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Sansan、企業のイノベーションを後押しする 5つの新しい機能追加を発表 〜”AIの人脈レコメンド”をはじめとした機能を通して、生産性を向上 働き方革新に貢献〜

クラウド名刺管理サービスを通じて働き方革新に貢献するSansan株式会社は、企業のイノベーションを後押しする5つの新機能「メッセージ」、「一括取り込み / 即時データ化」、「Sansan Customer Intelligence」、「スマートレコメンデーション」、「Sansan Labs」を本日、発表します。

これらの機能で、ビジネスの出会いの活用を通して、企業のイノベーションと働き方の革新を後押しします。  
本リリースは、本日開催中の「Sansan Innovaton Project 働き方2020」内のプレスイベントで発表されました。

■Sansan の新機能 概要
① 「メッセージ」機能  

Sansan導入企業内で、社員同士のメッセージチャットができるようになる機能です。 これまで、ユーザー様がSansanで名刺情報を共有する際には、コミュニケーションの方法としてメールや電話を行うことがほとんどでした。今回のメッセージ機能の搭載により、Sansan内でメッセージチャットを使い、名刺情報の共有を簡単に行うことができるようになります。 

 

本機能はβ版として展開していたものを、ユーザー企業様のフィードバックを元に改良を行い、3月に提供を開始しました。  
PC版及びスマホアプリ版に搭載され、社内の円滑な人脈情報の共有をサポートし、コミュニケーションを進化させます。

② 一括取り込み / 即時データ化  

スマーフォンアプリ版Sansanにおいて、複数枚の名刺を一括で読み込み、即時にデジタルデータ化する機能です。  
Sansan導入企業様には、専用スキャナを貸与し、名刺の取り込みを簡単に行える環境をご提供しております。 一方、出張先などの出先での名刺の取り込みにおいては、スマーフォンアプリ版のSansanを用い、一枚一枚撮影する方法しかこれまでご提供できていませんでした。  

今回の機能追加により、スマーフォンアプリ版でも一度に複数の名刺の取り込みを行うことができ、また、即時データ化された名刺情報を活用することができます。  
OCR(光学文字認識)を用い、即時データ化を実現する一方、これまで通り手入力でのデータ化も行い、これまで通りの正確なデータ化も行います。

③ Sansan Customer Intelligence  

企業内に散在し、統合できていない顧客データを統合するカスタマーデータプラットフォームです。
企業内には、SFA(営業支援システム)、CRM(顧客管理システム)、経理情報や契約情報など、様々な顧客にまつわるデータがあふれています。その大部分は、重複をしていたり、不完全なデータとして存在していたりすることが多く、情報を最大限活用することができていません。  

Sansan Customer Intelligenceは、企業内に溢れるデータを、当社がこれまで培ってきた名寄せの技術を用い、整理、統合を行います。  
統合された情報はSansan Customer Intelligenceという、クラウド上の企業専用データベースとして格納され、企業の情報マスターデータベースとして活用することができます。整理統合したデータは、SFAやCRMツールと連携・反映させることもでき、社内の顧客情報を最新に保つことができます。 本機能は有償で提供されます。

■DSOCとの連携による新機能 概要  

DSOC(Data Strategy & Operation Center)は、2016年に設立された名刺のデータ化及び研究を行う部門です。 画像処理・機械学習のスペシャリストやデータサイエンティストを20名以上在籍する、R&Dチームを有し、集積された名刺のデータを解析することで企業の情報、人物の情報、人と人のつながりの情報など、ビジネスシーンで活用できる「価値ある情報」の創出を目指しています。

下記の新機能は、DSOCとの連携により生まれた、AI技術などを使用した機能です。

④ スマートレコメンデーション  

スマートレコメンデーションは、ユーザーの名刺交換に関する、地域・業種・交換先部署といった傾向をSansanが分析し、社内に埋もれている次に出会うべき人をレコメンドする機能です。 具体的な挙動は下記の通りです。

