こんにちは! ブランドコミュニケーション部の鈴木(ゆ)です。
少し前に「Eightアイマスクを使ってみた。」という記事でも触れましたが、5月31日から6月2日に仙台で開催された「RubyKaigi 2018」に、今年も名刺アプリ「Eight」として協賛し、Rubyエンジニア10名、人事部から1名、ブランドコミュニケーション部から3名と、総勢14名で参加してきました。
今回は、RubyKaigi 2018の参加レポートをお届けします!
RubyKaigi
Sansanの技術顧問を務める、まつもとゆきひろ氏が開発したプログラミング言語「Ruby」のエンジニアたちが世界中から集まる、年に一度のイベントです。
会場は仙台国際センター。
Name Badge Sponsor
スポンサーの一覧。
Eightは3年連続で「Name Badge Sponsor」として協賛しています。Name Badge Sponsorとは、来場者やスタッフが付けるネックストラップとネームカードを提供するスポンサーのことです。RubyKaigiをより楽しんでもらうために、ネームカードに「当たり」を付ける仕掛けをしました。
波をイメージした柄のストラップと、内側にくじが付いたネームカード。
当たりが出た方には、RubyKaigiとEightがコラボレーションして制作したTシャツをプレゼントしました!
Tシャツは、グレー、ブラック、サックスの3色を用意。
また、ブースに足を運んでもらった方には、Eightアイマスクや「この出会いをタイセツにしタイ。」というメッセージ付きの小鯛焼きなどを渡し、好評をいただきました。
大好評だった「Eightアイマスク」やステッカーなどのノベルティー。
「この出会いをタイセツにしタイ。」
RubyKaigi 2018に参加したメンバーの中から、初参加となるEight事業部の木田と4回目の参加となるDSOCの石畑にそれぞれ感想を寄せてもらいました。
Eight事業部エンジニア 木田悠一郎
初参加で感じたRubyKaigiの魅力
参加した所感
私はRubyKaigiに今回初めて参加しましたが、ものすごく楽しかったです。
来年も参加したいと思いますし、参加を迷っている人がいたら、絶対に参加した方が良いと勧めると思います。
ここでは、RubyKaigiにまだ行ったことがないRubyistに向けて、参加するとどのような楽しいことがあるかをお伝えしす。
楽しかったこと
賑わうブース。
セッションも面白かったですが、何よりもお祭りのような雰囲気が楽しかったです。
普段は人見知りな私でも、ノリと勢いでコミュニケーションができました。
話せないはずの英語もなぜか勢いで通じました(簡単な会話だけですが……)。 おそらく、相手も同じようなテンションだったのではないでしょうか。
初めて日本に来たという海外からの参加者も多数。
セッションについて
満席のメイン会場。
私が参加した範囲では、RubyやGem、ツールなどの内部実装の話など、深めの話が多かった気がします。アプリケーション寄りのことしかやっていない人には難しいと思います(正直、私も分からなかったことが多かったです……。)
ただ、コミッターやスターエンジニアを生で見ることができるので、それだけでもテンションが上がります。 「自分も頑張らねば」と強く思いました。
また、最終日の一番最後に行われた、TRICKには圧倒されました。
内容としては、プログラムの見た目や出力結果も含め、メタプログラミングを駆使して超絶技巧を競い合う、という感じでしょうか。もはやアートでした。エンジニアもクリエイターだと思いますし、可能性を感じました。
夜の部も含めてRubyKaigi
夜の仙台駅。
前日にインして、最終日も宿泊しましたが、毎晩飲みました。
1日目はオフィシャルパーティーの後に、初対面の方たちばかりが10人くらい集まった飲み会に飛び込みました(その後は、Sansanメンバーの締めラーメンに参加しました……。意外と食べれるもんだ……)。
オフィシャルパーティーを楽しむ、Sansanメンバー。
2日目はSansanメンバーで飲んだのですが、たまたま同じお店に有名な方がいらっしゃったので、ご一緒することになりました。私はビックリしてテンションが上がり、その方の隣に移動してお話させていただきました。とても話しやすい方で、地方のエンジニア事情なども伺うことができ、とても良い時間でした。
メンバーの親睦も深まる。
その後、例によって締めラーメンに向かう途中、日本で唯一RubyとRailsの両方のコミッターを務める方にお会いし、そのまま一緒にラーメンを食べに行くことになりました。有名な Rubyistたちと直接交流できるのは、RubyKaigiの魅力ではないでしょうか。
ノベルティーがもらえる
各社の凝ったノベルティー。
Tシャツやトートバッグ、ステッカーなど、さまざまなノベルティーをもらえます。私はTシャツを早速着ていますし、ステッカーもPCに貼りました。
Sansanの社員として参加したことの意味
会期中は、メンバーでおそろいのEightのTシャツを着用。
RubyKaigiに参加した時点で入社後3カ月くらいでしたが、Eightブースのスタッフとして参加することができました。
Sansanの社員としてRubyKaigiに参加したことは、大きなことだったと思います。Eightのブースにいるだけでいろいろな方とお話ができましたし、Sanasanメンバーといるだけで、他の方とつながれたりしました。
Rubyコミュニティーへの入口を用意していただいたという感じでしょうか。個人として参加していたら、ここまで深く入っていけなかったと思います。
協賛企業同士の交流も盛んに行われました。
「RubyKaigi 5k」にも参加しました
「RubyKaigi 5k」とは、Eightエンジニアの南谷が主催しているイベントで、RubyKaigi最終日の翌朝に有志のRubyKaigi参加者が集まって、5km走るというイベントです。
南谷に誘われて参加しましたが、本当に良かったです。普段はあまり走りませんし、長距離も得意ではないのですが、Rubyistたちと会話しながら一緒に走るのは楽しかったです。また、参加者はかなりグローバルで、拙い英語でやり取りしたりもしました。
楽しかった!
