2018.10.05

「Sansanらしさ」を探るワークショップをICEが開催しました。

初めまして、こんにちは。ブランドコミュニケーション部の高橋淳です。

デザイナーやディレクターといった、Sansanでクリエイティブ職に就いている一部のメンバーが部門を横断して活動するプロジェクト「ICE」では、Sansanのノベルティー制作からイベントの開催まで、自由な発想でさまざまな活動をしています。

そんなICEの活動として2回にわたって実施した、ワークショップの模様をお届けします。

「Sansanらしさ」って、何?

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今回のワークショップを行った目的は、「Sansanらしさ」をICEのメンバー内できちんと共有して、同じ方向を向いてものづくりをしていこう、ということ。

このワークショップを開催した背景として、ICEのメンバーたちは先述した通り多種多様な制作に関わっています。

そのとき、羅針盤となるような「何か」を認識して、Sansanのアウトプットの質を引き上げよう、というのが今回のワークショップの狙いの一つです。

day 1

「Sansanらしい」キーワードの洗い出しと選定

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今回のワークショップのテーマをICEのメンバーが共有した後に、早速スタート。

メンバーは6つのチームに分かれ、それぞれが事前に用意した「Sansanらしいと思うもの」を、チーム内でシェアしました。

広告ビジュアルあり、とあるマンガの1シーンあり、抽象的なキーワードありと、集められたイメージの表現はさまざま。

それらについて、各チームで検討し、投票。最終的に「Sansanらしいと思うもの」を5つまで絞り込みます。

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次に、絞り込んだものが「なぜ、Sansanらしいのか」を深掘りするため、チームで話し合います。

このとき使った手段が「5 whys」。これは、インタビュアーが用いる有名なテクニックで、ある答えに対して5回「なぜ?」を繰り返すことで、本当に言いたいことが見えてくるというもの。深層心理やインサイトを探り、理解する際にとても有効です。インタビューだけでなく、商品開発といったシーンでもよく使われています。

とあるチームでは、何も書かれていない、シンプルな白い装丁の本が中央に置かれた写真を「Sansanらしい」と定義しました。

これを5 whysすると……

「なぜ白い本がSansanらしいの?」
「シンプルだから」

「なぜシンプルがSansanらしいの?」
「普遍的だから」

「なぜ普遍的なのがSansanらしいの?」
「変わらない良さがあるから」

と、どんどん深く問答していくイメージです。

そんなプロセスを経て「らしい」「らしくない」を深掘りし、参加者全員に共有するためにまとめます。

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各チームが、選んだクリエイティブとその理由を、参加者全員へ発表。当然チームにもこれまでの過程で「チームらしさ」が生まれ、着想や考察も多様でした。

発表後、全員で投票し、さらに「Sansanらしいアウトプット」を7つに絞ったところで、この日のワークショップが終了。最初は全部で100以上もあったイメージがどんどん統合され、それぞれの意味や価値が明確になっていき、7つのクリエイティブが選定されました。なんだかあっという間の3時間でした。

day 2

「Sansanらしい」を具体化

初回のワークショップでまとまった「シンプル×多面性」や「新しい当たり前」といった、「Sansanらしい7つのデザイン原則」を基に、コピー、レイアウト、イラストといった具体的なクリエイティブ要素の粒度で再度「Sansanらしいもの」をメンバーが持ち寄りました。

前回同様、最初にチーム内で「Sansanらしさ」を共有し、それをまとめます。第2回目は、前回とは異なるチーム編成で行ったため、メンバーたちは改めてコミュニケーションを取りながら、じわじわとチームビルディングもされていきます。

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2回目ともなると、表現の幅はあるけれど、7つの原則内というルールにのっとったアウトプットなので、どこか一定の共通性があります。

ディスカッションを重ねながら、ここで今回のワークショップの肝となる、「Sansanらしいコピーとは?」「Sansanらしいカラースキームとは?」と、具体的なクリエイティブ要素のレベルまで各チームが考察し、明文化していきます。

それを参加者全員に対して、各チームが発表します。最終的に多数決によって「Sansanらしいクリエイティブの方向性」を定めたところで、ワークショップは終了。

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ワークショップ終了後、ICEのメンバーに感想を聞きました。

  • これまでは「きっとこうだろう」とデザインしていたけど、今回のワークショップで、考え方の軸ができました。
  • 「Sansanらしさ」を言語化できたことで、社内でデザインを検討するときに、説明材料として活用できそう。

活用するシーンを具体的に想起している声もちらほら。

今回のワークショップによって「Sansanらしさ」の足掛かりが明らかにされたことで、クリエイティブやコミュニケーションに良い影響が出ると思います。

今後もICEではワークショップの実施を含め、さまざまな活動を計画中です。本ワークショップ後に生まれたクリエイティブをぜひご期待下さい。

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text: ブランドコミュニケーション部 高橋淳 photo: 山平敦史、ブランドコミュニケーション部 安藤早紀