Sansan株式会社は、20代から60代のビジネスパーソンの男女1,000名を対象に、年賀状に対する意識調査を実施しました。名刺アプリ「Eight」を提供しているSansanでは、仕事納めや新年の挨拶をする機会が増えるこれからの時期に、ビジネスパーソンが年賀状の準備でどのようなことに困っているか、宛先や宛名をどのように管理しているかなどを明らかにするため、今回の調査を実施しました。
■主な調査結果
1. 若い世代ほど年賀状を「送った方が良い」傾向強く
名刺交換した相手へ年賀状を送ることについて、「送った方がよいと思う」「相手によっては送った方がよいと思う」を合計した「送った方が良い」派は55.9%となりました。20代・30代それぞれ、61.5%が「送った方が良い派」であり、40〜60代よりも高い割合です。
2. 宛先・宛名の間違いを失礼と感じるビジネスパーソンが多い
年賀状で失礼なことの1位は、「名前・肩書き役職・住所などの間違い」。66.9%のビジネスパーソンが失礼と感じていました。また、実際に間違いをしたことがある割合は39.5%となりました。
3. 宛先・宛名管理は未だにアナログ管理が主流
また宛先・宛名のデータ化について、1位は「手入力(40.0%)」、2位は「データ化していない(33.0%)」と、人為的なミスの可能性があるアナログな方法が主流のようです。「名刺管理アプリ(30.1%)」でのデータ化は3位でした。
■調査結果の分析(Sansan名刺総研 研究員 小池 亮介)
今回の調査から、ビジネスパーソンの多くが名刺交換をした相手に年賀状を送った方が良いと回答しているものの、「宛先・宛名が最新かつ正確かの確認」や、「内容がマナー違反に当たらないか」など、年賀状の準備に頭を悩ませる人が多い実態が明らかになりました。
特に、宛先や宛名の間違いにはセンシティブな傾向です。その一方、宛先・宛名管理は手入力の割合が多いほか、そもそもデータ化をしていないビジネスパーソンも多く、実際に宛先・宛名を間違えてしまうケースも多いようです。
当社の過去の調査では、ビジネスパーソンは、1年間に20.5時間、営業日にして2.5日を「名刺探しのためだけ」に浪費していることがわかっています。今回の調査でも、年賀状作成における、宛先・宛名の管理においては、手入力でのデータ化や、データ化していない層が未だに多いことがわかりました。このことから年賀状作成においても相手の氏名や肩書きの確認に時間を浪費している可能性が高いことが伺えます。
名刺を正確にデータ化・管理できる、名刺アプリでのデジタル管理は、業務効率化につながるだけでなく、懸念される「名前・肩書き役職・住所などの間違い」といった課題を解決します。ビジネスパーソンはデジタルツールをさらに活用して、自身の業務改革を推進する必要があるのではないでしょうか。
■名刺を正確にデータ化し、年賀状ソフトとも連携をする名刺アプリ Eight
名刺アプリ Eightは、ソースネクスト株式会社の年賀状ソフト「筆王Ⓡ」「筆まめⓇ」「宛名職人Ⓡ」と連携をしており、忙しいビジネスパーソンの年賀状作成をサポートします。本連携を活用すれば、正確にデータ化された名刺情報を、「ContactXML形式」でダウンロードし、ハガキ作成ソフトの宛名部分に簡単にインポートできます。
また、Eightの企業向けプラン「企業向けプレミアム」を活用すれば、会社単位で名刺情報のダウンロードが可能になり、年賀状作成にかかる業務の効率化を行います。
年賀状ソフトとの連携は下記をご参照ください。
名刺アプリ「Eight」、年賀状・ハガキ作成ソフトと連携を開始 〜今からでも間に合う、仕事相手への年賀状作成を簡単に〜
https://jp.corp-sansan.com/news/2017/171214_8959.html
■「ビジネスパーソンの年賀状への意識調査2018」概要
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:大学あるいは大学院を卒業したビジネスパーソン
※20代から60代男女1,000サンプル
調査実施:2018年11月
調査企画:Sansan株式会社
主な調査内容:名刺交換をした相手への年賀状の送付について、など
※本調査では、経営者・役員、会社員、自営業が対象
■調査結果詳細
<年賀状のやり取りについて>
【1】20・30代、年賀状を「送った方が良い」傾向強く
名刺交換した相手に年賀状を送ることについて、20・30代では「送った方がよいと思う」「相手によっては送った方がよいと思う」の「送った方が良い」派が60%を超える結果となりました。「送った方が良い」派が最も少ない40代の45%と比較すると、15%以上の差となりました。
これは、若手の頃は積極的に人脈づくりを模索し、一定の年代になるとマネジメント側になり、ビジネス上の人脈づくりもある程度落ち着いてくるのではと推察されます。
【2】年賀状送った方が良い理由は、ビジネスマナーや円滑な関係づくりのため
前問で年賀状を「送った方がよいと思う」「相手によっては送った方がよいと思う」の回答者にその理由を聞いたところ、1位は「新年の挨拶をするため(50.3%)」、2位は「日頃会わない人と連絡がとれるから(46.5%)」、3位は「人との繋がりを感じられるから(35.6%)」という結果となりました。
【3】年賀状の送付は「会社名義(68.2%)」か「個人名義(56.0%)」
続いて前問と同じ対象者へどのように年賀状を送るか聞いたところ、最多が「会社名義で送る(68.2%)」、次点で「個人名義で送る(56.0%)」となり、いずれも半数を超えました。一方、SNSやメールでの送付は少数派なようです。デジタルツールを介したコミュニケーションが身近になった現在も、年賀状ははがきの使用が一般的なようです。
【4】半数以上が年賀状を1年以上保管
