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法人向けクラウド名刺管理サービスSansan、「オンライン名刺」機能の提供を開始
〜名刺アプリ「Eight」やビデオ会議システム、営業支援システムとも連携し、あらゆる場面でのオンライン名刺交換をサポート〜

Sansan株式会社は本日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の「オンライン名刺」機能の提供を開始したことを発表します。
Sansanのオンライン名刺を利用することにより、ユーザー企業はオンライン時代の「新しい働き方」への移行ができるようになります。また、「オンライン名刺」機能は、当社の名刺アプリ「Eight」や、他社のコラボレーションサービス、営業支援システム、イベント展示会システムとも連携し、あらゆるビジネスシーンでのオンライン名刺交換をサポートします。

今回の発表により、Sansanは、政府の専門家会議や経団連より提言された「名刺交換はオンラインで」という新しい生活様式の実現を推進します。

■機能提供背景
新型コロナウイルスの感染拡大防止措置として、企業はリモートワーク導入をはじめとした働き方改革や、イベントやセミナーのオンライン開催への移行を迫られています。そんな中、政府の専門家会議が提言した「新しい生活様式」のひとつとして、「オンラインでの名刺交換」も盛り込まれ、各企業が対応を急いでいます。

当社の調査によると、「働き方の新しいスタイルが今後定着すると思う」と答えるビジネスパーソンは52%おり、また、62%のビジネスパーソンが「オンライン商談・オンラインミーティングを新型コロナウイルス終息後でも続けたいと思う」と答えるなど、今後オンラインでビジネスが行われる機会が増えることがわかります(注)。

当社は、個人向け名刺アプリ「Eight」に、2012年よりオンライン上で名刺交換ができる機能を搭載。当時より新しい名刺交換の形を提案してきました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月7日には、Eightでオンライン名刺交換ができるQRコード付きのWeb会議用バーチャル背景を提供し、多くの反響をいただきました。

今回、法人向けのクラウド名刺管理サービスSansanにもオンライン名刺機能を搭載し、より多くのビジネスパーソンに、オンライン名刺交換ができる環境を提供します。

■法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」オンライン名刺機能の詳細
Sansanに搭載されるオンライン名刺機能を活用すると、次のことが実現します。

・企業は社員に、紙の名刺とは別に「オンライン名刺」を付与
「オンライン名刺」機能を使うことにより、Sansanユーザーは、紙の名刺とは別に、Sansan上で発行するデジタルの名刺を持つことができるようになります。オンラインで手軽に送付することができるため、オンラインで行う商談やイベントなどでも、これまでと同じように名刺交換ができます。
オンライン名刺では、自分の氏名やメールアドレス、社名や肩書だけではなく、自身のプロフィール写真も併せて送付できます。

・オンライン名刺を受け取った相手は、名刺情報の登録・自分の名刺情報の送り返しも
オンライン名刺の受け取り手は、簡単な操作で名刺情報を自身の電話帳や、Sansanにインポートすることが可能です。また、自分の名刺情報を相手に送り返し、オンライン上での名刺交換を行うことも可能です。

【機能の流れ】

※なお、送付相手がSansanユーザーではない場合もオンライン名刺交換が可能です。詳細なオンライン名刺交換手順はリリース末尾もしくは、次の機能紹介動画をご覧ください。

【機能紹介】オンライン名刺交換、はじまる。https://youtu.be/SMytyoEeioQ

【オンライン名刺のサービス互換性】
本機能は、Eightとの連携も予定しています。
これにより、Sansan ユーザーが送ったオンライン名刺を、Eightユーザーは自身のEightにインポートすることができます。また、Eightユーザーが送ったオンライン名刺を、Sansanユーザーは自社のSansanにインポートすることができます。Eightとの機能連携は7月中を予定しています。
また、送付先がSansan、Eightユーザーではなくても、オンライン名刺交換は可能です。

※Eightのオンライン名刺交換については、こちらのリリースをご参照下さい。
https://jp.corp-sansan.com/news/2020/eight_qr_namecard_exchange.html

■料金および利用条件
オンライン名刺は、3月11日の機能構想発表後、大変多くの反響をいただいたため、オンライン名刺の初期発行および、機能設定費用を無料にして提供を開始します。これによりコストをかけずに、さらにさまざまな企業にオンライン名刺をご活用いただけます。
※利用に際し、クラウド名刺管理サービス「Sansan」の契約が必須となり、サービス利用費用、初期費用などは発生します。
詳細は次のwebサイトをご参照下さい。
https://jp.sansan.com/online-meishi/

■Sansanのオンライン名刺 連携サービスと利用シーン
これまで、紙の名刺はビジネスの出会いのシーンのみならず、「商談」や「イベント」、「展示会」などさまざまなビジネスシーンで交換されてきました。それらが急速にオンラインに移行している中、Sansanのオンライン名刺もサービスベンダーさまと連携し、ビジネスに必要不可欠なさまざまなシーンでシームレスなオンライン名刺交換を実現させます。

