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中途入社向けのオンボーディングプログラム「SCOP」

こんにちは、mimi編集部です。 Sansan株式会社では、中途入社者を対象に「SCOP」というオンボーディングプログラムを行っています。同じタイミングで入社したメンバーと一緒になって、Sansanのさまざまなカルチャーや歴史、プロダクト、世界観などに触れることで、新しく仲間に加わったメンバーが早期に立ち上がれるように後押しをしています。今回は、そんなSCOPを紹介していきたいと思います。

いち早く活躍できる状態を目指す

「SCOP」という名前は「Sansan Culture Onboarding Program」の頭文字を取ったもので、「スコップ」と読みます。
SCOPは、基本的に同じ入社日の新入社員同士がグループになって行われます。入社初日を含む5日間のプログラムから始まり、その後6カ月間をかけて、現場配属後も行います。
業務で使用するツールやソフトウエアのセットアップや入社に当たって必要な手続きはもちろん、各プロダクトの担当者からプロダクトに関する紹介を聞いたり、プロダクト開発のプロセスや使用している技術について話を聞く時間などが設けられ、Sansan株式会社に関するさまざまなことについて集中的に触れることができます。以前、mimiで紹介した「強マッチ研修」もそのうちの一つです。
新入社員が主体的にインプット・アウトプットを繰り返しながら、同期社員や先輩社員と関わることで、入社間もない頃からお互いをサポートしあう姿や、プログラム後もコミュニケーションを取り続け、互いに刺激を受けている姿も見られています。
これから始まるSansanライフにおける期待や配属先での活躍にかける思いを更に加速させているメンバーたちの姿は、仲間としてとても頼もしく、今後がさらに楽しみになります。
そこで、今回はSCOPに参加した2名のメンバーに話を聞いてみました。

一体感を強く感じながら
業務に取り組めています

宇野 洋輔(技術本部 研究開発部 SocSciグループ)

SCOPを振り返って、最も有用だったと感じているプログラムを教えてください。

Sansanのカタチにある「最速を目指す」「変化を恐れず、挑戦していく」といったValuesを深く理解できたことが良かったと思います。Sansanで仕事をしていく上で特に意識するようにしています。前職の時にも意識していたことでしたが、SCOPという時間を通して、その時以上に強く意識するようになったと思います。

配属後の業務の中で、SCOPはどのように役立っていますか?

メンバーとの対話、他部門との協働のシーンで役に立つと感じるのは「7人8脚」というカルチャーをSCOPで知ったことです。この「7人8脚」という言葉自体はSansanのオリジナルで、ミッションを達成するためには全部門の力が必要で、部門を越えた連携が大切であることを表しているのですが、このカルチャーが本当に根付いていると思います。会社が目指す世界観や展開するマルチプロダクトたちが生まれた背景を理解した上で、このカルチャーを知れたことで相乗効果が生まれ、一体感を持って業務に取り組めている感覚があります。

入社前とSCOP後で、どんな変化がありましたか?

ただ情報をインプットするだけでなく、SCOPという時間を通して自分なりにSansanに対する考えを持てたことで、「Sansanのカタチ」やカルチャーに対する理解度が格段に上がったと思います。

Sansanの原点となる経験

深澤 悠美(ブランドエクスペリエンス部 ブランドクリエイティブグループ)

配属後の業務の中で、SCOPはどのように役立ってますか?

私が所属するブランドエクスペリエンス部は、全部門・全プロダクトに関わる業務を行う部門です。他のメンバーが担当しているプロダクトに関する情報のアップデートが、私が担当しているプロダクトに関する業務に思いがけず影響することも多くあります。そんなとき、そのアップデートによって会社としての視点がどのように変化するのかを理解し、自分の業務に落とし込む必要が生まれます。配属後は業務に必要な情報を集めることで手一杯になるので、配属前に各プロダクトの概要や特長、作られた背景などを網羅的に把握できたことが業務で役に立っています。

入社前とSCOP後で、どんな変化がありましたか?

Sansanのカタチやカルチャーについては、自分の「原点」としてしっかり根付いたように思います。判断に迷ったときに立ち返るルーティンができましたし、SCOPで一緒になった同期や「ななはち(※)」でのご縁も頼ったりしています。また、プロダクトの理解という点については、配属後はあまり関わりを持てないプロダクトもあるので、SCOPに参加しないまま入社していたら、業務で関わりが少ないプロダクトを自分事として意識できなかったと思います。
※ ななはち:入社から約1カ月後に実施する先輩社員と新入社員が2on1で交流する取り組み。Sansanが大切にしている「7人8脚」という言葉が制度名の由来。

インタビュー後記

新入社員の主体的なオンボーディングをサポートし、最速で成果が出せる状態を目指す「SCOP」。このプログラムは、あくまでも社員を支援するためのものですが、中途入社した新入社員たちが既存社員たちと早く足並みを揃えられるように環境を整えることで、社員全員で一丸となってミッションの達成やビジョンの実現に向かっていきたいと思います。
他にも、メンバーたちをサポートするSansanの社内制度はたくさんあります。こちらのページでも紹介しているので、ぜひ見てみてください。

 

text&photo: mimi