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【R&Dアーキテクト通信】第11回 設計レビュー

こんにちは。R&Dの糟谷です。今回は論文発表についてです。R&Dでは新しいAPIやライブラリを作る際には設計レビューを行います。このレビューもそんなに厳格なものではなく、アドバイスと理解が主目的となります。よっぽどのことがない限り、設計を直さないと開発に着手できないということはありません。

アドバイスを聞いて直す直さないは本人の自由。基本的には責任を持つのは本人というようなスタンスでやっています。ただし、無駄にAPIを立ててしまうと、サーバー費用もかさむため、本当にAPIにする必要があるのかといった議論も行われます。設計文書のフォーマットも特になく、割と自由です。

作る目的や、インターフェース仕様やサーバー構成、他のシステムとの連携、アルゴリズムの内容がわかれば大体十分です。UMLは見たことがありません。

設計レビューには最低限、アーキテクトとプルリクエストを見る同じチームの人に参加してもらうようにします(といってもみんな興味があるのか、全員出ていることも多いです)。設計方針を知っていると、ソースコードの理解も早いと思います。