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【R&Dアーキテクト通信】第7回 プロジェクトの進め方

こんばんは、R&Dの糟谷です。
Sansan株式会社の名刺のデータ化、活用を担う部署DSOC(Data Strategy & Operation Center)ではプロジェクトチームで行う業務と普段の業務の2種類があります

プロジェクトチームで行う業務は基本的にはクオーター(3か月)単位で行われます。各クオーターの最初に、OKRという目標管理手法をもとに、重点プロジェクトを決めメンバーが選ばれます。メンバーはR&D、開発、運用の各グループから一人ずつだったりR&Dだけだったりと様々です。

一方で、名刺データ化のQCDS(電子化精度、コスト、納品までの時間、セキュリティ)を着々と向上させる業務もあります。こちらもクオーター単位で目標を決めて業務をします。

どちらの場合でも、R&Dでは一人チームで作業をすることが多いです。プロジェクト管理は研究者自身が、3か月でここまでやりますと宣言してその通りやり遂げるというような感じになります。R&Dのメンバーは慎重派が多いので事前にしっかり検証して、無茶な目標を立てることは少ないですね。
  既存サービスの改良ならば、検証を含めて3か月、新規サービスならば検証に2か月、実装に2か月、デプロイとその後の調査・改良に1か月というようなスパンでやることが多いように思います。プロジェクトが始まったら、毎日の夕会と週次の報告会で上司に報告します。
  R&Dでは一人プロジェクトが多いことと、いろいろ変更になるリスクが高いことから、チケット駆動開発はあまり行いません。計画線表も週単位や月単位のざっくりレベルです。
これと言って決まった計画の仕方があるわけではなく、ある人はtrelloでやっていたり、ある人は週次資料(google docsのプレゼンテーション)に直接書いたりします。
あまりぎちぎちに管理してもよいものは生まれないという上司の判断だと思います。