2018年05月の記事一覧

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Eightアイマスクを使ってみた。

Sansanではさまざまなノベルティーを作成しています。今回は、最新作「Eightアイマスク」を紹介します。

「Eightアイマスク」とは

Eightのインフィニティマークのフォルムをイメージしたジェルアイマスクです。使い心地や高い質感を求め、いくつものサンプルを試し、最終的に海外から取り寄せたものを採用しました。実際に、Eightのエンジニアに装着してもらったところ、「疲れ目に効果的」と評判も上々です。

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いつでもどこでも。可能性は無限大。

Eightアイマスクは、冷蔵庫で冷やしても、お湯で温めても使える優れもの。長時間のPC作業で目が疲れたときや、気分転換などにお使いください。
※目の周りのデリケートな皮膚を傷付けることになりますので、本品を凍らせて使用する、熱湯で温めて使用するなど、極端な温度差で使用することは避けてください。

「Eightのエンジニアも使ってみた」

RubyKaigi 2018に参加するエンジニアに、その使い心地を試してもらいました。

デスクでの作業時

まずはEight事業部の執務室へ。真剣な表情で業務をする2人(木田南谷)に、Eightアイマスクを付けてもらいます。

TE1496 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

木田(左)と南谷(右)。モニターを見ながら、真剣に議論する二人。

付け心地はどうですか?

木 田 :冷たくて気持ちいいな。高級感もありますね。

南 谷 :昼食後は眠くなってしまいがちですが、このアイマスクを付ければ頭がスッキリするかも。

移動中

Eightアイマスクを装着したまま、次の会議へと向かう二人を取材班は追いかけました。

TE1608 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

エレベーターに乗り、別の会議室へ向かいます。

木 田 :歩いても全然ずれないですね。

南 谷 :付けたままランニングもできそうです。

会議中

移動先の会議室で行われていたRubyKaigi 2018に関する最終調整のミーティングに潜入しました。

TE2293 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

写真中央の3名は、左から相川藤田藤井。RubyKaigi 2018に向けて議論を熱心に重ねます。

会議中にお邪魔します。皆さんでEightアイマスクを試してくださっているんですね!

藤 田 :これ、すごく良いですね。私は、温めてホットアイマスクにして試してみたいです。

良かったです。ぜひRubyKaigiの当日もアイマスクの装着をお願いします! 開催は、いよいよ明日ですね。意気込みはどうですか?

藤 井 :個人的には勉強会で知り合った人など、コミュニティーで知り合った人たちと会えるのが一番楽しみですね。1年に1回、大きなイベントで会えて、お祭り騒ぎするっていいですよね。既存のコミュニティーだけじゃなくて、新たなつながりもできて、それが次につながるっていうのもRubyKaigiに参加するモチベーションになります。

TE1633 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

「生産性が上がる」と喜ぶ、熊家

メンニ Rubyの有名な技術者の方と直接話ができるのは嬉しいです。そういう方たちも壁にぶつかることがあると聞くと、身近に感じられるし、自分も頑張ろうと思えます。

石 畑 ご当地の食事も楽しみ。とりあえず1日5食ぐらい食べますよ。

南 谷 :RubyKaigi 5k 2018」というランニングイベントを企画していて、特別なプレゼントも用意しているんで、興味のある方はぜひ気軽に参加して欲しいですね。仙台でランニングしていい汗を流しましょう!

TE2222 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

石畑(手前、後頭部)とメンニ(奥、笑顔)。

エンジニアだけでなく企画チームのメンバーも、さまざまな企業の皆さまと交流できる貴重な機会として、RubyKaigi 2018に参加することをとても楽しみにしています。

この記事に登場したエンジニアたちもイベントに参加する予定ですので、ぜひ会場で声を掛けてください!

撮影終了後

撮影が終わった後、コンビニでお菓子を選んでいるメンバーを見つけました。RubyKaigi 2018でクリエイティブを担当する吉浦です。

吉浦さん。何をされているんですか……?

吉 浦 :あ、おやつを買いにきただけです……。

YAM5839 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

吉浦が買い物しているところを取材班がキャッチ。「一度、付けてみたかったんです」。

無限の可能性が感じられる、マイマスクショットTweetを募集
#rubykaigi

この心地良さをぜひ多くの方に体験していただきたいのですが、残念ながら個数が限られているため、Rubykaigi 2018では数量を限定してEightアイマスクを配布する予定です。

そのため、Eightアイマスクを受け取ってくださった方には、TwitterなどのSNSでこの企画記事をシェアするか、Eightアイマスクを装着した写真、Eightアイマスクを撮影した写真をSNSで発信していただくという、「ささやかなルール」を設けました。ぜひハッシュタグ #rubykaigi を付けて、つぶやいてくださいね!

それでは、RubyKaigi 2018で皆さまにお会いできることを楽しみにしています!

DSC2340 resize - Eightアイマスクを使ってみた。

さっそうと歩くエンジニアたち。Sansan表参道本社が入るビルのエントランスにて。
text: 鈴木由香 photo:山平敦史 direction:Hanako
2018/05/30

「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

お元気ですか? ICE企画室長のHanakoです。

北欧最大級のスタートアップイベントである「Slush」。

その日本版「Slush Tokyo 2018」が3月28日〜3月29日の2日間にわたり、開催されました。

Slushといえば、音楽ライブのような熱気あふれる会場のデザイン。そして、世界的に注目を集めている国内外のスピーカーによるキーノートやトークセッション……。その傍らで、スタートアップの若き起業家と投資家、社会人や学生などが出会い、新たな化学反応を起こすことを目的とした世界最大級のスタートアップイベントです。

そんなかなりユニークなイベントに参加してきましたので、イラストも交えて振り返ってみたいと思います。

世界最先端の情報を手に入れるため、Slush Tokyo 2018へ

今回はSansanのクリエイティブ集団「ICE」で希望者を募り、デザイナーやディレクター陣で「Slush Tokyo 2018」に参加しました。クリエイティブ職が丸2日間、時間を空けることは大変ですが、最良のアウトプットのためには新しい世界のインプットが大事。そんなことを日々感じていることもあって、今回の企画を立てました。

