こんにちは。人事部の田中捷大です。
4月13日、Sansanの表参道本社内にある多目的スペース「Garden」で、Yahoo! JAPANさん、DeNAさん、Sansanによる共催イベント「Kagglerが伝える、Kaggleの楽しみ方」を開催しました。
SansanがKaggleをテーマにした今回のイベントを企画した背景を含めて、レポートをお届けしたいと思います!
Kaggleとは
Kaggleは、企業や研究者がデータを投稿し、世界中の統計家やデータ分析家がその最適モデルを競い合う、予測モデリング及び分析手法関連のプラットフォームです。Kaggleでは、1億円を超えるような賞金がかかったコンペティションも開催されています。2017年に「肺がんの兆候を早期発見する技術」という課題で賞金100万ドルのコンペティションが開催されたことでも話題になりました。
日本でもKaggleを盛り上げたい
Googleに買収されたことも記憶に新しいプラットフォーム、Kaggle。プログラミング、統計学などさまざまなスキルを保持するデータサイエンティストが集うプラットフォームとして世界中で急速に知名度を上げています。しかし、その世界各国の勢いと比べると、日本でのKaggle熱はまだまだ低い印象です。
Sansanは、R&Dやデータサイエンスの領域においてさまざまな活動や発信を行っています。また、自らの腕を磨くためにKaggleに参加している社員も複数名所属しています。そんなSansanとしては、ぜひともこのKaggleをもっと盛り上げていきたいと考えています。それならば、われわれで「2018年をKaggle元年にしよう!」ということで、Kaggleで優秀な成果を収めたデータサイエンティストを招待し、その魅力を当人たちから伝えてもらうイベント「Kagglerが伝える、Kaggleの楽しみ方」を企画しました。
3社から各領域で活躍する登壇者が集結!
登壇者の皆さんを紹介します。今回のイベントでは、Yahoo! JAPANさん、DeNAさんの協力の下、各社からデータサイエンティストが集結しました。
パネリスト
モデレーター
Kagglerが伝える、Kaggleの楽しみ方
当日は、Kaggleの経験者や未経験者などを含めて約50名の方々に来場いただきました(満員御礼!)。
本イベントのメインコンテンツとなった、パネルディスカッションでは、「なぜKaggleを始めたのか」というオーソドックスな話題から「Kaggleでの失敗談」、「Kaggleに取り組んでいる人ならではの悩み」などまで、多岐にわたるトピックについて、登壇者たちの話を聞くことができました。
また、各登壇者がKaggleをどのように業務に活用しているのか、Kaggleの作業時間を確保する方法など、中には上位ランカーならではの視点から繰り広げられるトークセッションもあり、大いに盛り上がりました。
パネルディスカッション後のQ&Aでは、参加者から次々と質問が寄せられました。Twitterでハッシュタグを付けて投稿してもらい、登壇者が答えていきます。皆さんのKaggleに対する情がとても伝わってくる時間でした。
イベントのハッシュタグ「#kaggle_meetup_0413」。
最後に、参加者からいただいたアンケートの一部を紹介します。
- 自分の周りにはKgglerがいなかったから、今回のイベントで交流することができてよかった(社会人/男性)
- 上位ランカーからKaggleの楽しみ方、彼らの分析環境について聞けてよかった(学生/男性)
- これから日本でもKaggleが盛り上がると感じるイベントだった(社会人/男性)
このイベントを機に、日本にKagglerがもっと増えてくれたらとても嬉しいです。Sansanは、これからもKaggle関連のイベントを行なっていく予定です! お見逃しなく!
text: 人事部 田中捷大 photo: 山平敦史