2017.12.11

【社員インタビュー】「いいものを作っています」と胸を張って言えます

こんにちは。人事部のびんです。

今回は、このブログとしては初めてとなるエンジニア職で活躍する中途入社社員のインタビューです!

Eight事業部でモバイルアプリ開発を担当する、坂本和大。2015年に中途入社してから、面倒見の良さと開発に対する誠実な姿勢で周囲からも頼られる存在として活躍しています。また、このブログでインタビューを行った新卒入社のエンジニア、福尾の上司でもあります。

Sansan入社前に数々のアプリケーション開発に携わってきた坂本は、とある思いをきっかけにSansanという会社に興味を抱き、代表の寺田の一言に覚悟を感じて入社を決めたといいます。

そんな坂本がどのような考えでSansanへ転職を決め、エンジニアとしてどのようなモノづくりに関わっていきたいのか、話を聞いてみました。

プロフィール

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Sansan入社前

サービスが世の中に浸透していく過程を見たかった

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Eightのモバイルアプリケーション開発において、チームを引っ張る存在の坂本の話は、部署が異なる私にとっても興味深いものでした。

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

坂本和大です。大学卒業後にKLab株式会社に入社し、ソーシャルゲームのサーバーサイドのプログラミングなどを担当していました。3年ほど務めた後は実弟と二人で独立し、ゲームや写真管理のアプリを作っていました。その後、2年ほどそういった生活を続け、2015年4月にSansanに中途入社しました。現在は、エンジニアとしてEight事業部に所属し、EightのiOSアプリ開発などを担当しています。

ゲーム会社に勤務、その後は独立するなど、Sansanに入社するまでにいろいろな経験を積まれていますが、転職するまでの経緯を詳しく教えてもらえますか?

もともとプロダクト作りが好きだったので、基本的にはプロダクトを作る仕事にずっと携わっていたいと思っていました。KLabに勤めていた頃は、ソーシャルゲームアプリの開発をしていました。プロダクトを作るという意味では楽しかったのですが、開発したものを使ってもらうことで、世の中がもっと便利になる、良くなる、そんなアプリを作りたいと思って、退職を決断しました。

その後、いったん独立し、オリジナルのアプリを開発していました。最初は、自由にプロダクトを開発できる環境に満足していましたが、2年間ほど開発を続けたものの、残念ながら思っていたほどの利益を出すことができず、開発したプロダクトの規模も大きくすることができませんでした。そんなとき、世の中により大きな影響を与えるようなプロダクト開発に携わりたいと思うようになり、転職を考えるようになりました。

数ある会社の中からSansanを選んだのはなぜですか?

当時は、世の中に対して影響力があるような大きなプロダクトの開発に携われそうな会社で働こうと思って、転職先を探していました。ただし、すでに世の中で当たり前のように使われている、例えばFacebookのようなサービスのアプリ開発に携わっても、そのサービス自体が大きく変わることも、自分自身に大きな変化が起きることも見込めないと思って、そういった会社やサービスは、最初から候補には入れていませんでした。

探していたのは、認知度は低くても、これからの可能性を秘めたサービス、アプリをすでに出している会社です。そういったサービスのアプリ開発に携わることで、1つのサービスが世の中に浸透していく、新しい当たり前が生まれていく過程を経験できると思ったからです。そんなときに出合ったのが、Sansanという会社の「Eight」というサービスだったんです。

真っ向から勝負している姿勢に好感を持ちました

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開発することだけにいそしむのではなく、開発したプロダクトの社会に対する影響をいつも真剣に考えている坂本。その姿勢をとても誇らしく思います。

他にも候補となる転職先があったと思いますが、Sansanに決めた理由は?

