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正確かつスピーディーなデータ化を極める。エンジニアのスキルが広く深く身につくDigitization部の環境

「デジタル化」を意味する「Digitization」を部門名に冠する、その名もDigitization部。同部門に所属する3名のエンジニアによる座談会を実施しました。人の手によるデータ入力と自動化の両方を掛け合わせ、より正確でスピーディーなデータ化に取り組むDigitization部。向き合う価値は3人とも同じですが、新しい技術と向き合ったり、既存の技術を磨いたりと、それぞれが多角的なアプローチを行っていると言います。その難しさと面白さについて、詳しく聞きました。

 

 

PROFILE

高田 理功Riku Takada
技術本部 Digitization部 データ化グループ

新卒で受託開発企業に入社。主に学習塾の教育管理システム開発に携わり、プロダクトマネジメントも経験。さらなる技術力向上のためベンチャーへ転身。その後、2022年7月にSansanへ入社。現在は名刺をデータ化するシステム「GEES」の開発・運用を担当している。

阿部 大河Taiga Abe
技術本部 Digitization部 データ化グループ

大学在学時、エンジニアの長期インターンを経て、2020年、Sansanに新卒入社。「GEES」の開発を3年間担当し、技術スタック、データベースのメジャーバージョンアップやレガシーシステムのリプレイスなどを担当。2023年からは契約DXサービス「Contract One」のデータ化システムの開発に従事している。

小田 崇之Takayuki Oda
技術本部 Digitization部 Bill One Entryグループ

新卒でHR Tech企業に入社。Webコーディングテストのシステム開発に従事した後、採用イベントのホスティングサービス立ち上げメンバーとして、設計から開発、運用全ての工程を経験。2021年にSansanに入社し、請求書データ化システム「Bill One Entry」の開発に携わる。2023年からチームマネジメントの役割を担い、チームでの成果最大化に向き合う。


Sansanはエンジニアとして成長するのに
最適な場所だった

まずは皆さんのSansan入社前のキャリアを教えてください。

小田:エンジニアの採用や育成支援のプラットフォームを提供する事業会社へ新卒で入社しました。そこでは通算6年ほどエンジニアとして働き、ゼロからシステムの設計、開発を経てリリース、運用という一連の開発工程を経験しました。

高田:私はSansanに入る前に2社経験しています。新卒で入社したのは受諾開発企業で、エンジニアリングのイロハを学びました。プロジェクトリーダーへの転身を期待される中、もっとコードを書きたいという気持ちが強くなり転職しました。

2社目は倉庫管理システムを自社開発しているベンチャー企業でした。熱気あふれる社風で、毎日ハードに開発していました。

小田:高田さんは最初の転職時、Sansanにもエントリーしていたんですよね?

高田:はい。当時は事業規模の小さなベンチャー企業で思いきり開発したいと考え、最終的に別の企業を選びました。しかし、選考時に聞いた「ビジネスインフラになる」というSansanのビジョンや提供しているプロダクトにだんだん興味が沸き、再度エントリーして入社しました。

阿部:私は2020年に新卒でSansanに入社しました。大学時代に参加したSansanの新卒向け会社説明会で、提供しているプロダクトを磨き、世界のビジネスシーンで当たり前に使われるように価値を高めていくという考え方に共感し、エントリーしました。

小田さんが新卒入社した会社から転職したのはどんな理由があったのですか?

小田:自分のエンジニアとしてのレベルを別の環境で確かめたかったからです。もちろん転職せずに環境を変えるという手段もありましたが、一度は外に出てみたいと考えました。

Sansanを選んだのは、当時も今も急成長しているインボイス管理サービス「Bill One」のシステム負荷対策や、組織拡大における「成長痛」にエンジニアとして向き合うことで、自分の力を確かめ、かつ成長するのに最適な環境だと感じたからですね。


正確かつスピーディーにデータ化し、精度を高めていく

みなさんが開発しているプロダクトについて教えてください。

小田:「Bill One」で使われる「Bill One Entry」(以下、BOE)という、請求書のデータ化に使われる入力システムの開発を担当しています。

請求書のデータ化は、オペレーターによる手入力と当社の研究開発職が手がけた画像認識技術を活用した自動化で成り立っています。私の役割は、それらを掛け合わせ、正確かつスピーディーにデータ化しさまざまな手段を用いて精度を高め続けていくことです。

高田さん、お願いします。

高田:私が担当しているのは名刺をデータ化するシステム「GEES」(Global Elastic Efficient Scalableの頭文字からネーミングした用語。ギースと読む)です。名刺の画像データから各項目を抽出する仕組みはBOEと同様ですが、GEESは開発から10年以上運用しているシステムであることが特徴です。自動化と人力の部分をどううまく協調させるかという課題に向き合っている点はBOEと同じですね。

