新年のメッセージ

2026年
倍やる

新年あけましておめでとうございます。2026年もよろしくお願いします。

昨年末の全社会議。もうずいぶん前のような気もしますが、ちょっと思い出してみたいなと思います。

プロダクトピッチがあり、顧客セッションがあり、今年のテーマ発表があり、Sansan Values Starがあって、全社パーティーがあって、阿波踊りなんかもありました。非常にエキサイティングで、楽しい1日でした。

仕事をしていると大変なこともたくさんありますけども、「私たちにしかできない価値を生み出そう」と頑張って、その価値が顧客の課題の何かを解決したり、前に進めたりして、お客さんが喜んでくれる。結果として、私たちの言葉で言えば「市場が創られていく」。

そうしたチャレンジを日々しているのだと思いますが、その中間地点としての達成を時に確認し、よかったねとなる。その喜び自体は束の間のものかもしれませんが、それを一人ではなく、みんなで共有し、「ここまで来たね」「まだまだやれるね」と確認する。そしてまた、次の厳しさや辛さに向き合う。

この繰り返しこそが、仕事の醍醐味です。

もう少し言うと、こうしてみんなで一緒に働くことで、一人ではできないことを成し遂げていく。自分が頑張った結果として組織が成長し、その組織成長の中で個人も成長を確認していくそのサイクル。会社の成長と自分の成長が重ねられる環境を作って、そこにコミットしていくことが本当に尊いことだと思っています。

そんな中で、毎年恒例の今年のテーマについて話したいと思います。

直近のテーマを振り返ると、2024年は「グロースマインドセット」をテーマに掲げていました。

自己成長や自己変容を信じる力、「物事は変えられる」これを私たちらしく言い換えると、市場を創っていける。そして、自分は成長できる。そうした精神性。それはある意味、アントレプレナーシップとも通じています。

そこから2025年、去年は「AIファースト」。

どちらかというとスキルやツールに焦点を当てたテーマでしたが、去年一年間で、AI活用という点では、日本トップクラスと言えるところまで来たのではないかと思っています。AIを身近に使える環境があり、わからなかったら周囲に聞ける先輩や同僚も増えたんじゃないかなと思います。

この「グロースマインドセット」というマインドセット。「AIファースト」という、現代における必須ツール・スキルを使いこなすということを受けて。
今年のテーマは、「倍やる」にしたいと思います。

1月5日(仕事始め)から全社で「倍やる」と言っている会社は、なかなかないですが、Sansanらしくていいんじゃないかと思います。

こういう話をするとすぐ、「売上を倍にしよう」「時価総額を倍にしよう」という話になりがちですが、それはそんなこと言わなくても、日々目指す姿として当然あるものなので、そこをあえて強調したいわけではないです。

年末の全社会議でも言いましたが、それだと、「健康になる」「幸せになる」とただ言っていることと同じです。「2倍健康になろう」「2倍幸せになろう」と言うだけでは、何も変わりません。

「2倍健康になろう」と思ったら、日々の運動量を倍にしてみる。「2倍幸せになろう」と思ったら、人とのコミュニケーション量を倍にしてみる。そういうことを言っています。

日々やっていること、あるいは手が届く範囲でやれることに対して、これまでの延長線上の一歩ではなく、「倍やってみよう」という視点で向き合ったときに、先ほどの比喩で言ったら幸せが倍になったり、健康が倍になったり、我々Sansanとしてみた時には、受注が倍、売上が倍、時価総額が倍に、ゆくゆくはつながるかもしれない。

とにかく身近なこと。手が届きそうで手が届かなかったことも含めて、それを倍やっていこうということです。

これは、グロースマインドセット、AIファーストから連なる一つのテーマになっています。テーマを掲げて走ることで、結果として、今まで見えなかった景色に繋がっていくことはこれまでの経験上でもあることです。

昨年も例として話しましたが、2019年に「営業採用を倍にする」と掲げ、当時55人という目標を設定しました。

今振り返ると小さく見えますが、当時としては社員数が約600名だった中では、かなりチャレンジングな数字でした。

結果として、その時に入った仲間たちが活躍し、2019年と今では、事業規模は4倍以上に成長しています。あの時の「倍やる」が、今の私たちをつくっています。

今ここで、一人ひとりがコミットして「倍やる」ことが、数年後の会社の規模、売上、成長の一つの契機になるのは間違いないと思っています。

今年一年間、「倍やる」というテーマに、それぞれが向き合っていければと思います。

そして、会社が成長すれば、その成長は必ず自分に返ってきます。ぜひ、自分自身へのコミットメントとして捉えてもらいたいです。

年末には前振りとして2025年を倍やるの観点で振り返るワークショップを行いましたが、この後にも全社でのワークショップをしたいと思います。そして、午後からは副部長以上で、倍やるための議論をしてきます。

年始からこの「倍やる」という考え方を、組織にインストールして、日々飛び交う環境にしていく。それを通して、「グロースマインドセット」や「AIファースト」がもたらした変化と同じように、「倍やる」が、個人と組織にもたらしてくれるものを最大化できると思っています。


2026年、「倍やる」
倍やっていきましょう!



2026年1月
寺田親弘

※年始会議にて行われた寺田の全社スピーチを、一部修正の上、掲載。