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2021年新卒研修を実施しました。

こんにちは。人事部新卒研修担当の中村です。
年が明け、あっという間に新緑の季節ですね。Sansan株式会社では、今年4月に記録更新となる、34名の新卒メンバーが仲間入りしました。
今回は、入社後約2週間にわたって行った、新卒向け研修の様子をお届けします。
研修の最後の成果発表では、新卒メンバーが思わず涙を流す場面もあり、本気で成果に向き合った新卒メンバーたちの情熱や、Sansanのカルチャーを少しでもお伝え出来れば幸いです。
※今年の新卒研修は緊急事態宣言発出前に実施しました。

入社式での意気込み表明

今年は、1月から続いていた緊急事態宣言が3月に解除となり、入社式はオフラインで行うことができました。
Sansan株式会社の入社式は、メンバー全員が参加必須のイベントです。今回は、新卒メンバーは表参道本社から、既存メンバーはオンラインで参加する体制で行いました。
まず最初に、参加した先輩たちに向けて新卒メンバーより、入社にあたっての意気込みを伝えます。
やる気に満ち溢れた彼らの言葉に、私も身が引き締まる思いでした。
最後に代表の寺田が祝辞を述べます。「新卒という立場にとらわれず、プロとして成果に向き合って欲しい」と、熱いメッセージが新卒に送られました。
入社式にて意気込み表明をする新卒メンバー

研修のコンセプトは
今年も「Be Professional」

入社当日から研修が始まります。
新卒研修のコンセプトは今年も「Be Professional」。Professionalとは、「成果を出し続ける人」と定義し、約2週間後に控えている現場配属に向けて、すぐに成果が出せるよう、まずはインプットに集中します。
研修のオリエンテーションでは、役員陣からミッションの実現にむけて個々が最大の成果を出すことの重要性、数年先の成長を見据えて日々を過ごすことの大切さ、そして目の前の成果に向き合うことへの期待などが伝えられました。
研修内容は、最初の数日間はプロダクト知識や基礎スキルの習得が中心ですが、後半からは早速Sansanのメンバーとして、価値あるアウトプットにコミットします。
習得した知識をいち早く武器として活用すべく、事業貢献につながるようなテーマでアウトプットをします。その様子は後述したいと思います。

実践に向けてのインプット

PCセットアップなどが終わり、環境が整ったらさまざまなインプットが始まります。
まずは、プロダクト研修。
Sansanでは、2021年より「ビジネスインフラになる」というVisionを掲げており、クラウド名刺管理サービス「Sansan」、名刺アプリ「Eight」に加え、 クラウド請求書受領サービスの「Bill One」、セミナー管理ツール「Sansan Seminar Manager」など、さまざまなプロダクトがあります。
この研修は、冒頭でCTO(Chief Technology Officer)の藤倉がプロダクトに込めた想いを語るところからスタートします。その後の各プロダクトごとの研修では、事業部の現場メンバーや管轄役員が講師に立ち、新卒が実際にプロダクトにも触れながら、顧客に提供している価値を体験していきます。
管轄役員による事業部紹介研修
次に、「Sansanのカタチ」についても研修で取り扱います。
「Sansanのカタチ」とは、Sansanが掲げているMission、Vision、Values、Premiseの総称で、メンバーが大切にしている企業理念や価値観などを言語化したものです。
講師には、代表の寺田や人事部長の大間が立ち、これまでの歴史もふまえてSansanのカタチについて深く話します。
ただ受講するだけでなく、新卒自身も沢山のディスカッションを行います。例えばValuesが意味しているものは何かなど、自分なりの解釈や言葉で周りと共有をしながら、理解を深めて行きます。
その他、ビジネスマナー&スキル研修や、情報セキュリティに関するものなど、業務上の必須知識やスキルを最初の数日間でインプットしていきます。
ビジネスマナー研修での名刺交換の様子

