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今だから言える学生とメンターの本音。サマーインターンで得られるものとは。

こんにちは!人事部新卒採用担当の田中達也です。 年々早期化し続ける新卒就職活動。20卒採用真っ只中ではありますが、気付けばもう21卒の方々に向けてのサマーインターンシップが動き出すシーズンです。 就職活動も見据えて動き出す学生の方に向け、価値ある情報を発信したいと思い、今回はSansan株式会社でサマーインターンシップを経験し、2019年新卒社員として入社した長谷川陽平と、当時メンターを担当した中川泰夫の2人でインターン当時のことを振り返りつつ、サマーインターンの学びや意義に迫る対談をお届けします。

プロフィール

中川 泰夫(写真右)
Sansan事業部 プロダクト開発部 モバイルエンジニア

東京電機大学卒業後、2014年4月Sansan株式会社に新卒入社。入社後はサーバーサイドエンジニアとしての経験を経て、現在はモバイルエンジニアとして活動中。

長谷川 陽平(写真左) 
Sansan事業部 プロダクト開発部 WEBエンジニア

筑波大学情報学群卒業後、2019年4月Sansan株式会社に新卒入社。2017年9月にSansanのサマーインターンシップに参加し、入社を決意。現在に至る。


自己成長のため
Sansanのインターンへ

中 川 インターンに来てくれたのって、もう1年半以上も前になるんだね。 長谷川 懐かしいですね。 中 川 インターンに参加したきっかけって、そもそも何だったの? 長谷川 インターン自体は、就活のためというよりも自己成長のためというのが大きかったです。「せっかくプログラミングの勉強をしてるのだから、実務を経験してもっと成長したいな」と思ってました。 中 川 たくさん選択肢のある中でなぜ「Sansan株式会社でやろう」と思ったの? 長谷川 夏に行われていた説明会イベントに参加した時にSansanと出会いました。以前から「プラットフォームとかインフラになるようなものを作りたい」と強く思っていたのですが、そんな自分のやりたいことと、Sansanが掲げているhttps://jp.corp-sansan.com/company/principles/"Missionが重なっていることを知り「ここでやりたい!」って思いました。 中 川 僕も就職活動してる時、全く同じこと思ってた。いつかプラットフォームを作りたいって。ユーザーにとって価値あるサービスを作るために、縁の下の力持ちになりたいっていう感覚だよね。 長谷川 そうです。Sansanのエンジニアってそういう思いが強い人が本当に多いですよね。 中 川 確かにそうかもね。新卒中途関係なく、その思いはみんな似ているかもね。

インターンで体験する実業務
そこで得た学びとは

中 川 インターンで実際にどんなことやったかって覚えてる? 長谷川 もちろん覚えてますよ!法人向けクラウド名刺管理「Sansan」のメッセージ機能のUI改善でした。インターン期間は一カ月でしたけど、週5日フルタイムでフルコミットし、インターンという立場ではありましたが、自分なりにやりきった記憶があります。

中川さんに一度聞いてみたかったのですが、当時なぜ僕にあの業務をやらせようと思ったんですか? 中 川 前提として、自分が向き合った仕事の成果が世の中に出て、ユーザーに触れてもらうっていう機会は絶対につくりたいと思っていて。だからプロダクションコードをいじってもらえる業務にしたんだ。

あとは、その当時はメッセージ機能をもっとグロースさせようという勢いがあったし、長谷川くんが学生時代にSNSを作ったことがあるという話を聞いてたので、ちょうど良いかなと思って。

現場で体験してもらうからには、学術的な学びじゃなくて実際にユーザーと関わる部分で経験してこそ面白いからね。 長谷川 そうだったんですね。プロダクトとして、価値ある部分に関わる業務で本当に良かったと感じます。 中 川 ちなみに、インターン中は何が一番大変だった? 長谷川 「UI を改善してメッセージの利用率を上げる」というのが、その当時のチームのミッションの1つでした。そのミッションを達成するための施策の1つとして僕のタスクがありました。 もともとUI/UXやWebのフロントエンドの技術に関心があったので、僕はこのインターン期間をかけて自分のタスクを責任をもってやり切るのはもちろんのこと、UIに徹底的に向き合おうと決めました。そのために本当に細かなところまで気にして、考えながら取り組みました。 自分が取り扱っているタスクにかかわる範囲内で、違和感のある挙動があれば共有させてもらって、自分のタスクに盛り込んで改善したりもしました。 中でも記憶に残っているのが、使っている技術やサポートしているブラウザの関係上、一筋縄ではいかないところもあり、そういうところは大変でしたね。 突き詰めてやるために、ライブラリのドキュメントには書かれていないこともやる必要があり、最終的にはライブラリのソースコードを読んでなんとか乗り切りました。 ただ、使用している技術やサポートブラウザの制約上、どうしてもあきらめざるを得ないものもあり、とても悔しい思いをしたのは今でも鮮明に覚えています。だけど本当に諦めるしかないという結論にたどり着くまでは、中川さんはもちろん、チームの他のエンジニアの方やデザイナーの方にも相談させてもらったり、徹底的にあらゆる方法を試したり、粘り強く取り組みました。 そういったことも大変ではありましたが、プロダクトの価値に本気で向き合うSansanだったからこそできた経験だったし、そういったマインドや姿勢でインターン期間をやり切れたのは、本当に良かったと思っています。