阿部さんが担当しているプロダクトを教えてください。

阿部:「Contract One Entry」(以下、COE)を担当しています。これは契約DXサービス「Contract One」で使われていて、入力システムとしては最後に生まれたシステムです。

小田:それぞれ担当しているプロダクトのフェーズが三者三様です。プロダクトローンチしてこれからサービス利用者を増やそうとしているフェーズなのか、ローンチから時間がたち、プロダクト自体の価値を深めるフェーズにあるのか。変わらないのは、全てのプロダクトがさまざまな課題を解決しながら成長へ向かっていることです。

スモールチームだからこそ、広く深く経験できる

Digitization部のエンジニアこそが得られるものとは何でしょうか。

小田:Digitization部では、QCD(Q:クオリティー C:コスト D:デリバリーの略)の3つのバランスを取りながら、事業のコアとなる「アナログ情報のデータ化」の技術を磨き続けています。それをスモールチームで進行するため、プロジェクトの検討から実装まで広く深く関与し、エンジニアとして多くの経験を積むことができます。

阿部:確かにエンジニアとしての領域は広いです。小さな改善を地道に繰り返してみたり、先進的な技術を取り入れてみたりとさまざまです。入力オペレーターの方たちの入力業務にエンジニアが関わるのも特徴です。

小田:そうですね。データ化のクオリティーを高いレベルで維持するためにはオペレーターの力が必要なので、実際に現場にも足を運びます。普段は離れた場所で業務をしているので、現場に行って作業を見ることで、オペレーターが課題と感じている点や非効率だと感じている点を知ることができるんです。最近オペレーターとのやりとりで興味深かったのは、請求書の裏面に広告が入っていた場合にデータ化するかしないかの判断をどの段階で入れるべきか、というものでした。効率的にデータ化するためには、システム外のオペレーションを含めた全体のフローを俯瞰して判断する必要があり、なかなか難しいと感じました。

難しさも面白みもありそうです。

小田:まさにそうです。エンジニアとしての領域が広い分、判断が難しいこともありますが、Digitization部はプロジェクトの成果をきちんと定量的に評価するため、納得した上で達成感や満足感を得ることができます。このように成果を数字で示せることは面白みにつながっていますね。期待するような結果を残せなかったとしても、数字を根拠として、改善施策も検討できます。

新卒入社でSansanを選んだ阿部さんが得られるものは何だと思いますか?

阿部:担当する機能によって向き合う課題とチャレンジの種類がたくさんあるので、結果的に幅広いスキルを習得することができます。

現在担当しているCOEの開発では、既存の機能を越える価値をスピーディに生み出すことに挑戦しています。対して入社後開発していたGEESは、保守期間の長さもあり、機能としてある程度仕上がっているところに、付加価値を上乗せすることに向き合っていました。

高田:GEESは、よく「巨人の肩の上に立つようなシステム」と例えられます。積み上げてきたものを理解し、さらなる高みを目指してプロジェクトを考え、巨人自体も成長させる。これがGEESエンジニアの役割であり、得られる経験です。

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早い段階で任される環境で大きく成長

Digitization部にいて、自身の成長を感じたのはどんな時ですか?

高田:入社して間もない頃から数カ月単位のプロジェクトを任せてもらえたことは、今振り返ると貴重な経験でした。自社開発ならではのプロジェクトマネジメントやアーキテクチャについて考え、判断する機会を得られたのは大きかったです。

阿部:私も新卒2年目で大きなプロジェクトを任されました。他部門とのやりとりから要件定義、全体の設計から開発、そしてテストしてリリースするという、複数の領域にエンジニアとして参画した経験は、現在取り組んでいるプロジェクトに活かされています。

小田:これは人数が少ないから打席が回ってくるという話ではなく、開発する体制が整っているからこそ安心して挑戦できる環境があるんだと感じます。

高田:小田さんは今はマネジャーもやっていますが、プレーヤーとは違う経験が得られそうですね。

小田:そうですね。信頼されるマネジャーとはなんだろうと常に模索しています。これまではプロジェクトマネジメントをやってきましたが、チームのマネジャーとして組織で成果を出すことに挑戦し、これまでとは違う視点を持てるようになりました。あとから振り返ったときに、有益だと思える経験を積めるように、今後も開発とメンバーに向き合っていきます。

最後に、Digitization部で活躍する人はどんな人だと思いますか?

小田:「正確で迅速なデータ化を低コストで実現」を最大化させるために、さまざまな仮説検証を通し、粘り強くゴールを目指すことができるエンジニアです。過程を楽しみ、オーナーシップを持ってプロダクトと自身の成長にコミットできる人ですね。