1. 名刺交換の傾向をSansanが分析し、その傾向にマッチする、社内の同僚が交換した名刺を自動的にレコメンドします。
2. レコメンドされた名刺に対し、ユーザーは「興味あり」「興味なし」を選択することができます。
3. 「興味あり」を選択した場合、名刺所有者に名刺情報を紹介できるか否かの確認通知がいきます。
4. 名刺所有者が、紹介を承諾した場合、メッセージ機能を用い連絡をとることができます。
5. 名刺所有者が、紹介を却下した場合に、ユーザーへ通知が行くことはありません。  

なお、スマートレコメンデーションは、ユーザーが「興味あり」「興味なし」を選択することでAIがその傾向を学習し、よりユーザーの出会いたい人をレコメンドできるようになります。  

この機能により当社は、「ビジネスの出会い」を自ら探しに行くのではなく、AIがレコメンドする世界を実現しました。

⑤ Sansan Labs  

DSOCでは、20以上の名刺活用に関する新しいプロジェクトが日々進行しています。  

Sansan Labs(ラボ)では、そのプロジェクトの中から、β版として提供可能な機能を利用することができます。 Sansan導入企業は、ホーム画面より「Sansan Labs」専用ページに飛び、β版で提供されている機能を使用し、機能に対してのフィードバックを送ることができます。  

フィードバックを元に、さらに機能開発を進め、新機能として搭載させることを目指します。 現在、次の機能が利用可能です。

・人を知り他人を知り企業を知る (β)
名刺保有情報を「その人の人脈における強み」とし、自分や同僚の強みをキーワードで可視化。強みの変遷も見ることができます。

・企業間距離の変遷 (β)
名刺交換情報から、自社と関係の深くなっている企業をリストアップして表示します。

・バーチャル組織図 (β)
それぞれの社員の名刺接点のある企業を分析し、組織編成、戦略策定に活用可能な、部署を横断した組織図を策定します。

・社内キーパーソンを探せ (β)
顧客企業との関係拡大に貢献した社員を名刺交換枚数の推移から分析します。  

Sansanは、今回の5つの機能追加を通して、企業のビジネスインフラとして、イノベーションと働き方の革新のより一層の後押しを目指します。

(以上)

■Sansan株式会社について
2007年の創業より法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を開発・提供しています。
「Sansan」は「名刺を企業の資産に変える」をコンセプトに、社内に眠る名刺をデータ化し、人と人のつながりを情報として可視化・共有できるクラウド名刺管理サービスです。2012年より個人向け名刺アプリ「Eight」を提供開始。ソーシャルの仕組みを取り入れ名刺をビジネスのつながりに変える新たなビジネスネットワークとして、登録ユーザーは200万人を超えています。

設立:2007年6月11日 
URL: https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金等:46億716万円(うち資本金 31億6,412万円)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
法人向け「Sansan」 https://jp.sansan.com 個人向け「Eight」 https://8card.net

■Data Strategy & Operation Centerについて
Sansan株式会社において創業以来、名刺のデータ化を専門としてきたData Strategy & Operation Center (略称 DSOC) では、法人向けサービス「Sansan」、個人向けサービス「Eight」のユーザーから取り込まれる、年間数億にのぼる名刺という「出会いの証」を1枚ずつ正確なデータに変換しています。
また、専門的な研究を行うR&Dチームを有し、画像処理・機械学習のスペシャリストやデータサイエンティストが二十名以上在籍しています。集積された名刺のデータを解析することで企業の情報、人物の情報、人と人のつながりの情報など、ビジネスシーンで活用できる「価値ある情報」を生み出します。私たちは2つのプロダクトから「ビジネスの出会い」を科学し、Sansan株式会社の目指す「働き方の革新」に貢献しています。

■報道関係のお問い合わせ先 Sansan株式会社
ブランドコミュニケーション部 広報チーム 長倉 / 小池
Mail: pr@sansan.com   Tel: 03-6316-3121  Fax: 03-3409-3133