2017年11月の記事一覧

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植樹に行ってきました!!

こんにちは! Sansan事業部セールスディベロップメント(SD)部(インサイドセールス部門)の杉本です。

9月30日から1泊2日で岩手県宮古市へ植樹をするために行ってきました。

植樹活動はSansanの「Scan for Trees」という取り組みの一環として行っているものです。

Scan for Trees

名刺は紙でできており、紙の原料は木です。「Scan for Trees」は、『Sansan』でデータ化した名刺枚数に応じて植樹が必要な土地に樹を植える、サービスの原点である名刺を通じた取り組みです。

「Scan for Trees」Webサイトより

岩手県宮古市

宮古市は、三陸海岸を代表する都市の一つであり、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台として有名な久慈市と「ふかひれ」の生産量日本一を誇る気仙沼市のちょうど中間くらいに位置しています。「本州最東端のまち」を掲げ、三陸沖の豊かな水産資源の活用や観光に力を入れています。毎年9月中旬ごろに開催されている、宮古港に水揚げされたばかりの新鮮なサンマを自分で焼いて食べることができる「宮古さんまフェスタ」も有名で、「目黒のさんま祭り」でも宮古で捕れたサンマが無料で配られています(2017年は不漁により北海道産で代用)。

工程表

1日目
ビール片手に新幹線で移動。現地では、カレー作り、ボードゲーム、満天の星が広がる夜空を満喫。

2日目
植樹活動のほか、早朝ランニング、BBQ、コースター制作など。ビールとお土産を両手に抱え、新幹線で帰路に就く。社員の家族も同行可能だったので、今回は2組の家族が参加。2名のお子さんも参加してくれて、とても賑やかな植樹となりました♪

1日目

朝は東京駅に集合し、新幹線で盛岡に向かいました。久しぶりのボックスシートに心が躍ります。

朝からビールを片手にそれぞれ自己紹介。どの部署に所属していても、社員は何かしら名刺管理に携わる仕事をしているので、どこかでそれぞれの仕事がつながっています。そんな仕事があったのか・・・「早く言ってよー」と発見があることも。この全社員が一緒になって一つの目的に向かっているような、「7人8脚」感がSansanの魅力の1つです。

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行きの新幹線。ビールを飲みながらの道中は盛り上がりました。

盛岡駅に到着。現地はあいにくの雨でしたが、駅前の超有名店「盛楼閣」で盛岡名物の冷麺をいただきました。もちろん、ここでもビールと日本酒を片手に。私が所属するSD部ADRグループのメンバーはいろいろな料理を注文して、仲良く分け合いながら楽しみました。

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冷麺に入っていた季節のフルーツは梨でした!

お腹を満たした後は、大雨の中、買い出しです。決められた金額内で、ご飯とお酒を買うことは至難の業でした。最小二乗法や微分方程式は全く役に立ちません。場の理論なんて1秒も思いつきません。こういうときに必要なのは、勘と度胸なのだとつくづく感じました。そんな中、私が担当したのは、買ったお米を運ぶ係でした(笑)。

買い出しを済ませた後は盛岡を離れ、バスで宮古市へ向かいます。途中で立ち寄った、道の駅「やまびこ館」では鹿の角やシイタケの粉末など珍しいものが売っていました。

さーて、夕食はみんな大好きカレーライスとハッシュドビーフです。もちろん人参も入れますよー。お残しは許しません!!
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大量のお肉。

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全員で協力しながら、楽しく料理をしました。

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カレー(左)とハッシュドビーフ(右)!

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カレーとハッシュドビーフを一皿に! 贅沢!

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参加者みんなでテーブルを囲んで、団らんタイムです。

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勝つためにみんな我を忘れて真ん中に群がっています。

その後は各々で星を眺めたり、さらに飲んだり・・・と、まったりとした時間を過ごしました。

あくまでも翌日の植樹活動がメイン! なので、お酒はほどほどにして消灯です。

おやすみなさいzzz。

2日目

昨日の雨から一転、「本日は晴天なり」。まさに植樹日和という天気になりました。

朝は、所属するグループでジムインストラクターと呼ばれているメンバーと二人で早朝ランニングをしました。とても気持ちが良かったです。

朝食の料理を担当したのは、2名の男性社員。朝から気合いが入っています。
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メニューは、おいしい卵焼きとタコさんウインナー、なめこの味噌汁でした。
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遊び心たっぷりのたこさんウインナーにほっこり。

朝食を食べたら、いよいよ植樹を行うため植栽地に向けて出発です。さようなら、早池峰山荘。

今回の行程で初めての集合写真をパシャっ。
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バスで植栽地へ到着すると、そこにはすでに何百本という苗木が植えられていました。

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植栽地入り口です。15分ほど登ると、我々が今回植樹をする場所に到着です。

レクチャーを受けて、植樹活動が始まりました。最初はぎこちなかったみんなでしたが、徐々にコツをつかんでいきました。

「大きく育つんだぞー」と気持ちを込めて樹を植えていきます。
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参加した社員の子どもも植樹を楽しんでいる様子でした。

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無事に200本の樹を植え終わりました。最初は困難そうに思えても、みんなでやれば達成できるのです。

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植樹したのは10月。ハロウィンということで、かぼちゃのおばけがお出迎え! 持ち上げて記念撮影もしました。

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Sansanのさわやか(?)三人組です。

植樹の後は待ちに待ったBBQです。力仕事の後のご飯はおいしいー♪ サンマで作ったツミレ汁は絶品でした。

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食材はどれも最高においしく、幸せな時間を過ごしました。

BBQを終えて、最後は木でコースターを作ります。
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試行錯誤を重ねながらでしたが、無事にコースターが完成! 水分を多く持った木ほど、焼き印がうまく押せないのだと知りました。
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認定 NPO 法人環境リレーションズ研究所のプロジェクト「Present Tree」を通して、Scan for Treesでは植樹活動を行っています。コースターには、その「Present Tree」の焼き印を押して完成です。

全て予定を終えて、お土産とたくさんの思い出と共に新幹線で東京へ帰ります。無事に家に着くまでが植樹です。
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普段は別の部署やフロアで、自分とは異なる業務をしている人たちと一緒になって、料理を作り、盃を交わし、樹を植え、未来を語る。とても貴重な体験が出来ました。

数十年後に植えた樹が大きく育ち、美しい森になることを心から願っています。そして、その頃にはSansanも大きく成長し、多くの企業様の中でしっかりと根を張り、「ビジネスのインフラ」になっている。そんな未来を実現させます!

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text: Sansan事業部セールスディベロップメント部 杉本晃
2017/11/29

【R&D beans】第10回 サシランチ企画「ファッションを数式化する」

こんにちは! DSOCの大木です。

先日、東京国立博物館で開催されていた「運慶展」に行きました。学生時代に同美術館でアルバイトをしていたのですが、その頃に開催されていた仏像展を見て以来、わりと仏像好きなのです。制咜迦童子(せいたかどうじ )のお顔に加工されたネームはんこをお土産に購入したので、署名の代わりに積極的に社内で使っていきたいと思います!

では、今回もサシランチ始まるよ!

今回のゲスト

ゲスト:DSOC R&Dグループ 西田貴紀(にっし)
入社歴:5カ月
エニアグラム:タイプ5「知識を得て観察する人」、タイプ3「成功を追い求める人」
ストレングスファインダー:学習欲、個別化、分析思考、最上思考、着想
大木CHECK:隣の席である、わたしのチェアを最近荷物置きに使っている

お店:freehand AOYAMA
ごはん:海南チキンライス(西田) 、ガパオライス(大木)


 

大 木 :にっしにはブログを書いてもらっているから、サシランチで何を話してもらうか迷うね。最近、何かトピックスはありますか?

西 田 :この指輪を買いました。下北の古着屋で。

大 木 :見せて。あ、思ったより軽い。手を洗うとき指輪は外す?

西 田 :外さないです。水に濡れても大丈夫なやつしか買わない。

大 木 :これも平気なの?