9 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

参加したメンバーは、ブランディング、マーケティング、プロダクトと、さまざまな部門で異なる業務を担当するデザイナーとディレクター。それぞれの視点で見たものをまとめていきますので、どうか最後までお付き合いください。

テクノロジーとアートが共存する、非日常空間

8 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

会場は、東京ビックサイト。ビジネスの先端を走るスタートアップ集団が持つテクノロジーと、醸し出すアートの世界感が共存している空間は特徴的で、一歩足を踏み入れた瞬間に未知の世界に出会った時の興奮が迫ってきます。

Slushのアイデンティティーを感じさせる「Art x Technology」の世界感や「枠にはまらない」個性的な雰囲気の来場者たちによって醸成される、この独特な雰囲気は、まさに非日常。

新しい価値観との出会いに、ワクワクが止まりませんでした。

「AI」「ブロックチェーン」など旬なワードも

運営スタッフは世界各国より社会人、学生など、総勢600名のボランティアが集結し、普段なかなかお目にかかれないとがった方々が大勢いました。

11 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

スタッフの中には、バーコードみたいなタトゥーの方も。こんな細かいところですらも、未来を感じます。この特別な空間では、もしかしたら何を見ても、そういう目で見ることができてしまうのかもしれません。

5 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

オープニングでは、DJによるアップテンポな曲と、ダイナミックな映像が流れました。

この瞬間からアドレナリンが急上昇! 大きな1つの空間の中で、区切られることなく、あちこち同時進行でイベントが行われていたため、会場はいろんな音や熱気に包まれていました。

6 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

筆者も当然ノリノリです。

心はステージ上で、DJが作り出す世界にダイブしている状態。世界最先端の大きな波に一緒に乗っているグルーヴ感を味わうことができました(通常、ビジネスイベントでこんなノリノリになることはありません)。

4 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

キーノートや、ピッチコンテスト、ディスカッションが同時進行で進められていました。全体的な印象としては、「仮想通貨」「ブロックチェーン」「AI」など、旬なワードが飛び交っていたように思います。

12 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

ちなみに講演は全て英語で行われていました。

留学経験のある筆者も全神経を集中して挑んだのですが、英語力だけではカバーできない知識的な限界を感じました。ある程度は雰囲気で内容が伝わってくることもありましたが、次回はもっと予習してからイベントに参加したいと思いました!

Centralize to Decentralize(集中から分散へ)

13 - 「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(前編)

ちなみに、今回のSlushで、印象的なワードを一つ挙げるとすれば、「Decentralize」。日本語だと「分散」です。今までのcentralize(一点集中型)されていた世界からdecentralizeへ移行していっている、と。そういう時代の流れなのですね。

「これからは小さな力を持った集合体が力を合わせていく、Decentralizeが主流になることで、イノベーションが加速する社会になる」。

そんなことが、仮想通貨やブロックチェーンというキーワードとともに発信されていました。

テクノロジーによって進化し続けてきた私たちの生活ですが、ブロックチェーンの技術を活用した新サービスがもたらされたら、さらに社会や産業構造の変革が進んでいき、世の中の価値観が変わっていくのだろうなと思います。

その先陣を切っているのは、新しく生まれているアントレプレナー(起業家)たちであり、またそういう人たちを引き寄せるのがSlushの素晴らしいところと感じました。

後半は、会場の各ブースの状況をレポートしたいと思います!

関連記事

【レポート】「Slush Tokyo 2018」に行ってきました(後編)

text&illustration: Hanako
2018/05/29

採用企画のこれまでとこれから vol. 1

こんにちは。人事部のびんです。

突然ですが、Sansanの人事部には「採用企画チーム」という組織が設置されています。

この「採用企画」って言葉を知っていますか?

各社で呼び方はさまざまかも知れませんが、「採用マーケティング」「採用広報」「Recruiting Marketing」といった言葉に近いです。

Sansanの採用企画チームでは、「メンバーを絶賛募集中です!」という意味も込めて、複数回に分けて採用企画チームの紹介をしていきたいと思います。

採用活動の中で感じた課題から発足

DSC 4218 1 - 採用企画のこれまでとこれから vol. 1

採用企画チームによる議論の様子。新卒、中途、職種など、領域を限定することなく担当するため、話題が尽きません。

この採用企画チームが発足されたのは、2017年の夏頃でした。この記事を書いている現在段階では、まだ発足から1年が経過していません。

そもそも、採用企画チームが発足されたのは、私自身が感じた課題がきっかけです。

私は、2015年1月から新卒採用担当としてさまざまな採用活動を行ってきました。その一方で、中途採用にも関わり、新卒採用とはまた異なった手法で採用活動を進めていたわけですが、同じ採用活動という領域において共通するシーンがいくつもありました。

そんなときに、これは新卒? 中途? と、お見合い状態になってしまっていたことがあり、専任で動くチームを作った方が会社としての採用活動全体を押し上げられるだろうという考えから、採用企画チームを組成しました。

新たな価値を生みだすために!

DSC5385 1 - 採用企画のこれまでとこれから vol. 1

33(mimi)に掲載するインタビュー記事のために社員へ取材をしています。他部署との関わりも非常に多いのが、チームの特徴です。

例えば、この記事も別に今日でなく来週に書いたとしても、何かに対して大きな影響はありません。書かなくても誰も困らないかもしれません(でも、書きます!)。

しかし、より効率的に、そして効果的に採用を強くしていくために、今までやりたくてもやれなかったことにどんどん取り組んでいます。そのため、採用企画チームの業務範囲は多岐にわたり、日々チャレンジの連続です。

われわれの仕事は、思考作業の連続である、とも言えます。SansanのValuesの1つ「考え、動き、形にする」を日々意識しながら仕事に取り組んでいますが、その言葉の中でも、特に”考え”というところに多くの時間を割いています。考えて、動いてはみたけれど、形にする前にやめた取り組みもあります。しかし、その「やめる」ことについても「意志と意図を持って判断する(Valuesの1つ)」を踏まえた判断です。

