2018.03.30

【よいこ訪問記】ボルダリング部は何のために登るのか?

こんにちは。マーケティング部でディレクターをやっています、宇尾公輔です。

Sansanには「よいこ」という社内制度があります。「会社公認の部活動」といったようなもので、文化系、運動系問わずさまざまな内容に取り組むグループが存在しています。○○部といったかたちで、部活動のような名前のグループが多いのも特徴です。それぞれのグループが、それぞれの形で「よいこ(よいコミュニティー)」を作り上げています。

そんな「よいこ」をもっと多くの方に知ってもらいたいという思いで、筆を取ってみました。今回は、その中でもエンジニアが多く在籍している「ボルダリング部」の活動にお邪魔したので、その様子を紹介しながら、ボルダリング部の魅力を探ってみたいと思います。

▼社内制度紹介「よいこ」について
【社内制度紹介】社員による、社員のためのコミュニティー「よいこ」

ボルダリング部の活動に潜入!

3月上旬、時刻は19時。Sansanの表参道本社から歩いて15分ほどのところにある、ボルダリングジム「NOBOROCK」に着いた部員一行。早々に受付と着替えを済ませます。

早速、登り始めるのかと思ったら、まずは入念に準備運動を行います。ボルダリングは、初心者であれば箸も持てないほどの筋肉痛になると言われるほどに体を使うスポーツ。入念なストレッチが必要なんですね。部員の皆さんは談笑しながらデスクワークで固まった体をほぐし、同時に心のコンディションも整えていきます。

一通りのストレッチが終わり、いよいよ壁に登る準備が整ったようです。

さあ、ボルダリング部、活動開始です。

やみくもにチャレンジし続けても、仕事だってうまくいかないでしょ?

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ベテランが若手に指導を行っていました。

しばらくの間、部員の話を聞いてみたり、写真を撮ったりしていると、じっと壁を見つめて思案するメンバーがいることに気が付きました。それは、マーケティング部でフロントエンドエンジニアを務める吉田でした。

何をしているのか、声を掛けてみることにしました。

何をしているんですか?

吉 田 :さっきのトライがなぜ失敗したのか、考えてたんですよ。初めてトライする壁は、だいたい失敗します。体調によって、以前できたものができないときもある。そんなときに重要となるのが、「なぜ失敗したのか?」を考えて、整理することです。壁と向き合い、自分で考え、時には仲間からアドバイスをもらいながら、「次はこうすればうまくいくかも」という仮説を立てるんです。ボルダリングは登るスポーツだと思われがちですが、ルートを考えたり、他の人のトライを観察したりするなど、「見て準備する時間」の方が圧倒的に長いんです。実は、僕のボルダリング部での活動時間のうち、登っている時間は1割くらいです。仕事と一緒です。やみくもにチャレンジし続けても、うまくいかないでしょ?

そう笑う吉田の顔に、仕事中とはまた違う魅力を感じました。

同じ課題を共有できる仲間がいて、解決すべき壁がある。
最高だと思いません?

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ボルダリング部では、女性メンバーも活躍。

しばらくすると、Sansan事業部プロダクト開発部で部長を務める藤倉が遅れてやってきました。藤倉はボルダリング歴9年で、ボルダリング部の部長も務めています。それでは、さっそくお話を伺ってみましょう。

ボルダリング部について教えてください。

藤 倉 :その名の通り、Sansan社員の有志が集まって、みんなでボルダリングをやりましょう、という部活です。今、定期的に参加しているメンバーは、10〜15人といったところですね。マーケティングや営業を担当しているメンバーもいますが、エンジニアが圧倒的に多いです。Sansanには、「強マッチ」という、各種ツールを使って社員の強みを可視化する取り組みがあります。以前、その結果をボルダリング部メンバーに当てはめてみたことがあるんです。
そうしたら、ストレングスファインダー※の結果として、「学習欲」「最上思考」「個別化」「収集」「戦略思考」という資質を多くのメンバーが持っていることが分かったんです。これらの資質って、優秀なエンジニアに必要とされる素養そのものなんですよ。Sansanには、新しい技術についてアンテナを張って勉強をする姿勢、仮説を立ててストラテジックにコードを書き、最高のサービスを作り出す姿勢、そういったことが自然にできるエンジニアが揃っています。そういったこともあって、ボルダリング部では自然とエンジニアの比率が上がってしまうのかもしれません。そんなメンバーたちが一堂に会して、同じ「壁」を共有しながら、それを越えられるように努力する。それって最高のコミュニティーだと思いません? 僕はそんなボルダリング部のメンバーたちを誇りに思います。

※ストレングスファインダー:個人の才能を34種類の資質に分類し、そのうち最も特徴的な5つの資質が自身の才能(強みの元)として示されます。Sansanでは、エニアグラムと同様に全社員がこの診断を入社後に受けます。

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最後まで残ったメンバーに集まっていただき、記念撮影を行いました。

メンバーの精神と身体、両面から整えるのがボルダリング部の魅力

気軽な気持ちで同行したボルダリング部の活動でしたが、正直なところメンバーたちのストイックさに気圧されてしまいました。こんなメンバーたちだからこそ、最高のサービスを作るために力を合わせて働けるんだと思いました。

日々の業務を終えて、ボルダリングを介して頭と心のコンディションを整え、それをまた業務に生かすという、良い循環を作り出していると感じました。

さて、次はどの部にお邪魔しようかな。

text: Sansan事業部マーケティング部 宇尾公輔