全回答者へ名刺交換をした相手から受け取った年賀状をどのくらいの期間、保管しているかを尋ねたところ、「1年以上2年未満」が17.5%、「2年以上3年未満」が8.2%、「3年以上」が23.2%で、半数近くが年賀状を1年以上保管していることがわかりました。
【5】年賀状の保管理由は「宛先を確認するため」
前問で年賀状を2年以上保管している回答者に保管している理由を聞いたところ、トップは「宛先を確認するため(61.1%)」となりました。ビジネスシーンの年賀状は、後々の活用に備えて保管されるようです。
【6】年賀状で新ビジネスに繋がることも
【1】で年賀状を「送った方がよいと思う」「相手によっては送った方がよいと思う」の回答者と、【4】で年賀状を「受け取っていない」の回答者以外に、年賀状がきっかけでビジネスにつながったことがあるかを尋ねたところ、36.3%が「ある」と回答しました。 フリー回答でどのようなビジネスにつながったか聞いたところ、「年賀状を送ることによって一度会う機会があり商談に至った」「(年賀状で)思い出してもらいビジネスの問い合わせが来た」といった回答が寄せられました。 相手に受け入れられやすい年賀状を介して新年の挨拶や近況の報告で自然に繋がりが生まれ、新たなビジネスの発端となることもあるようです。
<年賀状のやり取りで気をつけること・困ること>
【7】年賀状で失礼なこと1位「名前・肩書き役職・住所などの間違い(66.9%)」
全回答者へ年賀状を送る際に失礼に当たると思うことを尋ねたところ、最多は「名前・肩書き役職・住所などの間違い(66.9%)」となりました。名前など宛名を間違えることは相手に意識が向いていないことを意味するため、失礼であると感じる人が多いようです。次点は「もらったけど返さない(52.7%)」であり、たとえ自分が年賀状を送っていなくても、相手から貰ったら送り返すことがマナーと捉えているようです。
【8】年賀状で困ること1位「送る相手選び(52.8%)」
【3】で年賀状を「送らない」の回答者以外へ、年賀状を送る際に困ることを聞いたところ、1位は「送る相手選び(52.8%)」、2位は「マナー違反がないかの確認(45.7%)」、3位は「宛名や役職が最新かの確認(36.0%)」となりました。年賀状の準備において、誰に送るべきか、マナーや儀礼で相手に失礼がないか、思い悩むビジネスパーソンが多いようです。
【9】宛先・宛名の間違い、約40%が経験あり
【3】で年賀状を「送らない」の回答者以外へ、自分から相手へ送る年賀状で肩書きなどの間違いをしたことはあるか聞いたところ、39.5%が「ある」と回答しました。前問で70%近くが「名前・肩書き役職・住所などの間違い」は失礼に当たると認識している一方、40%近くのビジネスパーソンが実際に間違いをしてしまったことがあるようです。
【10】宛先や宛名の間違いは失礼…でもアナログが主流
【4】で(年賀状を)「受け取っていない」の回答者以外に、年賀状の住所・会社名・肩書きなどをどのようにデータ化しているか聞いたところ、最多は「手入力(40.0%)」、次点は「名刺管理アプリ(30.1%)」でした。他方、そもそも「データ化していない」は33.0%という結果になりました。宛先や宛名の間違いが失礼と感じながらも間違ってしまうビジネスパーソンがいるものの、宛先・宛名管理は手入力で行ったり年賀状そのもので確認したり、アナログな方法での管理が根強く残っているようです。
■名刺アプリ Eight
Eightは名刺を起点とした国内最大のビジネスネットワークです。名刺を正確にデータ化して、スマートフォンアプリで管理することができます。登録したユーザー間で情報発信ができる「フィード」、チャットのようにコミュニケーションが取れる「メッセージ」、名刺だけでは伝えることができない経歴やスキルを伝える「プロフィール」といった機能を利用し、ビジネスにおけるコミュニケーションツールとして活用されています。2018年11月現在、200万人を超えるユーザーに利用されています。
iPhone アプリ 対応OS:iOS8.0 以降/
名称:Eight 100万人が使う名刺アプリ(無料ビジネスカテゴリ)/
App Store URL:https://itunes.apple.com/jp/app/id444423637?mt=8
Android アプリ 対応OS:Android 4.0.3?以上/
名称:Eight 100万人が使う名刺アプリ(無料ビジネスカテゴリ)/
Google Play URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=net.eightcard
Eight Webサイト/PC版ログイン https://8card.net
費用 無料(※CSVダウンロードなど一部機能を「Eightプレミアム」として有料で提供)
■Eight 企業向けプレミアム
企業向けプレミアムは、Eightの企業向け有料プランです。企業向けプレミアムに登録すれば、社内のEightユーザーが保有する名刺を本人の承諾のもと、一括管理・共有できます。これまで社内の共有名刺を確認するためには、担当者がPC版Eightで名刺データの一括ダウンロードを行なう必要がありましたが、今回の機能拡張により、ユーザー同士で共有されている名刺の検索が可能になります。
詳細はこちらのリンクを参照ください。
https://materials.8card.net/for-company/company-premium/
■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 ブランドコミュニケーション部 PRチーム(小池・長倉・石塚)
Mail: pr@sansan.com Tel: 03-6316-3121 Fax: 03-3409-3133