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【R&D beans】第11回 サシランチ企画 「新世界への挑戦」

こんにちは! DSOCの大木です。

最初からお詫びとなりますが、今回のサシランチ、実は2017年11月頃に行ったものです。公開まで時差があってすみません!!

そこで、今回のゲストである山本が現在は何をしているか、本編の後にチラ見せしたいと思います(面白い画像をもらうことができたのです!)。

それでは、サシランチ、始まるよ!

今回のゲスト

ゲスト:DSOC R&Dグループ 山本純平
入社歴:2年7カ月 (R&D歴は5カ月※インタビュー実施時)
エニアグラム:タイプ3「成功を追い求める人」、タイプ5「知識を得て観察する人」
ストレングスファインダー:着想、分析思考、戦略性、内省、適応性
大木CHECK:お気に入りの服は、カラー違いで持っている

お店:おもてなし 青山本店
ごはん:ランチにぎり(山本) 、イクラエンガワネギトロ丼(大木)


山本が注文した、にぎりのセット。金目鯛のおすしもあります。

お味噌汁や茶碗蒸しなども付きます。具がいっぱい!

大木:よろしくお願いします! 早速ですが、この企画では、いつもストレングスファインダーとエニアグラムを聞くところから始めてるんですが、ご自分のものを覚えてらっしゃいますか?

山本:調べてきました。

大木:優しい!

山本:ストレングスファインダーは、着想、分析思考、戦略性、内省、適応性。

大木:あ、着想! R&Dグループのメンバーは、持ってる人が多いです。

山本:エニアグラムは3と5なので、「成功を追い求める人」と「知識を得て観察する人」です。

大木:Sansanの社員に多い組み合わせですね! ご自身では納得感はありますか?

山本:3については「何かやっていないと気が済まない」というのがあるので、そこかなと。休みの日にも割と調べものをしています。

大木:確か、小さなお子さんがいらっしゃると思うのですが、お時間は作れるものですか?

山本:そうですね。朝の子どもが起きる前の時間や昼寝している間にやってます。R&Dに異動してきて、知らないことばかりなので、やばいなーと思って、頑張って勉強しています。ずっとやっていたアプリ開発の業務とは、全然違うので。

 

大木:Sansanに入る前は、どんなことされていたんですか?

山本:新卒で入ったのは、携帯関係の会社でした。その当時はガラケーだったんですが、メールとかブラウザとかを作っていました。携帯で動くブラウザっていうのを初めて作ったのは、その会社です。

大木:えー! すごいですね! 何年にご入社されたんですか?

山本:2001年です。

大木:ということは、高校生にも携帯が普及したくらいですね。1999年か2000年くらいまでは、液晶のバックライトが緑色とかオレンジ色とかだった記憶があります。着メロも最初は単音で、その後に16和音とか出てきて、自分で着メロの本を見ながら曲を入れてましたよね(笑)。

山本:入れてましたね(笑)。

大木:携帯が急激に進化していったころだったから、その業界にいたのは楽しかったでしょうね!

山本:そうですね。会社はすごく儲かっていました(笑)。それで、「携帯のOSを作るぞ」となっていって。

大木:オリジナルのですか?

山本:そうです。iOSとかAndroidとかは、まだなかったので。

大木:わ! 実現できたんですか?

山本:シリコンバレーとか行って作っていましたが、その間に大手企業などの介入があったりして、うまくいきそうもないなという感じになってしまいました。

大木:残念です〜。ずっとその会社にいらっしゃったんですか?

山本:その後は、6人くらいのスタートアップに転職しました。ソーシャルアドレス帳みたいなサービスを手掛けている会社で、6年くらいはいました。

大木:そちらでも開発をされてたんですか?

山本:そうですね。そこでは、iOSアプリとかを作ってました。

 

大木:なぜSansanに転職されたんですか?

山本:Webだけ、アプリだけに閉じている世界ではなく、実物とつながっている仕事がしたい、つまり「物とテクノロジーの両方に接点がある会社で働きたい」という思いがあったんです。かといって、そういう経験や知識はなかったんですけど……。

大木:Sansanに入られてからは、どのくらいですか?

山本:2年半くらいですね。R&Dに異動する前は、Eight事業部にいました。

大木:入社されて最初のころは、R&Dグループに興味はなかったんですか?