まだまだヨチヨチ歩き状態のチームではありますが、いろいろとアウトプットを社外に対して出しているので、その辺りについては次回以降に紹介していきたいと思います。

※本記事のトップ画像は、2017年12月2日に開催した「Sansan Recruit Event」での一枚です。イベントの企画立案も採用企画チームが中心になって行いました。

text: 人事部 伊東敏(びん) photo: 山平敦史、ブランドコミュニケーション部 安藤早紀
2018/05/24

18年卒が新卒研修をしてきました!(神山編)

2018年4月に新卒社員として入社した、Sansan事業部セールスディベロップメント部ADRグループの相馬花音とDSOC R&D Groupの吉村皐亮です。

前回の記事では、表参道本社で行われた新卒研修の様子を紹介しました。今回は、サテライトオフィス「Sansan神山ラボ」がある徳島県の神山町で受けた研修の様子や特に印象深かったことを「神山編」として紹介します。

神山では同期と共同生活をしたことで「チームワーク」や前回の記事で紹介した「レジリエンス(自己治癒力)」について多くのことを学びました。

神山プロジェクトの立役者、大南さんの講演

Sansanが神山にサテライトオフィスを開くきっかけとなったのは、特定非営利活動法人グリーンバレーの理事長である大南信也さんとの出会いでした。

今回の研修では、大南さんをゲストに迎え講演が開かれ、「Sansan神山ラボ」がどのような経緯で誕生したのか、いま大南さんがどんなことに取り組んでいるのか、今後の展望などについてお話をいただきました。

講演ではさまざまな話を聞くことができましたが、特に印象的だったのは、大南さんの発想法でした。大南さんいわく、一見関係がないように思える2つのものであっても、共通性を見出して、そこから周りとの関係を連想していくことで新たな発想を得ることができるとのこと。

大南さんは、その習慣としている発想法を「読み替え」と呼んでいました。

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新卒一同、真剣に大南さんの話を聞いています。

大南さんは神山で行われているさまざまな取り組みを紹介してくれました。講演後には、新卒メンバー全員でその一部を見に行きました。

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これは「カラオケ鳥居」というアート作品です。

Bluetooth経由でスマートフォンから好きな音楽を流ることができる、この作品は地域住民の方々から不要なスピーカーを集めて制作されたそうです。

毎年恒例の登山へ

神山での研修期間中、代表の寺田をはじめとした役員陣も途中から合流し、2日間をかけてSansanの研修では恒例となっている登山に挑みました。

1日目

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想像していた以上に険しい山道を登っていくと、突然目の前に現れた「雨乞いの滝」。

裸足になって、雨乞いの滝の上にある祠へお参りに行くことになりました。みんな、恐怖と闘いながら、設置された鎖の手すりだけを頼りに滝登りに挑戦です。

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無事に祠から生還し、再び靴を履いた時、役員陣と新卒メンバー全員が口を揃えて「靴って偉大だな……」とつぶやきました。

普段は当たり前過ぎて、その便利さに気が付きにくいですが、無いととても困る存在の靴。そんな靴のように、Sansanがビジネスパーソンにとって必要不可欠な存在になるために、われわれは挑戦し続けたいと思いました。

1日目は、滝登りを含めて15kmほど歩き、山中にあるキャンプ場でテント泊をしました。

2日目

そして翌朝。前日に仕掛けた罠に鹿がかかっていました。

捕獲した鹿は、地元の方に解体していただきました。

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生きていた鹿を思い、命に感謝しながら食べやすい大きさに切り分けます。

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改めて命を頂くことのありがたさを実感しながら、朝食としておいしく頂きました。

日常とは異なった体験を通して、新しいものの見え方に気付くことができた貴重な2日間でした!

Sansanの理解を深めるためのグループワーク

登山を終えた後は、これまでの研修で学んだことの集大成として、Sansanの理解を深めるためのグループワークに取り組みました。

グループワークでは、内定済みの採用候補者がいると仮定して、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と個人向け名刺アプリ「Eight」の価値を伝え、その方に内定を受諾してもらうためのプレゼンテーションを考案しました。

Sansanのサービスについては、すでに理解をしているつもりでしたが、改めて他人に伝わるように話すということを考えた時に、どのように伝えるべきかを考えて四苦八苦しました。

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時には外で議論することも。自然に囲まれた「Sansan神山ラボ」ならではの光景です。

神山では、同期のメンバーたちと寝食を共にする中で、何度もハプニングが起こりました。その度に、困難な状況に直面した時に目的に立ち返って自らでやり抜く力「レジリエンス」が高められたと思います。

18年卒の新卒メンバーによる、新卒研修のレポートでした。

関連記事

【レポート】18年卒が新卒研修をしてきました!(表参道本社編)

text: Sansan事業部セールスディベロップメント部ADRグループ 相馬花音、DSOC R&D Group 吉村皐亮
2018/05/21

R&D社会科学班の論文読み会 vol. 1

こんにちは。DSOC R&Dグループの真鍋です。

DSOC R&Dグループでは、有志が集まって、定期的に論文読み会をしています。最新の情報を仕入れて共有することが基本的な目的ですが、こういった定期的な会を設けることで、怠惰な私としては、一定間隔で半強制的に論文を読むようになるという自己研鑽も、隠れた目的にしています。

今、「社会ネットワーク」に関する論文読み会を隔週で開催しています。

参加者は、私と前嶋直樹、戸田淳仁の3名。各自が1本ずつ論文を紹介し、その内容についてディスカッションを行っています。

情報系のバックグラウンドを持った理系の多いDSOC R&Dグループのメンバーですが、この論文読み会は社会科学方面に特化しており、読み会参加者も文系のバックグランドを持っていて、「ちょっとした変り者が集まって親交を深めている」という感じもあります。

