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部門を超えた交流で社内につながりと活力を!「Know Me」

こんにちは。

暑い夏。白球を追いかけていた、あの頃を思い出します。人事部のびんです。

さて、今回の社内制度紹介は、社員に最も長く、そして多く利用されているであろう制度を取り上げます。Sansanの社内制度における「象徴」と言っても過言ではない制度(だと思っています)、それが「Know Me」です。

シンプルに言うと、「他部署の社員と飲みに行く場合に、会社から1人当たり最大3,000円の補助が受けられる」という制度です。その名の通り、「飲―みー(Know Me)」ってことですね。はい、お後がよろしいようで。続けます。

社内制度ですので、月単位で利用人数に制限があったり、最大3人までと人数制限があったりするなど、最低限のルールはありますが、ほとんどの社員が対象になることもあり、自由度が高く内容もシンプルなため、ほとんどの社員が利用しています。

これまでもブログの記事で紹介したり、いろいろなメディアにも「Know Me」を取り上げていただいたりしているので、読者の方の中にも既にご存知の方がいらっしゃるかもしれません。

そんな「Know Me」を私なりに改めて紹介したいと思い、実際の現場に突撃訪問してきました。

今回の利用者

DSOC R&Dグループ 高橋寛治 
勤続年数:約3カ月 
特徴:新卒らしく真摯で真面目な初々しさ残る17年卒入社のエンジニア

Eight事業部 安齋雅矢 
勤続年数:約1年 
特徴:後輩の面倒見が良い

Sansan事業部マーケティング部 松尾佳亮
勤続年数:約2年8カ月
特徴:ゆるいけど、熱い意思を持っている。「ガンガン走っている」でお馴染みだが、酒が入るとさらにゆるくなる

部署も年齢も社歴も関係なし! それが魅力です。

今回の発起人は、本年度に入社したばかりの新卒エンジニア、高橋。そこに、個人向けサービスの「Eight」でマーケティングを担当している安斎と法人向けサービスの「Sansan」で同じくマーケティングを担当している松尾の3名で行われていました。プロフィールの通り、社歴も部署もバラバラです。

ブログの取材と称して突撃訪問を決め込んだものの・・・ちょうど予定されていたのが残念ながら男性3名という濃いKnow Meでした。

そもそものきっかけは、先日の催された全社員が参加した創業記念イベントの準備中に、たまたま高橋が安斎に声をかけたことだったとか。

「今度、Know Meしましょう」。

これで成立するのが、本制度のいいところ。誘いやすいです。

それでは、写真とともに、3人の会話を少しだけお届けしたいと思います。

面倒見のよい安斎(左)、最初は緊張気味だった高橋(右)

高橋:今回は、Know Meの誘いを受けていただき、ありがとうございます!

安斎:こちらこそありがとう! 会社には慣れたかね? 高橋くん。

高橋:いやあ、なかなか大変ですけど、楽しんでいますよ!

安斎:松尾さんからも、彼になんか質問してやってくださいよ。

Sansanで数々の試練を乗り越えてきた松尾(右)は、いろんな意味で仕上がりが早い。そんな彼は高橋に語りかける

松尾:高橋くん。どうだい?

高橋:こないだアップされた、松尾さんのブログ記事見ましたよ! 「ガンガン走っている」ってカッコイイっすね!

松尾:・・・。ん? ブログ? なんのことだい? あ、あれのことか。

高橋:・・・(汗)。

それぞれのやっている仕事内容について熱く語り合う高橋と安斎。

安斎:ところでさ、高橋はR&Dグループで、どんなことしてるの?

高橋:僕のやっている研究開発はですね、「会社キーワード」というやつです。簡単に説明しますと、会社を示すキーワードを収集するためのアルゴリズムを考えています。例えば、Sansan株式会社の場合だと、名刺管理や営業支援、サービス名の「Sansan」、「Eight」などがキーワードになります。これを集めることで・・・(以下、秘密)。

安斎:へ~! 面白そうだね!それって、「Eight」にも活用できるかもね! 例えばさ・・・(以下、秘密)。

高橋:いやあ、確かにアリっすね! 新しい気付きですよ、それ! こういう話ってサービスの事業部の方と話す機会が限られているから、すごく勉強になります!

安斎:松尾さん! 「Sansan」でも、なんか出来そうじゃないですか?

松尾の勢いは、あらゆる意味で圧倒的でした

松尾:ん? 会社キーワード? ああ、いいね。それ、いこうぜ。

高橋:・・・(汗)。

 

・・・という具合に、彼らのKnow Meはこの後も盛り上がり続けたそうです(笑)。

「部署」という垣根を越えて、社内コミュニケーションを活性化

毎度のことながら、人事部の者として説明しますが、当社の社内制度は事業成長につながるかどうかをポイントにして設計されています。

同じ会社のメンバーと食事をすれば、やっぱり仕事の話もしてしまうものです。同じ時間を過ごすことで、接点が少ない部署のメンバーとのつながりも生まれます。

「Know Me」という言葉ひとつで、普段話さない他部署のメンバーと会話するきっかけが生まれています。そこから新たな気付きが生まれたり、思いがけない助け舟がもらえたりするケースも実際にあります。

今回の3人にとっても、この機会は仕事の成果につながるヒントを得た日になったのではないでしょうか。

今回はちょっと趣向を変えて、社内制度を紹介させてもらいました。それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

text: 人事部 びん(伊東敏)