働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、契約DXサービス「Contract One(コントラクトワン)」とアドビ株式会社が提供する電子サインサービス「Abobe Acrobat Sign」が連携することを発表します。Adobe Acrobat Signで締結された契約書を自動的に登録することによって、Contract One上であらゆる形式の契約書を網羅した契約データベースを構築することができます。
■機能連携の背景
ビジネスにおけるDXが進む中、契約書は従来の紙での締結だけではなく電子契約も取り入れられることで異なる形式が混在しており、効率的に一元管理することが求められています。当社が行った調査では、約8割は紙の契約書を取り扱っており、6割以上が取引先から紙の契約書を指定されたことがあると回答するなど(※1)、紙の契約書は当面はなくならないと考えられます。
Contract Oneは、署名や押印による紙の契約書に加え、各種電子契約サービスで締結された契約書にも対応し、さまざまな形式の契約書をデータ化し一元管理できる契約DXサービスです。Contract Oneで構築した契約データベースを活用し、契約情報を法務・総務部門にとどまらない全社の資産とすることで、経営や営業活動を後押しします。電子契約サービスの普及が進み、さまざまなツールが存在する中で、Contract Oneではあらゆる契約書を一元管理できるよう、各電子契約サービスとの連携を強化してきました。これまで「クラウドサイン」、「電子印鑑GMOサイン」、「ドキュサイン」と連携していますが、今回新たにAdobe Acrobat Signと連携します。
■Contract Oneと連携している電子契約サービス(五十音順)
Adobe Acrobat Signは、多くの企業で利用されている電子サインサービスで、国内大手企業においては利用率No.1を獲得しています(※2)。Contract Oneは本連携により対応する電子契約サービスを拡大し、ユーザーの利便性を向上させます。
■Contract OneとAdobe Acrobat Signの連携で実現できること
Contract OneとAdobe Acrobat Signを連携することで、Adobe Acrobat Signで締結された契約書を自動でContract Oneに登録することができます。契約書名や締結日、契約終了日、金額など、Adobe Acrobat Sign側で入力されている一定の項目がContract Oneに連携されます。電子契約と紙の契約書を一元管理し、契約データベースを構築することで、契約情報の検索性を向上させ、必要な時に契約情報を容易に参照できるようになります。
Contract Oneでは紙の請求書をデータ化し、電子保存できるため、本連携によりすべての契約書を電子データとして一元管理できます。
なお、本連携機能の利用にはContract OneおよびAdobe Acrobat Signの契約が必要です。
今後もContract Oneは電子契約サービスとの連携や機能アップデートを積極的に行い、契約DXを通じて企業のビジネス強化を後押ししていきます。
※1:Sansan株式会社「企業の契約業務に関する実態調査」(2022年4月21日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2022/0421.html
※2:アドビ株式会社「Adobe Sign、国内大企業の電子サイン利用率で1位獲得」(2022年2月16日発表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000041087.html
(以上)
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。
Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上のデスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。
Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。
これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
■契約データベースが、ビジネスを強くする「Contract One」
Contract Oneは、Sansan株式会社が提供する契約DXサービスです。過去に取り交わした契約書とこれから取り交わす契約書を正確にデータ化して、データベースを構築。契約情報をビジネスにおける資産として、法務部門に限らず全社員で活用できる環境を作り、さまざまな部門の課題解決を後押しします。部門や拠点を問わず契約データベースを活用することで、社内のあらゆる取引を見える化し、リスクマネジメントの強化や取引条件の最適化などを推進します。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:65億53百万円(2023年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 ブランドコミュニケーション部
Mail: pr@sansan.com
コーポレートおよび各プロダクトに関する主な素材データは、下記よりダウンロードしていただけます。
https://jp.corp-sansan.com/inquiry/presskit