こんにちは、mimi編集部です。Sansan株式会社は、人と人との出会いが新たなイノベーションにつながると考えています。社内では、部署や職種、入社年次といった垣根を越えた偶発的な会話から、思いがけないアイデアやコラボレーションが生まれることも少なくありません。
そんな社員同士のつながりを生む後押しをするため、Sansanでは独自の社内コミュニケーション制度「ヨリアイ」を設けています。これまではオフィス内の交流が中心でしたが、制度のアップデートにより、つながり方やつながりの場が広がり、その種類が増えました。メンバー一人ひとりの働き方や状況に合わせて、より多様なスタイルで社内交流を育めるよう進化しています。
今回はアップデートされた「ヨリアイ」の全体像と、それぞれの特徴をご紹介します。
「ヨリアイ」って?
オフィスでのドリンクの提供や飲食費の補助を通じて社員同士の交流を促進し、そこから新しいアイデアやコラボレーションが生まれることを目的とした制度です。
飲食をともにする中で、普段の業務では見えにくい考え方や価値観に触れられることもあります。そうしたつながりの中から、新しい気づきや協働のヒントが生まれる。Sansanではそんな場を大切にしています。
ヨリアイには、働き方や関係性に応じて使い分けられる4つの種類があります。
ドリンク片手にオフィスでつながる「オフィスヨリアイ」
終業後、オフィスでちょっと一息つきながら交流できる制度、それがオフィスヨリアイです。共有スペースでドリンクを片手に集まり、部署やチームを越えてカジュアルに会話を楽しめます。思いがけない出会いや雑談が、新しい発見を生むこともあります。
社内に顔見知りをつくる最初の一歩「ファーストヨリアイ」
ファーストヨリアイは、「社内に顔見知りをつくる最初の一歩」として活用されている制度です。新しく入った社員1名と、既存社員2名の少人数で食事を共にし、業務のこともそれ以外のことも気軽に話せる関係が生まれます。顔見知りが増えることで、早期に活躍できる環境をつくる後押しをします。
社内の連携を深める「シャッフルヨリアイ」
部署や職種、年次を越えて、普段関わりの少ないメンバーと食事を囲むシャッフルヨリアイ。月に一度、参加を希望したメンバーから4〜5人のグループをつくり、ランチやディナーを共にすることでコミュニケーションの輪が広がります。立場や距離感を気にせず話せるこの場から、新しい視点や意外な共通点が見つかります。
チームでじっくり話す時間をつくる「チームヨリアイ」
チームヨリアイでは、日々一緒に働く仲間と、あらためて食事の場を共有することで信頼関係を深めます。普段の業務では見えにくい一面や思いが共有され、チームワークに新たな厚みが生まれます。
ヨリアイから新たなつながりが生まれる
ヨリアイは、単に会話や食事の場をつくるための制度ではありません。そこから生まれる「ちょっとしたつながり」が、業務の壁を越えた相談やコラボレーション、そして互いを理解し合う土台となっていきます。
部署や年次を問わず、偶発的に交わされる言葉や表情のやりとりが、関係性の温度を少しずつ高めていく。そしてそれが、組織全体のコミュニケーションの質やスピードにも波及していきます。
Sansanが掲げるミッション「出会いからイノベーションを生み出す」は、社外との関係だけでなく、社内の出会いや対話からも育まれるものです。ヨリアイは、その考え方を社内カルチャーとして根づかせる取り組みのひとつです。
※本記事は2025年7月4日、制度のアップデートにあわせて内容を更新しました。