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【R&D beans】番外編「インターンシップレポート(関東組)」

こんにちは! DSOCの大木です。

R&Dグループでは、現在4名の学生がインターンに参加しています。 
まずは関東の大学に通うお二人と、そのメンターのR&Dメンバーのランチに同席し、話を聞いてきました!

 

今回のゲスト

インターン生 
東京大学大学院 園田亜斗夢さん(上写真中央左) 
慶應義塾大学大学院 吉田将大さん(上写真中央右)

メンター 
DSOC R&Dグループ 真鍋友則(上写真右) 
DSOC R&Dグループ 中野良則(上写真左)


 

大木:まずはお二人のことを教えてください。

園田:東京大学修士課程1年の園田亜斗夢です。工学系研究科に所属していて、ソーシャルネットワーク上の情報の伝播について研究しています。

吉田:吉田将大です。慶應義塾大学の修士課程1年です。理工学研究科でスマートコミュニティの研究をしています。

大木:どうしてSansanのインターンシップに応募されたんですか?

吉田:僕の場合は、研究室の専門はスマートコミュニティなんですが、自分のやりたいことはデータサイエンスなんです。なので、いろいろなデータに触れてみたくて応募しました。

真鍋:なぜデータサイエンスに興味を持ったんですか?

吉田:昔から環境問題に興味があったのですが、同時に世の中でAIが果たす役割もますます大きくなるだろうと思っていて、AIが街を管理して最適化を進めるような世界になったときに、運用する側でありたいというのが今の研究室に入った理由です。その研究分野の中で一番興味を惹かれたのが、データサイエンスでした。

海図が高価だ、という話題で盛り上がる4人。

真鍋:二人はドクター(博士過程)とか行かないの?

吉田:すごく悩んでいます! でも就職に気持ちが傾いています。

園田:僕は博士課程に進みます。

真鍋:将来は研究者になりたいの?

園田:まだ決めたわけではないですが、そうなれればいいなとは思います。

中野:今の研究室でドクターに進むんですか?

園田:そうです。

中野:じゃあ今の研究は面白いんですね。

園田:はい。

真鍋:自分が面白いと思うことをやれているのはいいね!

吉田さんとメンターの真鍋。賑やかな二人です!

中野:まだ3日目だから難しいかもしれないけど、インターンシップの話も聞いてみましょうか。実際にデータに触ってみてどうですか?

吉田:新しい学びが多いので、新鮮で面白いです。普段であればいろいろな手法を調べて、このデータを分析するにはこの方法が合うかなと当たりを付けてから実装するんですが、今回は期間が短いので、手法を吟味するまでの時間的な余裕がなく、見つけたものから試してみています。

中野:研究じゃないから、使いやすいライブラリで実装して試すっていう進め方は良いと思います。園田さんは、どうですか?

園田:会社の名前が、こんなに表記揺れするのかと驚いています。東証と日経新聞を比べても銘柄の名前が違います。例えば、ホールディングスをHDLとするかHDとするかなど、統一されていないんだと初めて知りました。ルールがあればいいのに、と思います。

真鍋:そういうことがあるから、データとして扱いやすいように法人ナンバーを付けようとしているんでしょうね。まあ、その番号と会社名とを突合する辞書が必要になりますけど。

園田:Sansanのサービス説明を最初に聞いたとき、「データを一つのルールで整理して管理することが大切だ」というような話があったんですが、本当にその通りだなと感じました。

真鍋:そうですね。自社内外のデータが表記揺れしていることで、あらゆる会社が多かれ少なかれ苦労をしていると思います。

園田さんとメンターの中野。こちらは穏やかな二人。

真鍋:いま手に入れられる情報って、価値のあるものとでそうでないものとが両極端ですよね。高価だからとかフリーだからという理由で一概に価値を決められないこともあります。これから社会に出る方から見て「情報を持っていると強い」というような認識ってあるんですか?

園田:データがないと何もできないので、重要だと思います。

吉田:漠然としたデータではなくて、目的を持って集められたデータであることが必要ではないかと感じています。

中野:「情報には価値がある」という前提で、整ったデータでなくてはならないということですね。

 

大木:最後にインターンシップに臨むに当たっての意気込みをお願いします!

園田:普段触れることのないデータを使って、面白い発見ができたら良いと思います。特に、学生だからできるといったような発見もできたらいいなって思います。

吉田:短い期間ですが、優秀なエンジニアがメンターとして付いてくれる、この恵まれた環境を最大限活用して、自分のスキルアップにつなげていきたいと思います。自分ならではのアイデアを、臆せずにどんどん出して実装していきたいと考えています。

 

このインタビュー後に中間発表があったのですが、取締役でDSOCセンター長の常楽をうならせる出来となっていました。最後にどんな成果発表をしてくれるのか楽しみです!

次回は地方から参加してくれている二人の学生を紹介します。 
それではまた!

text: DSOC 大木由香