これからの記事では、この論文読み会で紹介した論文の内容とメンバーが議論した内容を簡単にまとめていきたいと思っています。以後、よろしくお願いします。

さて、第1回目は前嶋による次の論文の紹介から始まりました。

Race, school integration, and friendship segregation in America
著者:James Moody
発行年:2001年
雑誌:American Journal of Sociology, 107(3), 679-716

論文のまとめ

  • アメリカの高校における人種の人口学的異質性とネットワーク多様性の関連についての論文。
  • アメリカではブラウン判決以降、学区内の人種の人口学的な分布を均等にしようという動きが見られるようになったが、人口学的な分布の点で多様性が担保されていたとしても、その中での友人関係等のつながりが多様な人々の間で行われているとは限らない。
  • 統計的な分析の結果、ERGMという手法を用いて算出された「純粋同類結合効果」と学校内の人種的異質性は、逆 U 字の関係であった。つまり、異質性がとても低かったり、逆にとても高かったりする学校では、異なる人種的バックグランドを持った生徒間でのつながりが多く見られるが、異質性が中程度であると、逆に人種・エスニシティ的に同質な生徒同士のつながりが強くなってしまう。
  • このような人口学的異質性とネットワーク多様性の非線形的な関係は、政策形成にとって有意義である。

所感

前嶋がとても好きな論文らしく、その理由は、「多様性を単に人口比で測るのではなく、実際の紐帯を調査して評価しているところで、そのように多様性を評価すると、むしろ人口比としての多様性が徐々に高まっていくほどにセグリゲーションが進行するため、中程度の人口学的な多様性で、逆に紐帯としての多様性が下がってしまうことが示されているから」とのことでした。

ダイバーシティー施策がうまくいっている組織とそうでない組織の違いも、もしかしたら比率などに起因するセグリゲーションのためなのかもしれませんね。

論文へのリンク

https://www.journals.uchicago.edu/doi/abs/10.1086/338954

次に、私が以下の論文を紹介しました。

The Spread of Obesity in a Large Social Network over 32 Year
著者:Nicholas A. Christakis
発行年:2007年
雑誌:The New England Journal of Medicine, 357, 370-379

論文のまとめ

  • 肥満の伝染についての定量的評価。
  • データは、Framingham Heard Study。1971年から2003 年までの32年間にわたる1万2067人分の社会ネットワークデータ。
  • 家族・友人でネットワークを形成すると、肥満集団(クラスター)が存在している。すなわち、友達が肥満の場合、そうでない場合に比べ、自分が肥満である確率は57 %有意に上昇する。
  • このクラスター化の原因として、「同類性」「共通の外部要因」「誘引」の可能性が考えられる。
  • 同類性(homophily:同じ体型同士が親近性を感じて仲良くなる) の調整として、友人の肥満フラグのラグを説明変数に導入。時間的因果性を考慮している。
  • 環境要因の調整:友人関係の方向性を考慮している。すなわち、自分が友人だと認知していても相手がそう思っていない場合、その逆、双方で友人だと思っている場合と友人の方向性を分けて分析している。結果、自分が友達だと思っている場合は相手が肥満であることの影響を受けるが、相手が友達だと思っているが自分は思っていない場合は影響を受けない。最も影響が高いのは双方が友達だと思っているとき。もしも共通環境要因のみで誘因効果がないなら、影響度は方向性によらないはず。
  • 影響度には性別も関係している。友達が同姓の場合は、異性の場合に比べて影響を強く受ける。
  • このように肥満にはネットワークを介した誘引効果があるため、健康状態への介入は、効率性が見込まれる。一部の人間に介入すれば、その周囲の人間に影響を及ぼすからである。

所感

「朱に交われば赤くなる」をデータで実証しており、肥満という環境や遺伝の要因の強そうな事象に関しても、それらを調整してなお統計的有意に測定できるほど、友人の影響・誘引効果があるということに驚きました。 どのような準拠集団に属しているかによって、人の行動のある程度の部分は決定される、ということを強く示唆しているように思えました。

肥満以外の健康状態やメンタルに関する状態(うつなど)、仕事の仕方、考え方、ライフスタイル(結婚や出産)なども友人を代表とする準拠集団の影響を受けているのかもしれないなどと、皆でいろいろな可能性についてディスカッションしました。

論文へのリンク

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/nejmsa066082

ネットワークのアニメーション動画が楽しいです。

最後に、戸田が紹介した論文です。

A New Method for Identifying Recombinations of Existing Knowledge Associated with High-Impact Innovation
著者:Satyam Mukherjee, Brian Uzzi, Ben Jones, Micheal Stringer
発行年:2016年
雑誌:The Journal of Product Innovation Management, 33(2), 24-236

論文の概要

  • 新しいイノベーティブな研究が、先行研究のどのような組み合わせから生み出されるのかについて、論文の引用ネットワークから明らかにする。
  • 先行研究の標準的(conventional)な組み合わせと非定型(atypical)な組み合わせを調べ、その割合と高いインパクトを持つ研究のような関係について調べる。
  • 可能な先行研究の組み合わせ数は増加しているのにもかかわらず、非定型的な組み合わせは減少している。一方で、標準的な組み合わせは増加している。
  • 非定型な組み合わせは、時間とともに割合が安定し、標準的組み合わせとなっていくが、その分散は高いことから、画期的な研究を生みだしたレアな先行研究の組み合わせは、その後は2度と現れないか、または標準的な組み合わせへと変化していくことが分かる。

所感

引用している論文の組み合わせの珍しさに加え、その中でも珍しい論文の組み合わせが、さらに珍しいかどうかを評価して、論文を区分しているところが面白いと思いました。この方法は、いろいろな分析に応用できるかと思います。

ヒットを生みだすためには、過去の知見の標準的な組み合わせと非定型な組み合わせの混合が必要との示唆でしたが、この考え方はビジネスにも敷衍(ふえん)できるのではと思います。過去にしばられているだけでも、まったく新しいだけでもダメで、そのバランスが必要ということですね。論文の引用ネットワークというデータだけから、こういう面白い知見を導き出す手腕に、みんなで感動しましたが、前嶋が「Uzziの論文はまじ素晴らしいので全部読んでおくべきですよ!」と力説しており、全く読んだことのなかった私は大いに反省しました。

