Sansan株式会社が6月に発表したオンライン名刺の利活用が広がり、3000社を突破したことを発表します。CRM(顧客関係管理)クラウドサービス最大手の株式会社セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース・ドットコム)といった国内外の企業でも導入が決定し、アフターコロナにおける新しい働き方の下支えをしています。
オンライン商談が中心となり、紙の名刺の交換を行うことができない中でも、当社はオンライン名刺でビジネスの出会いを支えています。
■オンライン名刺 利用拡大背景:
新型コロナウイルスの感染拡大防止措置として、企業はリモートワーク導入をはじめとした働き方改革や、イベントやセミナーのオンライン開催への移行を迫られています。そんな中、日本経済団体連合会が提唱する「新しい生活様式」のためのガイドラインの中で、「オンラインでの名刺交換」も盛り込まれ、各企業が対応を急いでいます。
当社の調査によると、「働き方の新しいスタイルが今後定着すると思う」と答えるビジネスパーソンは52%おり、また、62%のビジネスパーソンが「オンライン商談・オンラインミーティングを新型コロナウイルス終息後でも続けたいと思う」と答えるなど、今後オンライン上でビジネスの出会いが行われる機会が増えることがわかります(注1)。
このような中、6月16日に機能提供を開始した、当社のオンライン名刺には多くの反響をいただきました。当社のオンライン名刺機能を使えば、オフラインでの名刺交換同様に、オンライン商談やミーティングの場においても、相手の氏名・肩書きなどを正確に把握することができ、また人脈データとして蓄積することができます。
■法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」オンライン名刺機能の詳細
Sansanのオンライン名刺機能を活用すると、次のことが実現します。
・オンライン商談相手に顔写真付きのオンライン名刺を送付
自分の名刺のリンクを生成し、相手に送付。複数人への送付も可能になります。Sansanユーザーは、Sansan画面上から「オンライン名刺」のリンクを発行することができ、対面相手に送付できるようになります。自分の氏名やメールアドレス、社名や肩書だけではなく、Sansanに自身のプロフィール写真を登録していれば、その写真データも併せて送付できます。
・どなたでも名刺情報の受け取りと送り返しが可能
オンライン名刺の受領相手は、Sansanユーザーか否かに限定されません。どなたでも受け取った名刺情報の登録と、自身の名刺情報の送り返しが可能です。非ユーザーの場合、Sansanのオンライン名刺情報を、vCard形式もしくは名刺の画像として登録、自身の名刺情報は、紙の名刺を撮影したデータを送り返すだけで、交換が完了となります。
・オンラインにおけるさまざまなビジネスシーンで、シームレスにオンライン名刺を活用
他社で提供している、オンライン営業や商談、イベント、展示会などの各種システムとの連携を行い、ビジネスシーンでの活用の幅が広がります。また、名刺アプリ「Eight」との機能連携の提供も8月中を予定しています。
※オンライン名刺のURL発行はSansanユーザーのみ可能です。
【機能紹介】オンライン名刺交換、はじまる。https://youtu.be/SMytyoEeioQ
■オンライン名刺の導入例:株式会社セールスフォース・ドットコム
セールスフォース・ドットコムでは、「オンライン名刺」を全社員対象に導入し、紙の名刺とは別に、Sansan上で発行するデジタルの名刺を付与します。 同社が、オンライン名刺に期待する点は次の通りです。
・オンラインでもこれまでと変わらない名刺交換を実現し、営業活動を加速
オンライン名刺機能を使えば、オンライン商談やイベント開催時でも、これまでと同じように名刺交換ができます。「相手の氏名や肩書が把握できず、キーマンが誰か分からない」といったオンライン特有の課題に対応します。
・最新かつ正確な、リード数やコンタクト情報の増加
オンライン商談が定着する中、課題となるのがコンタクト情報の蓄積です。オンライン名刺と、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を合わせて活用すれば、オンライン商談においても、簡単にコンタクト情報の蓄積が可能になります。Sansanのオンライン名刺を通して、社内に標準化した顧客情報の登録および管理プロセスを用意することにより、正しい情報を、社員に手間をかけさせず蓄積させることが可能です。
・名刺管理機能も合わせて活用。デジタルトランスフォーメーションを加速
セールスフォース・ドットコムはSansanの名刺管理機能を活用し、紙の名刺に関する手間の削減や、名刺を探す間接部門の無駄の削減を実現します。また、Sansanと同社のSalesforceとを連携し、Salesforce上に、マーケティング活動において最適な顧客マスタを構築する「Sansan Data Hub(注2)」も活用します。
■株式会社セールスフォース・ドットコム 専務執行役員 ビジネスオペレーション担当 伊藤 孝様 コメント
「セールスフォース・ドットコムでは『信頼』が最重要のコアバリューです。このたび、社員の生産性向上と、当社社員が日頃お付き合いをするお客様の名刺情報を安全に取り扱い、当社に対する信頼を高めるため、セールスフォース・ドットコム日本法人においてSansan様のオンライン名刺の活用を決定いたしました。これまで、属人的に管理していた当社の名刺情報を全て、Sansan上でデジタル化し、活用することでさらなるカスタマーサクセスの実現を目指します。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため当社では4月から全国全ての拠点を閉鎖し100%リモートワークを実施してまいりました。その期間、お客様との会議は全てオンラインとなりましたが、名刺交換は大きな課題でした。このオンライン名刺機能は、ニューノーマルの新しい働き方を提案するものであり、当社も含め、全ての企業のデジタルトランスフォーメーションを大きく前進させると期待しております。」
(注1)【働き方の新しいスタイルと、withコロナの名刺交換に関する調査】より
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国(日本国内)
調査対象:会社員、自営業、経営者・役員、公務員、20代〜50代の男女(1000サンプル)
調査期間:2020年6日9日〜6月15日
調査企画:Sansan株式会社
(注2)Sansan Data Hub についての詳細は下記を参照下さい https://jp.sansan.com/introduction/customer_data/
Salesforceとの連携についての詳細は、下記を参照下さい https://appexchangejp.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N3A00000FeF3OUAV
(以上)
■株式会社セールスフォース・ドットコムについて
会社名:株式会社セールスフォース・ドットコム / salesforce.com Co.,Ltd.
代表取締役社長 兼 会長:小出伸一
創業:2000年4月
事業内容:クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供
URL:https://www.salesforce.com/jp/
■Sansanについて
名刺管理から、働き方を変える「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈を管理・共有することが可能になるほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能を備え、ビジネスのはじまりを後押しする「ビジネスプラットフォーム」です。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」および個人向け名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。名刺管理を起点としたビジネスプラットフォームとして活用できるサービスを国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL: https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:62億36百万円(2020年5月31日時点)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
法人向け「Sansan」 https://jp.sansan.com 個人向け「Eight」 https://8card.net
■法人向けサービスに関するお問い合わせ先
Sansan株式会社 マーケティング部
フリーダイヤル:0800-100-9933(携帯からもOK/不通の場合 050-1744-8685)
メール:inquiry@sansan.com
資料請求・お問い合わせフォーム https://jp.sansan.com/form/inquiry
■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 ブランドコミュニケーション部 PRグループ(小池)
Mail: pr@sansan.com