西 田 :店員さんに3回くらい平気か聞きました(笑)。シルバーじゃないからそもそもさびないらしい。真鍮(しんちゅう)でもなさそうだし、ステンレスなのかな。

大 木 :軽いし軟らかいね。

西 田 :それは、内側のところが布で、全部が金属じゃないんで。

大 木 :そういうことか。

西 田 :デザインが特殊すぎて、この間は会議中にいきなり「西田、その指どうしたの?」って言われて会議を中断されたことがありました(笑)。

IMG 2285 1 1 - 【R&D beans】第10回 サシランチ企画「ファッションを数式化する」

視線独占! 会議中断必須の指輪はこちら!

大 木 :業務ではどんなことをしているんですか?

西 田 :言えないことも多いんですが、共同研究周りのこととか。最近は人事部とも絡んでいて、ライトなことで言うと、Sansan社員のストレングスファインダーの結果についてクラスタリングとかやりました。

大 木 :具体的にはどういうことですか?

西 田 :上位5つの資質がどのくらい似ているかとか、強み自体で一緒に現れやすいものなどでのクラスタリングです。例えば、「社交性」と「コミュニケーション」と「活発性」は同じ人に重なって出やすかったりします。三橋さん(人事部のコーチ)のコーチングなどで使ってもらえると思います。

大 木 :なるほど。

西 田 :後は業務ではないんですが、100BANCHの関連で「Computational Creativity 〜新しいクリエイティビティの探求〜」っていうイベントがちょっと前にありました。

大 木 :そうなんだ。どんなことやったんですか?

西 田 :人間と機械が協働して新しいクリエイティビティーを生み出せないか? というのテーマで話をしました。僕らの主張としては「本当のコンピューターはまだできていない」ということなんです。

大 木 :僕らというのは?

西 田 :石川善樹先生が率いるチームです。100年先の100個のプロジェクトを考える、というのが100BANCHなんですが、じゃあこれまでの100年で一番の発明って何かと考えた時に、コンピューターだろうと。コンピューターって、comが「共に」、puteはラテン語が語源で「考える」「判断する」という意味なんです。では今、人間と機械が一緒になって考えられているかというとまだ実現していないんじゃないかと。

大 木 :へー!

西 田 :人間は複雑なものを捉えるのがうまいですけど、一方で機械は多くのデータに対して単純な処理をすることが得意です。そのお互いの強みを掛け合わせた形には、まだなってないんじゃないかと思ったんです。

大 木 :まだ最大値が引き出せてない、進化の途中だということですね。

西 田 :そうです。そこがクリアできた時に、本当のクリエイティビティー、つまり、これまでにない新しいものを生み出すことができるんじゃないかというのが主張ですね。そこを起点として、「食」と「ファッション」にスポットを当てて、発表しました。

大 木 :どんな研究なんですか?

西 田 :「食」の方は、すでにフードペアリング理論というのがあるんですが、簡単にいうと、風味化合物といって、食べ物にはそれぞれ香りがあるんですけど、その食べ物同士の香りが似ていると美味しいと感じるという理論です。実際に西洋では香りが近い組み合わせが美味しいと認識されやすいんですが、東洋ではそうでもないことが分かっているので、東洋で好まれる組み合わせを探すこととか、フードペアリング理論にのっとった上で、これまでに発見されていない組み合わせを研究しています。外国人としては、最年少でフランス・ミシュランの星を獲得された松嶋啓介シェフに僕らのアルゴリズムで提案した新しい料理を作ってもらって、実際に食べてみるというイベントを何度かやったりしました。

大 木 :どんな料理が出たんですか?

西 田 :例えば、生ハムイチゴです。生ハムメロンに変わる組み合わせを科学的に探した結果、生ハムイチゴだったんです。

大 木 :イチゴかぁ。生ハム大根もいけそうじゃない? カラスミ大根もあるし。

西 田 :うーん、理論的にはフルーツが合うらしいです。イベントでは、生ハムグレープフルーツや生ハムミカンも提供して、評判が良かったのは生ハムミカンでした。あとは、コーヒーとビールを一緒に飲むっていうのもありました。コーヒー1とビール4を混ぜて飲むと地ビールっぽい感じになるんです。

大 木 :それは何となくイメージがつきますね。

西 田 :僕は、お酒は得意じゃないですけど、飲みやすかったです。

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今回のランチはこんな感じでした! お代わりできるドリンクと大きなボウルに入ったサラダも付きます。

大 木 :にっしは登壇したの?

西 田 :しましたよ。記事も上がっています。講演を見ていた企業から登壇依頼ももらいました。

大 木 :すごいね。どんな話をしたの?

西 田 :「食」にはフードペアリング理論がありますけど、「ファッション」には同じような理論がまだないんです。「食」の「おいしい」に値するものは「ファッション」だと「オシャレ」や「かっこよさ」になるんですけど、それをどう定義していくかという話をしました。

大 木 :なるほど。それってある程度普遍的じゃないとダメなんですよね?

西 田 :ダメですね。ただ、ファッションって好みのスタイルが違うと、同じものに対する価値観が違うじゃないですか。だから、一律とか絶対的とかいうアウトプットにはしたくないなと思っていて。それぞれのアイデンティティー(価値観)によってかっこよさが違うっていうことを前提において、研究を始めています。具体的には、スタイルのクラスタを作るところから始めて、そのクラスタの中で判定するという感じです。ここが僕の力を入れたい部分です。クラスタができれば、その後は配色とかシルエットとかになるんですが、そこは理論がすでにあると思うので、それを掛け合わせて可視化できるよう点数を付けようと思っています。そこに、さらにノベルティーというか目新しさのあるアイテムを合わせることで加点しようと思っています。そこで「はずし」とか「抜け感」を見れるんじゃないかと思うので。

大 木 :なるほど。じゃあ、例えばだけど、現在トラッドと言われるコーディネートがあるとして、それがそのままかっこいい、目新しい時代があったわけじゃないですか。でも、それを今やったら「はずし」になったりする。そういうことが起こると、普遍ではなく変化していってしまうことになると思うんだけど。

西 田 :そうですね。それは「データとして相対的なものとして捉える」という方法でやろうかなと思っています。そうなったら、そこは回避できたりしないですか?

大 木 :あーごめん。すんなり入ってこなくて一瞬で判断できない。

西 田 :つまり、昔はそのスタイルがあったけれど、今はそのスタイルがほとんど使われてない、となったときは、過去には一般的だったそのスタイルで、今となっては逆に自己のオリジナリティーを主張でき「目新しさ」があるので、オシャレと定義していいと思うんです。

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大 木 :なるほど。トレンドという目線が含まれることで解決できるんですね。「オリジナリティー」とか「目新しさ」ってワードが出てきましたけど、奇抜であればあるほど点数が高くなってしまったりしないの?

西 田 :「奇抜さ」だけだと、点数を低くしようと思っています。他の要素とかみ合ってバランスが取れていることで、初めて点数が高くなる仕組みです。下駄を履いて、アフリカの民族衣装を着て、シャツ合わせるとか、そういう奇抜なだけの組み合わせではスタイルとして良くないと判断する感じです。

大 木 :その「スタイルとして良くないという判断」はどうやってやるんですか?

西 田 :それはまだ仕組み化できてないんですが、IラインなのかVラインなのかというシルエットや配色が理論にのっとっている上で、それでも目新しいんだとしたら、それはファッションとして成立しているのかなと思います。

大 木 :それは「シルエット」とか「配色」とかが、すでに出尽くしているという前提ってこと?

西 田 :新しいスタイルを見つけられるかもしれないことが、数式化することの意味かなと思いますね。既存の理論にそぐわないけれど、かっこいいものが出てきたら、理論をアップデートできる。つまり、「例外にこそ本質がある」と考えます。例外を説明することができれば、より理解を深められる。

大 木 :その「かっこいい」ということを判断する必要が出てくると思うんだけど、それはどうやったら可能になるのかな?