完全に風邪をひきました
RubyKaigiの前夜祭から始まり、最終日まで4日連続で飲みました。締めのラーメンも行きました。そのような4泊5日の不摂生がたたり、風邪をひきました。来年は、身体を作っていきます。翌日の有給も申請しておきます。
まとめ
RubyKaigiのオーガナイザーやスタッフの皆さま、スポンサー企業様など、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
冒頭でも書きましたが、参加を迷っている方がいましたら、絶対に参加した方がいいです。 来年のRubyKaigiは、福岡で4月18日〜4月20日に開催されます。福岡で会いましょう!
また、個人ブログではRubyist向けにより詳しいレポートを書きましたので、そちらもぜひご覧ください。
Data Strategy & Operation Center Development Group 石畑翔平
ここがたのしかったよ、RubyKaigi
私は、今回の仙台でRubyKaigiへの参加は4 回目になるのですが、今回のRubyKaigi は自分史上で最高に楽しいRubyKaigiでした。
あーなんでこんなに楽しかったんだろう……ということで、振り返ってみました。
レベルの高いRubyistたちのお話
多くのスターエンジニアたちが登壇。
言わずもがなRubyKaigiの最大の目的である数々のセッション。
今年は3会場で同時に発表しており、どれも興味深いテーマばかりだったので、どれに行こうか、事前にスケジュールを見ているだけでも楽しかったです。
こんなトップレベルの人たちのお話が日本語で聞けるのはRubyKaigiの、ひいてはRubyの最大の魅力の1つですね(いや、まあ英語くらいできるべきなんですが……)。
特に須藤さんのKeynoteには圧倒されましたし、すごく刺激になりました。あれを聞いてやる気にならないプログラマーはいないんじゃないでしょうか。GMOペパボさんが全セッションの録画・公開をされているので、まだ見られていない方はぜひ見ていただきたいです。スライドも公開されています(My way with Ruby)。
スポンサーブースが楽しい
特色が出る企業ブース。
RubyKaigiは毎年いろいろなスポンサーがブースを出しており、さまざまなノベルティーがもらえるのですが、今年は量・質ともに一番だったと思います。
かわいいシールがいっぱいあるし、なぜか7企業もノベルティーでどら焼きを配っていたのでどら焼き食べ比べができるし、一万円分のAmazonギフト券という太っ腹なノベルティーまでありました。
個人的には、JetBrainsさんのヨーヨーが楽しすぎて仙台にいる間、ずっと遊んでいました。
Eightブースでも、小鯛焼きやEightアイマスクを配っていたんですが、皆さんに喜んでもらえたので、すごく嬉しかったです。来年はさらに楽しいノベルティーを作るので、楽しみにしていてください!
たくさんのRubyistたちでお祭り騒ぎ
過去最多の来場者を記録。
最後に「仙台で千台に乗った」という主催者の方からの渾身のギャグが飛び出しましたが、過去最高の1017人がRubyKaigiに来場されていたそうです。
実際に参加した身としても「Ruby盛り上がってるなあ!」という印象で、Rubyが大好きな人間としては、それだけで楽しかったです。セッション終了後は、毎夜Partyが開催されていて、美味しいお酒とRubyの話で大いに盛り上がりました! 来年の福岡も楽しみだなあ!
牛タンの日々。
いやー結局ここですよね。おいしかったなあ……..。仙台のRubyKaigi、最大の魅力。
初日も、その次の日も、そのまた次の日も牛タンを食べました。牛タンの後は、お寿司にラーメン。毎日、ビールに日本酒も飲んでいたので、すごく苦しかったんですが、うれしい悲鳴ってやつですよね。いやー来年の福岡も楽しみだなあ!!
各種牛タン料理を堪能。
ということで、史上最高に楽しいRubyKaigiでした。
そして、こんなに素晴らしいプログラマーたちと、こんなに楽しいカンファレンスが身近にあるRubyは素晴らしいなあと改めて実感しました。もっとRubyを書いて、もっともっと詳しくなりたい、と強く思いました。
来年もRubyKaigiで会いましょう!
RubyKaigiの熱気や参加メンバーたちが感銘を受けた様子が伝わったでしょうか? 来年も協賛やブース展示の企画などでRubyKaigiを盛り上げたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね!
text: 鈴木由香、Eight事業部 木田悠一郎、Data Strategy & Opetation Center Development Group 石畑翔平 photo: realhanako