山本:いえ、実はオペレーション部(R&Dグループが属するDSOCの前身となる組織)に配属予定だったんです。

大木:え! そうなんですか。

山本:でも、内定が出てから入社までの間に、Eight事業部からEightのアプリ開発をやってほしいと言われて、まあいいかなと(笑)。

大木:いいんですか(笑)。

山本:そうですね(笑)。まあ、でもいつかはDSOCに行きたいとは、ずっと伝えていました。

大木:Eightは、Sansanと比べると新しいサービスなので、これからやれることが多くて魅力的でもあると思うんですが。

山本:そうですね。Eightには、スピード感があります。目まぐるしく状況が変わっていくので、そういうことが楽しめるとすごくおもしろいと思います。僕がDSOCに異動したのは、2017年の6月だったですが、11月にはエンジニアの人数が1.5倍に増えていて驚きました。

 

大木:Eight事業部では、どんなことをやられていたんですか?

山本:Androidのアプリを作っていました。

大木:そういえば、(山本)純平さんがKotlinの勉強会で登壇されていた記憶があります。

山本:Eight事業部のときはKotlinでしたけど、今はPythonを使ってます。

大木:Pythonは、もともと使われていたんですか?

山本:いえ、あんまり。

大木:では、新しく勉強し直してるんですか?

山本:まあ、そうですが、言語がどうこうというよりは、機械学習の理論などの方が比重としては大きいですね。

 

大木:R&Dグループでは、どんなことをやってるんですか?

山本:今は「会社の名寄せ」です。Aという会社とBという会社が同じか、それを判定するというものです。例えば「アシスト」っていう名前の企業は、日本に1000社くらいあるんです。

大木:多いですね(笑)!

山本:それを同じ「アシスト」っていう会社なのか、それとも違う「アシスト」っていう会社なのかを判断したいわけです。そんなときにどうするかというと、「住所が同じなら会社も同一だろう」という仮説を立ててみる。これで7割くらいは解決できます。でも、支店がたくさんあったりすると、住所は異なるけど同じ会社ってことになりますよね。そうしたら、メールアドレスのドメインに注目して、それが同じなら同一企業だろうって判断します。

大木:なるほどー。それって、名刺のデザインも判断材料に加えられないですか?

山本:次のステップは、そこになると思います。今はデータ化された文字列で判定してみています。

大木:人の目で実際の名刺を見れば、名刺のフォーマットやフォント、ロゴなんかで、大抵は判断できますよね。

山本:それを自動でできるようにするっていうのが、僕のやっていることですね。

 

大木:R&Dグループに異動されてみてどうですか?

山本:異動してからまもなくは、社会人になってから今までやって来たことが全て無に帰すぐらいに異なる分野だったので、本当に何が何だか分からなかったです。来たかったけど、来ちゃってどうしよう、というような感じです(笑)。

大木:ずっとアプリ開発のお仕事をされていたんですもんね。しかも、携帯アプリの草創期から。

山本:アプリはずっとやっていたので得意ですし、自分の強みだと思っています。でも、これから先を考えたときに、果たしてアプリだけをやっていていいのかと。大きな決断でしたが、R&Dに挑戦できて良かったと思います。全く新しいことをやらせてくれる会社って、そうそうないですし、楽しんでやっています。機械学習とか、データ分析をもっとちゃんとできるようになりたいですね。

大木:アクティブな思考ですね! 見習いたいです!

今回のまとめ

R&D内でのポジション:エンジニア出身なので「なんでも作れる」と頼られがち
属性:iOSもAndroidも得意なパパ
こぼれ話:「Kotlinイン・アクション」の翻訳に参加!


 

サシランチ本編は、ここまでです。ここからは、おまちかね「最近の山本!」のコーナーです。前置きはせずに、もう、すぐに見せちゃいます!

まずはこちら。

Sansanの社員が交換した名刺の枚数を地図にマッピングしたもの。

Sansanの社員が交換した名刺の枚数が地図上で示されています。港区や千代田区の辺りにある企業と名刺交換(出会い)が特に多いことが分かります。

続いてはこちら。

Sansanの社員が行った名刺交換をリアルタイムでマッピングしたもの。

今度は動いてます!

これはある時間帯における、Sansanの社員による名刺交換の様子です。

Sansanには、表参道本社をはじめとして、大阪、名古屋、福岡などに支店を構えていますが、各拠点での名刺交換の様子がよく分かります。ここでは、社員の出張時の出会いも見ることができます。

このような名刺交換の分析を行うことが、DSOCの目指す「出会うべき人と出会える世界」への第一歩となります。

いかがでしたか?

更新が遅れてしまったおかげ(?)で、山本がサシランチ後にR&Dグループで何をしているのか、時系列に沿って感じてもらえたのではないでしょうか(ポジティブに捉えさせていただきます!)。

それでは、また!

text: DSOC 大木由香