西 田 :そこには人間の判断が必要になってきますね。

大 木 :どういう人が判断するんだろう? 「かっこいい」の基準には、個人差がありそうだよね。

西 田 :そこでクラスタが効いてくるんですよ。同じクラスタの人が「かっこいい」と判断すれば「アリ」ということになります。

大 木 :そうなると、仲間内での判断になって、普遍性とは離れてしまわない?

西 田 :あるファッションをどのクラスタの人が見ているかっていうことです。Aのクラスタの人から見ると点数が高くても、Bのクラスタの人から見ると低いとか。それによって、自分がどのクラスタだと一番かっこいいのかっていうことが分かる。つまり、自分のアイデンティティーが見えるんじゃないかと考えています。

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大 木 :服が好きな人ってたくさんいますよね。その中で、本当のファッション愛好者ってなると、そのパイってかなり減るんじゃないかと思うんです。今の話って、対象が主に20〜30代くらいの上級者に絞られそうだなって。ターゲットが狭くて、ちょっともったいない気もします。例えばですけど、骨格って、人種や国によって結構特徴が分かれるじゃないですか。その骨格に対してアプローチしていったら、対象が「世界」になり得るなって思ったんですけど。

西 田 :ああ。

大 木 :ジャストアイデアで恐縮ですけど、そういうものがあれば、日本のブランドが海外進出する時に使えるんじゃないかと。

西 田 :各都市の店舗ごとにカスタマイズするんですね。

大 木 :そう! 同じ商品でも、その都市の人たちがかっこよく着こなせるフォルムに細かく調整して店舗に並べられるようになったら、ブランド側も購買者側も嬉しいんじゃないかな。

西 田 :そういうアプローチもありだと思いますね。服をどう着たらおしゃれになるのかという本が、特に女性向けに多く出版されていますよね。書店でファッション誌の横に並んでいたりするので、たまに見てみると、組み合わせのルールなどが書いてあったりします。あれって、体型とか骨格とかによっても変わってくると思うので、そういうデータが取れれば、組み込むのは面白いと思います。

大 木 :この服が好きなんだけど着てみるとなんか似合わない、ということとかありますよね。それでもいいから着るって選択肢もあるとは思うんですけど、自分の骨格や体型に似合う服装を知っていれば、服を選ぶときに便利ですよね。もしかしたら体つきによって相性のいいスタイル、さっきの言葉で言えば、クラスタがあるかもしれないし。

西 田 :まさにそこをどうしようかなと思っていて。確かに体つきによって似合う・似合わないってあるんですけど、僕としては「ブランドが服に込めた思いへの共感」とか「着る人がどうありたいか」っていうことを重視したいんです。今の話でいうと、提案されたものを試して気に入ればそれでいいし、気に入らなければデータの分析を無視して自分のスタイルを貫いてほしい。

大 木 :それだと、やっぱり対象は服がものすごく好き、という人になるんだろうね。

西 田 :それは、そうかもしれないですね。全ての人に興味を持たれるものではないと思ってはいます。でも、基準としてあったらいいなと思います。

大 木 :その人が備えているもの(骨格など)を最も生かす服の形、みたいなものは知れるといいなと思います。よく似た形でも、胸元の空き具合が少し違うだけで、大きく変わることとかあるので。アイテムごとに自分に似合うベースの形を知っているだけで、服を選ぶのがもっと楽しくなるような気がします。

西 田 :それも、どっちが先かっていう問題がありますね。

大 木 :というと?

西 田 :つまり、服が好きで、似合う・似合わないが分かる目があるからこそ、そこまで行けるのかなっていう。

大 木 :あぁ。

西 田 :むしろ、そのレベルで似合う・似合わないで服を試しているってことは相当ファッション楽しんでいるんで、そういう人には必要ないかもしれません。笑

大 木 :なるほどー。

西 田 :体型に合う・合わないから、ファッションを選んでいく人もいれば、デザインから見ていく人もいますよね。

大 木 :うん。個人に落とすと難しいよね。好みや趣向の問題になっちゃうから。だから、さっき言ったみたいに国とか都市っていう単位を出してみたんだけど。自分じゃなくて、平均値っていう形で見えると、受け入れやすいし、データとしての汎用性が増すかなって。まぁ、にっしはそこを目的にしているわけではないと思うんだけど。

西 田 :そうですね。「個人として」というのが欲求ではあるんです。ファッションって、自己表現だと思っているので、今は服に対してそういう思いを持っていない人にも、そこに気付いてほしいなっていうのが、僕の希望です。

大 木 :志があるんだね。

西 田 :ファッションの企画やってmimi(本ブログ)に記事を載せたいです。

大 木 :それいいね! 社内の人に協力してもらって、クラスタリングして、服やスタイルを提案するとか。

西 田 :データ集めたりするのに3年くらいかかりそうですけど(笑)。

今回のまとめ

よく着ている服:ヨウジヤマモト
属性:巨人ファンのファッショニスタ
こぼれ話:最近Kaggleで一瞬だけ「世界10位の男」になった


 

今回はにっしらしく、ほとんどファッションのお話でした。最後に話していますが、Sansanのメンバーに協力してもらって何かアウトプットを作れればいいなと思います! おたのしみに!

text: DSOC 大木由香
2017/11/28

【CSIRT通信】Malware Containmentをやってみた

Sansan-CSIRT CISO補佐の河村です。

日本ネットワークセキュリティ協会のゲーム教育ワーキンググループが製作・販売している「Malware Containment」をCSIRTと有志のメンバーでプレイしました。今回は、その様子をレポートしたいと思います。

ゲームのストーリー

コンピュータセキュリティに関する問題に対応するため、専門家により結成されたチーム(CSIRT:シーサート)に、お客様サポートセンターから電話がかかってきた。

「お客様より、うちから不審なメールが来たと連絡がありました」

事実確認を行ったがどうやら組織内の端末のどれかが、外部から遠隔操作されているらしい。チームメンバーはそれぞれの専門性を活かしながら、マルウエアに感染した端末の捜査を開始する。

3日後には、お客様に対する説明会を実施しなければならない。それまでにCSIRTチームは、マルウエアに感染した端末を特定し端末を封じ込めることができるのか・・・

「Malware Containment」の説明書より

ゲームの目的

本ゲームは、参加者が進行役とプレイヤーに分かれてプレイします。進行役は、ゲームボード上に設置するカードと、カードから発信される不審な通信の流れを決めます。ゲームの流れに応じて情報が変化するため、その情報を管理し、ゲーム全体の進行を務めます。
プレイヤーは CSIRT として配布された役職カードの持つ能力を駆使し、ゲームボード上に設置された端末カードをめくったり、マルウエアに感染した端末を封じ込めることを目指します。

「Malware Containment」の説明書より

自部署を想像しながらやってみよう

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ルールブックを見ながら説明していましたが・・・「それよりもやってみたい!」「やりながら理解すれば良いじゃん!」と声が上がり、ゲームのルールにあった「勤務時間(プレイ)中は会話無し」という制限をいったん取り払ってプレイしてみました。

最初は通信のIN/OUTの設定の理屈に戸惑ってしまったり、「おにぎり(差し入れ)イベントはノーティフィケーションが確保しちゃダメなの!?」「ノーティフィケーション担当は、ゲーム前半は伝言役みたい・・・」などと細かい設定を確認したりしながら、とりあえず始めてみたもののルールを把握するまでに少し時間を要しました。

ある程度ルールを理解したところでCISOの常樂も参加し、改めてプレイしました。カードの引きが良かったのか、それぞれのプレイヤーは実際のSansanでの役割とゲーム上での役割が大体一致するというミラクルが起き、自部署でのいつもの仕事を想像しながらゲームに臨みました。

実際のインシデント対応へ活用できること

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取締役、CISO兼Data Strategy & Operation Center(DSOC)センター長の常樂もゲームに参加。

Malware Containmentをやってみて改めて感じたのは、タイムライン、記録、情報伝達の正確性は、とても重要ということでした。このゲームをプレイすることで、参加したメンバーそれぞれに得るものがあったと思います。

不正な通信のIN/ OUT を逆に伝えてしまうなど、うっかりしていて起こしてしまったミスも多くあり、実際のインシデント対応時だったら・・・と思うと肝を冷やしてしまう場面もありました。この他にも、各担当者がインシデント時にどういう動きをすべきなのか、平時のうちに決めておき、きちんと共有しておくのが良いと改めて実感しました。

これからもSansan-CSIRTは、セキュリティーと利便性を両立すべく、さまざまな活動を実施していきます。

text: Sansan-CSIRT CISO補佐 河村辰也
2017/11/27

モバイルアプリ開発の最前線を発信!@はこだて未来大学

こんにちは。人事部のびんです。

2017年6月の開催に続きまして、北海道・はこだて未来大学でエンジニア学生向け勉強会「常識を変える!?モバイルアプリ開発の最先端@はこだて未来大学」を開催しました。

前回に引き続き、当日の様子をレポートします。

寒さに負けない熱い勉強会になりました!

