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「イベント運営」ではなく、事業開発。Eight事業部Event Business部で磨く、事業づくりの実践力

「イベント運営」ではなく、事業開発。Eight事業部Event Business部で磨く、事業づくりの実践力

事業開発に挑みたい。 自分の手で事業をつくり、成長させる経験を積みたい。

そう考えたとき、コンサルティングファームや事業会社の新規事業部門を思い浮かべる人は少なくないかもしれません。実際、Eight事業部 Event Business部で活躍するメンバーの中には、かつて起業を見据えてコンサルへの転職を考えていた者もいます。

しかし彼らが選んだのは、名刺アプリ「Eight」を運営するEight事業部のイベント事業でした。

「イベント事業」と聞くと、一般的に思い浮かべるのは「イベントの運営代行」ではないでしょうか。しかし、 今回話を聞いた4名が口をそろえて語るのは、Event Business部が担っている役割は「事業づくり」だということです。

Event Business部の仕事は、なぜ「事業づくり」と言えるのか。 そして、コンサルや事業開発に関心を持つ人が、ここでどんな経験を得られるのか。副部長の日比野と、現場で事業に向き合う3名のメンバーに話を聞きました。


イベント事業で、なぜ事業開発の経験が得られるのか

PROFILE

日比野 秀平Shuhei Hibino
Eight事業部 Event Business部 副部長

新卒で電気機器を扱う大手メーカーに入社。電気設計のプロジェクトリーダーを務めた後、2020年にSansan株式会社へ入社。日本最大級のビジネスカンファレンス「Climbers」の立ち上げに参画し、現在は副部長として組織マネジメントと部全体の戦略立案・事業成長をけん引する。

まず最初に、名刺アプリ「Eight」を手掛けるEight事業部が、なぜイベント事業に力を入れるのか教えてください。

「Eightがイベントを主催する」と聞くと、意外に思われるかもしれません。しかし、当社のミッションは「出会いからイノベーションを生み出す」ことです。

数多くのビジネスパーソンが集うEightの会員基盤を生かし、企業と人が出会う場をリアルに創出することで、ミッションの実現を目指しています。

具体的に、Event Business部の仕事は、一般的な「イベント事業」と何が違うのでしょうか?

結論から言うと、「受託」か「主催」かの違いです。一般的なイベント事業はクライアントから依頼を受け、あらかじめ決められたゴールを形にする運営代行が主流です。

しかし私たちの場合は、自らが主催者となります。市場の課題を見極めてゼロから企画し、「誰にどんな価値を提供し、どうマネタイズするか」を描く。そして集客から開催後のグロースまで、全工程を一気通貫で実行します。

つまり、イベントの枠組みを使って「一つの事業をゼロから立ち上げ、育てる」という、事業開発そのものを担っているのです。

イベントと言っても、それを形づくる過程が違うんですね。

おっしゃる通りです。私たちEvent Business部では、各イベントが単独で収益を上げられなければ事業として成り立ちません。だからこそ、イベントの一つひとつを事業と捉えているのです。

自らが主催者として事業を成り立たせるためには、「三方よし」を成立させる必要があります。スポンサー企業のビジネス成長、来場者の課題解決、そして自社の収益という三者のメリットを同時に満たさなければならないのです。

要するに、「来場者の体験価値とスポンサーの投資対効果を両立させながら、いかに自社の事業として収益を成立させるか」という、ビジネスモデルの構造設計そのものに向き合い続けています。そこに、この仕事の最大の面白さがあります。

日比野さん自身は、もともとイベントに関心があって入社を決めたのでしょうか?

正直に言うと、最初はイベント自体に関心はありませんでした。求めていたのは、細分化された一部の業務をこなすのではなく、自分が事業の主導権を握ってドライブさせていく感覚です。

役割が細分化された環境にいると、事業成長へダイレクトに貢献した感覚は得られにくい。だからこそ自分の事業にフルコミットし、市場を創り出す当事者でありたいと考えました。

そのため、まずは市場課題を整理し、事業を構想し、顧客へ価値を届ける力を身に付けようと、コンサルティングファームへの転職を考えていました。

しかしEvent Business部を知った時、コンサルで得たいと思っていた経験を、より「手触り感のある事業の現場」で積めると気付いたのです。自ら企画し、売り上げをつくり、結果を見て改善する。加えて、年間約50本〜60本というイベント数があるため、この「事業開発のサイクル」を圧倒的な短期間で何度も回すことができます。

会社としての巨大なアセットを活用しながら、これほどのスピードと打席数で事業の立ち上げと既存事業のグロースの両方を経験できる環境は他にない。そう確信し、入社を決めました。

チャレンジを続けてきた今、副部長という立場です。今後、部門として目指す先はどこですか?