【コミュニケーションシーン】
・ビジネスチャットサービス「Chatwork」
Chatwork株式会社 取締役副社長COO 山口 勝幸 さまより

「昨今の働き方の変化に伴い、ビジネスチャットやWeb会議で、初対面の人と挨拶をする機会が増えています。Chatworkは社外の方ともつながりやすい設計のため、取引先や顧客とのやり取りにも利用いただくケースが多く存在します。今後もさらに需要が高まるオンラインでのビジネスコミュニケーションをよりスムーズにおこなうために、Chatworkでつながった際に、Sansanのオンライン名刺を通してお互いの情報をすばやく交換できるようにしてまいります。」

・Web会議サービス「V-CUBE ミーティング」、オンラインセミナー「V-CUBE セミナー」、 オンライン営業「V-CUBE セールスプラス」
株式会社ブイキューブ 代表取締役社長 間下 直晃 さまより

「ブイキューブは、オンライン上での様々な映像コミュニケーションを実現するソリューションを提供しております。Sansanのオンライン名刺とV-CUBEサービス各種を連携し、Web会議、オンラインセミナー、オンライン営業で参加者同士の名刺交換を実現することで、新しい生活様式のオンラインコミュニケーションを実現してまいります。そして、今後もSansan社との連携を強化し、企業の新しい働き方に貢献してまいります。」

・Web電話帳サービス「Phone Appli for Salesforce」
株式会社Phone Appli 取締役副社長 中川 紘司 さまより

「名刺交換は、日本のビジネスシーンでは欠かせない商習慣です。今回のコロナ禍において、その名刺交換がこれまで通りできないという、苦慮の声が当社にも多く届いています。当社は、そういったお困りの声を解決すべく、Phone Appli for Salesforceに新機能「vCardオプション」を先日発表しました。そして今回、クラウド名刺管理サービス「Sansan」と連携できることをうれしく思います。この連携により、サービスの垣根を越えて、オンライン名刺交換をすることが可能になり、より広いみなさんに、オンライン名刺を届けることができます。今後もSansan社との連携を強化し、国内のビジネスを支えていきたいと考えております。」

・コラボレーションハブ「Microsoft Teams」
日本マイクロソフト株式会社 Microsoft 365ビジネス本部 本部長 山崎 善寛 さまより

「全ての企業において、さらなるデジタルトランスフォーメーションが必要となると考えています。今回、Sansan株式会社様が発表された「オンライン名刺」は電子印鑑や電子契約と並んで、日本のビジネスシーンで当たり前とされる慣習を見直すきっかけになると確信しております。現在、このサービスをMicrosoft Teams上で利用するためのMicrosoft Teamsアプリのご開発に着手いただいており、弊社もその支援をさせて頂いております。
Sansanと我々が提供するMicrosoft Teamsがクラウド上で連携することで、オンライン上で人と人そしてビジネスのつながりを生み出し、日本のビジネスシーンのさらなる進化に貢献したいと考えています。」
※Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。

【営業活動】
・営業支援/顧客関係管理クラウドプラットフォーム「Salesforce」
株式会社セールスフォース・ドットコム 執行役員 アライアンス事業 AppExchangeアライアンス部 部長 御代 茂樹 さまより

「今、営業の現場では、オンラインへの移行など新しい働き方が急速に求められています。オンライン名刺はビジネスの新しいかたちとして、重要なツールとなると考えています。オンラインでやり取りされた名刺の情報をSalesforceに連動させることで、営業プロセスがよりスピーディーになるでしょう。AppExchangeパートナーであるSansan様と共に協力して推進して参ります。」

・オンライン商談システム「ベルフェイス」
ベルフェイス株式会社 代表取締役 中島 一明 さまより

「足で稼ぐのが当たり前だった日本の営業活動。しかしafterコロナ時代ではオンラインを活用した非対面での営業が広まり、営業の働き方が大きく変わっていくでしょう。当社のオンライン商談システム「bellFace」も、この新しい働き方を支えるべく、サービス提供を行っています。今回、Sansanのオンライン名刺と連携することにより、オンライン商談での出会いの瞬間をよりリッチなものへと変え、企業の新しい働き方に貢献してまいります。」

【展示会・イベントシーン】
・イベント管理システム「EventHub」
株式会社EventHub 代表取締役 山本 理恵 さまより

「コロナの感染拡大に伴い、オフラインイベントの開催が難しくなり、オンラインイベント実施への流れが大きくなっています。そんな中EventHubは、オフラインよりさらによいイベント体験をオンライン上でも提供すべくサービスを進化させています。そしてこの度の連携により、オンライン名刺をイベント参加者のプロフィールにセットし、イベント参加者や登壇者がオンライン名刺を交換ができる機能を提供します。これによりさらにリッチな顧客体験の実現を目指します。」

