Eightのグローバル展開を切り開く。今が最も面白い段階

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2018/12/19
こんにちは、人事部のソバナです。
2016年4月、Sansanに新卒入社し、現在はEight事業部でプロジェクトマネジャーとして活躍する、タジキスタン出身のManuchehr Fozilov(マヌチェル・フォジロフ)に話を聞きました。

プロフィール

Manuchehr Fozilov(マヌチェル・フォジロフ)Eight事業部Global Group

群馬大学を卒業後、2016年4月にSansanに入社し、ウェブエンジニア、QAエンジニアを経験。現在は、Eight事業部Global Groupでプロジェクトマネジメントを担当する。社内での愛称は、メンニ。


タジキスタンから日本へ

まず、自己紹介からお願いします。

マヌチェル・フォジロフです。社内では、「メンニ」と愛称で呼ばれています。私は高校生の頃から、進学するなら海外の大学に行きたいと考えていましたが、最終的には技術力の高さで有名な日本で学びたいと思って、日本へ留学することを決めました。

出身国のタジキスタンで高校を卒業した後、まずは大阪の専門学校に入るために来日しました。その後、群馬大学でウェブサービスの研究をして、Sansanへ新卒入社しました。

就職活動時に、Sansanのことは知っていましたか。

いえ、当時は知らなくてエージェントの方に教えてもらいました。就職するならサービスを成長させられるような会社で働きたい、グローバルな仕事をしてみたい、という思いを持って就職活動をしていました。

エージェントの方から名刺を軸とした自社プロダクトで世界を変えようとしている会社があると聞いて、Sansanに興味を持ちました。当時のSansanには、サービスを海外に展開させるような動きはまだありませんでしたが、今後きっとそうなるだろうと思いました。グローバルな事業に関わってみたいと思って、Sansanについていろいろと調べたことを覚えています。

ちなみにSansanの他には、どういった会社を受けましたか。

やりたいことや新しいことにたくさんチャレンジできる環境で自分を成長させたいと思っていたので、ベンチャー企業が多かったですね。

Sansanの面接で印象に残っていることはありますか。

掲げているミッションがはっきりしていて、プロダクトも分かりやすい。面接の段階で、レベルの高いプロフェッショナルな方がたくさんいると感じました。「自分もそのミッションに向き合いたい」「この中で働きたい」と思い、2次面接の段階ですでにSansan一社に絞っていました。

ユーザーと近い環境でカスタマーの視点を持ちながらサービスを高めていけると感じていたので、個人向け名刺アプリ「Eight」を開発する部門への配属を希望しました。

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メンニの生まれ故郷、タジキスタンのファンマウンテン(Fann Mountains)。

チームプレイでスピーディーに結果を出す

入社が決まり、群馬から東京へ引っ越してきた時の印象はどうでしたか。すぐに生活になじめましたか?

のんびりとした群馬の雰囲気とは一転して、東京は生活のペースが全然違うなと思いました。なんだかいつも慌ただしくて、人々もせかせかしているイメージ。私自身はのんびりとした性格なので(笑)、これは自分を変えなきゃ、ペースを調整しなきゃと少し大変でした。

新卒入社したメンバーは、入社後に徳島県・神山で1週間の研修がありますよね。研修では、どんなことをしましたか。

私たちの代は、現地の小学生に「イノベーションとは何か」をレクチャーする授業を行いました。それに加えて、グループワークとして、それぞれにプロジェクトが与えられました。私のチームに課されたテーマは「Sansanの歴史をひもといた上で、Sansanとはどのような会社で、5年後、10年後にはどのようなことを成し遂げられるか」をまとめるというものでした。

入社したばかりでしたので、Sansanの歴史を知るために代表の寺田に面談の時間を作ってもらい、これまであった出来事や歴史を取材して、それをチームで話し合いながらまとめました。最終的なアウトプットとして、自分たちはウェブサイトを作りました。

いま振り返ると、その1週間は初めて体験することばかりでした。ミッションに対してどのようにアプローチするのか。締め切りまでにチームプレイで成果を出すためには何から始めるべきか。失敗したことについても掘り下げて、どのやり方が良かったのか。じっくり考えました。

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そんな研修を終えて、いよいよEightのエンジニアとして働き始めたと思いますが、最初はどんな仕事をしましたか。

Eight事業部内の一つのチームにエンジニアとして入り、サーバーサイドでインフラを作ることが最初の仕事でした。試行錯誤の日々でしたが、新卒社員には必ずメンターが付くので、その存在が大きかったです。

最初に「分からないことがあったら一人で悩まず、5分考えて、それでも答えが出なかったら聞きにきてください」と言われたんです。入社したての頃は、力も入っていて、何とか自分の力でやりたいと思っていました。

当時は「チームプレイ」という観点で仕事を考えられていなかったんだと思います。実際に分からないことはすぐに聞いて、解決することを繰り返していくうちに、自分の力だけじゃなくて、他のメンバーの力を借りながらスピーディーに目標を達成していくというチームプレイと仕事の進め方を学びました。この人はこの分野に強い、この人はまた違う分野に強いと、開発チームには異なるスキルを持った人が集まっていたので、日々コミュニケーションを取りながら、この問題は誰に頼るべきかを考え、仕事のスピード感もつかんでいきました。

チーム内では、頻繁にコミュニケーションを取りますか?