前回は、初夏だったんですねぇ・・・・・・。今回(11月16日)は、なんと雪がちらついていました!

そんな寒さや雪にも負けず、熱い勉強会を行ってきましたので、その模様をお伝えしたいと思います!

前回に引き続き、今回も下記のハッシュタグで盛り上がりました!

▼勉強会のハッシュタグ
#hakomira_Sansan

なお、当日のイベント詳細は、こちらから確認できます。

20171121203328 ba1cd4a19b31ac2bc4ec93707ac74ae6aabbbf07 1 - モバイルアプリ開発の最前線を発信!@はこだて未来大学

大学の正門前で1枚。11月とは思えない、凍てつくような寒さでした。

2017年に新卒入社した福尾幸太郎は、「読み手のことを考えよう」というタイトルで登壇。チーム開発で意識しなければならない「読みやすいコード」について、自身の経験を交えながら学生に向けて発表しました。

20171121202531 4cf7c63641a6fcd7c39954897fbc276a714724a3 - モバイルアプリ開発の最前線を発信!@はこだて未来大学

続いて登壇したのは、Mobile Tech Leadの新保圭太。「モバイルアプリ開発のアーキテクチャ最前線」と題して、アーキテクチャで大切な「ModelとView」の違いとその設計理解についての解説を丁寧にしました。

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勉強会後に行ったアンケートのコメントも一部ですが、紹介したいと思います!

  • アーキテクチャの話がすごく勉強になりました! 質問もたくさん拾っていただけて、とても有意義でした!
  • 前回開催された6月、そして今回、わざわざ函館まで来ていただき、ありがとうございました!! また、機会があればぜひ参加させてもらいたいと思います。
  • mvcについてふわっとしか知らなかったので、非常に参考になりました。
  • 入門者にも優しくて、楽しめました。Swift始めようとしたけどKotlinもいいなと感じました。
  • 開発初心者であったため細かい技術や開発面は理解できなかったが、読みやすいコードの書き方や言語の勉強方法の提案など、すぐにでも取り掛かれるような具体的な内容もあったので、初心者からある程度の技術を持った人まで得るものがあった勉強会だと思った。面白かったです!

パートナーを募集中です!

今回は、北海道・函館で勉強会を開催しましたが、学生の皆さんからの要望があれば、Sansanは全国のどこへでも行きます!

このブログを見て、Sansanと一緒に勉強会やイベントを開催したいと思っていただいた方、興味を持たれた方は、下記の連絡先までご連絡ください!

▼担当者連絡先
Sansan株式会社人事部 伊東敏(びん)
s.ito@sansan.com

ご連絡をお待ちしております!

text: 人事部 伊東敏(びん)
2017/11/23

コーチングを仕事の成果につなげる社内制度「コーチャ」

こんにちは。人事部のびんです。

今回は、社内制度「コーチャ」の紹介です。「コーチングの関わりを通じ、個人の伸び代(可能性)から成長のための課題を発見し、行動の後押しをすること」を目的とした制度であることから、この制度名がネーミングされました。

この「コーチング」という言葉が、最近よく聞かれるようになっています。まずは、この言葉をもう少し詳しく紹介します。

コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の一つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術である。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法である。

コーチング」(2017年11月12日 15:30 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

今回は、実際にコーチングを受けたメンバーの思考やパフォーマンスの変化とコーチングによる成果について、本人とコーチにそれぞれ話を聞いてみました。

社員紹介

自分自身に向き合うために

コーチャを受けようと思ったきっかけを教えてください。

僕がコーチャを受けようと思ったのは、2017年の3月ごろでした。当時は、営業部に配属されてちょうど2年が過ぎたタイミングで、そろそろ次のステップの仕事がしたいなと思っていた時期でした。コーチャを利用することが、自分のレベルアップ、キャリアアップ、自分を見つめ直すためにもいい機会だと捉えていました。

20171115092217 0808daeb00ca127313621edb9feae7c9dbaf659f - コーチングを仕事の成果につなげる社内制度「コーチャ」

「自分のキャリアに向き合ってみようと思った」とコーチャを受けるきっかけを語る畑井。

コーチングのアプローチ法が自分に合っていると感じた

コーチングについての印象を聞かせてください。

まず、コーチングは、アプローチのベクトルが非常に面白いと思いました。コーチングは、「すでに答えは自分の中にある」と仮定することから始まるんですね。答えはすでにあるのだから、それを探して、どう活かすのかを考えよう、というアプローチです。

この種の手法って、何か壮大な理想像を定義して、それに向かって後は「頑張れ!」「根性!」みたいなものが多いと思っていましたが、コーチングは全く逆のベクトルなので、非常に実践的だと思いました。コーチャを受ける初日に、コーチの三橋からこのような説明を受けて、一気に真剣度が増したのを覚えています。

自分の強みを認識することで、アウトプットの最大化につながった

コーチャという制度を利用してみた感想を教えてください。

コーチャで実際に行うことは、自分の成功体験などを深掘りして、「なぜ上手く行ったのか」「その判断は何に基づいた判断だったのか」ということなどを解明していくという地道なものです。

人間が何か判断を下す際には、必ず何かの価値基準に基づいて判断を行っているはずなので、その判断の特徴を見ながら、自分の傾向(強み)を探っていくとうアプローチです。自分に向き合うのは結構タフなことなのですが、このような地道な作業を繰り返していくと、自然と自分の傾向が見えてくるものだなと思いました。

意外だったのは、コーチングを通じて特定できた自分の傾向や強みが業務で活かせていない場面が多かったということですね。言い換えると、自分の傾向や強みを認識することによる伸び代が非常に大きいということです。

例えば、自分の強みの1つは、「周りに同調せずに自分の意見を持てること」なのですが、コーチングを受ける前の私は所属していた営業部内の売り上げのことしか考えていなかったので、当然提言する範囲も営業部内に留まっていました。しかし、自分の強みを最大限活かすという視点に立てば、自然とアテンションの範囲を営業部、事業部と広げていくことができます。そうすることで、より意見を言える幅も広がりますので、影響範囲を拡大することができました。

まずは自分の傾向や強みを認識することが重要ですが、その次に、どうやったらそれらを最大限、業務なり私生活なりに活かすことができるか、という視点も重要であると思いました。

コーチャを受けて、次なるチャレンジに掲げていることはありますか?

これはまだトライしていることなのですが、自分の強みを意識するだけではなく、周りの同僚の強みも考えて、業務を行えるようになりたいと思うようになりました。

特に最近はシンガポール支社で業務をすることが多くなったので、営業時代より多くの人達と関わりを持つようになったことも影響しているかもしれません。将来的にはマネジメント業務にもチャレンジしたいと思うので、意識して自分の強みも同僚の強みも伸ばしていきたいと思っています。

また、社員数が300人を越えてきましたので、マネジメントの難易度が増してきたことも事実だと感じています。単純に「この人はできる」「この人はできない」と判断して任せる仕事を変えていくのは簡単ですが、一人一人の強みに合わせて任せる仕事を変えていければ、必然的にアウトプットは変わってくるはずです。

今後は、自分自身もコーチングのスキルを身につけて、チームワークを高めるようなアクションをしたいと思っています。

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強みを知る上で「ストレングスファインダー」というツールを使って対象への理解を深めています。コーチャでは、こういったツールも活用しながらコーチングの効果を最大化させています。

これからもコーチャを活用していきたい!