先輩メンバーとの繋がり

研修期間中には、先輩メンバーや、役員とコミュニケーションを取る機会も多く取りました。
まずは、先輩ランチ。研修会場に、同じく新卒で入社した先輩や、マネジメントを務めている先輩メンバーが出向き、一緒にランチをします。新型コロナウイルスの感染対策のため、アクリルパネル越しでのコミュニケーションとなりましたが、配属後の業務内容の確認や、仕事への向き合い方など、たくさんのアドバイスがあります。新卒メンバーも積極的に色々を質問をしていました。
また、役員2名、新卒3名のグループで、役員の強み、活用方法というテーマで座談会を実施しました。役員たちのエピソードからも、間接的に会社理解を深める機会になりました。
座談会の様子。終わった後はそれぞれ記念撮影
懇親会はオンラインで開催。新卒、全役員、既存メンバー合同でリモート越しに、総勢50名ほどで飲食しました。途中、ブレイクアウトルームで部屋を分けたり、シャッフルしながら進行します。
とはいえ、いきなり役員と話すとなると緊張する新卒も多かったようですが、冒頭「この場を楽しもう!」という寺田の掛け声があり、終始和気あいあい、時折熱いエピソードも飛び出たりと、「参加して良かった!」と新卒からの満足度も高い会になりました。
現場配属前は、社内にどんな先輩がいるかも分からず不安に思うことも多いかと思いますが、ここでの出会いがその後の社内の繋がりとなった新卒も多く、有意義な時間となったようです。
オンライン懇親会の様子。新卒メンバーは白とピンクの桜の背景

研修の集大成。成果研修

一通りインプットが終わったら、研修の集大成である「成果研修」が始まります。
詳細のテーマは社外秘のためお伝えできませんが、学生だったことのアドバンテージを活かしつつ、事業貢献に直結する内容でアウトプットに取り組んでもらいました。
成果研修中は、配属先や職種(総合職・エンジニア職・研究開発職)混合のグループとなり、チームとしてのアウトプットに向き合います。最終の成果物は役員が事業貢献に値するものかをジャッジし、そこで採択とされることがゴールです。研修という枠ではなく、Sansanのメンバーとして価値あるアウトプットを出せるかどうかの真剣勝負です。
与えられた期間は数日間のため、チームワークやタイムスケジュールに気を配りつつも、アイデアや考えを出し切り、成果物へと昇華させていく必要があります。途中何度も意見が衝突したり、積み上げてきた企画をふりだしに戻したりと苦しむチームも散見されました。
チームで議論、試行錯誤する新卒メンバーたち
結果は、8チームあったうち、見事2つのチームが役員からの採択されました。いずれのチームも中間レビューではなかなか振るわず、試行錯誤を繰り返してきたチームだったため、採択の瞬間には喜びのあまり涙を流す新卒メンバーも(私ももらい泣きしてしまいました)。真剣に取り組んだ数日間だったことを物語っています。
最終プレゼンの様子。審査員は取締役の塩見
研修の最終日に、全社員と役員陣・そして代表の寺田に向けて、新卒メンバーたちがこの研修での成果の報告、そして得た学びと現場での決意表明をします。
新卒メンバーたちが本気で向き合った姿を見て、寺田からもねぎらいの言葉と、そして配属に向けての激励の言葉が改めて送られました。
一通りの研修を終えた新卒メンバーの姿は、とてもたくましくなっていました。
全社員への成果報告会の様子

インタビュー後記

こうして約2週間にわたる研修を終えました。
今、新卒メンバーは、各現場にて早速目標を持ってバリバリ働いています。そんな様子が社内の各所から聞こえてきて、とてもうれしく思います。
Sansanでは、新卒という枠に関係なく、チャレンジする気持ちがあれば挑戦していける環境がありますし、同じ志を持って未来を創っていく心強い仲間がたくさんいます。この記事から、そんな様子が少しでも伝われば幸いです。
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text&photo: mimi