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「Sansan Innovation Project 2019」を開催しました

こんにちは! mimi編集部です。
3月14日(木)と3月15日(金)の2日間にわたり、「Sansan Innovation Project 2019」が開催されました。
2019年で4回目となる「Sansan Innovation Project」は、Sansan株式会社が主催するビジネスカンファレンスです。今回は、世界中からあらゆる分野の専門家やビジネスの最前線で活躍するゲストを100名以上招き、組織を次のステージへ導くためのさまざまな「イノベーション」を紹介しました。
2日間で延べ5000名以上の方に来場いただいた、Sansan Innovation Project 2019の様子をレポートします。

Sansanの新コンセプトを発表!

キーノートは、両日ともに代表の寺田親弘が登壇。クラウド名刺管理サービス「Sansan」の新コンセプトを発表しました。
新コンセプトは、「名刺管理から、ビジネスがはじまる」。
名刺管理からどのようにビジネスが始まるのか、Sansanがビジネスプラットフォームとしてどのように進化していくのか、Sansanの未来を紹介しました。
Sansanのプレゼンテーション中には、Sansanの社員による寸劇も披露。Sansanの機能やデジタルトランスフォーメーションなど、各日のテーマに合わせた内容の寸劇でした。
取締役の富岡圭とSansan事業部カスタマーサクセス部の平原桃恵が熱演しました。

世界の最前線で活躍するゲストが登壇

1日目のゲストキーノートのスピーカーは、AIの第一人者であるトロント大学のアジェイ・アグラワル氏。「自動化が進む私たちの未来:インテリジェントマシンの時代に適応し、勝ち残る術を学ぶ」をテーマにした講演でした。
トロント大学ロットマン経営大学院 教授/Creative Destruction Lab 創設者 アジェイ・アグラワル氏
2日目のゲストキーノートは、マサチューセッツ工科大学のセザー・ヒダルゴ氏が登壇。「コレクティブ・ラーニングの原理」と題した講演を行いました。
マサチューセッツ工科大学(MIT)准教授/MITメディアラボ コレクティブラーニング・グループ・ディレクター セザー・ヒダルゴ氏

総勢100名を超えるスピーカーが登壇

キーノートの終了後は、全6つの講演会場でさまざまなテーマのセッションが展開。
テーマは、AI、機械学習、体験デザイン、働き方、組織作りなどさまざまです。国内外からお呼びした100人以上の有識者や専門家がスピーカーとして登壇し、2日間で60以上のセッションが行われました。Sansanメンバーもさまざまなセッションに登壇し、幅広いテーマで議論を交わしました。

15歳にして人工知能のエキスパート、タンメイ・バクシ氏による「機械学習でヘルスケアと教育の現場にイノベーションを起こす」。1日目の締めくくりとして、イノベーションを起こす可能性を秘めた機械学習について語りました。
IBM チャンピオン 名誉クラウドアドバイザー タンメイ・バクシ氏
2日目の最後は「知を融合せよ~イノベーションを生む組織の法則~」。1日目のキーノートを行ったセザー・ヒダルゴ氏を迎え、イノベーションを生み出すためにどのような知識が必要とされるのか、組織の大きさや構造に応じて動き方を使い分ける必要性についてのセッションです。
左から、予防医学研究者 石川善樹氏、マサチューセッツ工科大学(MIT) 准教授/MITメディアラボ コレクティブラーニング・グループ・ディレクター セザー・ヒダルゴ氏、法政大学経営学部 准教授/楽天ピープル&カルチャー研究所 アドバイザリー・ボード・メンバー 永山晋氏、Sansan株式会社 DSOC R&D Group 研究員 西田貴紀
Sansanの丸山裕貴が登壇した「集団によるイノベーションは、一人ひとりが自身と向き合う『セルフマネジメント』から始まる」のセッションでは、心身を健やかに保つことと組織のイノベーションの関係性について語られました。
左から、Sansan株式会社 Eightコンテンツストラテジスト、『BNL』編集長 丸山裕貴、米ピーター・F・ドラッカー大学院准教授 ジェレミー・ハンター氏、株式会社オムスビ 代表取締役CEO 羽渕彰博氏、合同会社コンデナスト・ジャパン 『WIRED』日本版編集長 松島倫明氏。
「CPO(Chief Product Officer)×グローバル ~世界に挑戦するプロダクト~」をテーマに語ったのは、株式会社メルカリの濱田優貴氏、株式会社ニューズピックスの杉浦正明氏、そしてSansanでCPOを務める大津裕史です。
左から、Sansan株式会社 CPO 大津裕史、株式会社メルカリ 取締役・CPO 濱田優貴氏、株式会社ニューズピックス 取締役・CTO 杉浦正明氏。

展示会場は40社を超える企業が参加

講演会場に併設された展示会場には、Sansan株式会社のブースはもちろん、40社を超える企業のブースが並びました。
Sansan株式会社からは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」、名刺アプリ「Eight」、そしてデータ統括部門の「DSOC」がそれぞれブースを出展。
各企業ブースでは、イノベーションを後押しするようなツールやさまざまなソリューションが紹介され、多くの来場者の方が熱心に話を聞いていらっしゃいました。
イベントにご来場いただいた来場者の方に、セッションの合間や休憩時間中に整備された環境で業務を行っていただきたいと考えて、WeWork Japan合同会社によるワークスペースが会場内に特設されました。また、会場内にはカフェブースもあり、セッションの合間にはランチやコーヒーが提供されました。

- DSOCが共同開発 -
つながりを可視化したアートワーク

展示会場の入り口では、DSOCが株式会社Qosmoらと共同開発したデータビジュアライゼーションのアートワーク「Dawn of Innovation」を展示。会場を訪れる来場者の目を引きました。
イノベーションが起きやすいとされる潜在的なつながりを、鮮やかなビジュアルとサウンドを用いて表現。

この日のために醸造された
オリジナルクラフトビール

セッション終了後は、展示会場でCOCKTAIL & CONNECT TIME(懇親会&名刺交換会)が行われました。
この時間で特に人気だったのが、このイベントのために徳島県・神山町のKAMIYAMA BEERとSansanがコラボレーションして醸造した、オリジナルクラフトビールです。
このオリジナルクラフトビールのコンセプトは、Sansanのミッション「出会いからイノベーションを生み出す」。エール酵母とラガー酵母という2種類の酵母を使って醸造された特別なビールです。
瓶だけでなく、ドラフトでも提供されていましたが、予想以上の人気で、両日とも早々に品切れとなってしまいました。
軽食やドリンクを楽しみながら、会場のあちこちで新しい出会いがあったようで、名刺交換をする来場者の方の姿がたくさん見られました。

進化を続けるSansan Innovation Project

毎年、回を重ねるごとにその規模を拡大している、Sansan Innovation Project。
Sansanが主催するプライベートイベントの中で、最も規模が大きいイベントです。2019年も大盛況のうちに終えることができました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

text: mimi編集部 photo: 山平敦史、鈴木規仁、工藤裕之、吉岡晋