Sansan株式会社は、同社が提供するクラウド請求書受領サービス「Bill One」に、仕訳機能を追加したことを発表します。仕訳とは取引の要素を分類し、帳簿に記載することであり、仕訳された記録は、最終的に「貸借対照表」や「損益計算書」といった決算書としてまとめられます。請求書処理において必要となる仕訳業務をBill One上で対応することが可能になり、経理業務を迅速化します。
■機能追加の背景
Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメール添付で送付されるPDFの請求書など、さまざまな方法・形式で送られる請求書をオンラインで受領できる、クラウド請求書受領サービスです。2020年5月の提供開始以来、有料契約件数は340社を超え、2020年5月末時点と比較し、1年間で約13倍に成長しています。2022年1月の改正・電子帳簿保存法の施行や、2023年のインボイス制度の導入など、請求書業務のデジタル化需要の高まりを背景に、業種や業界問わず多くの企業に利用されています。
利用企業が拡大する一方、Bill Oneと機能連携をしていない会計システムを利用している企業の場合、Bill One上の請求書データを基に、会計システムに手入力で仕訳を登録する必要がありました。今回、「仕訳機能」を新たに追加することで、経理業務における手入力の作業を減らし、非効率だった入力業務を改善することができます。
■仕訳機能の詳細
受領・データ化された請求書情報を基に、Bill One上で仕訳データを作成することができます。作成した仕訳データはCSVファイルでダウンロードし、企業が利用している会計システムへ連携が可能です。
また、Bill Oneでは請求書発行企業と受領企業の取引関係を記憶させることができるため、継続的に取引関係のある企業に関しては、前回入力した仕訳データを自動で呼び出すことが可能となり、都度入力が不要となります。
※Bill Oneの仕訳画面イメージ
仕訳機能を追加することにより、請求書の受領、支払申請・承認、仕訳、振込データの作成までをBill Oneで対応することができ、経理業務の効率化・迅速化を実現します。また、今後はさまざまな会計システムとの仕訳連携を強化し、ユーザーの月次決算を加速させていきます。
(以上)
■請求書受領から、月次決算を加速する「Bill One」
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するクラウド請求書受領サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、99.9%の精度で素早くデータ化。社内の全ての請求書をクラウド上で一元管理することで、請求書の受け取りから保管までのアナログな請求書業務をデジタル化します。経理部門だけでなく企業全体の請求書業務をスムーズにし、テレワークの推進や業務効率の向上を実現。月次の決算業務の効率化につながり、企業経営における意志決定スピードを加速します。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、ビジネスにおける出会いを後押ししています。主なサービスとして、クラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、クラウド請求書受領サービス「Bill One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:63億33百万円(2021年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービス(クラウド名刺管理サービス等)の企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/products/sansan/
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 ブランドコミュニケーション部 PRグループ
Mail: pr@sansan.com
コーポレートおよび各プロダクトに関する主な素材データは、下記よりダウンロードしていただけます。
https://jp.corp-sansan.com/inquiry/presskit