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【R&D Beans】番外編 「最近R&Dメンバーが登壇した勉強会、その舞台裏」

こんにちは! DSOCの大木です。

誰しも「味覚の癖」ってあると思うのですが、わたしは好みが「すっぱい」に寄っています。 
夏は四季の中でもすっぱいものがおいしい季節なので、とくにすっぱいものばかり食べてます。 
「このすっぱいがうまい!」みたいなものがあったら夏の間に教えて欲しいです!

さて、今回は久しぶりの番外編。直近で行われた、二つの勉強会へ潜入してきました!

Kaggle Student Meetup

まずは、7月29日(土)に開催された学生を対象にした「Kaggle」の勉強会イベント「Kaggle Student Meetup」から紹介します。

夕方から降り出した雨にもかかわらず会場は満席になりました。中にはタクシーで来てくださった方も! 悪天候の中お越しくださって本当に感謝です。サテライト会場の京都ラボも大盛況で、東京から駆けつけた社員は部屋に入れなかったそうです。

当日の様子はこちらでもレポートしていますので、併せて読んでみてください。

今回は、登壇者の一人である黒柳にイベントを終えての感想をインタビューしてきました!

Sansan DSOC R&Dグループ研究員 黒柳敬一(Kaggle Master)

発表の様子。黒柳のテーマは「Airbnb New User Bookingsの事例で学ぶStacking応用編」[/caption]

これまでも「Kaggle」をテーマにした他のイベントで登壇したことがありました。今回のイベントは学生向けでしたが、その時と比べて難易度を下げたりはせず、「ノウハウを伝える」ということを前提にお話しさせていただきました。
  また、弊社の顧問を務めていただいている小嵜耕平さんは、画像認識やセグメンテーションなど、直近のKaggleで盛り上がっていることを話されていて、参加者の方には非常に勉強になったのではないかと思います。
  懇親会でも多くの参加者と交流を持つことができました。私はもともと物理出身で、社会人になってからデータサイエンティストに偶然なりました。そういう経歴があるため、学生の方々は私のキャリアの作り方に興味を持たれたようで、たくさんの質問をいただきました。
  僕が就職活動をしていたころとは異なり、時代が変化してきたことにより、今では数学・物理出身の人が就職するタイミングで、データサイエンティストになることが一つの選択肢として挙がります。
  データサイエンティストを志す方には、インターンを勧めています。データサイエンスは「世の中の役に立つ」、「必要とされる」という意味で、大きな可能性を持っています。インターンとして参加することで、自身がデータサイエンティストを志望する「動機」を見つめ直すことが可能になると思います。

また、Twitter上でもハッシュタグ(#sansan_meetup)を付けた、多くのTweetをいただきました! 記事を書くために検索して知ったのですが、トレンド入りしてたんですね。ありがとうございます!

当日、私は僭越ながら司会をさせていただいたのですが、Twitter上で寄せられた質問はなるべくたくさん登壇者にぶつけ、リアルタイムで回答をさせていただきました。それでも拾いきれなかったものは、終了後に登壇者がTwitterを通して回答するなどしました。参加者の皆さんとコミュニケーションを取りながら進められてよかったな、と思っています。会場に来れなかった方へも臨場感が伝わっていれば嬉しいです!

本イベントについては第2回も企画中です。今回来られなかった方、また来たいと思ってくださった方は、続報を楽しみにお待ちください! 今回は参加できなかった「カグラー(Kaggler)」も登場するかもしれません。

《Sansan×Cookpad×LIFULL》画像解析・機械学習エンジニアMeetup in 表参道

続いてレポートするのは、CookpadさんとLIFULLさんとSansanの共同イベント「画像解析・機械学習エンジニアMeetup in 表参道」です!

「転職を考えている方」限定のイベントだったため、普段は公開していないような部分までしっかりとお話させてもらいました。


Sansan 河合俊典


Cookpad 原島純氏


LIFULL 清田陽司氏

こちらも登壇者の一人、Sansanの河合にインタビューを行い、コメントをもらいました!

Sasan DSOC R&Dグループ研究員 河合俊典

登壇することができて、楽しかったです。 
「Sansanが新しいことをしている」と伝えることが、僕の中のテーマでした。
  Sansanの創業から10年が経っています。世間的には、「もともと使っている古いコードに頼っている」と思われているかもしれません。でも、実際のところでは、新しく革新的な取り組みをしています。例えば、名刺をデータ化する際に用いている「ある技術」は、おそらく世界中でSansanでしか実現できません。たとえアイデアを持っていたとしても、実現のためために必要となるデータがないのです。
  今回のイベントでは、そのようなインターネットなどでは公開していない技術の話をしました。参加者の方には、普段お伝えできないSansanの面白さを感じてもらえたのではないかと思います。
  同じように、CookpadさんとLIFULLさんも普段オープンにはしていないお話をされていました。聞いていて、勉強になりました。特にルールベースでは決めることができない、ディープラーニングを駆使した技術は興味深かったです。
  R&Dのような部門では、オープンにできる情報が限られていることが多いです。そのため、今回のようなイベントに足を運んでいただくと、インターネットでは見つけられないコアな技術や知見を得られると思います。

河合のコメントにもあるように、クローズドな内容が中心であったため、当日の内容を詳しく書けなくて残念です! ご興味を持っていただいた方は、ぜひ次回の勉強会に参加してみてくださいね!

 

 

いかがでしたか? 少しでもイベントの空気感が伝わっていたら幸いです! 
それでは、次回はまたいつものサシランチでお会いしましょう♪

text: DSOC 大木由香