目指すのは、業界のトップです。Event Business部は2019年5月期から2025年5月期にかけて、年率約66%の急成長を遂げてきました。しかし、ここで止まるつもりはありません。さらに事業をスケールさせるための鍵が、「名刺データ」です。

サービスにAIを活用できるようになってから、「この人と出会うべき」というレコメンドの精度は飛躍的に上がっています。しかし、デジタル上で提案されることと、実際にリアルで出会い、熱量を伴ったビジネスが動くことの間には、まだ大きな距離があります。

私たちは、「450万人分の正確なビジネスネットワーク」というデジタル基盤と、「イベント」というリアルな場をAIの力で掛け合わせます。それにより、「誰と誰が出会えば最もインパクトが生まれるのか」をピンポイントで導き出し、確実な商談や協業へとつなげる。このデータの蓄積とリアル体験の融合こそが、他社には決して真似できないEightならではの提供価値であり、実現していきたい戦略です。

今、この戦略の実現を共に目指してくれる仲間を探しています。

どんな仲間を求めていますか?

端的に言うと、「プロフェッショナルなスキルを持ちながら、ジェネラリストを志している人」です。

営業、マーケティング、企画、エンジニアリングなど、出身職種や業界は問いません。自分の専門性を武器にしつつもそこに限定せず、事業開発の企画から実行・改善まで全領域に踏み込んでいける方。

「自らの手で事業を動かし、スケールさせる」という事業家としての視座を持ち、私たちと一緒にもう一段視野を広げた挑戦をしてくれる仲間をお待ちしています。


ここからは、実際にEvent Business部で活躍する3名のメンバーに話を聞きました。


現場の課題を、事業仮説に変える。
入社3カ月で挑んだ新規事業の立ち上げ

 

PROFILE

栢森 秀貴Hidetaka Kayamori
Eight事業部 Event Business部 Meetsグループ

前職のカタログギフト専門商社では、営業職として物流からギフト企画まで幅広い課題解決型の提案に携わる。Sansan入社後はEvent Business部のセールスとして、新規イベントの立ち上げにおける戦略立案からスポンサー営業までを一気通貫で担当する。

Event Business部に入って最初に驚いたことはありますか?

入社わずか3カ月で、自分が構想していた物流業界向けの新規イベントの企画に対して「やろう」と即決してもらえたことです。そのスピード感に驚きました。正直、ここまで任せてもらえるとは思っていませんでした。

前職の営業時代、私は物流の現場に業界全体で共有されている課題があると感じていました。だからこそ、その課題解決のヒントや新たな出会いを提供するプラットフォームを創出すれば、確実に市場ニーズがあるという仮説を持っていたのです。

そのアイデアを口にしたところ、単なる一営業の意見ではなく、一つの事業の可能性として検討が始まり、プロジェクトが動き出しました。

栢森さんの職種としてはセールスですが、イベントの企画を立てたということになりますね。

誤解のないようにお伝えすると、組織としてセールスや企画といった役割分担自体は存在しています。しかし、私たちに求められるのは、与えられた職務をこなすことではなく、「事業を成長させる」という本来の目的のために、自ら枠を越えていく力です。

全員が事業家としての視座を持つからこそ、私自身もセールスという自らの強みを基軸にしつつ、そこから戦略設計や企画といった領域にまで自ら影響範囲を広げています。

一般的な営業であれば、あらかじめ決められたプロダクトやターゲットに対してアプローチすることが主流かもしれません。しかし私たちの場合は、「そもそもどの市場に届けるべきか」「どんな切り口であれば本質的な価値を感じてもらえるか」という、事業の戦略設計から入り込んでいきます。自分の専門性を武器にしながら、職種の枠を越えて事業開発のコアに深く関われる。それが、この仕事の最大の醍醐味です。

前職の経験は、現在の「事業づくり」にどう生きていますか?

前職の商社でも、単に既製品を売るのではなく、顧客の潜在的な課題をヒアリングして最適なソリューションを組み立てる提案型営業を行っていました。その「理想と現実のギャップを埋めるアプローチ」は、現在のイベントという枠組みを使った事業構築でも大きな武器になっています。

何より、自分が設計したビジネスの現場で、人と人が出会い、イノベーションが生まれる瞬間をリアルタイムに見届けられる熱量は、他では味わえません。

イベント終了後にお客様から「イベントをきっかけに大型の商談が決まりました」といった声をダイレクトに聞くことができる。自分で市場の課題を整理し、事業を構想し、売り上げをつくって、結果を見届けることができる。この手触り感のある事業開発のサイクルを圧倒的なスピードで回せていることが、自身の成長につながっていると実感しています。


イベントは「人が創る」。
構造設計の難易度の高さこそが難しさであり、最大の面白さ。

PROFILE

豊島 里香Rika Toyoshima
Eight事業部 Event Business部 Climbersグループ

新卒で大手の外資系消費財メーカーに入社し、セールスを担当。その後デジタルマーケティングを手掛ける事業会社にてリテール領域の新規事業に参画しカスタマーサクセスを立ち上げる。Sansanへの転職後はEvent Business部でプロデューサーを務め、現在は新しく立ち上げたイベント「BEYOND FORUM」のグロースを担う。

現在はどのようなイベントを担当していますか?

