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入社後のホンネ[技術本部 Digitization部 Bill One Entryグループ 秋山 雅之]

入社から少し時間が経ったメンバーに、現在のSansanライフについてホンネを聞き出す当連載企画。スモールチームで、Sansan株式会社の根幹を担っているDigitization部だから実現できることについて秋山に聞きました。

一見すると解決不可能な問題を解いていく

Sansan入社から現在までの業務内容をおしえてください

請求書をデータ化するBill One Entry グループにエンジニアとして所属しています。

請求書のデータ化は主にAI-OCRと人手入力の2軸で実現しているのですが、Bill One Entryグループは主に人手入力の精度向上をエンジニアリングの力で支える部署です。

請求書画面を見ながら、請求書に記載されている項目を人力で入力していく作業用のアプリケーションを提供しており、いかに使い勝手が良く、ミスを抑制できるかという観点で開発を進めています。

今、業務ではどんなことにチャレンジしていますか?

インボイス管理サービス「Bill One」が向き合っている請求書業務は、法改正へ対応するための業務フローの改善が必要であり、そういった変化に対応していくための機能開発が必要となります。
例えば、2023年10月開始されるインボイス制度に対応するために、企業は通常の請求書よりも記載項目が多い適格請求書を発行する必要があります。Bill Oneでもこの変化に伴い、増加した項目を正確にデータ化できるよう対応を進めています。
さらにBill Oneは今後グローバル展開も強化していくため、異なる言語で作成された請求書も正確にデータ化していく必要があります。より複雑で高度な対応が求められる中、Bill One Entryグループも、変化に耐えられるようシステムも改善しています。
取れる手段は大小いろいろあると思いますが、その一つとして関数の合成と適用からプログラムを組み立てる「関数型アプローチ」への転換を検討しています。
請求書のデータ化を一つのスキームとして捉えず、細かく丁寧に実現することで、堅牢性と変更容易性を担保していきたいと考えています。

所属しているチームらしいカルチャーだと感じるエピソードを教えてください。

Bill One Entryグループをはじめ、Bill One Entryグループが所属するDigitization部内のチームは、少人数かつコードベースが比較的小さいのが特徴です。

ある日のコードリーディング会で、バグ修正の対応方法をチーム内で共有しました。

そのすぐあと、あるメンバーがその種類のバグを抑制するプログラムを自作し、コードベースに適用していました。

これは小さいチームだからこそ実現できるスピード感で、自分たちのコードベースにオーナーシップを持って向き合う、うちのチームの良さが現れたエピソードです。
急成長するプロダクトでありながら、一人ひとりに裁量と責任が与えられる。このような環境で働くことは、とても刺激的で楽しいです。

カジュアル面談を実施しています

Sansan技術本部では中途・新卒採用向けにカジュアル面談を実施しています。Sansan技術本部での働き方、仕事の魅力について、現役エンジニアの視点からお話します。「実際に働く人の話を直接聞きたい」「どんな人が働いているのかを事前に知っておきたい」とお考えの方は、ぜひエントリーをご検討ください。

 

 

text&photo: mimi