2024年9月30日、Sansan株式会社はJR渋谷駅直結の「渋谷サクラステージ」に本社を移転しました。
当社は、リモートワークを併用しつつ、オフィスで働くことを基点とする「オフィス・セントリック」を掲げています。オフィスを大切にする当社だからこそ、新オフィスにもさまざまな工夫を凝らしています。
今回は、オフィスの設備や雰囲気がわかるオフィスツアー記事をお届けします。生産性と創造性向上を追求した、こだわりが詰まった新オフィスの様子をぜひご覧ください。
社員が集い、思い思いに過ごす場「Park」
28Fのスカイロビーからエントランスに入ると、早速Sansanの「S」をかたどった大きなオブジェがお出迎え。
フラッパーゲートを通って中に入ると、開放感のあるスペースが広がっています。ここは「Park」というオープンエリアで、100人以上の社員が同時に利用できる広さです。
新オフィスのコンセプトは「Nature」。自然・本質という意味を持つ言葉です。コンセプトに合わせて、社員が自然の豊かさから活力を受け取り、本質的な行動を生み出せるよう設計されています。
Parkにも多くの緑が置かれており、自然を感じながら過ごすことができます。
フレキシブルに使えるのもParkの魅力です。リラックスしながらミーティングをする社員もいれば、集中して仕事に取り組む社員の姿も。社員の交流の場や、全社イベントの会場にも活用されています。
「いつもと違う場所で、集中して業務に取り組みたい」という社員のために、窓際にも席を用意しています。東京の街並みを眺めながら作業できる、人気のスペースです。
お昼休みにはランチを楽しむ社員で賑わっており、終業後にはParkで乾杯しながら交流する様子も見られます。
Sansanには、「ヨリアイ」という社内交流制度があります。お酒を含むドリンクと軽食を無料で楽しめ、リラックスしながらコミュニケーションを取ることができる制度です。
専用の冷蔵庫から好きなドリンクを選べます。
Park奥の大きなデジタルスクリーンには、スライドや映像を投影できます。そのため、全体会議や内定式といった大型イベントが行われる場所としても活用されています。
Parkという名前の通り、公園のようにさまざまな使い方ができます。
会議室は、自然から着想を得たネーミングに
Parkを進み、次のエリアに移動しましょう。
途中の大きな壁には、Sansanが毎年掲げている年間テーマが記されており、創業から現在までの歩みを感じられるようになっています。
その先にあるのが、「Garden」というエリアです。主に採用イベントやセミナーなど、社外向けのイベント会場として利用されています。
社内外のさまざまな人が集い、交流を深めてほしいという思いが込められています。Gardenは2部屋に区切って使うこともでき、あらゆる規模のイベントに対応しています。
Gardenの先には、来客用の会議室が並んでいます。
会議室のネーミングにもこだわりが。A〜Wの会議室には、「Aurora」や「Beach」のように、自然にまつわる名前がつけられているのです。ここにも、「Nature」というコンセプトが息づいています。
社員みんなでオフィスをつくりあげたいという思いから、会議室名は社員から募集して決めました。
会議室からの眺めも抜群です。
柔軟な働き方を叶える執務スペース
続いて、社員が仕事をする執務スペースを見ていきましょう。29F〜32Fの4フロアが、主に執務スペースとなっています。
各フロアへは、エレベーター以外にも内階段を使って移動できます。エレベーターを待つことなく、スムーズに他のフロアに移動できるよう工夫されています。
執務スペースは全席フリーアドレスで、その日の仕事内容に合わせて自由に席を変えられます。
各フロアには、社内用の会議室やWeb会議用の個室、向かい合ってカジュアルにディスカッションできるファミレス席もあります。予定に応じて、仕事がしやすい場所を選ぶことができます。
本社だけで、なんと合計180室以上もの会議室と個室が設置されているのです。
「立った方が集中できる」という人は昇降デスクを利用できます。
目的に応じて使える多様なスペース
29Fには、「Hanare」という円形の応接室があります。
撮影や収録、配信などで利用できるスタジオもあります。必要な機材が一通り揃っており、本格的な撮影が可能です。
体調がすぐれない時に利用できる休養室や、授乳や祈拝などで利用できる多目的室も完備。多様なメンバーが働いているSansanだからこそ、一人ひとりのさまざまな体験を想像した設計となっています。
Sansanは、創業当初からオフィスという存在をとても大切にしてきました。今回の本社移転によって、複数に分散していた拠点がひとつになり、より社員の強みを結集できるオフィスへとパワーアップしました。
今後も、新オフィスで働く社員の様子やカルチャーについて発信していきます。