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18年卒が新卒研修をしてきました!(神山編)

2018年4月に新卒社員として入社した、Sansan事業部セールスディベロップメント部ADRグループの相馬花音とDSOC R&D Groupの吉村皐亮です。

前回の記事では、表参道本社で行われた新卒研修の様子を紹介しました。今回は、サテライトオフィス「Sansan神山ラボ」がある徳島県の神山町で受けた研修の様子や特に印象深かったことを「神山編」として紹介します。

神山では同期と共同生活をしたことで「チームワーク」や前回の記事で紹介した「レジリエンス(自己治癒力)」について多くのことを学びました。

神山プロジェクトの立役者、大南さんの講演

Sansanが神山にサテライトオフィスを開くきっかけとなったのは、特定非営利活動法人グリーンバレーの理事長である大南信也さんとの出会いでした。

今回の研修では、大南さんをゲストに迎え講演が開かれ、「Sansan神山ラボ」がどのような経緯で誕生したのか、いま大南さんがどんなことに取り組んでいるのか、今後の展望などについてお話をいただきました。

講演ではさまざまな話を聞くことができましたが、特に印象的だったのは、大南さんの発想法でした。大南さんいわく、一見関係がないように思える2つのものであっても、共通性を見出して、そこから周りとの関係を連想していくことで新たな発想を得ることができるとのこと。

大南さんは、その習慣としている発想法を「読み替え」と呼んでいました。

新卒一同、真剣に大南さんの話を聞いています。

大南さんは神山で行われているさまざまな取り組みを紹介してくれました。講演後には、新卒メンバー全員でその一部を見に行きました。

これは「カラオケ鳥居」というアート作品です。

Bluetooth経由でスマートフォンから好きな音楽を流ることができる、この作品は地域住民の方々から不要なスピーカーを集めて制作されたそうです。

毎年恒例の登山へ

神山での研修期間中、代表の寺田をはじめとした役員陣も途中から合流し、2日間をかけてSansanの研修では恒例となっている登山に挑みました。

1日目

想像していた以上に険しい山道を登っていくと、突然目の前に現れた「雨乞いの滝」。

裸足になって、雨乞いの滝の上にある祠へお参りに行くことになりました。みんな、恐怖と闘いながら、設置された鎖の手すりだけを頼りに滝登りに挑戦です。

無事に祠から生還し、再び靴を履いた時、役員陣と新卒メンバー全員が口を揃えて「靴って偉大だな……」とつぶやきました。

普段は当たり前過ぎて、その便利さに気が付きにくいですが、無いととても困る存在の靴。そんな靴のように、Sansanがビジネスパーソンにとって必要不可欠な存在になるために、われわれは挑戦し続けたいと思いました。

1日目は、滝登りを含めて15kmほど歩き、山中にあるキャンプ場でテント泊をしました。

2日目

そして翌朝。前日に仕掛けた罠に鹿がかかっていました。

捕獲した鹿は、地元の方に解体していただきました。

生きていた鹿を思い、命に感謝しながら食べやすい大きさに切り分けます。

改めて命を頂くことのありがたさを実感しながら、朝食としておいしく頂きました。

日常とは異なった体験を通して、新しいものの見え方に気付くことができた貴重な2日間でした!

Sansanの理解を深めるためのグループワーク

登山を終えた後は、これまでの研修で学んだことの集大成として、Sansanの理解を深めるためのグループワークに取り組みました。

グループワークでは、内定済みの採用候補者がいると仮定して、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と個人向け名刺アプリ「Eight」の価値を伝え、その方に内定を受諾してもらうためのプレゼンテーションを考案しました。

Sansanのサービスについては、すでに理解をしているつもりでしたが、改めて他人に伝わるように話すということを考えた時に、どのように伝えるべきかを考えて四苦八苦しました。

時には外で議論することも。自然に囲まれた「Sansan神山ラボ」ならではの光景です。

神山では、同期のメンバーたちと寝食を共にする中で、何度もハプニングが起こりました。その度に、困難な状況に直面した時に目的に立ち返って自らでやり抜く力「レジリエンス」が高められたと思います。

18年卒の新卒メンバーによる、新卒研修のレポートでした。

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text: Sansan事業部セールスディベロップメント部ADRグループ 相馬花音、DSOC R&D Group 吉村皐亮