働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、ニップンドーナツ株式会社(以下、ニップンドーナツ)が、クラウド経費管理サービス「Bill One経費」を導入したことを発表します。Bill One経費は、経費精算に関わる処理をオンライン化することに加え、法人カード「Bill Oneビジネスカード」により、従業員の立て替え払いをなくし、経費精算業務を効率化するサービスです。
「ミスタードーナツ」や「築地銀だこ」のフランチャイジーとして、関東に25店舗展開するニップンドーナツでは、従来、店舗の消耗品や備品購入は小口現金(※1)で対応しており、現金の引き出しや管理に工数がかかり店舗運営の負担となっていました。また、本社管理部門でも、経費使用に関する証憑確認を目視で行うなど、アナログな業務フローにより、事務負担が大きいことが課題となっていました。Bill Oneの導入により、店舗および本社管理部門における業務フローのオンライン化とキャッシュレス化を推進することで、経費精算業務にかける時間を全社で月間100時間以上削減し、より付加価値の高いサービスの提供を目指していきます。
■導入の背景と期待する効果
ニップンドーナツでは、従来、店員が消耗品や備品を購入する際、少額の経費支払いのため、小口現金で対応していました。そのため、各店舗では本社管理部門への事前申請を行った後、銀行で現金を引き出し、その現金を管理する必要がありました。月末には、当月の経費で支払った領収書全件を精算用の書類にまとめ、本社の管理部門へ郵送しており、店舗運営の負担となっていました。さらに、全店舗の精算処理を担う本社管理部門においても、領収書と申請内容を全件目視で照合しており、事務負担が大きく課題となっていました。
Bill Oneの活用により、経費精算業務をオンラインに移行することで、店舗および本社管理部門の生産性向上を図るべく、今回の導入に至りました。
・経費支払いのキャッシュレス化と経費精算のオンライン化により店舗の生産性を向上
各店舗において、Bill Oneが提供している法人カード「Bill Oneビジネスカード」を使用することで、店舗運営に必要な備品を購入する際の小口現金が不要となります。これにより、本社への事前申請や銀行での現金引き出し、店舗での現金管理にかかる工数を削減します。また、「Bill Oneビジネスカード」の支払情報がオンライン上のBill Oneの管理画面に自動連携されることに加え、領収書はスマホで撮影した画像をオンラインにアップロードするだけで処理できるため、本社管理部門への紙の領収書の提出や月末の現金残高に関する報告も不要となり、月間70時間以上の工数削減を見込みます。今後さらに運用を定着させ、接客などのより付加価値の高い業務への時間を創出します。
・経費精算のオンライン化で本社管理部門も業務工数を月30時間以上削減
経費精算のオンライン化で、店舗からの領収書提出が不要となり、本社の管理部門では、郵便物の受け取りや開封、領収書の整理と照合作業、さらには確認のための店舗とのコミュニケーションが不要となります。さらに、全店舗で扱う小口現金がなくなることで、半年に1回実施していた店舗の現金監査や、店舗の担当者が変わる度に発生していた通帳の名義変更も無くなり、月間30時間以上の大幅な工数削減を実現します。
ニップンドーナツの担当者が経費をオンラインで確認する様子
■ニップンドーナツ株式会社 管理部 部長 喜多 元樹様からのコメント
これまで当社では、月末月初に各店舗から届く領収書の開封や処理だけでも相当な時間を要していました。Bill Oneの導入により、その作業が大幅に削減され、繁忙期には毎朝行っていた書類開封の作業だけでも30分ほど短縮しました。また、店舗からの領収書がオンラインになったため、月末月初に集中していた業務負荷も平準化することができました。以前は店舗からまとめて送付される領収書が申請金額の総額と異なっている場合、事情を毎回確認する必要があり、本社・店舗の双方にとって精神的負担になっていました。Bill Oneによってアップロードされたデータは、そのような間違いがなくなるため、とても楽になっていると感じますし、現場からも負担軽減の声が届いています。今後、Bill Oneの活用を更に推進し、お客様により高い価値を提供できる店舗環境を目指し、業務プロセスの改善を続けていきたいと考えています。
■ニップンドーナツ株式会社 ミスタードーナツ店主 山田 萌夏様からのコメント
店舗運営においては、主にスポンジやビニール袋、トイレットペーパーなどの消耗品を経費として購入しています。Bill Oneビジネスカードで支払った後は、領収書をオンラインにアップロードできていない案件に対し、リマインドメールが毎日届くおかげで、提出漏れを抑制することができています。また、店舗で現金管理をしていたときは、銀行から現金を引き出すときなど、店内にいる店員が一時的に減ってしまうため、タイミングに注意が必要だったのですが、今はそういった心配も必要なくなりました。店主として、裏方の事務所で業務を行うことも多いですが、創出した時間を生かし、これからはお客様と接する時間をさらに増やしていきたいと思っています。
■ニップンドーナツ株式会社について
会社名:ニップンドーナツ株式会社
代表者:代表取締役社長 神永 和典
設立:1972年10月
事業内容:「ミスタードーナツ」および「築地銀だこ」を東京、神奈川、千葉、栃木において店舗展開
従業員数:正社員53名
URL:https://www.nippn-donut.com/index.html
(※1)少額の経費支払いに対応するために備えられている現金
(以上)
■立替経費をなくし、月次決算を加速する「Bill One経費」
Bill One経費は、Sansan株式会社が提供するクラウド経費管理サービスです。従業員の「立替払い」そのものをなくし、これまでにない経費精算を実現します。経費精算にまつわる処理がオンラインで完結するだけでなく、領収書とカード明細の突合や証憑提出の督促を自動化するBill Oneビジネスカードにより、経費精算における経理課題を解決します。
https://bill-one.com/exp/
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:〒150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:71億30百万円(2025年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 コーポレートブランディング室
Mail: pr@sansan.com
コーポレートおよび各プロダクトに関する主な素材データは、下記よりダウンロードしていただけます。
https://jp.corp-sansan.com/inquiry/presskit