強い思いを原動力に、
世の中の「働く」を変えていく
Sansan事業部 SMB東日本第2営業部グループマネジャー
杉山 祐里奈/2021年 新卒入社


- インタビュー
- 強い思いを原動力に、世の中の「働く」を変えていく
Sansan事業部 SMB東日本第2営業部でグループマネジャーとして働く杉山祐里奈。複数の部門を渡り歩きながら、新卒入社メンバーの中で最速のマネジャー着任といった活躍を見せる一方で、初めは大きな壁にぶつかったと語ります。どのようにして壁を乗り越えたのか。仕事のやりがいや原動力、これからの挑戦について聞きました。
SStories
働く人の満足度を高めたい、という原動力
2021年に新卒入社してから、お客さまとの商談を獲得するインサイドセールスや、インサイドセールスからパスを受け取って営業を行うフィールドセールス、営業戦略を立てる事業企画など、さまざまな仕事を経験してきました。初めて配属されたのは、インサイドセールスのチームです。同期6名で配属されたのですが、実は自分だけまったく成果が出ず、営業電話をかけながら泣いているような日々が続きました。営業成績は最下位。そこが私のスタートです。もともとSansan株式会社に入社しようと思ったのは、「世の中の働く人の満足度を高めたい」という理想があったからでした。日本の労働環境の満足度が低い、といったことをニュースなどで聞く機会もあるかと思いますが、私の身近にもまさに苦しい思いをしている人がいました。自分ごととして、世の中の「働く」を変えていきたい。自分の思いと重なるミッションやプロダクトを持つSansanなら、それが実現できるかもしれない。そう意気込んで入社したものの、いざ働きはじめると目の前のアポイントを獲得するのに精一杯で、自分が本当に実現したい世界が見えなくなっていました。
理想を実現するために、日々の業務はどうあるべきか。ゴールから逆算して目の前の仕事を捉え直すことで、営業DXサービス「Sansan」というプロダクトの魅力を伝えるトークも自然と変わっていきました。名刺管理といった側面だけでなく、実現したい世界をベースにして価値を伝えられるようになったのです。お客さまの日々の業務を効率化し、その人にしかできない創造的な仕事をする時間を生み出すために「Sansan」というツールがある。トーク内容をはじめ、行動の質・量を変えてからは次第に商談を獲得できるようになり、入社5カ月後には所属部署内で営業成績トップを達成しました。そうした実績を評価いただき、1年目の最後には社内最年少のチームリーダーに、2年目にはインサイドセールスのマネジャーに当時最速のスピードで着任することができました。自分でも、想像もしていないことでした。

周囲にポジティブな影響を与える
ロールモデルを目指して
マネジャーとしての一歩を踏み出したのはいいものの、マネジメントにおいて自分が出せる価値が分からずに苦労しました。当時入社2年目の自分が、例えば年上のメンバーのキャリア相談に乗るのはなかなか難しい。けれどマネジャーたるもの、自分が応えなければという思い込みがあったんです。でも本当は、すべてを自分がやる必要はないんですよね。マネジメントの目的はメンバーが成長することであり、その結果、事業が成長し、会社全体のミッション・ビジョンを達成することにあるはずです。そうだとすると、何か相談や問題が発生した時に、私という人間が応えることは手段の一つでしかなく、その困りごとに適した他の人に頼るという方法もあると考えました。Sansanには「強みを活かし、結集する」というバリューがあります。自分にはない経験や強みを持った方が集まっているので、キャリア相談ならこの人に聞いてみよう、この分野はこの人に…と、人をつなぐことができる自分になればよい、という気づきを得てから、何が起こっても大丈夫だと思えるようになりました。
チームのメンバーが成長したり、生き生きと仕事に取り組んでいる姿を見ることがマネジメントのやりがいです。自分の営業成績を伸ばすことも仕事の面白さの一つだと思いますが、私の場合、周囲にポジティブな影響を与えることや、影響を与える範囲を広げていくことに喜びを感じます。最速でマネジャーになったことが、これから入社する人たちのロールモデルになったらいいなと考えています。「あの人が何年目にこのポジションになったのなら、自分はもっと早くそれを達成しよう」と思ってもらえたら、人や組織を強くすることにも貢献できます。Sansanという場所で私が出せる一番の価値は、そういうところにあるのかもしれないと思っています。