論文へのリンク

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jpim.12294 

執筆者プロフィール

text: DSOC R&Dグループ 真鍋友則
2018/05/17

世界を変える「出会い」を、ここから。 ——「Sansan in 表参道」はじまる

こんにちは。ブランドコミュニケーション部PRの小池亮介です。

今回の記事では、2018年春から始まったプロジェクト「Sansan in 表参道」を紹介します。

表参道から「出会い」の世界観を伝える

「Sansan in 表参道」は、Sansanが最も大切にしている「出会い」の世界観を本社を置く表参道を拠点にして伝えていくプロジェクトです。

このプロジェクトがスタートしたのは、2018年3月。表参道交差点と南青山五丁目交差点(国道246号線(青山通り)と骨董通りの交差点)の交差点に掲出した4種類の屋外広告からスタートしました。

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それぞれの屋外広告では、未来へつながっていくことを想起させるような、さまざまな出会いのカタチを描いています。

世界を変える「出会い」を、ここから。
Sansan in 表参道

このコピーは、Sansanの宣言のようなものです。

ふとした出会いが世界を変えるイノベーションとなり得る、その可能性を後押ししたい。

それを最も身近な場所、ここ表参道から始めたい。

Sansanのそんな想いが込められています。

表参道駅構内で広告を展開

5月14日(月)からは「Sansan in 表参道」として、さまざまな新しい取り組みが始まりました。

まずは、表参道駅構内で展開する広告。

DSC1787 resize - 世界を変える「出会い」を、ここから。 ——「Sansan in 表参道」はじまる

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5月14日(月)から5月20日(日)までの期間、表参道駅構内の各所で展開されています(一部、5月27日(日)までの広告があります)。

この広告では、表参道を拠点に働くSansanの社員たちのポートレートがクリエイティブの一部となり、「Sansan in 表参道」のメッセージを発信します。

このポートレートを撮影したのは、写真家のハービー・山口さん。1カ月以上の期間、Sansanの表参道本社で300名を超えるSansanの社員を撮影していただきました。

DSC2092 resize - 世界を変える「出会い」を、ここから。 ——「Sansan in 表参道」はじまる

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掲出初日には、ハービーさんも表参道駅に足を運んでくれました。

ハービーさんに撮影していただいた写真は、これから社員の名刺などにも使用されます。

また、Sansanに新しいメンバーが加わるたびに、ハービーさんに引き続き撮影を行っていただく予定です!

タブロイド紙も発行しました

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表参道にいる人々の出会いを特集する、タブロイド紙『People in Omotesando』を発行しました。

ファッション、ハイブランド、カルチャー……。表参道というエリアに対して、そんなイメージを持つ方も多いかと思います。

一方で、表参道には、Sansanのようにオフィスを構えている会社があり、お店、学校があります。そして、そこで働く人や学生がいます。もちろん表参道に住んでいる人もいます。

『People in Omotesando』では、そんな表参道に関連する人々の出会いのストーリーや日常に隠れてしまっている出会いの可能性を深掘りして、出会いの価値を発信します。

本紙は、表参道のCOMMUNE 2nd山陽堂書店など、表参道近隣の施設や店舗などで手に取ることができます。

雑誌『BRUTUS』でも紹介されています!

DSC1999 resize - 世界を変える「出会い」を、ここから。 ——「Sansan in 表参道」はじまる

5月15日(火)発売のマガジンハウス発行『BRUTUS』最新号では、「Sansan in 表参道」に関する記事が掲載されています。

記事では、写真家・ハービー山口さんによる社員の撮影プロジェクトをメインとしながら、インタビューとともに「Sansan in 表参道」というプロジェクトに関する情報が掲載されています。

全国の書店・コンビニエンスストアなどで購読できますので、ぜひご覧ください!

プロジェクトは始まったばかりです!

Sansanは、世界を変える出会いを、表参道から発信していきたいと思います!

新プロジェクト「Sansan in 表参道」にご期待ください!

text: ブランドコミュニケーション部PR 小池亮介 photo: 山平敦史
2018/05/15

仕事をしている自分が好きになった。

こんにちは、人事部のびんです。今回は、Sansan事業部営業部でリーダーとして活躍する女性メンバーを紹介します。

2014年8月に大手保険会社からSansanに転職した、中原翔子。入社直後は、その当時、営業部門にいた私と同じチームに所属していました。現在は、Sansan事業部営業部でグループリーダーを務め、組織の要として活躍しています。

今回の社員インタビューでは、Sansanに転職した理由やSansanで働くことの面白さ、仕事にもプライベートにも手を抜かない彼女のポリシーなどについて、改めて話を聞きました。

プロフィール

interview nakahara2 - 仕事をしている自分が好きになった。

入社前

強かった海外への思いを実現

YAM6181 - 仕事をしている自分が好きになった。

明るくインタビューに応じる中原。学生時代や前職での仕事内容について、いろいろな話をしてくれました。

まずは自己紹介からお願いします。

中原翔子です。上海の大学に4年間留学し、卒業後は外資系の保険会社で代理店営業を約6年間担当していました。その後、2014年の8月にSansanへ中途入社しました。入社後から法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」に携わり続けており、少しの間だけマーケティング部に在籍していたものの、その後はずっと営業部に所属しています。現在は、大企業向けの営業活動を担当する、Sansan事業部営業部エンタープライズ第1グループに所属し、グループリーダーを務めています。

留学することを決めた理由を教えてもらえますか。

もともと海外に対して興味が強く、高校でも国際科を専攻していました。若いながらにも漠然と「とにかく大学は絶対に海外の大学へ行きたい!」という思いがありました。高校生の時に、第二外国語として中国語を専攻していたこともあって、中国・上海への留学を決めました。

それは思い切った決断だったと思いますが、悩んだりはしませんでしたか?