代表の寺田さんとの面接で聞いた言葉が決め手でした。面談した当時のEightには、今のようなさまざまな機能はなく、シンプルに名刺を管理するアプリでしたが、「数年のうちにビジネスにおけるSNSとして展開する」と言われたんです。

一般的にSNSのようなサービスを1から作ろうした場合、まず課題となるのがユーザー数の確保です。その点、当時のEightのユーザー数はすでに100万人ほどになっていましたし、ユーザーはビジネス利用を目的として活用しています。それだけのユーザー数を抱えているEightであれば、確かにビジネスにおけるSNSと展開していくことは可能だと思いました。何よりも開発者として、そんな重要なタイミングで開発に携われる機会は、そう巡ってくるものではありません。この話を聞いた瞬間に、「Sansanでなら自分の力を発揮できるかも」と思いました。

それに、その面接のときに「失敗に終わったらどうしますか?」と寺田さんに尋ねたら、「試しに1年間やってみて、うまくいけば突き進むし、発展しなかったらやめる」とはっきりと断言したんです。世の中には失敗しても割り切れずにダラダラと続けている会社もある中で、新しいことに真っ向から勝負しているところにも信頼を覚えました。

入社後から現在まで

価値あるものを作っていることを実感

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より良いサービスを作るため、ハイスペックな開発環境を用意。最近は、エンジニア職のメンバーのデスクにはiMacが順次導入されています。

今はどんな業務を担当していますか?

Eight事業部Mobile App Groupに所属して、iOSのアプリ開発を担当しながら、チームのスクラムマスターも兼任しています。開発担当者として、実際に自分でコードを書くなどの実務だけでなく、プランナーと一緒に新規企画を考えたり、現場のチームをマネジメントしたりもしています。

また、もともとEight事業部ではスクラム開発という手法を採っていて、アプリを開発する各チームは2週間という決められた期間の中でPDCAを回しながら開発に取り組んでいます。そこで、私は兼任しているスクラムマスターという立場からスクラムがうまく回るように各チームをまとめ、補助しています。

今までのキャリアと異なるものを開発するようになって、何か思考に変化はありましたか?

ユーザーの体験をより魅力的なものにする、プロダクトの品質を高めることを考える、という意味では、どの職場でもやりがいを感じていましたし、仕事をする上でのスタンスも変わっていません。ただEightという、社会的な影響力や価値を持つプロダクトを作っている今の方が、自分の仕事にプライドを感じる機会は多いです。同様に、他の開発メンバーたちもEightというサービスにプライドを持って、開発に臨んでいると思います。

また、Eightというサービスで「ビジネスの在り方を変えたい」と本気で思っている人も多いと思います。売り上げや目標となる数字を目指すことはもちろん必要ですが、その一方でサービスの在り方もちゃんと考えていて、私自身も周りのメンバーたちからいい影響を受けています。

Eightを開発する面白さはどんなところにありますか?

ゲーム業界の場合、新しいものが次々とリリースされ、消化されていきます。新しいアプリが作られたたとしても、2〜3年後にはそのアプリがなくなってしまうことが多いので、長い期間使われることを想定してプログラムを書くようなことは少ないです。一方で、Eightを開発する現在は、プロダクトが5年、10 年先も世の中で使われていることを前提にして、プログラムを書いています。

同じプログラムを書くということにしても、使われる期間の長さによって、設計やコードの書き方は変わってきますし、長く使われるコードを書くためには高い技術力が求められます。長期的なメンテナンスに耐え得るコードを書くことを要求されている環境は、開発者としては面白いと感じますし、そこにやりがいも感じますね。

これまでで困難だったことはありますか?

「フィード」機能やEightをインストールしたスマートフォン同士で、実際に紙の名刺を交換しないで、Eightを通して名刺を交換できる機能などの開発は、非常にチャレンジングでした。開発当初に想定していた送受信手段はBluetoothだけでしたが、一部の機種が対応していなかったこともあり、「超音波も手段として使えるかもしれない」というアイデアがチーム内から出てきたりして、何メートルだったらスマートフォンが反応するか実際に試したりと、あれこれ考えているときは大変でしたが、楽しい時間でした。

入社して2〜3年が経ちましたが、Eightに進化を感じていますか?

はい。先ほど話した名刺交換の機能だけでなく、入社してからはEightの「フィード」「プロフィール」などの新しい機能の開発に携わってきました。数年前に事業部が描いていた機能やビジョンを実現しながら、サービスとして着実に進化していると感じています。

仕事にやりがいを感じるのは、どんなときですか?

やはりエンジニアですので、何か新しい機能を作るときですね。作り方がパッと思い浮かんでしまうような簡単な作業よりも、全体像がなかなか掴めないような難しい作業に取り組んでいる時の方が楽しいです。思考回路をぐるぐると頭の中で巡らせながら、どうあるべきかを考えているときが一番だと思います。

エンジニアにとって幸せで働きやすい環境があります

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坂本が共著者として執筆した『モバイルアプリ開発エキスパート養成読本』(技術評論社)。

最近は外部の方もいらっしゃる勉強会などを積極的に開催したり、勉強会に参加したりしている印象ですが、どんな成果がありますか?

