合わせのルールなどが書いてあったりします。あれって、体型とか骨格とかによっても変わってくると思うので、そういうデータが取れれば、組み込むのは面白いと思います。

大 木 :この服が好きなんだけど着てみるとなんか似合わない、ということとかありますよね。それでもいいから着るって選択肢もあるとは思うんですけど、自分の骨格や体型に似合う服装を知っていれば、服を選ぶときに便利ですよね。もしかしたら体つきによって相性のいいスタイル、さっきの言葉で言えば、クラスタがあるかもしれないし。

西 田 :まさにそこをどうしようかなと思っていて。確かに体つきによって似合う・似合わないってあるんですけど、僕としては「ブランドが服に込めた思いへの共感」とか「着る人がどうありたいか」っていうことを重視したいんです。今の話でいうと、提案されたものを試して気に入ればそれでいいし、気に入らなければデータの分析を無視して自分のスタイルを貫いてほしい。

大 木 :それだと、やっぱり対象は服がものすごく好き、という人になるんだろうね。

西 田 :それは、そうかもしれないですね。全ての人に興味を持たれるものではないと思ってはいます。でも、基準としてあったらいいなと思います。

大 木 :その人が備えているもの(骨格など)を最も生かす服の形、みたいなものは知れるといいなと思います。よく似た形でも、胸元の空き具合が少し違うだけで、大きく変わることとかあるので。アイテムごとに自分に似合うベースの形を知っているだけで、服を選ぶのがもっと楽しくなるような気がします。

西 田 :それも、どっちが先かっていう問題がありますね。

大 木 :というと?

西 田 :つまり、服が好きで、似合う・似合わないが分かる目があるからこそ、そこまで行けるのかなっていう。

大 木 :あぁ。

西 田 :むしろ、そのレベルで似合う・似合わないで服を試しているってことは相当ファッション楽しんでいるんで、そういう人には必要ないかもしれません。笑

大 木 :なるほどー。

西 田 :体型に合う・合わないから、ファッションを選んでいく人もいれば、デザインから見ていく人もいますよね。

大 木 :うん。個人に落とすと難しいよね。好みや趣向の問題になっちゃうから。だから、さっき言ったみたいに国とか都市っていう単位を出してみたんだけど。自分じゃなくて、平均値っていう形で見えると、受け入れやすいし、データとしての汎用性が増すかなって。まぁ、にっしはそこを目的にしているわけではないと思うんだけど。

西 田 :そうですね。「個人として」というのが欲求ではあるんです。ファッションって、自己表現だと思っているので、今は服に対してそういう思いを持っていない人にも、そこに気付いてほしいなっていうのが、僕の希望です。

大 木 :志があるんだね。

西 田 :ファッションの企画やってmimi(本ブログ)に記事を載せたいです。

大 木 :それいいね! 社内の人に協力してもらって、クラスタリングして、服やスタイルを提案するとか。

西 田 :データ集めたりするのに3年くらいかかりそうですけど(笑)。

今回のまとめ

よく着ている服:ヨウジヤマモト
属性:巨人ファンのファッショニスタ
こぼれ話:最近Kaggleで一瞬だけ「世界10位の男」になった


 

今回はにっしらしく、ほとんどファッションのお話でした。最後に話していますが、Sansanのメンバーに協力してもらって何かアウトプットを作れればいいなと思います! おたのしみに!

text: DSOC 大木由香
2017/11/28
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