全然。悩まなかったです。家族も「これからは海外だ! 行っておいで!」と即OKされました(笑)。留学を決めた当時は、自分でも「珍しいのかな?」と思っていたのですが、実際に行ってみたら、意外と日本人が多くて、寂しさも全く感じなかったですね。

現地で就職活動をしたんですか?

実は、卒業したら違う国に行こうかなとも思っていたのですが、「いつまでも親のスネをかじっているわけにはいかないし、一旦は自立をしよう」と思い直して、就活することを決めました。卒業時期が日本の学生と半年くらいずれていたこともあり、就職先の候補となる企業の数はそんなに多くありませんでした。大学で専攻していたのが、経済・金融系だったこと、当時の海外思考も影響してか、その時は何となく金融業界の外資系企業を中心に就職先を探しました。その中で相性が良さそうだったところが、前職の保険会社だったんです。

前職では、どんな仕事を担当していましたか?

保険会社の営業っていうと大変なイメージがあると思うのですが、エリアごとに代理店企業さんを担当するような形の営業スタイルだったので、業務内容は基本的に同じことの繰り返しでした。一定期間で担当するエリアが変わるので、担当する代理店企業さんが変わることはありましたが、内容はある程度決められた方法で進める既存営業が中心で、社員ができることといえば、その決められた枠組みの中で、いかに自分なりのパーソナリティーを出していくか、くらいのものでした。

前職時代の仕事には、どんなやりがいがありましたか?

そうですね。会社の待遇だったり、一緒に働く人が良かったりしたこともあって、約6年間勤めましたが……「仕事のやりがい」という点で考えると、いまひとつ納得し難いところは、常にありました。前職では、自分から物事を進めていくということは、そんなに求められてはいませんでしたね。

仕事中の自分を笑顔で語りたい

YAM6079 - 仕事をしている自分が好きになった。

自分の仕事に対して葛藤を抱いていたこともあり、ある出来事を契機に中原は徐々に転職を考えるようになったと話す。

転職を意識し始めたきっかけはありましたか?

当時の企業に入社した動機として大きかったのが、本国での研修制度や本国への転勤制度があったことです。ただ、その制度自体が在職中に廃止になってしまったことがきっかけになり、「いまの業務を、国内で転勤し続けてやっていくのって、私が本当にしたかったことだったのかな……」と次第に考え始めるようになりました。

どんなマインドや軸を持って、転職活動に取り組みましたか?

仕事に限らず、どんなことに対してもですが、誰かと接しているときの自分を、もしくは、その環境にいるときの自分を、自分自身で「好きだな」と思えることを大事にして、常に人生の選択肢をチョイスし続けてきました。

ところが、ふと思ったんです。働いている自分のワンシーンを切り取った時に、自分自身で「楽しいな」とか「仕事をしている時の自分を好きだな」と思えないな、回りの人に笑顔で語れないな……と。仕事って、月曜日から金曜日、1週間の7分の5という人生において結構な時間を費やしているものです。それなら、自分自身がワクワクできたり、仕事をしている自分を好きだなと思えたりすることを選びたいと思って、転職先を探し始めたんです。

少し話は変わるかもしれませんが、プライベートでは音楽活動もされていますよね。その影響もありますか?

そうですね。副業としてはではなくプライベートで、私はジャズを中心にシンガーとして音楽活動をしています。その活動を続けている中で、ジャズに縁がなかったような人にジャズの良さを知ってもらえたときに、すごく喜びを感じるんです。

それを仕事に置き換えたときに、自分が届けたいと思えるもので、いま世の中にないもの、取り入れられることによって生活をより豊かにするもの、社会を充実させていくもの……。そんなものを届けることが、自分の仕事にできたらいいな、と思ったんです。新しい何かを世の中に発信していくことによって、自分自身もワクワクするし、受け手側に良い変化が起きていくこともうれしいな、と。

そう思った時に、ある程度決められた枠組みの中で繰り返すような内容の仕事を与えられてしまいそうな企業ではなく、これから新しい何かを世の中に発信していく企業で働きたいと思うようになりました。ベンチャー企業を中心にして、それが叶うような転職先を探したいと、転職エージェントの方に相談しているうちに、Sansanと出会いました。

当時のSansanの印象は、どうでしたか?

転職活動をする中で他の企業も受けたんですけど、Sansanのサービスが、一番、どんな人にもどんな社会にも届けられるサービス、誰にでも届けられるサービスだな、と思いました。最初「名刺管理」と聞いたときは「何だろう?」と思いましたが、自分で調べたり、一次面接でいろいろな話を聞いたりしていくうちに、ギュッと心が掴まれていくのを感じましたね。

他の企業と比べて、迷ったりしませんでしたか?

迷いませんでした。すぐに「Sansanがいい!」と即決しました。

入社後から現在まで

事業やサービスの変化を最前線で体感できる楽しさ

YAM6147 - 仕事をしている自分が好きになった。

過去に同じチームで働いていたこともあり、当時のことを懐かしみながら、和やかな雰囲気の中でインタビューすることができました。

長い間、営業部に在籍していると思いますが、現在の仕事はどうですか?

営業部は、担当する企業の従業員規模に応じていくつかのグループに組織が分かれているのですが、私はそれをハシゴしながら、いろんなグループに所属してきました。現在は、従業員規模が大きい大企業を担当するグループの1つで、5人ほどのメンバーたちと一緒に働いています。

少し慣れてきたくらいの頃、前職と同様にずっと営業部にいたら仕事に飽きてくるのかな……と思ったこともありましたが、全然そんなことはありませんでした。Sansanの事業が成長していくのに伴って、営業部のミッションもどんどん変化し続けているのが面白いところです。

「Sansan」というサービスを営業している、という事象だけは何ら変わらないのですが、世の中の反応や届け方が変わっていくなど、いろいろなことがどんどん広がっていく。それを営業という最前線で体感できる楽しさにハマってしまいました。

グループリーダーというマネジャーのポジションになったことで、考え方などに変化はありましたか?

