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Sansan、帝国データバンクとの共同研究を開始 〜包括提携に加え、新たに共同研究契約を締結〜

Sansan株式会社(以下、Sansan)は、株式会社帝国データバンク(以下、TDB)と2016年10月の包括提携に基づき、名刺情報と企業情報の連携を進めて参りましたが、その一環として新たに共同研究契約を締結し、企業間の取引・人脈ネットワークの分析をテーマとした共同研究を開始することを発表します。

■背景
これまで営業活動やマーケティング活動は、個人の経験などによって属人的に行われてきました。
しかし、近年ではクラウド名刺管理や、顧客管理システム(CRM)、営業支援システム(SFA)のような営業活動とテクノロジーを掛け合わせた、セールステックを活用し、自社が保有する人脈や過去の営業履歴などのデータを活用し、効率的に活動をすることが可能となりました。そんな中、企業では自社で保有するデータをいかに最適化させて生産性や売り上げを向上させるかが重要となっています。

■本共同研究について
Sansanのデータ統括部門であるDSOC(Data Strategy & Operation Center)は、TDBの研究開発部門である総合研究所と、取引ネットワークの性質が名刺でつながる人脈と近い性質を持っていることに着目し、「企業間の取引・人脈ネットワークの分析」をテーマとした共同研究を開始します。
これまでTDB 総合研究所は、自社の収集した企業間取引データをもとに、取引ネットワークの観点から企業活動のライフサイクルや経営状況の予測、日本の産業行動や地域経済に関する高度な実証研究を複数の大学とともに行ってきました。
また、DSOCでは、名刺データ(注1)を統計的に分析することにより、営業戦略としてターゲット企業の意思決定者との名刺交換状況や、営業をよく受ける傾向のある担当者の傾向を明らかにしてまいりました。

本共同研究により、営業などの企業間の接触がどのように取引につながっていくのか、などについて明らかにすることで、企業の営業活動やマーケティング活動に新しい価値を提供するサービスの検討や、日本経済のさらなる発展に寄与する知見を発掘・提供することを目指します。

注1:Eightサービス利用規約の許諾範囲内で、匿名化したデータを統計的に利用しています。

(以上)

■参考情報 TDBとの包括的提携
これまで、Sansanは、TDBと次のようなプレスリリースを発表しています。

帝国データバンクと名刺管理のSansanが包括提携 企業情報と名刺情報をマッチング、日本最大級のビジネスインフラへ

帝国データバンクと名刺管理のSansanが包括提携 企業情報と名刺情報をマッチング、日本最大級のビジネスインフラへ

クラウド名刺管理Sansan、帝国データバンクと連携した新機能 「取引先」画面と「会社」画面をリリース 〜日本最大級のデータベースを活用した新しいアプローチ方法で、営業のチャンスがさらに拡がる〜

クラウド名刺管理Sansan、帝国データバンクと連携した新機能 「取引先」画面と「会社」画面をリリース 〜日本最大級のデータベースを活用した新しいアプローチ方法で、営業のチャンスがさらに拡がる〜

Sansan、帝国データバンクと連携を強化。 帝国データバンクの企業情報の閲覧が可能に 〜日本最大級のデータベースを活用し、 名刺交換相手の企業情報の収集が可能に〜

Sansan、帝国データバンクと連携を強化。 帝国データバンクの企業情報の閲覧が可能に 〜日本最大級のデータベースを活用し、 名刺交換相手の企業情報の収集が可能に〜

■株式会社帝国データバンクについて
株式会社帝国データバンク(TDB)は長年にわたり蓄積してきたデータベースとノウハウ、そして全国に広がるネットワークを活かし、多様化するお客さまのご要望に質の高い情報と幅広いサービスで対応しています。
個別の企業情報の提供だけにとどまらず、円滑なビジネスを阻害し社会的に大きな影響を及ぼす大型倒産情報や、2万社以上を対象に実施する企業経営の実態を捉えた景気動向調査の月次結果など、ビジネスに役立つ情報をいち早く社会に発信しています。
また、独自の情報力と調査力に基づき、従来の定型調査以外にも市場調査、アンケート調査、顧客データベースの構築・整備などのご依頼にも対応しているほか、電子商取引をサポートするサービスも展開しています。
これからもTDBは企業情報のプロとしてお客さまのビジネスを支え続けます。

創業:1900年3月3日 URL: https://www.tdb.co.jp
所在地:107-8680 東京都港区南青山2-5-20
売上高:514億円(2018年9月期)
事業内容:企業信用調査をベースとした与信管理支援・マーケティング支援

データソリューション企画部総合研究所
東京工業大学先端データ解析講座や一橋大学経済学研究科 帝国データバンク企業・経済高度実証研究センターなど産学連携を推進し、新たな経済指標やモデル開発を行っています。その一部は、政府の地域経済分析システム(RESAS)などにも搭載され、活用されています。

■Sansan株式会社について
2007年の創業より法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を開発・提供しています。「Sansan」は「名刺を企業の資産に変える」をコンセプトに、社内に眠る名刺をデータ化し、人と人のつながりを情報として可視化・共有できるクラウド名刺管理サービスです。2012年より個人向け名刺アプリ「Eight」を提供開始。ソーシャルの仕組みを取り入れ名刺をビジネスのつながりに変える新たなビジネスネットワークとして、登録ユーザーは200万人を超えています。

設立:2007年6月11日
URL: https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金等:43億1250万円(うち資本金 28億1250万円)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
法人向け「Sansan」 https://jp.sansan.com 個人向け「Eight」 https://8card.net

DSOC (Data Strategy & Operation Center)
DSOCは、Sansan株式会社のデータ統括部門です。データドリブンによって企業の事業成長をリードすることを目的として、「データ化」「データ活用」という2つの役割を担っています。独自開発のAIを活用したデータ化技術により膨大な「出会い」を正確にデータベース化し、それを分析・活用することで、企業の情報、人物の情報、人と人のつながりの情報など、ビジネスシーンで活用できる「価値ある情報」を生み出します。そして、その成果はサービスを通じて新しい価値として提供しています。多様なバックグラウンドや専門領域を持つ研究者やデータサイエンティストなどのR&Dメンバーを擁するDSOCは、サービスを支えるとともに企業の事業成長を牽引します。

■報道関係のお問い合わせ先
Sansan株式会社 ブランドコミュニケーション部 PRチーム
Mail: pr@sansan.com   Tel: 03-6316-3121  Fax: 03-3409-3133