今後について聞かせてください。

これからは自分自身もコーチングのスキルを身に付けていきたいと思っています。三橋はコーチングのプロフェッショナルなので、自分自身を振り返る場としてだけでなく、コーチングスキルを磨く場としても三橋と話す機会を活用していきたいと思っています。

コーチからのコメント

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畑井のコーチャはどうでしたか。

コーチャの主な価値は、個人が抱える「モヤモヤ」を明確な課題として浮き彫りにさせることです。それが明確になることで、課題解決に向けた、具体的なアクションを見つけることができます。そして、コーチとアクションの実施を約束することで、その行動を後押しすることができます。

畑井はもともと、自分自身を理解するというところに「モヤモヤ」があったわけですが、「人に話すことで、自分を理解する」ということを体験し、次の具体的なアクションを進めたことでその後の成果につなげることができたのだと思います。

いかがでしたでしょうか。今回は、制度の利用者に実際の声を聞いてみました。

それでは、次回の人事制度紹介でまたお会いしましょう。

text: 人事部 伊東敏(びん)
2017/11/15

「データ解析&シミュレーション ハッカソン」にアドバイザーとして参加

はじめまして。DSOC R&Dグループの中野良則と申します。

大学時代は金融工学を研究しており、社会人となってからは銀行関係のデータ分析に携わっていたのですが、2017年5月よりSansan DSOCにて名刺のやり取りからビジネスに役立つ計数を取り出すための研究開発に取り組んでいます。

さて、Sansanは10月17日・18日に開催された「データ解析&シミュレーション ハッカソン」に協賛しており、私もアドバイザーとして参加していました。タスクの詳細など一部ここでは公開できない情報を除いて、当日の様子をお伝えしたいと思います。

「データ解析&シミュレーション ハッカソン」について

このハッカソンは、10月19日から10月21日に開催された国際会議「IEEE DSAA 2017」に連動して開催されたイベントで、実務に近い形式のデータ分析を学生の方へ体験してもらうことを狙いにしたものです。スポンサーからはデータ提供だけでなくアドバイザーも派遣され、ビジネスの現場でデータ分析をしている担当者と学生の交流も図られます。

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たくさんのノベルティーが用意されていました。

ちなみにSansanはIEEE DSAA 2017でもスポンサーとしてブースを出しました。そこでは、韓国の方から「面白いビジネスやっているね」とお褒めの言葉を頂いたり、名刺なんて見たこともないという米国の方に名刺交換の文化を説明したりしました。

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「DSOC Tシャツ」でお迎えしました。

タスク

今回のハッカソンでは、3社から株式市場に関するデータ、不動産取引に関するデータが提供されていました。テーマには緩い縛りがありましたが、基本的には、与えられたデータと外部データを用いてデータ提供元やその他の経済主体にとって役に立つような分析をすることになりました。今回は、学生4名前後とアドバイザー1名以上がチームとなって課題に取り組みました。

学生の方に対しては事前課題が与えられており、提供されるデータの中身についてあらかじめ確認した上でイベントに参加していたようです。提供されたデータはどれも一癖も二癖もあるものばかりで、データ提供3社の担当者に対して質問する時間も設けられましたが、2日という短い期間で取り組まなければなりませんので「このデータは、本当はAを表していないけれども、『Aを示している』と仮定したときに何か面白い結果が導けるか」といった判断をすることも学生の方は要求されていたように思いました

テーマ設定

事前課題の発表会や提供データへの質問会の後は、テーマ設定の時間です。手戻りが許されないので、昼過ぎから夕食前頃まで時間を使い、どのチームも慎重に分析の方針を相談していました。

私が入ったチームでは、提供された不動産データに加えてカーシェアリング会社についての外部データを使って分析することとなりました。進め方は学生の方にお任せしましたが、自分が不動産関係のプロジェクトを手掛けたときの経験から必要になるデータが無料であるか、現実的な時間で取得できるかについては助言できたと思っています。

分析作業

分析作業は、事前課題からクラウド環境で行っていました。コミュニケーションツールはSlackを使っていたそうです。アドバイザーにはアカウントが与えられていなかったので、分析の細かい部分の相談に乗ったり、外部データを取得する際のAPIの使用方法を調査したりといったサポートをしました。

学生の方が作業しているのを近くで見ていて、スクレイピングや可視化を難なくこなせている方が多かったことに感心しました。最近は、学生の方が長期インターンシップへ参加することが一般的になってきていますが、そこで実践的なスキルを獲得しているのでしょうか。

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優秀な学生の方と交流することで刺激をもらいました。

学生の方々は、東京から参加している方も含めて、全員が同じホテルに宿泊したそうです。ホテルに着いてからも、寝る時間まで盛んに議論が交わされていたと聞きました。

2日目は発表資料を作成しながらの追い込みとなりました。私のチームは、分析で思わしい結果が出なかったこともあり、どのように着地すれば分析の価値があったように見えるか、学生の方と議論を交わしました。

成果発表

2日目のお昼過ぎには作業を終了して、成果発表となりました。

発表資料の内容も含めて、高い完成度の分析結果を報告したグループもありましたが、我々のグループのように時間が足りず内容がまとまり切らなかったグループが全体的に多かった印象でした。それでも各チームの分析にそれぞれ工夫があって、それを聞いているのは楽しかったです。

他社さんの審査員・アドバイザーには著名な方も多くいて、質疑応答の際の指摘を聞いて、私自身も勉強になることが多かったです。私も存在感を出そうと張り切って、いくつかのグループに対してコメントしました。決定木系の手法を使って不動産価格分析をしていたチームに対して、類似した案件の平均価格との差を特徴量に加えた方がモデルの精度や変数重要度の解釈が良いものになったのではないか、といった内容です。短い作業時間の中なので大変ですが、線形モデルを使う場合と決定木系のモデルを使う場合では必要な前処理が異なってくることを意識しておくことは大切だと思います。

私がアドバイザーで入ったグループは、残念ながら優勝・準優勝を逃してしまいましたが、審査員特別賞を頂くことができました。分析の煮詰まらなかった部分は大きかったものの、スクレイピングによって外部データを取得した点などがハッカソンらしいと評価されました。

まとめ

先日、DSOCでもR&Dインターンシップを実施しましたが、そのときとはまた違った距離感で学生の方と一緒になって、自分が知見を持っていない分野のデータに取り組むことができて、非常に刺激を受けた2日間でした。来年も開催されるならば、ぜひまた参加したいというのが個人的な感想です。

最後になりますが、SansanはIEEE DSAA 2017の他にもさまざまなイベントのスポンサーをしています。直近では「ICDAR 2017」にも協賛しています。

すでに会期の真っ最中ではありますが、参加される予定がある方はSansanのブースまでぜひ遊びに来てくださいね。

text: DSOC R&Dグループ研究員 中野良則
2017/11/14

保育園料全額補助など4つの支援!「MOM」

こんにちは、人事部のびんです。さて、恒例の社内制度紹介です!