一歩一歩、ビジネスインフラへと近づく実感
今、担当しているフィールドセールスの面白さは、企業が「働き方を変えようとする瞬間」に立ち会えることです。「Sansan」というプロダクトを導入することで業務フローが改善し、やりたかった仕事ができるようになったら、働くことへの満足度も高まっていくと思っています。研究開発職やエンジニアがプロダクトを完成させ、マーケティング部門がリードを獲得し、インサイドセールスがアポイントを取った後、フィールドセールスは最後にお客さまの背中を押すという役割を担っています。導入していただけるお客さまが増えるたび、一歩一歩、「ビジネスインフラになる」というビジョン達成に近づいている実感があります。社長の寺田もよく「薄皮を一枚一枚積み重ねるように」と言いますが、目の前の一人や一社一社の変化こそ重要だと信じています。
私自身、メンバーのおかげで、一人では到底なし得ない変化を何度も経験させてもらいました。チームで挑むからこそ実現できた大きな売り上げや、入社したばかりの新卒7名を率いてチャレンジした東北エリアでの新規開拓など、挑戦を繰り返していくことの先にミッション・ビジョンの達成が見えてくるのだと考えています。Sansanはミッション・ビジョンドリブンな会社だとよく言われるのですが、スケール感のある目標を本気で達成していくために、意識していることが二つあります。一つは、事業が着実に成長するためにきちんと目標の数字を出すこと。もう一つは、先ほどもお話ししましたが、原動力となる自分の思いや会社としての大きな目標と、日々の業務を結びつけて考えることです。「これを実現させたい」という思いを強く持ち、どう動けばいいか逆算して行動し続ける。それは私の一貫した信条ですし、世界を変えていく一歩だと考えています。

複数の視点を生かし、
成果を最大化できるジェネラリストへ
自分の可能性を自分で限定しないことが大切だと日々感じます。例えば「学生時代にマーケティング領域のインターンシップをしていたから、自分はマーケティングしかできない」といったように考えてしまうケースもあると思います。しかし学生時代の経験だけが強みで、それによってしか今後生きられないとしたら、それはとてももったいないことです。私自身、入社前後の時期は「周りの学生に比べて経験が足りないんじゃないか」「インターンシップの経験がないことで出遅れているんじゃないか」と不安に思うこともあったのですが、そういったことを心配する必要はないと、当時の自分に言ってあげたいですね。学生時代の経験によって、キャリアパスに有利・不利の差がつくことはほとんどありません。働く日々から何を学び、いかに目の前の仕事に生かしていくか。ただそれだけだと思っています。
入社して4年が経ちますが、私は部門異動が多く、さまざまな仕事を経験させていただきました。インサイドセールスにはインサイドセールスの、事業企画には事業企画の視点があり、その立場だからこそ見えることがあります。今後どのような部門に所属しても、これまでの経験で得た複数の視点を生かして、その部門の成果最大化に貢献できたらなと。組織にポジティブな変化を生み出していけるジェネラリストのような存在になっていくことが、これからの私の目標です。

AAchievements
アクションを生み出す原動力と、積み重ねてきた挑戦・成果のサマリーです
原動力
「働く人の満足度を高めたい」
[Sansan] 中小企業向けインサイドセールス チームリーダー
- 営業成績最下位から、最年少チームリーダーへ
[Sansan] 中小企業向けインサイドセールス マネジャー
- 最速でマネジャー着任
- 存続の危機だったチームを、主力へ育成。営業目標達成
[Sansan] 東北エリアの新規開拓チーム シニアマネジャー
- 新卒入社したメンバー7名の育成
- 東北企業のDX支援に注力
[Sansan] 事業企画を担うグループと、インサイドセールスのマネジャーを兼務
- 中小企業領域の営業戦略立案
- インサイドセールス部門の生産性を向上
[Sansan] 東日本エリアのフィールドセールス、インサイドセールスのシニアマネジャーを兼務
- 東日本エリアのフィールドセールスをマネジメント
- インサイドセールス部門 企画グループのシニアマネジャー
- さらなる挑戦を積み重ね、ミッション・ビジョンの実現へ
一歩を踏み出す人が、
世界を変える人になる