気が付けば、2018年。2017年が過ぎ去り、新しい年を迎えました。
寒さが本格化している中、少し汗ばむくらいに暖房が効いた部屋で鍋をつつきながらキンキンに冷えたビールをいただくことに喜びを噛み締める毎日です。あ、SansanでUIデザイナーをやっています、鈴木です。
今回は、2017年11月20日(月)に開催されたICEが主催したイベント「ICE POP vol. 3」について振り返ってみたいと思います(イベント「ICE POP」についての概要はこちらから)。
「ICE POP vol. 3」に参加していただいたのは「ナビタイムジャパン」「Goodpatch」「OSIRO」で活躍するクリエイターの方々!
まずは各社を代表して、お三方にお話しいただきました。
ナビタイムジャパン デザイン部部長の関川敦士さん。
Goodpatch コミュニティープランナーの小山清和さん。
OSIRO 代表取締役社長の杉山博一さん。
プロダクトをデザインする過程で「他社ってどうやっているんだろう」「自分たちのやりかたって間違ってないかな?」などと感じることがあり、他と比較することで改善できるところはどんどん取り入れていきたい、という欲求が生まれてきます(あくまでも私見です)。
また、それぞれが担当しているジャンルや領域が異なっていたとしても自分たちが携わるプロダクトについて語ることは、デザイナーにとってもすごく重要なことだと思っています。プロダクトが提供できる体験価値を分かりやすく説明するのって、案外難しかったりするんですよね〜。
……ということもあって、今回の「ICE POP」ではデザイナーがLT(Lightning Talk)というかたちで何かを発信して、その場を作る! という、なんともライブ感の溢れる内容に仕上げてみました!
LTをやっていない時間は、お酒を飲みながらフリースタイルで各々のプロジェクトについて会話をすることで交流を図ったり、プロダクトのUXについて話し合ったり、参加者同士が積極的にコミュニケーションを取り合っている姿が見られました。
デザイナーも、まずは名刺交換からですね〜。
今回、LTを行った参加者は4名。それぞれが日頃の業務で得たTipsやデザイナーとしての自分のキャリアなどについて発表し、バラエティーに富んだ内容のLTとなりました!
デザイナーとして面白い経歴を持っている、Sansanのデザイナーであるhanako。Sansanでのキャリアに至るまでの過程を実に興味深いイラストとともに語っておりました。
僭越ながら、この記事の筆者である鈴木も登壇させていただきました。Sansanのプロダクトデザインチームで実践している、チーム活性化のための秘訣を話させていただきました。
Sansanに入社して5カ月目(当時)のデザイナー、荻野真人が以前勤めていた受託業務が中心だった制作会社と自社プロダクトを持つ事業会社で身に付くスキルとマインドセットの違いについて語りました。
今回、唯一となったSansan以外の企業から登壇者として、ナビタイムジャパンのデザイナーの方が発表を行いました。エンジニアとのコミュニケーションにおける失敗談から、改善に至るまでの体験設計まで、分かりやすく説明してくれました。個人的にすごく勉強になりました!
そうこうしているうちに、あっという間にイベントは終盤を迎えます。そのころには、お酒も進んで、あちこちでデザイン談義に花が咲いていました。
やはりデザイナーは、どんな形式であったとしてもアウトプットをすることがすごく大切だと思います。LTというかたちで自分のナレッジを共有することは、聞く側のインプットにもなる一方で、話す側の引き出しの整理にもなるんですね〜。一石二鳥!
ICE POPでは恒例となっている(?)、Sansan ポーズでフィナーレです。
ご参加いただいた、ナビタイムジャパン、Goodpatch、OSIROの皆様、とても有意義で貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!
これからもこのような感じで、ICEはどんどん刺激的なイベントを企画していきます。
今後のICEの活動にも、ご期待ください!
過去のICE POPについて
▼ICE POP vol. 2
[ICE POP Vol. 2] - mercari / souzoh UI/UX DESIGNER NIGHT - レポート
▼ICE POP vol. 1
PARTY・中村洋基さん、canaria・徳田祐司さんを迎えて。デザイナー交流イベント「ICE POP」初開催レポート
text: ICE 鈴木翔 photo: 山平敦史