・オンライン展示会「evort」
株式会社エボルト 代表取締役 検見崎 裕 さまより

「展示会が中止・延期になるなか、オンライン展示会に対する期待や要望は大きくなっています。これまでオンライン展示会evort(エボルト)は、具体的な商談に繋がる『濃い引き合い』を獲得することに注力してきました。一方で、オフライン展示会で得られるような『まだ具体的ではないが興味がある』段階の見込み顧客と接点を持てないことが課題でした。その解決策がまさに『オンライン名刺交換』です。Sansanのオンライン名刺と連携することにより、オンライン展示会を通じてこれまで以上に技術と技術、人と人との出会いを生み出していけると考えてい
ます。」

それぞれの連携機能の提供開始時期は別途ご案内します。
今後もSansanのオンライン名刺は、連携サービスを拡充し、「新しい生活様式」が実現しやすい環境を提供します。

■利用表明企業よりコメント
今回、オンライン名刺の提供に伴い、オンライン名刺の利用表明企業より、その期待についてコメントを頂戴しました。

エレコム株式会社
常務取締役 柴田 幸生 さま
「この度のオンライン名刺機能追加について、大変嬉しく思います。当社は、テレワークに対応する製品・サービス等を通して、お客様へ「新しい生活様式」に対応したビジネス環境の提供を目指しておりますが、多くの商談機会がオンラインに移行する中、名刺交換が果たしてきた機能を改めて思い知ることが多くありました。今回の機能ご提供でリアルな環境と変わらない商談が可能になり、お客様の課題解決により邁進できることを喜ばしく感じております。」

株式会社セールスフォース・ドットコム
専務執行役員 ビジネスオペレーション担当 伊藤 孝 さま
「この度のオンライン名刺機能の提供、大変素晴らしいと感じております。新型コロナウイルス感染拡大予防のため当社では4月から全国全ての拠点を閉鎖し100%リモートワークを実施してまいりました。その期間、お客様との会議は全てオンラインとなりましたが、名刺交換は大きな課題でした。今回のSansan様によるオンライン名刺機能のリリースは、ニューノーマルの新しい働き方を提案するものであり、当社も含め、全ての企業のデジタルトランスフォーメーションを大きく前進させると期待しております。」

株式会社三井住友銀行
取締役兼専務執行役員 増田 正治 さま
「銀行業は、どのような難局においてもお客さまへのサービスを継続していくことが社会的使命であり、新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機に対し、インターネットバンキングの強化など、従来から取組んできた非対面でのサービス拡充について、対応スピードを更に上げて進めています。名刺交換は、お客さまとのコミュニケーション手段として欠かせないものであり、非対面のオンラインで実現する国内初のツールを早期に提供していただけることに、大変感謝しています。ウィズコロナ、そしてポストコロナに向けて、社会課題の解決に取組むパートナーとして引続き協業していきましょう。」

(50音順にて掲載)

■今後の「オンライン名刺」の展開
当社はこれまで、クラウド名刺管理サービスを通して、ユーザー企業のビジネスの出会いデジタル化し、ユーザー企業のイノベーションの後押しを行って参りました。今回のオンライン名刺の提供により、当社の取り組みはより加速します。

今後、積極的に他社サービスとの連携も積極的に進め、ビジネス上のさまざまな場面でオンライン名刺交換ができる場所を提供して参ります。そして、企業が紙の名刺ではなく、オンラインの名刺を当たり前に使うことにより、ビジネスイベントへの参加、企業の受付といった、これまで紙の名刺を使わざるを得なかった場面を革新していきます。
このように人と人とが出会う場面をデジタルで管理できることにより、社会にイノベーションをさらに増やすことができると考えています。

今後もSansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッション実現へ向けて、進化を続けてまいります。

(以上)

注:【働き方の新しいスタイルと、withコロナの名刺交換に関する調査】より
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国(日本国内)
調査対象:会社員、自営業、経営者・役員、公務員、20代〜50代の男女(1000サンプル)
調査期間:2020年6日9日〜6月15日
調査企画:Sansan株式会社

■Sansanについて
名刺管理から、働き方を変える「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈を管理・共有することが可能になるほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能を備え、ビジネスのはじまりを後押しする「ビジネスプラットフォーム」です。

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」および個人向け名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。名刺管理を起点としたビジネスプラットフォームとして活用できるサービスを国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL: https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:62億34百万円(2020年4月13日時点)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
法人向け「Sansan」 https://jp.sansan.com 個人向け「Eight」 https://8card.net

■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 ブランドコミュニケーション部 PRグループ(南口、小池)
Mail: pr@sansan.com