インターン生だからといって
特別扱いは一切しない

中 川 毎日終業15分前の時間で、長谷川くんが向き合っている課題について議論したのが良かったと思う。つまずいたタイミングでメンターである僕以外のエンジニアにもたくさん参加してもらって、みんなでアイデア出しをしたよね。 長谷川 あの時間がすごく楽しかったです!話が盛り上がると、遅い時間までみんなで話してましたよね。 中 川 そうそう、止まらなくなる(笑)。でも、ああいう場で議論して課題が整理されて、自分じゃ気付けないアイデアを他の人からもらって吸収するという経験も積んでもらいたかったんだよね。 長谷川 おかげさまで今でもあの経験が生きてます。いちメンバーとして受け入れてもらってる感覚もすごいうれしかったです。 中 川 長谷川くんがインターンで入ってくる前にそこは決めていたんだよ。インターン生だからといって特別扱いしないでおこう、それがとても良い経験になるだろうって。 長谷川 そのスタンスで接してもらって良かったです。緊張感とか責任感持ってコードを書く経験ができたのも、それくらい自分が覚悟できたからこそだと思います。たくさんのユーザーが触れているサービスだから絶対に壊しちゃいけないという緊張感を持ちながら、社内の色んな人と連携して開発を進める経験は業務体験型のインターンだったからこそ得られることだなって、つくづく感じます。 中 川 特にSansanだと組織もプロダクトも規模が急激に大きくなっているから、保守性のあるプログラミングとか、たくさんのブラウザをサポートすることを考慮したプログラミングとか、現場だからこそ経験できた部分は本当に大きかったと思うよ。それにしても、本当に成長したね。

インターンを経験したからこその今

中 川 インターンが終わってから、就職先をSansanにするかどうか、迷わなかったの? 長谷川 迷わなかったですね。「みんなで1つのミッションに向かって走っている組織だ」というのはインターン前のイベントでも伺っていましたが、それが本当だったということがインターンを通して肌で感じることができたことも大きいです。世の中を変えるようなプラットフォーム、ビジネスのインフラをつくる、そのためにメンバーみんなが同じ熱量で本気で走っているのがめちゃくちゃ良いなって感じました。 中 川 メンターとして一緒に走ってたからこそ、その経験があってうちを選んでくれたっていうのが嬉しい。今も他のメンバーから現場でめちゃくちゃ頑張ってるって聞いてるよ! 長谷川 まだまだインプット段階ではありますが、この前はある機能の改修をしましたが、おそらく新卒史上最速のリリースだったみたいです。 中 川 さすが!やってくれると思ってましたよ。 長谷川 中川大先生のおかげです(笑)。

今から就職活動を始める
学生へのアドバイス

中 川 今から就職活動を始める学生の人たちに向けて、大先輩からぜひアドバイスを(笑)。 長谷川 僕自身インターンが決め手になったので、就職活動らしいことって特にしてないんですよね。そんな自分からのアドバイスとはなりますが、就職のためとかではなく、自分自身の成長のために、インターンはめちゃくちゃ良い機会だったと本当に思います。まずは飛び込んでみることをぜひオススメしたいですね。 中 川 長谷川くんみたいにインターンで現場を知ってもらった上で一緒に働くことになるって、僕らにもSansanにもすごいハッピーなことだしね。これからも期待してます! 長谷川 そうですね。改めてですが、インターンでは本当にお世話になりました!引き続きよろしくお願いします!

対談後記

当時は学生とメンターだった2人ですが、今では同じ組織のエンジニアとして「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッションの実現に向け、一緒に走っています。 インターンシップは就職活動の中の1つのイベントのようにも見えます。ただ、話を聞いてみると、エンジニアとして本気でコミットするからこそ、得られるものが非常に大きいと、今回の対談から感じました Sansanではサマーインターンシップの募集を開始しています! 今回の対談でも出てきましたが、エンジニア職向けインターンでは特に「現場で実業務を経験する」部分を大事にしています。 サマーインターンシップという機会を活用し、社会にとって価値あるアウトプットにコミットしてみたい!実業務を通して自分の技術力を高めたい!という方はぜひご応募お待ちしております。 詳細は下記リンクをご参照ください。
エンジニアとして事業に向き合う、実務体験型有給インターン

interview: 人事部 田中達也 photo: ブランドコミュニケーション部 高橋淳