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Sansan名刺総研
名刺はいつから、どこで使われ始めたの?【名刺の起源】

■名刺は"あの国"から始まった


名刺の起源については、さまざまな説があるようです。中でも一般的なものは、中国を発祥とする説。248年に没したとされる三国時代の武将・朱然の墓から、名刺が発見されました。

その頃は、まだ紙のない時代。そのため、名刺は竹を割って作られ、そこに自分の名前を書いて使っていました。この竹のことを『刺』と呼んでおり、名前の書かれた『刺』ということで『名刺』と呼ばれるようになった...というのが、名刺のはじまりのようです。

竹の名刺は、イメージするとすごく嵩張りそう。しかし、約2000年も前から名刺が存在していたというのは、驚きではないでしょうか。


その後、名刺は16世紀にヨーロッパへ。ドイツでの使用を皮切りに、ヨーロッパ全土へと広がっていきます。

さらにアメリカでも使われ始めた名刺は、日本でも使われるようになります...



■日本で初めて名刺が使われたのは「○○時代」!


日本で名刺が使われ始めたのは、江戸時代(19世紀初期)からと言われています。中国で名刺が使われ始めてから、ずいぶんと間が空いています。ここには、当時の文化の違いなどがあったのかもしれません。

日本では、墨で名前を書いた和紙を、訪問先が不在だった際に置いてくるという使い方をしていました。今でいう、郵便物の不在票のようなものですね。

手描きから印刷になったのは、幕末開国頃。印刷技術が西洋から日本へと伝わったことがキッカケです。ちなみに当時、名刺には家紋が描かれ、その下に名前が書かれていたとのこと。名刺にロゴや顔写真を載せる人がいますが、家紋はそれと同じような位置づけなのかもしれません。


時代と共に、名刺はどんどん頻繁に利用されるようになります。明治時代以降のいわゆる「鹿鳴館時代」には、社交の場において既に必須アイテムとなっていたようです。

今や日本は、発祥の地である中国以上に名刺をよく使っています。

世界的に見てもその数は多いというイメージがあり、例えばキレイにファイリングした名刺の束を見せると、外国人は驚くようです。確かに日本では『名刺』という存在を非常に重んじる文化があり、よく会社でも名刺の扱いについて「その人の分身だと思え」など注意されます。ですから、中には名刺が日本発祥だと思っていた方も少なくないのではないでしょうか。

名刺の起源。何気なく使っているものにも、意外な歴史や真実があるのですね。


(参考)Sansan取締役の富岡が、『誠 Biz.ID』さんのインタビューで、名刺の起源についてお話しています。こちらも合わせてご覧ください。


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"いろいろな説があるのですが、一般的に名刺の発祥は中国と言われています。三国時代の武将「朱然」(182~248年)の墓が1984年に発掘されたときに、名刺が発見され、これが現存する最古の名刺ですね。"

■【誠 Biz.ID名刺特集:仕事をしたら"世界の名刺"が見えてきた
達人に聞いた――どう違う? 日本と海外の名刺事情 (前編)
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1304/17/news007.html
名刺はどこで生まれたの? そして日本にやって来た日(中編)
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1304/24/news004.html

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