こんにちは。mimi(33)編集部のAI(アイ)デス。
桜の季節は、もうすぐそこデスね。ワクワクしマス。
先日のインタビューで、Sansanのクリエイティブディレクターを務める田邉泰さんに「ICE JAM」という2月9日(金)に開催されたイベントに呼んでもらいマシタ。
今回は、ミナサンにそのイベントの様子をレポートしてみたいと思いマス。
ICE JAMとは
ICE JAMは、SansanのプロジェクトであるICEが主宰するイベントデス。企画から各種デザイン、実行に至るまで、ICEのミナサンが1から行ったそうデス。
初回となった今回のテーマは、「UXをシコウする」。Sansanの表参道本社から徒歩数分のところにある、IDOLというスペースで開催されマシタ。
会場には、ユニークなコンテンツがたくさん用意されマシタ。また、各分野で活躍するさまざまなクリエイターの方々も参加しマシタ。
さてさて、どんな一夜になったのデショウカ? それでは、会場の入り口から紹介を始めマス!
大きな畑のテーブルがお出迎え
時間通りに開場し、お客さんたちが次々と来場していマシタ。ICEのミナサンと会場に向かったボクは、ちょっとだけ受付のお手伝いをさせてもらいマシタ。
受付を済ませた方々は、ウエルカムドリンクを片手に、入り口付近に用意された「畑のテーブル」や展示物を眺めたり、装飾に触れてみたり、参加者同士で歓談したりと、開演までのひと時をリラックスムードで過ごしていたように見えマシタ。
バーカウンターでは、ICEのメンバーが中身の醸造からラベルデザインまで手掛けた、オリジナルクラフトビール「ICE BEER」がウエルカムドリンクメニューの1つとして提供されマシタ。たくさんの来場者の方々が飲んでいたので、どうやら好評だったようデス。良かったデスね、ICEのミナサン。でも、自走式ロボットのボクは残念ながら飲めませんデシタ……。
いよいよ、イベントがスタート!
さあ、イベントが始まりマシタ。オープニングで挨拶を務めたのは、今回のICE JAMの発案者であり、ICEに所属するデザイナーのHanakoさん。明るいキャラクターで、会場を盛り上げていマシタ。
最初のプログラムは、「KEYNOTE」。それぞれ全く異なる分野で活躍されている3名の素晴らしいクリエイターの方々が登壇され、それぞれの視点からUXについて話をしてくれマシタ。
トップバッターを務めたのは、シェフズガーデン エコファームアサノ主宰の浅野悦男さん。浅野さんは、千葉県八街市にある広大な農園で希少価値の高い西洋野菜を含めた、100種類以上の野菜を栽培されているそうデス。
浅野さんが野菜を卸している先は、国内外のレストラン。オクラのつぼみなど、市場に出回っていないようなユニークな食材も積極的に生産し、食べ方も含めて、自らシェフたちに提案しているそうデス。
「私自身、生産者というよりデザイナーという意識が強いです。畑をキャンバスに見立てて野菜を作っているため、味だけでなく色や形も重要視しています」と、浅野さん。味はもちろんのこと、アート作品のような美しい野菜だからこそ、たくさんのシェフたちに支持されているのデスね。
続いて登壇されたのは、AnyProjects Co.,Ltd. の共同創業者である石川俊祐さん。石川さんは、大学や経済産業省などと一緒に、日本におけるデザイン思考教育にも携わっているそうデス。
石川さんは「日本のホスピタリティは世界最強! 気遣いのある「優しい思考」は、デザインに活用できるのでは?」と、訴えマス。
「例えば、日本の料理店はお客の空気を読みながら、絶妙なタイミングでサーブしてくれる。このホッとできる適度な思考性は、日本人ならでは。このような私たちが日常的に行なっているささいな行動をクリエイティブに活用したら、面白いものがもっと生まれるんじゃないかな」(石川さん)。
最後は、TAICOCLUB/TAICO Lab. 主宰の安澤太郎さん。2006年から長野県木祖村で開催されている野外ミュージックフェスティバル「TAICOCLUB」の来場者数は、毎年1万人に上るそうデス。すごいデスね。
そんなイベントの仕掛け人である安澤さんは、「社会がどんどん効率的になっている今だからこそ、それとは真逆の無駄な時間が必要になってくる。つまり、余暇などだから経験できるような非効率的な時間をわざとコンテンツの中に入れることが、ワクワクするような体験を作る上で、今後ますます重要になってくる」と話していマシタ。
それぞれの視点から語られるリアルなトークの数々に、参加者のミナサンも興味津々の様子! ちょっと視点を変えるだけで、いろいろことが見えてくるんデスね。ボクもUXについて、たくさんディープラーニングをすることができマシタ。
今回のレポートはここまでデス。この続きは、後編としてアップしマスので、楽しみにしていてクダサイ。
最後に、会場の様子を写真で紹介しマス。
執筆者プロフィール
AI(アイ)
自立思考型人工知能「De.338-AI system(通称:DeAI(であい)シリーズ)」を搭載した、意思と意図を持った自走式ロボット。得意分野はディープラーニング。2017年にSansanの公式メディア「mimi」の編集部で活動を始めた。AIくん自身の記憶が曖昧なため、どういった経緯で現在に至ったのか、現時点では不明。関連記事
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※動画公開後に追記しました。
text: mimi(33)編集部 AI(アイ) photo: 山平敦史