マネジャーになって10カ月くらい経ちましたが、ポジションが変わっても、自分らしく、そのままで仕事をしている、という意味ではあまり変化はありませんね。ただ、マネジャーになったことによって、「もっともっと」という気持ちが強くなりました。担当するお客様に対してサービスの価値を届けることはもちろん、どうしたら自分が管轄しているメンバーや営業部全体でもっと幅広くそれを届けていくことができるんだろうか、と考えるようになりました。Sansanを「もっともっと」広めていきたいですね。

いまのSansanという企業の面白さとして、どんなことが挙げられますか?

「名刺交換」をビッグデータとして捉え、それを分析・活用していくことが、いまの面白さであり、これからの課題です。出会うべき人に出会える世界をSansanの事業を通して実現していく。いまは、その走り始めの段階だと思います。

例えば、法人向けサービス「Sansan」に追加された「スマートレコメンデーション(β)」という機能。「この人を紹介してもらったらどうですか?」と、サービス側が企業内の人脈から名刺をレコメンドする機能です。サービス側が提案することで、新しい出会いが生まれていくというのは、今までになかった出会いの形。そんな世の中が実現することを想像すると、ワクワクしてきます。

大好きな仕事、大好きな音楽

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プライベートで行っている音楽活動。仕事と音楽活動で得られる感覚には、重なる部分がいくつもあるという。

仕事と音楽(プライベート)は両立できていますか?

どちらかにもっと時間を割きたいと特に感じることもなく、両立できています。それは、どちらも、自分が楽しいと思って、選択してやっていることだから。例え仕事と音楽のウエイトがどちらかに傾いたとしても、今はそっちが楽しいからそうなっているんだ、と素直に思えます。だから、一方にあまり時間を割けなくなっても、ストレスに感じることはありません。

いいバランスを保てているんですね。

そうですね、あんまり仕事と音楽を切り分けているような感覚がないのかもしれません。どっちも自分が好きで選んでやっていることなので。それに、アウトプットをきちんと出すことが大前提ですが、Sansanでは業務をある程度は自分で調整することができて、時間を作ることもできます。だから、そこはうまいことできています。

前職の頃と比べて、違いはありますか?

前職の頃は、もっと「仕事は仕事」という感覚が強かったです。「これが終わったら楽しい音楽が待っている!」、そんな感じでしたね。今はあまりそういった感覚はないです。例えるなら、私の中で仕事と音楽の両方が、心地良くシンクロしているような感じです。

今後のビジョン

グローバル化を目指して、まずは地盤を固めたい

YAM6206 - 仕事をしている自分が好きになった。

仕事でも、プライベートでも、さらなる躍進を期待したい! ということで、営業部に置かれている銅鑼(受注や目標達成など成果が上がった際に鳴らすもの)を景気付けに叩いてもらいました!

これからの目標を教えてください。

入社した際の目標でもあった、グローバル進出はやり遂げたいですね。自分が上海の大学に通っていたからということもありますが、名刺文化を受け入れられやすいという意味において、中国をはじめとしたアジア圏でSansanというサービスを当たり前にしていく、ということに向かって取り組んでいきたいです。でも、それは次のステップですね。まずは、国内の基盤をしっかり固めていくことが必要で、それが今の自分のやるべきことだと思っています。

Sansanに転職したことで、理想の自分に近づけていますか?

はい、理想に近づけていると思います。成果が出たときや、お客様の何かが変わったときは、純粋にうれしいです。そのために、地道なことをもちろんたくさんやっているのですが、「好きなことをやっている感」「自分が先陣を切ってやっている感」を常に感じながら仕事ができています。そういった意味で、仕事をしている時の自分が好きですし、楽しいですね。

入社当時から考えて、会社や自分に変化はありましたか?

私が入社した2014年から比べると、Sansanの従業員数は3倍ほどになっています。人数だけで考えれば、だいぶ規模が変わりましたが、Sansanは良い意味で「ベンチャー感」が抜けていない気がします。従業員規模が大きくなったとはいえ、個人の裁量が少なくなったということは全くなく、Valuesの1つとして掲げている「強みを活かす」仕事ができます。一人一人の個性や仕事に対するスタンスについても、当時と変わらず柔軟性が維持されたままだと思います。

営業という仕事においても、プロセスが決められていることはなく、重視されているのは結果です。Sansanには、無限にある手段の中から自分で最適だと思う者を選択し、実行することができるような環境があります。時勢の流れを捉えながら、臨場感のある中で仕事ができているので、3年前よりも毎日が充実しています!

インタビュー後記

中原を表す言葉として、「柔よく剛を制す」がぴったりだと勝手ながら思っています。熱のこもった思いや考えが、力まずとも言葉の節々や雰囲気から感じ取れるからかもしれません。そうやって仕事に情熱を注ぐ一方で、プライベートで取り組んでいる音楽活動にも手を抜かず、それに疲弊するようなこともなく、仕事とバランスを取りながら両方を楽しむことが、すっかり彼女の人生の一部になっているようでした。今回のインタビューを通して、人生をフルで楽しんでいる中原の今後がますます楽しみになりました!

interview & text: 人事部 伊東敏(びん) text: 松崎愛香 photo: 山平敦史
2018/05/11

18年卒が新卒研修をしてきました!(表参道本社編)

2018年4月に新卒社員として入社した、Sansan事業部セールスディベロップメント部ADRグループの清沢康平とDSOC Operation Groupの伊藤拳太です。

われわれ、18年卒の新入社員は4月2日に入社した後に、表参道本社とサテライトオフィス「Sansan神山ラボ」がある徳島県神山町で計2週間の新卒研修を行ってきました。

2018年の新卒研修のコンセプトは「レジリエンス」、「チームワーク」、「カルチャー」。この3つを学ぶために、さまざまな内容の研修を受けてきました。

今回の記事では、表参道本社で行われた研修の概要とその中でも特に印象的だったものをいくつか紹介します。

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18年卒新卒入社のメンバー11名。

困難な状況でも目的に立ち返り、やり抜く力を身に付ける

表参道本社で行われた研修の中でも特に印象的だったのは、Sansanでコーチを務める人事部の三橋新によって行われた「レジリエンス研修」でした。

レジリエンス(自己治癒力)とは、困難な状況に直面した時に、自分で立ち直れる力のことです。このレジリエンスについての研修を行うことは、Sansanにとって初の試みとなり、まだ他の社員には導入されていないということでした。

