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一年の出会いに感謝して、名刺を奉納「名刺納め祭」

こんにちは。初めての投稿で緊張しています。mimi(33)編集部の安藤です。

先日、12月13日から15日の3日間、Sansanは「名刺納め祭」を開催しました。

たくさんの名刺が奉納された、イベントの様子を早速レポートしたいと思います!

たくさんのビジネスパーソンが訪れる神社「神田明神」

会場となったのは、江戸・東京に鎮座して1300年近くの歴史を持つ神社、神田明神です。

東京都千代田区外神田二丁目に位置し、御茶ノ水駅・新御茶ノ水駅から歩いて約5分のところにあります。私は、表参道駅から千代田線に乗って、新御茶ノ水駅から会場に向かいました。

皆さんは、「神田祭」って聞いたことがありますか?

神田明神は、日本三大祭、江戸三大祭の一つに数えられる神田祭を行う神社です(最近だと、とあるアニメの聖地としても有名みたいですね!)。神田明神に祭られている御祭神は、縁結びの神様「だいこく様(大己貴命)」、商売繁昌の神様「えびす様(少彦名命)」、除災厄除の神様「まさかど様(平将門命)」の三柱です。

いずれの神様も、ビジネスにご利益がありそうです!

そんなこともあって、毎年、仕事始めの時期には、多くの経営者やビジネスパーソンが訪れるようです。神職の方によると、最寄り駅である御茶ノ水駅や新御茶ノ水駅、秋葉原駅の辺りまで参拝の列が伸びることもあるとか・・・・・・ビックリです!

参道の真ん中を歩いてもいい!?

これは、鳥居の正面から神田明神を見たところです。奥に見える、随神門(ずいしんもん)からさらに奥にある社殿がチラッと見えますね。

ところで、神社にお参りする際に、「参道の真ん中は、神様の通り道だから歩いてはいけない」というような話を聞いたことはありませんか? でも、神田明神では、参道の真ん中を歩いても問題ないと聞いたことがあります。

その理由は・・・・・・神田明神では、参道の中心と社殿の中心がズレているから。

そんなうわさを耳にしていた私は、せっかくなので正面に立って確かめてみました。

確かに! ずれているような気がします・・・・・・!

いざ、名刺納め祭へ!

境内はこのような雰囲気でした。平日の日中にもかかわらず、参拝に来ている方が多くて驚きました(なるべく人が通っていないときに撮影したので、実際はもっと賑わっていました)。

境内に入ったら、早速、名刺を納めに受付へ。御神殿を正面にして左手に受付がありました。

受付を済ませたら、いよいよ名刺を納めます!

持参した名刺を納めるのが、この受付のすぐ手前に設置された「護縁箱(ごえんばこ)」です。

この一年で訪れた、たくさんの出会いに感謝して、護縁箱に名刺を奉納することで「名刺納め」が完了です。

私も名刺を納めることができました(写っているのは、撮影用に用意した実在しない名刺です)。

また、護縁箱の横には、名刺アプリ「Eight」のスキャナーが設置されていました。

名刺を奉納する前には、名刺のデータ化が必須です。護縁箱に名刺を納める前に、スキャナーで読み取っている方も見かけました!

当日は、Sansanの社員も会場に入り、護縁箱の横でスキャナーの操作案内をしていました。参拝客の方の中には、初めて見るスキャナーに興味を持たれていた方もいました。

それにしても、青空の下にスキャナーがあるのは、不思議な感じがしました(3日間、晴天に恵まれたようで良かったです。さすが、神田明神)。

Sansanからのお土産。カード、エコカイロ、ラムネ、法人向けサービス「Sansan」と個人向け名刺アプリ「Eight」のロゴなどのシールです。

名刺を納めると、受付でお土産がもらえました。事前に申し込みをしていた方には、さらにEightの有料機能が1ヶ月無料で使えるプレミアムクーポンもプレゼントしていたそうです。

1日に1度だけ! 御祈祷していただくこともできました。

名刺納め祭では、1日1回限定で、神職の方に御祈祷していただくこともできました。

受付ですでに名刺納めをした私でしたが、せっかくなので御祈祷の会場も取材させてもらいました。

神職の方の祝詞や巫女の方が振る福鈴の音を聞いたとき、久しぶりに身の引き締まる思いがしました。来場者の皆さんにとっても、この時間が来年のビジネスへの弾みとなったのではないでしょうか?

