Sansan株式会社では、社員の知人をゲストとして招く招待制の交流イベント「Sansan Bar」を開催しています。ドリンクを片手にSansanの雰囲気やカルチャーを感じてもらいつつ、ゲスト同士やSansan社員との交流を通して、実りある出会いを生むことをコンセプトとしています。
今回は、Sansan Barを企画する2人にインタビュー。この施策を続ける意図や、提供しているコンテンツなど、さまざまな質問をぶつけます。話を聞いたのは、Sansan Barを開催している表参道本社13Fの「Garden」です。
PROFILE
市川 慎二Shinji Ichikawa
人事本部 ビジネス組織HRBP室 Recruitingグループ
新卒で旅行代理店に入社。教育旅行の営業として、提案から打ち合わせ、添乗までを一貫して担当。2021年にSansan株式会社へ入社し、Sansan事業部にてSMB領域の約300社に対して既存企業のアップセルやクロスセルの提案を行う。2023年にはJUMPを活用してビジネス組織HRBP室へ異動し、現在はRecruitingグループのチームリーダーを務めている。
小澤 佳奈子Kanako Ozawa
人事本部 ビジネス組織HRBP室 Recruitingグループ
新卒で旅行代理店に入社し、中小企業や官公庁向けの法人営業を担当。2020年11月にSansan株式会社へ入社し、インサイドセールスとして業務を開始。その後、フィールドセールスに異動し、Sansan事業部でSMB領域の顧客を対象に既存営業を担当。その後、人事本部に異動し、中途採用業務に従事している。
「社内Bar」から「Sansan Bar」へ。
社内交流イベントが進化
Sansan Barの目的や取り組みをスタートした背景を教えてください。
小澤:当社では、社員からSansanのカルチャーにフィットしそうな人材を紹介してもらうリファラル採用を強化しており、その促進施策のひとつとして「Sansan Bar」を運営しています。実はSansanの創業時から、社員の家族や友人が参加できる「社内Bar」という社内交流イベントがありました。「社内Bar」は会社の成長とともに形を変え、現在は社員がゲストを招く形へと進化。現在転職を検討していない方でも、コミュニケーションを通してカジュアルにSansanの組織やカルチャーを体感でき、Sansanで働くことに興味がある方には事業に対する理解を深めることができるイベントとなっています。
会社説明会との違いはどんなところにありますか?
市川:ずばりコミュニケーションに重きを置いている点です。毎回ゲストと社員合わせて約80名が一堂に会し、用意したドリンクやフードを片手に会場内のあちこちで会話をしています。ゲストと社員だけでなく、ゲスト同士が出会い、交流が生まれることもあります。
Bill One事業部長 大西のあいさつ
実際のSansan Barの流れを教えてください。
小澤:その時々に合わせたコンテンツを用意しているため、決まった流れはありません。直近のSansan Barでは、冒頭に会社案内とプロダクトの紹介を行い、Sansanで営業を担う面白さや難しさを営業メンバーがトークショー形式で語り合いました。一般的な会社説明会では人事部門から一方的に説明を行うことが多いように感じますが、Sansan Barでは実際に働いている社員のリアルな声を直接伝えています。
市川:また、Sansanという企業をさまざまな角度から理解してもらうために、オリジナルノベルティや、オリジナルビールを用意しています。実はお渡ししているノベルティ一つひとつにストーリーがあるので、話のネタにもしてもらいやすいのです。
小澤:Sansan Barの体験設計の根底には、Sansanのミッションである「出会いからイノベーションを生み出す」があります。リファラル採用のためだけではなく、Sansanが大切にしている価値観を少しでも感じてもらえるようなイベントにできれば、と日々考えています。
異なる特性を持った2種類の酵母が出会って生まれたオリジナルクラフトビール
参加いただいた方からはどんな声が集まっていますか?
小澤:「Sansan Barに来て、Sansanの印象が変わった」「社員の熱量を直接感じることができた」という感想をよく聞きます。どうやらSansanは固い企業でクールな社員が多そう、というイメージがあるようです。
当社は、今年の秋に本社の移転を予定しています。会場の変更に伴い、Sansan Barもアップデートされますか?
小澤:はい。絶賛計画中で、運営スタッフは日々検討を重ねています。現在わかる範囲では、会場の広さが数倍になり、イベント自体の規模がかなり大きくなります。会場や参加者の人数が増えても、Sansanらしさをしっかりと伝えられるように、内容もアップデートしていく予定です。