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「事業を成長させるための技術力」 Sansan エンジニア 尾林祐太朗

自己紹介をおねがいします。

尾林です。学生時代は福祉工学の研究をしていました。新卒でWebメディア企業に入社し、Webの広告フロントエンド開発やiOSアプリ向けの広告SDK開発、iOSアプリのサービス開発等、フロントエンド領域を中心に幅広い経験をさせていただきました。入社から6年が経過し、Sansanから声をかけていただいたことをきっかけに入社し、現在に至ります。

現在の役割を教えてください

SansanのiOSアプリ開発を担当しています。要件に対して、PMやデザイナー、サーバーサイドの各担当者と連携しながらアプリ開発を進めていくことが主な仕事です。開発業務以外では、中途採用の面接官として候補者との1次面接やカジュアル面談を対応しています。

なぜSansanに転職したんですか?

Sansanでは「技術そのものに固執するのではなく、技術を事業価値に結び付ける」という意識が前提となっていることが入社を決めた一番の理由です。社員との面談や選考の場を通してこれらに纏わるエピソードを多く聞くことができ、文化としてしっかり根付いている印象を受けました。また、前職ではBtoCサービスを運営する会社で開発を担当していたのですが、よりユーザーに近い距離感で意見をいただけるBtoBサービスの運営も気になっていました。BtoBサービスの中でも名刺管理という領域においてはSansanがシェアの大半を占めていますし、こういった環境でのアプリ開発を通して新たな経験を積みたい、というのも理由の一つです。

Sansanで働いてみて、実際どう感じていますか?

「アウトプットするプロダクトを実現するために本当に最適な方法は何か」という観点で技術や言語を選定している点が本当に徹底されていると感じました。「今流行りのイケイケな技術だから」「簡単にコードが書けるから」といった目先の利益に囚われず、プロダクトとして市場価値を提供し続けるという意思がSansanのエンジニアにあるからこそなのだと思います。本当に驚いたのは、こういった視点を持ちつつもギークなエンジニアが多くいることでした。ランチの時間帯に勉強会が至るところで開催されていたり、キーボードを自作して最強の業務環境を構築している社員もいたりします。技術に対して前向きで自己研鑽を積極的に実施している社員が多いので、自分としてもとても刺激になる日々です。
社内制度「GeekSeek」で購入したキーボード「REALFORCE」

会社/事業の成長に対して、自分はどう成長したいと思っていますか?

名刺管理サービスと聞くと、エンジニアの方からすると正直地味に見えるツールかもしれません。実際に私も同じような印象を持っていました。しかし、Sansanというサービスには名刺情報を起点とした、効率的にビジネスを加速させるための情報が多く詰まっています。Sansanは私が担当しているスマホアプリのみで完結するものではなく、名刺に紐づくあらゆる情報の連携の上に成り立っており、それを構成するための技術やドメイン領域は膨大になります。そこから技術的な知見を得ることはもちろんですが、それに加えて「未来を見据え」「多角的な視点を持ちながら」プロダクトを成長させるための視座を今以上に上げていきたいです。
日常頻繁に行われる、UIデザイナーとのデザインレビュー

Sansanのエンジニア情報サイト「Sansan Engineering」

Sansan Engineering」ではSansanエンジニアが実現しようとしているMission、信念といった軸とも言えるメッセージから、それを実現するためのプロダクト、技術、チーム、そしてエンジニアたちの熱い想い、技術スタック、働く環境といった具体的な内容まで幅広くご紹介しています。Sansanのエンジニアに興味をもった方は、ぜひチェックしてください。

text: mimi photo: プロダクト戦略開発室 高橋淳