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PARTY・中村洋基さん、canaria・徳田祐司さんを迎えて。デザイナー交流イベント「ICE POP」初開催レポート

PARTYの中村洋基さんは、会社設立の経緯や概要に加えて、安室奈美恵のPV「Golden Touch」やGUMの子供向け歯磨きゲームなど、最近PARTYが手がけた"自慢の作品"を紹介した。

それぞれ仕事内容は異なる。でも共通の「言語」を持っているのだから、交流すれば各々何か新しい視点を得られるのでは...?

9月8日(木)、PARTYの中村洋基さんと、canariaの徳田祐司さんを特別ゲストとしてお迎えし、また日頃お付き合いのあるデザイナーの方々もご招待して、Sansan株式会社のイベントスペースにて、デザイナー交流会「ICE POP」を開催しました。

筆者は、デザイナーではないのですが、このブログを書くために参加しました(本業は名刺アプリ「Eight」でメディアを運営しています)。

Sansan株式会社には、約15名のデザイナーが在籍しています。アプリのデザインを手がける人もいれば、コーポレートサイトや社内報、広報資料をつくっている人もいます。それぞれ違うことをしているけれど、デザインという共通の「言語」は持っています。

だったら、みんなで交流する機会を設けたら、何か新しい視点が得られるのでは?

せっかく交流会を催すのなら、内輪じゃなくて、外部のデザイナーもゲストとしてお招きしては?

そこから「ICE POP」の構想がスタートしました。

canariaの徳田祐司さんも、ANAのビジネスクラス体験キャンペーンや、東京モーターショーの「耳カー」など、特に思い入れのある"自慢の作品"を紹介した。

そもそも「ICE」とは?

「ICE」はSansan株式会社のデザイナーが集まって始めたプロジェクトです。発起人でブランドコミュニケーション部(通称BC部)部長の田邉泰さんは、社内向けの企画資料で、以下のように定義しています。

ICEは、I am Creative Explorer(クリエイティブを探求する者である) を合言葉に Idea や Creative を Enhance(高め合う) させたり、Individuality(個性) や Challenge(それぞれのチャレンジ) を Encourage(応援) し、日々の中で、ふっと力を抜く ICE break のような感覚で活動するプロジェクトです。

社内のデザインスタッフのみで行うミーティング「ICE Break」は、今年の2月からスタートし、隔週で開催してきました。デザイン職の環境改善や技術交流、課題の共有などを行い、そのアウトプットとして、社内向けグッズやツールなどを制作しています。

6つのグループに分かれて話しました。途中で、何度か席替えもしました。

社外のアイデアを取り込みたい

今回、ICE POPの企画担当のHanakoさん(BC部)は、「初回なのであまり肩肘を張らず、お酒を飲みながら、気楽に話せる場をつくりたい」と考えました。

そのため、ふたりの特別ゲストのプレゼンの後は、4,5人ずつのグループに分かれて、それぞれ最近の仕事内容などを共有する時間が設けられていました。

後輩に、「例のバイラルネタについて聞いといて!」と言ったのですが、さすがにそこまで打ち解けることはできなかったようです。でも、中村さんのテーブルはかなり盛り上がっていました。

「今後は、もっと外部のゲストと一緒にアイデアを考える場をつくるなど、社内のメンバーだけでは思いつかないような、新しい視点を社内に取り込んでいきたい」と、 Hanakoさんは早くも次の開催に向けて構想が膨らんでいるようです。

そんな構想を聞いておいて、わたしの本業であるEightのメディア「Business Network Lab」に掲載している、とある記事を紹介しないわけにはいきません。

毎週注目のEightユーザーをインタビューしているのですが、先月公開した石川善樹さんの記事で、「いいアイデアの9割は社外から集まる」という驚きの研究結果について書いています。

要は、社内のメンバーだけで考えていては、優れたアイデアは生まれないということです。このICE POPをきっかけにして、これからSansanのデザインチームは、積極的に社外のアイデアを取り込みにいく構えを見せています。

この記事を最後まで読んでいただいたあなたの貴重な視点が、Sansanの未来をつくることになるかもしれません。

ぜひ次回以降、ICEプロジェクトへのご参加を、チーム一同、お待ちしております。

次回のICE POPの予定は、またどこかでシェアします。

文/丸山裕貴, 写真/BC部