最後は、受付でお神酒をいただきます。御祈祷に参加された方には、神田明神さんからの手土産もあったようです。

Sansanが「名刺納め祭」を開催する理由

近年、IT・クラウドサービスが普及していることから、名刺をデジタル管理するビジネスパーソンが増えています。その一方で、Sansanが行った調査によれば、名刺をデジタル化して、紙のまま保管する必要がなくなったにもかかわらず「(処分すると)相手に失礼だと感じる」「(交換した名刺に)人とのつながりを感じるから」といった理由などから、紙の名刺を捨てることができずに、置き場所や保管方法に困っている方がいることが分かりました。

Sansan株式会社「名刺の整理と処分に関するインターネット調査」の調査結果より

これ以外にも、名刺を整理するタイミングは「年末の仕事納めのとき」「年度末のとき」が多いという調査結果も出ていました。

▼詳しい調査結果について
【名刺の整理と処分に関するインターネット調査】 もらった名刺を捨てられない人が9割!捨てられない理由は、 「今後のビジネスに役に立つかもしれないから」「相手に失礼だと感じるから」。 名刺を整理する時期は「年末の仕事納めのとき」が最多〜

名刺をデータ化して活用するためのサービスを提供しているSansanとしては、皆さんに紙の名刺を整理することによって新たな気持ちで新年を迎えてもらうとともに、それを翌年のビジネスへの弾みにしていただきたいと考えています。

そこで、一年の出会いに感謝するとともに、名刺を整理できる機会として、イベントを企画するに至ったとのことでした。

2015年にも、「Sansan名刺納め in 築地本願寺」と題して、築地本願寺でイベントを開催しています。そして、本年はその会場を神田明神に移し、奉納先が神社であることから「名刺納め祭」と名前を改めて開催しました。

神田明神を詣でた後は、私の定番。甘酒です。

取材も一段落したところで、このまま帰らずに周辺を散策。神田明神の秋葉原駅方面にある、有名な「明神男坂」を見てきました。

地図を見るとこの隣には、女坂もありました。

思っていたよりも急で、降りるのが少し怖かったです。そして、その後は登ってみたのですが、なかなかいい運動になりました。

これまでに何度か神田明神を訪れたことがある私にとって、神田明神を詣でた後に必ず立ち寄る場所があります。

それが、この天野屋さんです。

神田明神の鳥居のすぐ横にあります。入り口が、どこかほっこりしています。

ここで、甘酒をいただくのが、私の定番コースです。

今回は、店内で温かい甘酒をいただきました。当日の東京は、ちょうど大寒波が来ていた時期。外にいて冷えていた体には、ぴったりでした。味は、もちろんおいしかったです。

皆さんも神田明神に立ち寄った際は、ぜひ甘酒を飲んでみてください!

納められた名刺の枚数は・・・・・・

イベント後に確認したところ、今回の3日間にわたる「名刺納め祭」で納められた名刺は1万枚以上! とのこと。

また、Sansanの広報担当者に確認したところ、来場いただいた方の中には、一人で1000枚以上の名刺を奉納された方や、企業単位で名刺を奉納いただいたケースもあったそうです。

参加した皆さまにとって、こういった場所で名刺を納めることは、1年を振り返るきっかけにもなったのではないでしょうか?

「年末にお参りをする」という発想がなかった私でしたが、初詣として年が明けてからお願いをするだけでなく、年末に一年の感謝を伝えに行くことも大切だな、と今回の機会を通して感じました。

読者の皆さま、良いお年をお迎えください!

text:mimi(33)編集部 安藤早紀 photo:山平敦史