今回は、先日発表したばかり! 出来たてほやほやの社内制度「MOM(マム)」を紹介します。

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本制度は、社員が「保活」の状況に左右されずに職場へ復帰し、活躍してもらえる環境を整えるために設置されました。

正式名称は「Measures Of Maternity」。この名称には、産休・育休を取得した女性社員の職場復帰を支援したい、という気持ちが込められています。

2017年時点での社員の平均年齢は、約30歳。ここ数年で社員数は3倍に増え、「出産」というライフイベントを迎える女性社員の人数も自然と増えてきました。

いくら社員数が増えたといっても、一人一人が「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というSansanが掲げるミッションの達成を目指すために必要な大切なメンバーです。

それは、産休を経て育休に入った社員も同じ。それぞれが会社にとって重要な役割を担っていることは変わりません。そんな大切なメンバーの一部が「保育園が見つからない」という理由によって、本人の希望に反して復帰が先延ばしになってしまっていました。

そういった状況に直面した社員を見て、Sansanは「産休・育休を取得した社員の早期職場復帰を後押しすることは事業の成長につながる」と考え、「MOM」の設置を決めました。

MOMの制度内容と4つの支援

  1. 保育園料全額補助
    認可/認可外にかかわらず、子どもが満3歳を迎える月までの保育園料を全額補助(上限15万円まで)
  1. タクシー費用の補助
    保育園が通勤ルートから外れた場所にある場合、自宅〜保育園〜最寄り駅間の移動にかかるタクシー費用を月額4万円まで補助
  1. 入園予約金の補助
    認可外保育園への入園申し込みにかかる予約金を総額10万円まで補助
  1. 保活コンシェルジュの利用補助
    子どもの預け先が決定するまでの期間、外部サービスの保活コンシェルジュ(保活代行サービス)を利用した場合にかかる費用を補助(費用は会社負担)

ここで、人事部社内制度チームの責任者・我妻小夜子に「MOM」設置の目的などを聞きました。

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「MOM」という制度を設置しようと思ったきっかけは何ですか?

事業成長とともに増加する社員数に比例して、ここ数年で産休・育休を取得して一時的に会社を離れるメンバーの人数も増えてきました。

産休・育休に入る社員とはいえ、会社にとって貴重な戦力であることは変わりません。会社としては、一時的に仕事から離れたそんなメンバーたちに対して、早期に復帰を果たし、また仕事で活躍してもらいたいという思いがありました。

そんな中で壁になったのが、待機児童問題でした。

会社と同様に、知識もキャリアもある社員自身も早い復帰を望んでいたにもかかわらず、子どもの預け先が見つからないという理由で仕事に復帰できない。それは、本人にとっても、人事担当者としても、非常に歯がゆい思いをする状況でした。そういった状況を経験したことから、会社として何かサポートできることはないかと制度設計に向けて動き出したのが始まりです。

「認可/認可外に関係なく全額補助」というのはとても思い切ったように思いましたが、そこにはどんな狙いがあったのですか?

数年前から保育園料の一部を会社が負担する制度は存在していましたが、その制度は「6万円を超える保育園料について上限3万円まで補助する」というもので全額補助はしていませんでした。

しかし、Sansanにはさらなるベビーラッシュが訪れ、その内容を考え直す機会が改めてあった際に、代表の寺田から「全額補助はどうか」と意見がありました。その他にも、社内に託児所を作る、どこかの保育園と提携するといったさまざまな案を検討しましたが、「保育園料を全額補助する」という発想はシンプルで、この状況において大きな後押しになるかもしれないと感じました。

保育園料は月数万円から月10万円以上となることもあり、認可、認可外などを問わずに探すと、預ける施設によって大きく異なります。そのため、首都圏近郊に在住する社員が多い当社では、産後1年以内に認可保育園に子どもを預けられたケースはほとんどありませんでした。

保育園の選び方については、ご家庭それぞれの方針があることが大前提ですが、費用面に着目した際に、もし自宅の近所に月数万円の認可保育園と月10万円以上という高額な保育料がかかる認可外保育園があったとしたら、そのときに高額な認可外保育園を選択することは非常に難しいと思います。

もし費用面がハードルとなって、預け先が限定されてしまい、それによって待機期間が延びて復職が遅れてしまうのなら、そこを会社がサポートすることで費用面の問題と復職が遅れてしまう状況を解決すれば、それは本人にとっても会社にとってもハッピーだよね、と話がまとまりました。

早期に復帰したいと思ってくれるメンバーを何とか後押ししたい。そして、メンバーの早期復帰を会社の事業成長につなげたい。それがこの施策に込めた思いです。

育休中の社員からの反応はどうですか?

反応は非常に良かったです。

私にはまだ子どもがいませんし、このMOMという制度を設計するに当たっては出産経験者の声が必要でした。そんなときに自分ごととして積極的に制度設計に対してアドバイスをくれたのは、社内のママさん達でした。どんなサポートがあると復帰しやすいか、そして復帰したいと思えるか、送り迎えのハードな実情なども聞いて、それらを参考にしながら検討した集大成がこの4つの施策です。

そういった経緯で設計したこともあり、形骸的なものでなく、実際に使えるものとして制度化できたと思っています。

この制度の設置をした際に、「私たちの事を考えてくれてありがとう」という言葉をいただいたことがあり、「やった! 伝わった!」と感激したことを覚えています。MOMによって、復帰を控えているメンバーが一日も早く会社に帰ってきてくれるのが楽しみです。

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実は私、びんの妻はSansanの社員でして、現在育休中です。

人事部の一人として、MOMの制度設計に関係する立場である一方で、MOMは自分の家庭にも関係する内容だったので、自分ごととして捉えて臨んだとても思い入れがある制度です。

実際に妻が復帰することを考えると、子どもを預けられる時間の制約なども含めて、費用面だけでなく、さまざまな障壁があると思っています。正直、保活にはそれなりのお金もかかりますし、それら全ての障壁を乗り越えるのは簡単なことではないと実感しています。

正直なところ、費用面が原因で保活の選択肢が狭まってしまうのはもったいないなとも感じていました。夫婦で妻の復帰のことを話していて悩んでいたときに、MOMが設置されたことで、今後の選択肢は確実に増えたと感じています。

産休・育休を取得した社員の早期復帰を後押しすること、そして復帰後も高い生産性を保ちながら社員が仕事にコミットできる環境をこれからも整えていきたいと考えています!

interview & text: 人事部 伊東敏(びん) photo: 馬場健太
2017/11/10

【R&D beans】番外編「2017 AutumnのR&D」

こんにちは! DSOCの大木です。 
すきな秋のごはんはさつま芋ごはんです。ごま塩多めが美味しいです。

そんなお芋ごはんが美味しい秋のR&Dグループの近況と今後の予定はこちら!

9月の活動

情報科学技術フォーラムで研究員・高橋寛治が登壇しました

WebDBフォーラムにスポンサーとして参加しました

10月の活動

「アスタビジョン」にセンター長・常樂諭のインタビュー記事が掲載されました

データ解析&シミュレーション ハッカソン」にスポンサーとして参加しました

IEEE DSAA 2017」にスポンサーとして参加しました

11月の活動

京都で開催予定のICDAR2017にスポンサーとして参加します

「ビッグデータで社会を変える”データテクノロジー”」をリクルートテクノロジー様とブレインパッド様と共同開催します

DSOCの公式Webサイトでは、R&Dグループの活動予定などを含めた最新情報を随時更新しています。

ぜひチェックしてみてくださいね!

text: DSOC 大木由香
2017/11/07

会社の熱量の高さが、たまらなく好きです

こんにちは。人事部のびんです。

社員インタビューも3回目となりました。今回は、このブログのインタビュー記事では初となる、中途入社したメンバーを紹介したいと思います。

人事部の新卒採用を担当する濱坂愛音。人事部へ異動してきてから約10ヶ月が経ちました。私、びんは一緒に仕事をする機会も多いのですが、彼女の負けん気と意志の強さに何度も助けられてきました。

転職のきっかけや入社を決めた背景などにもつながる、彼女の高い熱量の源について聞きました。

プロフィール

20171031093938 6f51da2e5def0c0226bc66743d1d32df0a015432 2 - 会社の熱量の高さが、たまらなく好きです

入社前

自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる場所を求めて

まずは自己紹介をお願いします。

濱坂愛音です。立教大学の異文化コミュニケーション部を卒業し、新卒で株式会社リクルートキャリアに入社。関西支部に配属になり、法人営業を担当しました。2年3カ月働いた後に同社を退職し、2015年7月にSansanに中途入社しました。Sansan事業部のセールスディベロップメント部(SD部)、営業部を経験した後、現在は人事部に配属されて新卒採用を担当しています。

確か、社会人になるまで演劇をやっていたんだよね?

そうです。学内のサークルと学外の商業演劇のどちらもやっていました。

女優を目指していたとか?

