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新卒メンバーのスタートダッシュを後押し。 引っ越し費用補助制度「M2O」

こんにちは。mimi編集部です。今回、社内制度「M2O」を取り上げたいと思います。「M2O」の前に、「H2O」という近隣住宅補助制度の説明から。
これは、自宅の最寄り駅が表参道本社近隣の対象駅*の場合に、家賃にかかる費用の一部が補助される制度です。

*対象駅(渋谷、表参道から2駅以内。ただし、JR埼京線・湘南新宿ラインを除く):渋谷、表参道、中目黒、代官山、三軒茶屋、池尻大橋、駒場東大前、神泉、広尾、恵比寿、目黒、原宿、代々木、代々木公園、明治神宮前、北参道、乃木坂、赤坂、外苑前、青山一丁目、永田町

関連記事:通勤のエネルギーを業務へ!近隣住宅補助制度「H2O」

今回ご紹介する「M2O」(エムツーオーと読む。Move to Omotesandoの略)は、入社を機にH2O圏外から圏内に引っ越しをする新卒社員に対し、一定の補助金を支給するというもの。
新卒入社メンバーが、入社後すぐに業務に集中し、成果を出すことを目的としています。
なぜこの社内制度「M2O」が作られたのか、そして実際どう活用されているのでしょうか。この制度の設計などを担当した人事部の田中達也と、実際にM2Oを利用したSD部安藤さくらに聞きました。

制度誕生のきっかけは
内定者からの提案から

左から人事部 田中達也、セールスディベロップメント部 安藤さくら

M2Oが生まれた背景を教えてください。

田中:ある内定者からの提案がきっかけです。「引っ越し費用の補助があれば、会社近くに引っ越すことができて業務に集中することができます。これは会社にとってもメリットではないですか?」といった内容でした。
考えてみると新卒メンバー、会社両方の目的やメリットが大きく重なる部分が強くあると感じ、すぐに社内で検討しました。結果三カ月ほどで運用開始に。まれに見る早さですね。

安藤さんはこの制度ができることを知って、どんな気持ちになりました?

安藤:とてもうれしかったです。私はSansanまでドア・ツー・ドアで1時間くらいと、十分通える距離に住んでいたのですが、やはり朝晩の通勤ラッシュが気がかりで。H2O圏内に引っ越そうかと考えていたときだったので、タイミングも良かったです。

もともとH2Oを利用する予定だったんですね。

安藤:はい。もともと満員電車が大の苦手なんです。学生のときも、なるべくストレスなく通学したいと考え、一限目を避けていました。
田中:通勤に対して、安藤さんと同じ思いを持った新卒メンバーはとても多く、この制度がスタートすることをみなさんに伝えたとき、歓喜の声がたくさんあがったことを覚えています。

ちなみに、部屋探しはどのようにしたんですか?

安藤:H2O圏内に住んでいる先輩にいろいろ聞きました。自分が気になっているエリアのメリット・デメリットや、オススメのお店など細かく。
田中:新卒メンバーは内定式などで先輩メンバーと交流する機会が多くあるので、そこでつながりが生まれているようですね。

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最後に田中さんに質問です。M2Oをスタートしてみて、狙い通りの効果が得られていますか?

田中:はい。2つのメリットを感じています。1つはこの制度によって、自らが納得できるまで日々業務に集中できたという声を、新卒メンバーからもらえたこと。もう1つはH2O圏内に住む社員は多いので、先輩社員と親睦を深めやすいようで、それは入社後すぐに成果が出ている結果が示しています。
安藤:確かに交流する機会は圧倒的に多いと思います。以前風邪でダウンしてしまったとき、近所に住んでいる同期のメンバーに片っ端から電話をして、おかゆを買ってきてもらったこともあります(笑)。
田中:とても安藤さんらしいエピソードですね(笑)。安藤さんからいきなり呼ばれた同期のメンバーは驚いたと思いますが、このような助け合うコミュニケーションが生まれるのも、M2Oがきっかけの一つになっているとしたら、制度担当としてとてもうれしく思います。

取材後記

今回、運用がスタートしたばかりの引っ越し費用補助制度「M2O」を紹介しました。他県から引っ越してきた新卒メンバーから、近所に同期や先輩がいることがとても心強いという声も聞こえています。
Sansanの社内制度はこちらでも紹介しているので、ぜひご覧ください。
また、11月25日に、表参道ヒルズ スペースオーにて、21卒向けリクルートイベント「Sansan Recruit Event」を開催します。Sansanで働くメンバーたちが、自らの取り組みや展望、キャリアなどについて語ります。ぜひご参加ください

text: mimi編集部