この研修では、「強みを知る」、「自分を知る」、「自分の固定概念を知る」という3つのワークをグループに分かれて取り組みました。それぞれの個性や価値観を対話の中で他者の視点を通じて見つめることで、苦しい場面に直面した時にどのように自分をセルフモチベートするのか、そもそも何のために働くのか、といった目的に立ち返ってやり抜くことの大切さを学びました。

DSC3477 resize - 18年卒が新卒研修をしてきました!(表参道本社編)

ビジネスパーソンとしての心得を学ぶ

Sansanの営業コンサルティングを担当していただいている、スリーシーズ株式会社の代表取締役である畑中康彦氏にお越しいただき、ビジネスパーソンに必要とされる基礎的なマナーを教わりました。

この研修では、ただやみくもにマナーをインプットするのではなく、「相手の立場に立って考える」というシンプルな原理原則に立ち返り、相手にとって心地よく映る振る舞いやマナーとは何かということを学びました。また、名刺交換の仕方、電話応対といった基本的なことだけでなく、これからビジネスパーソンとして働くわれわれに向けた訓示も頂きました。

Sansanのサービスについて理解を深める

Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と個人向け名刺アプリ「Eight」という2つのサービスを展開しています。

研修では、サービスの概要やコンセプトだけでなく、サービスの価値や利用シーンをより具体的に学ぶために、それぞれのサービスについて現場で活躍する社員から説明を受けました。

法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」

Sansanについては、Sansan事業部営業部マネージャーの長谷川嵩が担当を務めました。長谷川からは、実際の営業時に行っているものと同内容のプレゼンテーションを受けました。

また、お客様に対してSansanを説明する時の話し方に始まり、長谷川がSansanを使う中でサービスの価値を感じる瞬間まで、熱くレクチャーを受けたことで、Sansanというサービスの価値を改めて認識することができました。

個人向け名刺アプリ「Eight」

Eightについての説明は、Eight事業部プロダクトマネージャーの長幸次郎が担当しました。長は新卒入社時から8年目の社員で、Eightの誕生から現在に至るまで、Eightの開発に携わり続け、現在はプロダクト開発の全体ディレクションを担当しています。

Eightというサービスについて、8年の歴史をなぞりながら、Eightを今後どういうプロダクトにしていきたいのか、ということを静かに、それでいて熱く語る長の姿に心が動かされました。

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Sansanが歩んできた歴史を知る

人事部長の大間祐太からは、Sansanの歴史を学びました。

現在に至るまでのSansanのオフィスの変遷を写真で見ると、改めて急激な速度で会社が成長してきたのだと驚きました。

Sansanは、Missionを大切にしている会社です。そのMissionを達成するために定められた企業理念「Sansanのカタチ」が、どのようにアップデートされてきたのか、その変遷を学びました。

MissionやValuesとして掲げられてきた言葉は、組織やサービスが成長していく中で変化しつつも、世界を変えるイノベーションを生み出そうとする根本の姿勢は変わらず今に引き継がれていました。

後編となる次回の記事では、徳島県神山町で行われた研修を紹介します!

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【レポート】18年卒が新卒研修をしてきました!(神山編)

text: Sansan事業部セールスディベロップメント部ADRグループ 清沢康平、DSOC Operation Group 伊藤拳太 photo: 山平敦史
2018/05/09

【七不思議!?】Sansan会議室名の謎に迫る!

こんにちは。サラダチキンダイエット5日目、人事部でインターン生として働いています田中捷大です。

今回は、インターン生として働き始めた私が気になった、Sansanの謎について1つ紹介したいと思います。

Sansanのオフィスには、他の企業にはないユニークな特徴があります。例えば、それは「会議室の名前」にも表れていました。そこで、今回はSansanの会議室名の由来を調べてみたいと思います。

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どこにもありそうな会議室だが、一体どんな名前が付けられているのか?

適当に地名や国名を付けているだけ?

それでは、早速、会議室の案内表示を見てみましょう。

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KAMIYAMA? SINGAPORE?

OSAKA、KAMIYAMA、SINGAPORE、FUKUOKAと、アルファベットで会議室の名前が4つ書かれています。

国名? 都市名? 県名? 地名? いずれでもくくることのできないバラバラな4つ名前ですが、一体この名前にどんな意味が込められているのでしょうか。

続いては、こちらを見てみましょう。

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ものすごく重厚な雰囲気を漂わせる扉。

それぞれにSAPPRO、INDIAと、日本の都市名と国の名前が名前が書かれています。

一見したところ、規則性が感じられずに適当に付けられているのかと思ったりもしたのですが、社内で聞いてみたところ「会議室の名前にはちゃんと意味がある」とのこと(もしなかったら、それはそれでびっくりなんですけどね)。

そう! 会議室の名前には意味がある!

最初に紹介した4つの会議室に付けられた名前。それらは、全てSansanの拠点が置かれている場所でした。

確かに、大阪福岡にはSansanの支店が置かれています。また、シンガポールには子会社があり、徳島県の神山にはサテライトオフィス「Sansan神山ラボ」があります。

事業展開がヒントでした

それでは、SAPPOROとINDIAはというと……。

そうです! 2017年に札幌に支店を開設していますし、同年にインドでは「Eight」の展開がスタートしていました! と、いうことは、この会議室の名前は最近に付けられたものであることも分かりました。

もう皆さんもお分かりいただけたでしょうか? それぞれの会議室には、Sansanとゆかりがある地名がその名前として付けられています。

この理由が分かってからというもの、会議室の名前を見るたびに、Sansanは表参道だけでなく、国内の各所や世界でもグローバルに事業展開をしているんだな、と感じています。

これからも成長を続け、どんどん会議室が増えていくことを期待しながら、日々働いている田中でした。

text: 人事部 田中捷大 photo: 安藤早紀
2018/05/07