ロゴに込めた想い
“San”(〜さん)は、英語の”Mr.”や”Ms.”にあたる 「人」を象徴する言葉です。
Sansanは、人と人、そして出会いを表します。
「世界を変える出会い」を生み出したい。
赤いラインには、そんな想いがこめられています。
会社は“法”のもとの“人”ですが、実際の人とは違い“有形”ではありません。
しかし、会社には人間と同じように個性や人格があり、
何を目指し、何に価値を置くのかという理念があります。
当社は創業時に、これから作る「Sansanさん」という人(法人)に形を与えました。
それが、当社の企業理念 =「Sansanのカタチ」です。
そして、会社の成長と共に何度か変更を重ねて現在の形になっています。
いつの時代も、世界を動かしてきたのは出会いです。
人と人、企業と企業、その出会いの連鎖が社会を前進させます。
私たちは出会いが持つ可能性を再発見し、
未来につなげることでビジネスを変えていきます。
イノベーションにつながる新しい出会いを生み出す。
出会いの力でビジネスの課題にイノベーションを起こす。
そして、ビジネスの出会い、そのもののあり方を変えていきます。
水を通す道、電気やガス、インターネットを通す道。
誰もが利用するさまざまな道が、生活のインフラとして人々を支えています。
私たちはビジネスという世界において、
誰も考えつかなかったような新たな道になろうとしています。
これまで行けなかった場所。見たこともない景色。それを現実のものにする。
ビジネスの中で誰もが毎日のように通るその道は、
人と人、企業と企業をつなぎ、イノベーションを生み出していくのです。
私たちが向き合っているのは、いまはまだ存在しない新しい当たり前をつくることです。 それは道なき道を切り拓くように、とても壮大で一朝一夕に実現できることではありません。 薄皮を一枚一枚重ねるように、小さな努力を一つずつ積み重ね、目の前の仕事に本気で向き合った先にこそ実現できるものです。 だからこそ、他の誰でもない私たち自身の強い想いを、目の前の仕事やプロダクトに注ぎ、少しずつ育てていくことが重要だと考えています。
イノベーションとは、これまでの常識を覆すようなものです。 世の中の常識ばかりに目を向けていては、決して実現できません。 そんな誰もが体験したことのない新しい世界へ、そっと導いていくのが私たちです。 誰もが想像さえしなかった場所に、新しい道を切り拓き、目指す未来に対して本当に価値あるものを提供し続けることが、私たちのあるべき姿なのです。
誰かの行動を促すためには、想像力を最大限に発揮する必要があります。 体験の当事者となったとき、そこに違和感はないのか、本当にそれは現実的なのか。 誰もが迷うことなく通れる道でなければ、正しい目的地へ導くことはできません。 一般論や机上の空論ではなく、本質をついたものを提供するために、私たちが関わるあらゆる体験において大切にしていることです。
道を切り拓くのは他の誰でもない私たち自身です。 誰かが決めたことを盲目的に遂行するのではなく、どうすべきかを一人ひとりが判断するのです。 私たちはどこへ向かっているのか、どうなりたいのか、そのためにはどうすべきなのか。 一人ひとりの意思と意図が当社を動かし続けています。 そこに意思と意図はあるのか、その問いかけこそが新しい価値を生み出す原動力となっています。
物事を実行するとき、最速でありたい。 それは何も考えずに走るということでも、反射的に行動するということでもありません。 常に最速でやり遂げる方法を考え、動いていくということだと思います。 この場所に最速で道を通すにはどうするべきなのか。 考え抜いた末に、ときには立ち止まることも必要かもしれません。 何かを強制するような話ではなく、いまよりも、さらに良くしようという最速を「目指す」考え方です。
私たちの向き合う仕事は、一人では成し遂げられないものが数多く存在しています。 しかし、それぞれが持っている強みを結集し、組み合わせることで、 新たな解決策や、新しい道を切り拓く力を生み出せるかもしれません。 目の前の仕事に自身の強みや同僚の強みを活かし、それぞれの持っている能力を最大限に発揮し合うことで、切り立った崖すらも道に変えることができると考えています。
私たちがこれまで切り拓いてきた道は、決して一人でつくってきたものではありません。 さまざまな部門・役割のメンバーが互いに協力し、ひとつずつ形にしてきました。 しかし、インフラと呼ぶにはまだ遠く、目指す未来を現実のものにするためには、全員の協力が必要不可欠です。 だからこそ、同僚が最高の成果を生み出し続けてくれることに感謝し、ときには一緒に喜び、同じミッションやビジョンを目指すことのできる7人8脚の精神を大切にしています。
想像を超える変化にはリスクが伴います。 そのリスクを正しく認識していなければ、成果を得ることはできません。 変化すること・挑戦することが目的ではなく、その先に何を得るのかが重要です。 議論の末、変化しないということもまた一つの結論かもしれません。 その先にある恐れを認識しながら、それでも挑戦していく。 私たちはいつも、道なき道を切り拓く挑戦者であることを忘れてはいけません。
セキュリティは私たちにとっての前提条件です。セキュリティなくして私たちは存続しえません。 一方で、私たちが提供するクラウドサービスは世の中をより便利にするためのもので、多くのケースでセキュリティと利便性は相反します。 大事なことは、天秤を「セキュリティ」や「利便性」に傾かせることなく、双方を高度にバランスさせていくことだと捉えています。