「RxSwift」という、まだ世の中に出たばかりで情報が少ないiOSの開発技術技術について勉強会を3回くらい開催しました。勉強会には、いろいろな企業の方々に参加いただき、技術について深く学べただけでなく、新しいコミュニティーもそこで作ることができました。

自身で勉強会を企画されたんでしょうか。

はい。RxSwiftの勉強会もそうですが、新しいことを企画して「やってみましょう」と事業部長に提案すれば、「じゃあ、やってみよう」とほとんどの場合快諾してくれて、応援してくれます。そういった環境は、エンジニアにとって幸せだと思います。

長いスパンで会社の成長を考えて、そういった活動を認めてくれたり、支援してくれたりしているんだと思います。 私たちエンジニアが、勉強会やそれ以外の活動を通してセルフブランディングをすることで、結果として会社の技術ブランディングにつながるという考えがあり、もともとEight事業部の事業部長がエンジニアだったこともあってか、エンジニアのことをよく理解してくれますし、支援や後押しをしてくれます。

勉強会がきっかけで本を執筆されたと聞きましたが、どういった経緯で書くことになったんですか?

RxSwiftの勉強会をSansanで主催したことがきっかけとなり、出版社の方に声を掛けていただいて、専門書の共著者として執筆に参加しました。こういった出版物の執筆に参加することもそうですが、エンジニア同士が意見やアイデアを言い合える環境も整っていると思います。これからもこの幸せな環境をうまく活用していきたいと思います。

今後のビジョン

当たり前に使われているようなアプリを目指して

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将来、ビジネスパーソンが当たり前に使うサービスを目指して! 坂本の挑戦はまだまだ続きます。

将来に向けて、どんなキャリアを描いていますか?

開発の現場で、自分でコードを書きながらもチームのマネジメントなども担当している、今のポジションが好きなので、規模が大きくなり続けても、マネジメントだけを仕事にするのではなく、同じポジションでありたいと思っています。

Eightの開発にはどんなエンジニアが向いていますか?

これからもっと使われるようなサービスを目指しているので、長期的な視点から物事に取り組める人でしょうね。今以上に価値がある機能を開発しながら、Eightをビジネスにおいて必要不可欠なサービスにしていくことに面白みを感じられる人が向いていると思います。後は、プロダクトがどうあるべきかを冷静に考えられる人。そして、プロダクトに何か違和感を感じた時に品質を意識して立ち止まって考えられる人、最後まで対処できる責任感と粘り強さのある人に、ぜひ仲間に入ってほしいです。

結構ハードルが高いですね(笑)。

そうですね。プロダクトの品質を長期間保ち続けるには、高いプロ意識が必要ですから!

最後に、これからのEightについてどんな考えを持っていますか?

将来、ビジネスパーソンが当たり前のように使っているアプリにしたいです。でも、そのためには今以上に使いやすさを追求しなくてはいけません。すでに展開されている機能をより使いやすいものにして、ブラッシュアップし続けることが、直近の課題ですね。

Eightは、まだまだ可能性を秘めています。どこまで進化させられるのか、私も今後が楽しみです!

インタビュー後記

Sansanに入社する前から数々の開発を手掛けてきた経験を持っている坂本だからこそ語れるような話をたくさん聞くことができました。ただプロダクトを開発することだけを目的にしているのではなく、その先にあるユーザーの体験や社会への影響やインパクトを考え、そこに仕事のやりがいを感じながら働いているのだと思いました。

同じ職場ではあるものの、仕事上で接する機会は限られており、こうやって改めて話を聞く機会があったことで、頼もしいエンジニアがSansanにいることを改めて知ることができました。

そんな坂本が開発を担当している、名刺アプリ「Eight」は先日にインドでの展開をスタートしました。サービスが世界へと広がっていく中で、Eightの開発を担う存在である坂本の活躍をこれからも期待していきたいです!

interview & text: 人事部 伊東敏(びん) text: 長谷部美佐 photo: 馬場健太