こんにちは。mimi編集部です。
社員数1217人(※1)に対し、年間の利用回数が1419回(※2)と、非常に良く利用されている当社の代表的な社内コミュニケーション促進施策「Know Me」。社員同士の交流を促進するために懇親会費用を補助する人事施策で、「ノーミー」と読みます。飲み会の「飲み」と、交流を通じて自分を知ってもらう「Know Me(私を知って)」をかけて名付けられ、2011年に開始しました。お酒を飲まなくても利用することができ、社内では「Know Me行きましょう」という感じで気軽に活用されています。
※1 2023年2月28日時点
※2 期間は2022年6月〜2023年5月
社員数の増加とともにKnow Meが多様化
「Know Me」に加え、新たに加わったのは「Know Me Area」「ウチKnow Me」「シャッフルKnow Me」の三つ。
まず最初にできた「Know Me」は、他部署のメンバー同士の会食で利用できる制度でした。それに対し、「Know Me Area」は所属する拠点が異なるメンバー同士で利用できます。本社以外の拠点にも社員が増えてきたタイミングで誕生しました。次に、「ウチKnow Me」は、同じ部門でグループが異なるメンバーが利用できる制度。社員数の増加に伴い「部門内の交流をもっと活性化したい」という社員の声が、この制度を始めるきっかけになりました。「シャッフルKnow Me」は、部門を越えてランダムに組み合わせが決まります。交流はしたいけれども、どのメンバーを誘ったらいいのか迷う人や、普段関わりのないメンバーと交流したい人が利用しやすい制度です。いずれも、「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッションに紐づいた制度となっています。
では実際にどのようにKnow Meが活用されているのでしょうか。今回は「Know Me Area」「ウチKnow Me」の現場に潜入してみました。
同じ部門内で「横の交流」を楽しむ
「ウチKnow Me」
写真左:藤山 華梨衣(Sansan事業部 カスタマーサクセス部 SMB CSMs / 2022年新卒入社)
写真中:井沢 早紀(Sansan事業部 カスタマーサクセス部 GB CSMs / 2022年9月入社)
写真右:纐纈 竜也(Sansan事業部 カスタマーサクセス部 GB CSMs / 2021年6月入社)
今回はどんなメンバーですか?
藤山:全員カスタマーサクセス部です。グループはバラバラで、以前一緒にランチをしたことがある纐纈さんに誘ってもらいました。纐纈:井沢さんと私は先輩後輩の関係で、業務上の相談もよくします。藤山さんとは挨拶やランチはしたことがありますが、じっくり話す機会はなかったので、思い切って誘ってみました!
「ウチKnow Me」をどのように活用していますか?
井沢:私は2022年9月に入社し、今回が2回目の「ウチKnow Me」ですが、二人は初めての参加だったみたいです。今回は私が纐纈さんに声をかけて、そこから藤山さんも参加することになりました。藤山:今回初めての「ウチKnow Me」に参加できて嬉しいです!同じ部署のはずなのに仕事とプライベートどちらも知らないことが多くあったので、普段の業務ではなかなか触れることがない部分を知ることができました。
纐纈:同じグループのメンバーとの交流では、共通の目標を追っていることもあり、案件や業務、スキルアップに関わる話題が多くなります。一方「ウチKnow Me」は、同じ部署だけど別グループという程よい距離感があるからか、プライベートな話題も楽しむことができると感じます。相手への理解がより深まって、これからの業務で更にコミュニケーションが取りやすくなると感じました。
偶然の出会いが生まれる
「シャッフルKnow Me」
写真左:シェルビン ペゼシキヤン(人事本部 Employee Success部 / 2020年4月入社)
写真中:岡田 才香(コーポレート本部 IR室 / 2023年2月入社)
写真右:青木 崇太朗(Contract One Unit カスタマーサクセスグループ / 2021年新卒入社)
「シャッフルKnow Me」をどのように活用していますか?
岡田:私も普段関わりのない部門の方と交流して社内に知り合いを増やしたくて「シャッフルKnow Me」に参加しました。今回2回目です。「シャッフルKnow Me」は少人数で深い会話ができるので、入社してすぐ知り合いを作るのにも向いていると感じます。私のように入社して日が浅くても社内の他部門の方と関わるきっかけができるので、「シャッフルKnow Me」は非常に使いやすいです。
青木:岡田さんのように新入社員がよく利用しているので、新しいメンバーとの交流を目的として活用しています。シャッフルなので、顔と名前は知っているけれど飲みに誘えるほどの仲でもないメンバーと出会えるのが嬉しいですね。いろいろな部門に知り合いができるので、業務に限らず雑談がしやすくなっていいですね。Sansanはオフィスで協働することを大切にしている一方で、Slackを使って複数の部門とスピーディーに連携する場面も多くあります。画面の向こうの相手の顔を知っているだけで、コミュニケーションの質が変わり連携がしやすくなります。
編集後記
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げ、社員同士のつながりを大切にする当社には、「Know Me」のほか、終業後に専用冷蔵庫からドリンクを取り出し乾杯を交わしながら集まったメンバーと交流することができる「ヨリアイ」や会社の公式部活動「よいこ」といった人事施策もあります。
まずはほぼ毎日終業後に開催されている「ヨリアイ」で知り合いになり、公式部活動「よいこ」で部活を通じた交流をして「Know Me」で一気に親睦を深める。段階に応じて使えるコミュニケーション施策が多数用意されていることも、社内の交流を大切にする当社の特徴なのかも知れません。
interview & text: mimi