ダイバーシティ・
エクイティ&
インクルージョン

基本的な考え方

当社グループが持続的な事業成長や新しい価値創出を実現していく上では、多様性を受け入れ、多岐にわたる経歴を持つ1人ひとりの人材が高い意欲を持って働ける環境を整備することが重要であると捉えています。このような考え方の下、当社グループが優先的に取り組むべき重要課題の1つとして「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進」を特定しており、各種社内制度の設計や研修等を通じて、経歴やジェンダー、国籍といった特定の属性で判断することなく1人のプロフェッショナルとしてフェアに向き合うことを徹底しています。

主な取り組み

女性の活躍推進

経歴や性別といった特定の属性によることなく、積極的に優秀な人材を採用、登用する方針の下、全ての社員に対して公平な評価及び登用の機会を設けています。結果として、女性社員比率や女性の登用率は向上傾向にあり、2023年5月末における女性社員比率は34.9%、女性管理職比率は17.8%となりました。2030年5月期における女性社員比率45%以上、女性管理職比率30%以上の目標達成に向けて、毎期のモニタリング等を通じ、特定の属性によらないフェアな評価運用を継続していきます。

また、さらなる活躍機会の拡大に向けてさまざまな社内制度を設計しており、妊娠や出産・育児等の負担が大きい社員がより活躍できるよう、育児と仕事の両立を支援する制度「OYACO」を設け、満3歳までの認可外保育園料の差額補助やベビーシッター、家事サポート等の利用料金の補助を行っています。そのほか、育児や介護と両立しながらのキャリア形成の支援を目的に、社員個々の状況に合わせた働き方の選択を可能としており、さまざまな雇用区分の設定や適用を通じて、社員の意思と意欲を尊重した柔軟な働き方の実現を図っています。

(1) 当社及び当社子会社のSansan Global Pte. Ltd.の正社員・契約社員を対象として算出しています。

外国籍、障がい者雇用の推進

海外での積極的な事業展開を志向する上で、外国籍を持つ社員の採用に力を入れており、2023年5月末の外国籍社員比率は2.6%となっています。海外拠点における外国籍社員と日本国内における日本国籍社員との交流機会を創出し、コミュニケーションを活性化させることで、多様性を受け入れながらミッションを実現していく企業風土の醸成に努めています。また、2023年3月末の障がい者雇用比率は2.6%となっており、障がい者の就労機会の創出や活躍機会の拡大に取り組んでいます。

外国籍社員比率 (2)

(2) 当社及び当社子会社のSansan Global Pte. Ltd.の
正社員・契約社員を対象として算出しています。

障がい者雇用比率 (3)

(3) 当社の正社員・契約社員・アルバイトを
対象として算出しています。