いいえ、きっかけは小学校の学習発表会でした。当時の私は運動も人付き合いも苦手。誇れるものが何もなかったのですが、発表会で舞台の上から保護者たちを笑わせた瞬間、初めて人から認められたような気がしました。不器用な私でも、演劇は胸を張ってやっていけそうな気がしたので、大学時代は演劇に熱中していました。

学業と演劇、両立は厳しかったんじゃないの?

今振り返ってみると、学生時代は本当にいろいろなことをしていました。大学のカリキュラムの一環で1年間海外に留学をしたり、役者として自分の出演する舞台のチケットを売り歩いたり。つらくはありませんでしたが、あっという間の4年間でしたね。

就職活動を行う上で、役者としての経験は武器になった?

それが・・・もともと就活には逃げ腰だったんです。確かに演劇には熱中していましたが、人に誇れるほどの経験ができたとは思っていませんでしたし、何より自分のことを人前でうまく喋る自信がありませんでした。

ただ、留学で身に付けた語学力だけは武器になるかなと思い、海外へ事業進出している大手IT企業を一社だけ受けてみました。だけど、あっけなく落とされてしまい、かなりショックを受けました。その後は将来のことを何も考えられなくなって、周りの学生たちが就職活動に励んでいた時期に、私はもんもんとした日々を過ごしました。

前職のリクルートキャリアに入社したきっかけは?

大学四年生時の12月に北海道の実家に戻ったのですが、両親に「せめて働き口を見つけたら?」と言われ、半分投げやりな気持ちで就職活動を再開したんです。それで就活サイトをチェックしていたところ、たまたまリクルートキャリアが臨時募集をかけていて、試しに説明会に参加したら話が予想外に面白く感じました。後日、そのまま面接を受けに行ったら、すぐに内定をいただけて入社することになりました。

心に正直になったら、パッと目の前が開けました

初めて社会人になった感想は?

はっきり言って、めちゃくちゃ楽しかったです(笑)。演劇をやっていたころは評価の基準が曖昧でした。演技の良し悪しは結局お客さんが決めることです。だから結果が思うようにならなくて、モヤモヤすることが多かったんです。

それに対して、リクルートキャリアで経験した営業では、自分の成果を定量的に評価されます。訪問した会社の数や訪問先からいただいた名刺の数など、とにかく目標数を達成すれば上司から褒めてもらえます。そんな分かりやすい社会の構造に「働くことって、こんなにシンプルなの?」って思いましたね。でも、1年、2年と走り続けていくうちに、このまま数字だけを追いかけて、会社の売り上げに貢献するだけの人生でいいのかと疑問に思うようになってきて・・・。

それで転職を考え始めたんだね。

そうなんです。仕事に慣れれば慣れるほど、心がモヤモヤしてきたので、キャリアカウンセリングを学んでいた友人に相談してみたんです。彼女いわく、私は両親に喜んでもらうために知名度のある会社を選んでいた、と。つまり前職に就いたことも含めて、親の顔色を伺いながら人生を歩んでいるので、まずはその“しがらみ”から解かれないと、本当に自分が満足できる仕事には就けないと指摘されました。

恥ずかしい話ですが、彼女の言う通り、それまでの私は親の目ばかりを気にして生きていたので、それを聞いた瞬間にハッと我に返りました。さっそく母親に自分の胸の内を語ったところ、「周りを気にしないで、思い切り働いてもらうのが親として一番の幸せ」と言われ、これまで悩んでいた心の鎖が一気に解けました。

そして、親のことを考えずに、自分が本当は何をしたいのかをじっくりと改めて自問してみたんです。そのときに、気付きました。自分が当事者意識を持って働ける環境、何にもとらわれずに自分自身を表現できるような職場で働くことを求めていたんです。そんなふうに、自分の心に素直になったら、自然とベンチャー企業にも目が向くようになっていました。

それに気付いたとき、どんな気持ちだった?

めちゃくちゃハッピーでしたよ。ようやく自分の人生に希望が持てた感じがしました。その後は、今までの自分が嘘だったように、ベンチャー企業の求人情報を積極的に探すようになりました。

私という人間について真剣に話を聞いてくれた

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  面接を通じて、自分が働くのに最適な場所がSansanだと確信した、と語る濱坂。

それからは、どんな転職活動をした?

大企業のような企業で“会社の一部”として働くのではなく、“当事者”として働くことにやりがいが感じられたので、まずは10人〜20人規模の小さな企業に活動の対象を絞り込みました。その上で、求人情報を見たり、企業合同説明会に参加したりするなどして情報収集をしていました。そんなとき、たまたまSansanという企業に出会いました。

当時、ベンチャー企業を対象にしていたとはいっても、アドテク系の企業を特に注目していたので、Sansanのことは全く知りませんでした。しかも、当時のSansanの社員数は200名ほどでしたので、望んでいた企業規模よりもはるかに大きかったんです。

それでもSansanを志望したのは、どんな理由から?

正直、他の企業を受けるに当たっての練習台として、Sansanの面接を受けました。

実際に面接して、どんな印象を持った?

面接時、担当者の方から「ビジネスの出会いをデータ化して、ネットワークに進化させる」とか、「生産性を向上させるために、さまざまな社内制度がある」といったような、会社の理念や取り組みに関する話を聞きました。

いろいろな話を聞いてまず思ったのが、事業内容にしても、組織や就業環境にしても、「素晴らしいことに取り組んでいるな」ということでした。応援したくなるくらい、好印象でした。その反面、そんな理想的な会社が本当にあるのかなという疑いの気持ちもあって、このときは「Sansanで働きたい」という意欲までは湧いていませんでした。

その段階では、そこまで興味が湧いてなかったんだね。

そうなんです。当時は関西にいましたが、東京でSansanの二次面接が予定されていたので、他企業の面接を受けるついでに、Sansanの面接を受けることになりました。そのときですね、一気に心をつかまれたのは。

具体的には何があったの?

二次面接は、取締役の富岡さんが相手だったんですが、業務に関連するような話や質問はほとんどありませんでした。代わりに、私が演劇をしていたころのことや親との関係性、今までずっと悩んできて、誰にも話せなかった私の過去の生い立ちなどについて、富岡さんはズバズバと聞いてきたんです。しかも、私が話すことをじっくり真剣になって聞いてくれる。この会社は人間性を重視しているのだな、と感じました。

その後に、急遽、代表の寺田さんとの最終面接もあったのですが、富岡さんとは対照的に、寺田さんはテンポ良く、次々と質問をしてきました。私も反射的に答えるしかなく、まるでボクシングでジャブの打ち合いをしているような感じでした。面接後に内定をもらいましたが、自分としては小規模のベンチャー企業に入るつもりでいたので、その日はすぐ返事はせずに帰りました。

最終的にSansanへ入社する決め手になったのは何だったの?

アドテク系の企業3社からも内定をいただいていたのですが、Sansan以外の会社はどこも「転職準備金に50万円出すよ」とか「入社後の年収は言い値でいいよ」と、お金の話をしながら入社を促してきました。そういった各社の態度がどこか信用できなくて、逆に私の泥臭い過去に興味と理解を示してくれた、Sansanという会社にどんどん惹かれていったんです。

それに加えて、自分がどんな時に最高のパフォーマンスを発揮するのかを冷静になって考えてみたんです。私のパフォーマンスは、その場の熱量と比例していることに気付きました。つまり、その場にいる全員が本気を出しているかどうか。それに気付けたとき、みんなが一つの方向にまっすぐ向かっているような会社が自分には合っているんだ、と確信できたんです。

そうやって、Sansanで働くことを決めていったんだね。

はい。それでもまだ悩み続けていましたが、あるとき、寺田さんから「朝ごはんを一緒に食べよう」と連絡が入り、大阪で朝ごはんを食べに行くことになりました。後日、二人で朝ごはんを食べていたときに、何気なく「自分の思考に押し潰れそうになる」と、そのときに抱えていた自分の悩みを打ち明けてみたんです。そうしたら、寺田さんは「押し潰れそうになる思考を両手でキャッチして、次の段階に押し上げるのがビジネススキルであり、人間力だ」と答えてくれました。