「BEYOND FORUM」というHR領域に特化した、展示会・カンファレンスです。自身が立ち上げたこの事業のディレクションとグロースを主に担っています。

入社して間もない中で、ここまで広範囲に任せてもらえることには私も驚きました。イベント名称や会場の決定、マネタイズ設計、人員体制、損益計算書の策定、KPI設計など、上長の役員に直接壁打ちしながら、事業オーナーとして必要な役割を一通り担っています。

また、自分で実際にクライアント候補企業に提案することで、一次情報を吸い上げて企画をブラッシュアップする。まさに一気通貫で向き合うことができています。責任重大ですが、企画者冥利に尽きますね。

同事業を立ち上げた背景はどのようなものでしたか?

テクノロジーやAIがどれだけ進化しても、事業や経済の中核にいるのは常に「人」です。しかし現在、多くの企業が深刻な人材不足や組織づくりに頭を悩ませています。だからこそ、人の可能性を信じ抜き、引き出すための「人的資本経営」の根本的な変革が市場から強く求められるはず、そう感じていました。

そうした背景から、AI時代の逆張り「人の可能性に立ち返る」というコンセプトを掲げ、組織課題を持つ企業と、それを解決するソリューションが出会うプラットフォームとして、この事業をゼロから企画・立案しました。

初回が先日開催されましたが、難しいと感じる事はありましたか?

はい。初開催を終えて、一つの独立した「事業」としてビジネスモデルを成立させることの難しさを痛感しました。

私たちの仕事はクライアントの依頼を形にする運営代行でもなければ、自社のマーケティングイベントでもありません。各ステークホルダーに本質的な価値を提供しながら収益を上げ、継続的な事業として成立させるためのサイクルを自ら設計しなければならない。その構造設計の難易度の高さこそが、この仕事の難しさであり、最大の面白さです。

結果として、初開催で約5000名の来場者をお迎えし、熱量を生み出すことに成功したのは誇れる一方、個人的にはまだまだ改善の余地ややりたいことが多く残る会期となりました。第1回目からパーフェクトに成功させるのは難しいことを改めて実感しました。

イベントプロデュースの「醍醐味」とは?

私たちが挑戦しているイベント事業のビジネスモデルでは、マーケティング投資を決定してくださった出展企業に「商談・受注」を提供することをKGIに設定しています。

これは一般的なイベント像、つまり単に多くの来場者が来てくれれば良い、ステージが満席になれば成功というものと少し違って、実現難易度が高く、だからこそ向き合いがいのあるミッションです。

「スポンサーの投資対効果」と「来場者のメリット(体験価値)」をどう両立させ、マッチング・プラットフォームとしての価値を最大化するかという、事業の根幹に関わる論点に日々向き合っています。

「BEYOND FORUM」の初開催では、出展企業の方が「他のイベントと違い、なかなか会えない超大企業の経営層や人事責任者に会えた」「すぐ買ってくれそうなお客さんと商談できたよ」と直接お礼を言いに来てくださった時、市場に届けようとしている価値そのものは間違っていないと確信しました。次に向けてまた仮説検証を繰り返していくプロセスこそが、イベントプロデュースの醍醐味だと感じています。

これまでの職場での経験は今の仕事にどうつながっていますか?

前職の新規事業の立ち上げでは、まだ提供価値が定まりきっていないプロダクトに向き合い、市場に受け入れられていくための地道なプロセスを経験しました。その時の「正解がない中で仮説検証を繰り返し、泥臭く事業を形にする力」は、現在の環境においてもプロジェクトを推進する原動力になっています。

また、プロデューサーという私の役割も、単にプロジェクトの進行を管理する立場に留まりません。自分の専門性を軸にしつつも、目的である「事業のグロース」のためであれば、マーケティング、セールス、コンテンツ設計まで地続きに自らの影響範囲を広げていく姿勢が求められます。

BEYOND FORUMを、単なる情報収集やリード獲得の場ではなく、参加したことで実際に組織が変わり、事業が成長するという具体的な変化を生み出す場へと進化させる。それを目指して、これからも挑戦を続けていきます。


新卒から一気に事業オーナーへ。
「圧倒的当事者意識」が創り出す自己成長の手応え

PROFILE

川上 詩織Shiori Kawakami
Eight事業部 Event Business部 Region & SMBグループ

2023年のインターンを経て、2024年4月に新卒入社。インターン期間中はインサイドセールスを担当。入社後はコンテンツ企画担当として、カンファレンス型イベントの登壇者招聘と企画設計を担当。自治体向けイベント「自治体サミット」では、第2回から主担当を務めている。

入社してからどんな仕事を経験してきましたか?