はい。朝会、夕会と1日2回、チームでミーティングを開き、互いに進捗を報告する時間を設けています。その時にメンバーの状況を把握できるので、いざ何かが起きたら自分の力を発揮できる分野では協力し、逆に力を借りたりすることもスムーズに行えていると思います。プロフェッショナルな人たちに囲まれて、今の仕事環境は恵まれていると感じています。

「プロフェッショナルな人」とはどんな人ですか。

自分がどんな状態であれ、常に高いモチベーションで仕事に向き合える人だと思います。仕事をしていると、時にうまくいかないこともあります。だからこそ、自分もそんな人になりたいです。


Eightのインド展開
インドのユーザーが求めるアプリとは

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現在は、プロジェクトマネジャー(以下「PM」)を務めていると思いますが、入社当時からこのようなキャリアを目指していましたか。

はい。サービスを育てたかったので、エンジニアとしてだけでなく、全体を見るようなポジションにいつか挑戦してみたいという気持ちはありました。約1年前にPMになり、開発メンバーやフロントメンバーとコミュニケーションを取りながら、広い視野を持ってプロジェクト全体を見るのが今の仕事です。

具体的には、どのような仕事をしていますか。

今はグローバルチームと呼ばれているチームに所属し、その中でPMを担当しています。現在、携わっているのは、Eightをインドで展開するためのプロジェクト。日本で使われるために開発されたEightをどのようにカスタマイズしたらインドでも普及するのか。インドのユーザーが普段から使用しているアプリの機能や求めているものは何なのか。インドのユーザーにとって最適なローカライズをするために、現地に滞在して調査することから始めました。

日本とインドでは、アプリの使い方が違うのでしょうか。

実際にインドへ行ってみて、前提から違うことが分かりました。日本では地下鉄の車中であっても、どこにいても大抵通信が安定している状態ですよね。その快適な環境の中でスマートフォンアプリを使えるのが普通です。しかし、インドではそうはいきません。

都市部でも、通信が突然切れるのは当たり前。カフェで仕事中に突然ネットワークがつながらなくなったとき、周りでPCを開いている人は誰一人として慌てず、そのまま仕事をしていたのには驚きました。彼らにとっては、それが日常。そういった前提となる部分を理解することがとても重要で、それを理解した上でインドのユーザーにEightを活用してもらうためにはどうしたらいいか、Eightがどうあるべきかを考える必要がありました。

ビジネスにおける名刺の立ち位置も日本とは異なりそうですね。

はい。インドにも名刺文化はありますが、日本ほどではありません。名刺交換をするのは、企業の上層部にいる人くらいです。ただ、ビジネスを進める上でのやり取りは、インドの誰でも同じようにあるので、そこにEightの可能性はあるはずです。

もう一つの違いとしては、インドのユーザーはとにかく早く名刺のデータが欲しいという、データ化のスピードに大きな価値を置いている点です。その背景には、きっといろいろな文化があるのだと思いますが、こういったことも日本とは少し感覚が異なっているように思います。

これからどのようにして、Eightをグローバルに広げていけるか。道のない場所を切り開いていく過程は、ビジネスの最も面白い段階とも言えます。もともと入社当時から、いつかはサービスをグローバルに成長させる仕事がしたいと思っていたので、願っていた仕事ができている環境はすごくありがたいですし、さまざまな試行錯誤も楽しいと感じています。

自分の強みは、どんなところにあると思いますか。

私は、自分の知らない場所や分からない環境の中に入り、知らないことを調べたり、分析したり、改善を繰り返しながらその場に適応していくことが好きです。どんな場所でも適応しようとする力は、自分の強みであると思っています。


ユーザーからの声を直接聞ける喜び

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業務を進めていく上でこだわっていることはありますか。

抱えているプロジェクトは一つではありません。複数のプロジェクトが同時進行していますので、一つひとつの仕事の関わり方には気を付けています。特に大きなプロジェクトに向かうときは、最初から全部をやろうとし始めると管理しにくく、ミスも生まれてしまう。なるべくチェックポイントを細かく設定して、着実に進めていくことがコスト的にも効率的にもいいと思っています。

現在の課題は何でしょうか。

PMとして、もっとスキルアップすることです。具体的には、ユーザーから問い合わせや要望がきた後に、その声を反映するために何を数値化していくか、分析のスキルを上げていく必要があると感じています。

ユーザーの方々と触れ合う機会も多いのでしょうか。

グローバルのサポートも担当しているので、ユーザーとダイレクトにやり取りをすることはよくあります。「こういう機能が欲しい」「ここを改善してほしい」といった声を聞いて、改善できた点についてはフィードバックしています。自分が作った機能を褒められることが何よりの幸せですし、やりがいを感じる瞬間でもあります。

どんな人がSansanで働くことに合っていると思いますか。

自分自身のやりたいことや達成したいことをSansanが抱える課題に重ねて考えられるような人が合っていると思います。それができれば、自分のやりたいことも実現できて、それが会社のためにもなる。お互いにいい関係が築けるのではないでしょうか。

最後に、今後の目標を教えてください。

プロダクトオーナーになりたいです。そして、この先もグローバル展開に向けた道を開拓し続けて、いつか母国のタジキスタンにもEightを展開できたらと思っています。

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インタビュー後記

タジキスタン出身のメンニが、世界で最も人口が多い国となりつつあるインドから日本発のプロダクトであるEightのグローバル展開に向き合っています。課題は少なくないようですが、これからの彼の活躍を期待せずにはいられません。彼の成長とEightのグローバル展開が、より楽しみになりました!

interview: 人事部 素花玲香 text: 大庭典子 photo: ブランドコミュニケーション部 高橋淳

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