自分の抽象的な質問に、こんなにも的確に答えてもらったことはありませんでした。そのとき、また一つ、自分の中の重荷から解放された気がして、その場でSansanに入社することを決めました。帰り際に、寺田さんと握手をして別れたのですが、あの朝の出来事は今でも忘れられません。

Sansan入社後〜人事部配属前

誇りを持って働く仲間たちから会社の“本気度”を感じました

20171031094051 6a5fc98eabe37f0a6506cee7c8a40a73ebf7d617 - 会社の熱量の高さが、たまらなく好きです

  営業部時代の濱坂。人事部へ異動する前の半期では、売り上げトップに。その後、惜しまれつつも人事部への異動を決意した。

入社してからは、まずSD部に配属されたよね。

はい。インサイドセールスを担当する部門で、一般的な営業が行う業務の前半部分、つまり見込み顧客へアプローチをして、その後の訪問・商談につなげる仕事をしていました。でも、入社して間もないころは戸惑ってばかりでしたね。というのも、前職で営業を行っていたときは単独で動いていたからです。

Sansanでは、SD部の担当者と営業の担当者が二人一組になって動きます。SD部に所属していた私は、営業担当者が商談をスムーズに進められるようにアポイントを取らないと、その後に顧客対応を行う営業部門へ迷惑をかけてしまいます。

だからこそ、とにかく一人でアポイントを数多く取ればいいというわけにはいきませんでした。前職のときは一人で強引にでも数字をつくっていましたが、Sansanでは営業担当者への顧客情報の引き継ぎなど、連携がとても重要になってきます。そのためか、最初は上司から一から十までいろいろなことを指摘されました。先輩に対する話し方だったり、パワーポイントの使い方だったりとか・・・。

当時、細かいことばかり注意されて嫌にならなかった?

いいえ。むしろその逆です! 自由度が高過ぎた前職に比べて、Sansanはいい意味で一つの目的に向かって統制されているなと感じていました。この会社は本気なんだなって。だから、入社して指摘されるたびに、Sansanのことがますます好きになっていきました。

SD部を経験した後、営業部に異動して、半期で売り上げトップを取るまでに成長したよね。そのパワーはどこから来ていたの?

会社のことが大好きだったので、落ちぶれたくなかったんです。「ここで成果を出したい」って本気で思っていました。営業しているサービス自体や、会社全体の本気度が高いことに魅了されて、そういった気持ちは私のモチベーションをどこまでも上げてくれました。

そのとき感じた魅力をもう少し具体的に話してもらえる?

例えば、エンジニアたちが必死になって「Sansan」や「Eight」を開発していることや、それらのサービスを利用している顧客に対してカスタマーサクセス部やサポート部など専門部署の担当者たちが的確かつ丁寧にフォローしていること。みんながそれぞれに誇りを持って一つのプロダクトを作り上げていることで、営業である私も自信を持ってサービスをセールスすることができました。商談が成立すればするほど、自信がついて、気が付いたら自分のことも好きになっていました!

人事部配属

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  戦略的思考力の強い濱坂とは、同じ人事部のメンバーとして、そして同じ新卒採用担当者として、いつも中身の濃いディスカッションをしています。

思い切り仕事に励みたい人にこそ、Sansanに来て欲しい

営業部門で活躍した後に、2016年12月から人事部に異動したけど、現在の仕事内容を教えてくれる?

現在は、学生向けに会社説明会をするなどして、Sansanという企業の認知度を向上するための活動を年間を通して行っています。また、採用面接時には面接官をしたり、内定が決まった学生に対して電話やメールでのフォローなども行っていたりします。

現在の業務内容は幅広いと思うけれど、人事部で働いてみてどう?

正直、人事部の仕事は難しいです。SD部や営業部にいたころは、受注数で成果がすぐ見えましたが、人事部の場合は成果がすぐには見えません。新卒社員を採用しても、それが正解だったかどうか、答えを知るためには長い期間が必要です。営業時代に比べてメンバーもアイデアも少ない中で、高い成果を出さなくてはならない。でも、困っているというよりは、健康的な悩みが続いている感じです(笑)。

2018年4月入社の新卒社員たちが、濱坂の初採用組になるね。

そうですね。今は、内定を出した学生にSansanへの入社をもっと楽しみに思ってもらえるようにイベントを開催したり、メールでコンタクトを取るなどしたりして、随時フォローしています。初めての新卒入社採用ということで、私もドキドキしています!

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  新卒採用の説明会。こういった場では、自分がそうされたように、一人一人の生き方や考え方に耳を傾けています。

最後に、就職や転職を考えている人に一言!

この会社にはブレないミッションがあります。そして、それを支える組織とプロダクトがあります。この素晴らしい環境のおかげで、私は自分自身を変えることができました。「自分のパフォーマンスをもっと発揮したい!」と思う方には、Sansanというフィールドはとても合っていると思います。

本当に頑張ってみたい人、いま頑張りきれていないと感じている人にこそ、ぜひ来てほしいですね。

インタビュー後記

決して平坦ではなかった、ここまでの彼女の道のりですが、だからこそ学生に向けて力強くかつ寄り添うような言葉を投げかけられるだと感じました。現在の役割は新卒採用を担当していますが、プロフィールの「Vision」の欄にもあるように、ゆくゆくは会社全体に影響を与えられるような存在になることが目標とのこと。人事部としての仕事はまだ1年足らずですが、今後の彼女のチャレンジを引き続き応援したいと思います。

interview & text: 人事部 伊東敏(びん) text: 長谷部美佐 photo: 山平敦史、馬場健太
2017/11/01

「Eight Talent Solutions」が「HR アワード2017」で最優秀賞を受賞!

こんにちは! 広報担当の小池からお知らせです!

この度、個人向け名刺アプリ「Eight」のキャリアサービス「Eight Talent Solutions」が、人事業界のアワード「HR アワード2017」の人材採用・雇用部門で最優秀賞を受賞しました!

2017年6月にリリースしたばかりのサービスにもかかわらず、このような賞をいただけたこと、とてもうれしく思います。

投票いただいた皆さま、ありがとうございました。

人事の祭典「HR アワード」

2017年で第6回目を迎える「HRアワード」は、会員数11万人を有する国内大手の人事ポータルサイト「日本の人事部」が主催する年1回のアワードです。

日本の人事部「HRアワード」は、人事・人材開発・労務管理などの分野におけるイノベーターを表彰する、表彰制度。素晴らしい成果を残した企業人事部やHRビジネス企業、人事担当者にとって有益だと評価されている書籍やサービスを表彰することで、全ての企業や個人のレベルアップと、人フィールドの活性化を実現することを目的としています。

(日本の人事部「HRアワード」Webサイトより)

今回、Eight Talent Solutionsは、300件を超える候補の中からプロフェッショナル部門にノミネートされました。過去最多となる6081名による投票の結果、同部門内の人材採用・雇用部門で最優秀賞を受賞しました。

ビジネスの出会いをもっとシンプルに

Eight Talent Solutionsは、名刺アプリ「Eight」の新サービスとして、2017年6月からスタートしました。

日々、ユーザーがEightを使うことで、ユーザーのキャリアに関する情報がEight内に蓄積されていきます。Eightに蓄積された150万人以上の情報を基にして、各ユーザーのキャリアにどんな可能性があるのか、どんな業界や企業に親和性があるのかを分析し、ユーザーと企業をつなげます。

このサービスによって、自分の評価されるポイントを客観的に捉えられることで、転職活動のためだけではなく、現職でのキャリアアップに活用することができます。

これが、Eight Talent Solutionsの持つ強みです。

Eight Talent Solutionsのこれから

今回の受賞は、ユーザー、企業の皆さまにEightの有用性、大きな可能性を感じていただいた結果と考えています。

現在、Eight事業部では、サービスとしてさらなる進化を遂げるため、Eightを活用していただいている皆さまに大きな発見を提供するための新機能、新サービスを構想中です。

これからもEightがユーザーの皆さまにとってのビジネスプラットフォームになるべく、尽力してまいります。

text: ブランドコミュニケーション部広報担当 小池亮介
2017/11/01