インターン時代はインサイドセールスとして、どのようなお客様がEightのイベントに本質的な価値を感じてくださるのかを、直接対話しながら模索していました。新卒入社後は、コンテンツ企画担当に配属され、カンファレンス型イベントの登壇者の選定から、アプローチ、当日のフォローまでを一貫して担い、企画の基礎を習得してきました。イベントの競争力を左右するコンテンツそのものを設計するのが私の役割であり、責任のある仕事だと感じています。

「自治体サミット」では、入社2年目に事業オーナーを任されたと聞きました。

はい。講演プログラムを中心にコンテンツ企画を担当してきた中で、イベント全体の体験設計もやってみたいという思いが強くなっていた時に、抜擢されたのが自治体サミットです。このイベントは非常に社会的意義が高いもので、「自治体から日本を元気にしたい」という思想から立ち上がった新規事業です。私は入社2年目には、事業オーナーにアサインしてもらい、現在の第5回に至るまで継続的にグロースさせてきました。

実は、私が引き継いだ第1回開催の時点では、スポンサー企業が出会いたい「来場者のターゲット設計」はできていたものの、「そのターゲットがなぜ、あえてこのイベントに来場するのか」という参加理由、つまり「来場者の体験価値」を定義しきれていませんでした。

そこで、「参加者にとっての本当の価値がどこにあるのか」の深掘りをするため、自治体関係者へのヒアリングを重ねる中で見えてきたのが、「全国の『副市長同士』が横でつながり、リアルな課題を共有できる場が無い」という切実な声でした。もしかしたらこの声から、他にはない価値がつくれるかもしれないと考えました。

その仮説に基づいてイベントの構造をアップデートしたのですね。

はい。結果として、全国から非常に多くの副市長にご来場いただくことができ、仮説には確かな手応えを感じました。普段は接点がない地方行政のトップ同士が、私がオーガナイズしたイベントのためだけに一堂に集まり、同じ課題を持つ当事者同士が深くつながる。そして、その課題解決を後押しできるパートナーとして、スポンサー企業を副市長に紹介することで、地方も民間の知恵や力を活用できる。まさに「三方よし」を体現する、ビジネスモデルの好循環を自分の手で作り出すことができた瞬間でした。

現在では、この事業のコンセプトやステークホルダーに届けるべき価値を、自分の言葉で自信を持って語れるようになり、継続してご協賛いただけるスポンサー企業も着実に増えています。

また、実際に参加いただいた副市長からは、「副市長同士が自治体の枠を越えて率直に語り合える場は意義深い」という声を多くいただいています。イベントでの出会いをきっかけに、自治体間の視察研修に発展した例もあれば、官民連携が実現した例もありました。単発の名刺交換で終わらず、政策推進や課題解決の実務にまで橋渡しされていく。これこそ、私たちが目指す光景だと感じています。

「新卒」という立場で、自身の強みや成長感をどう捉えていますか?

まだ自分自身の専門領域が固まりきっていないからこそ、目の前の事業を成長させるという目的のために必要な動きは何か、職種の枠に閉じず自ら考え挑戦できる点です。

目的のためにいくらでも枠を越え、新卒1年目から一つのイベントを「自分の事業」としてフルコミットでドライブさせていく。このスピード感と圧倒的な当事者意識を持てる環境があるからこそ、他では得られない視座の高さが自然と身に付き、飛躍的な自己成長につながったと思っています。

また周囲に優秀な方々も多く、若手だからといって求められる人物像は非常に高いです。日々内省しながら、自ら立てたハードルを確実にクリアしていける人になれるよう切磋琢磨しています。


副部長の日比野、そして栢森・豊島・川上という異なるバックグラウンドを持つ3名の話から見えてきたのは、Event Business部が向き合っているのは「イベントの運営」ではなく、紛れもなく「事業づくり」そのものだということです。

自分の専門性を軸にしながらも、そこに閉じず、企画・戦略設計・マネタイズ・グロースまで一気通貫で踏み込んでいく。この実践力こそが、Event Business部で磨かれるスキルです。

自分の手で事業を動かし、育てていきたい人にとって、これほど濃密な経験を積める環境はそう多くありません。興味を持った方は、ご応募ください。

 

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