mimi

Sansanの
人・組織・カルチャーを
伝えるメディア

インサイドセールスメンバーが語る「変革の時代における新しいキャリア 」

こんにちは。Sansan事業部 セールスディベロップメント部の狩野です。
「変革の時代における新しいキャリア~インサイドセールスを選ぶ理由」というイベントをSansanで開催しました。
最先端のスタートアップから大手企業まで、その活躍の場が広がっているインサイドセールス。その可能性に惹かれ、キャリアパスの一つとして選ぶ人も増えています。
今回は、そんなインサイドセールスに未経験から挑戦し、弊社で活躍する3名の社員が登壇。なぜインサイドセールスを選んだのか、仕事としての魅力や将来について語りました。

プロフィール

佐藤 咲(写真左)
Sansan株式会社 セールスディベロップメント部 SDR2グループ

大学卒業後、広告・人材サービスの大手企業で、主にメディカル領域を担当。キャリア支援や人材紹介業に約6年半取り組んだ後、2018年10月にSansan株式会社へ入社。中小企業へ向けたインサイドセールス業務に従事。

中島 聡(写真中)
Sansan株式会社 セールスディベロップメント部 SDR1グループ

大学卒業後、文具・OA機器の専門商社へ入社。法人営業を中心に経験した後、2018年1月よりSansan株式会社へ。主に中小企業領域を中心に、インサイドセールス業務に従事。

寺田 惇法(写真右)
Sansan株式会社 セールスディベロップメント部 ADR2グループ

2018年にSansan株式会社へ新卒で入社。インサイドセールスとして中小企業領域を経験した後、現在は大企業領域を担当。2019年6月からは一部の業界に特化したチームの立ち上げメンバーとして活躍中。


それぞれの転職のきっかけ

寺田:まずは、お二人がそもそも転職したきっかけを教えてください。
中島:将来のキャリアを見据えた時、「このままではまずい」という危機感を感じたことがきっかけです。元々文房具業界で、地域の文具店などへのセールスをやっていましたが、担当するお客様が一軒、また一軒と閉店していく姿を見ていました。このまま今の仕事で定年まで勤める事ができるだろうかと考えた時、転職という選択肢が頭に浮かびましたね。
佐藤:私は前職で主に医療業界の方へ向けたキャリアアドバイザーの仕事をしていました。仕事自体にはとてもやりがいがあった一方で、仕事とプライベートとのバランスを取りにくいと感じるようになっていました。転職希望の方も日中は仕事があるので、合わせているとどうしても夜間の業務が多くなるんです。このままの働き方を数年、数十年続けるのかと考えた時、もっと自分に合った働き方ができる環境に移りたいと思い、転職しました。
寺田:将来のキャリアや働き方といった観点から転職を考えられたんですね。二人からすると、Sansanは業界業種ともに、全く未経験の領域だと思いますが、なぜSansanで働こうと思ったんですか。
中島:まずは人の魅力ですね。今も変わらず、Sansanは達成するべきMissionや、プロフェッショナリズムともいえる自分たちのValuesを大切にしていますが、当時から面接をしてくれた人達も口々に「世界を変える」「新しい当たり前を創る」と言っていたんです。「凄い熱量だな」と、最初は少し戸惑いもありましたが、これだけの熱量をもった大人が大勢いる、しかも皆同じ方向を向いて仕事と向き合っている。そんな会社は他にないと思い、自然と惹かれていきましたね。
佐藤:私も中島さんと似ていて、最後の決め手は人でした。熱い思いはもちろんですが、印象に残っているのは面接です。履歴書に書かれた事ではなく、私自身のパーソナルな部分に迫り、向き合ってくれた。人として何を考え、どう生きてきたのか。そこに基づいて会話を進める中で、心を動かされました。

未経験からインサイドセールスに
挑んだ理由

寺田:お二人は、転職される前からインサイドセールスという仕事を知ってました?
中島:知りませんでした(笑)
佐藤:実は私も...。選考を受ける過程で知りました(笑)
寺田:インサイドセールス自体未経験な中で、なぜチャレンジしようと思ったのですか。
中島:営業スキルを上げるには、絶好の仕事だと思ったからです。フィールド営業と違い、インサイドセールスは一日に何十人ものお客様と会話ができるため、場数が違います。もちろん、込み入った商談まではできないものの、高速でPDCAを回すことで、初心者でも一気にスキルアップが狙えます。
寺田:特に、中島さんが所属している中小企業を担当する領域だと、お客様の数も多いので、より沢山の商談ができますよね。営業スキルを磨くという点では「提案力」も非常に高まると思っています。Sansanというまだまだ世の中に広がっていないサービスの価値を、電話やメールだけで相手に伝えるには、相当なコミュニケーション力や提案力が必要です。
佐藤:働き方にメリハリがつけやすい点が魅力ですね。お客様とのやりとりは日中が中心なので、残業は少ないですし、しっかりと日中に集中して取り組めば成果も出せます。それから、内勤という事を活かし、インサイドセールス業務以外にも色々と挑戦できる余地がある点も、選んだ理由ですね。
寺田:例えばどんな事がありますか。
佐藤:私の場合、インサイドセールスのプレイヤーとしての成果を追いかけながら、新人や初心者への教育プログラムの作成などにも携わっています。外勤営業だと、訪問や急なお客様対応で、中々こうした業務に取り組む時間が取りにくいですが、インサイドセールスなら可能です。他にも多くのメンバーが、前職の経験を活かして、インサイドセールスやそれ以外の領域で事業の発展に貢献しています。

インサイドセールスの
やりがいと、今後のキャリア

寺田:今までの仕事との違いや、難しさを感じる場面はありますか。
中島:一番の違いであり難しさでもあるのは、お客様の話をいかに「聴くか」ですね。今まではどうしても「話す」ことに一生懸命になりがちでした、ですがインサイドセールスの場合、いかにお客様の話に耳を傾け、まだ見えていないニーズや課題を引き出せるかが勝負です。そこで得た情報をもとに営業へ商談という形でパスを出す。ただアポイントを取るだけではなく、提案へ向けた地ならしや土台を作りあげる。ここが難しさでもあり、やりがいでもあります。
佐藤:実は私、始めて少し経った頃に「このままだと飽きる!」と思っていました(笑)毎日似たような行動を繰り返すので、変化が感じられなかったんです。
寺田:確かに、コールやメールといった手段が大きく変わることはないので、「飽き」はインサイドセールスをやる人にとって、一つの壁になるかもしれないですね、佐藤さんはどうやって乗り越えたんですか。
佐藤:自分自身の介在価値を認識するようになった事で、やりがいを感じるようになりましたね。アポイントの取り方一つで、商談の流れや、ご契約頂けるいか否かに大きく影響します。ただアポを取るのではなく、誰に対し、どんな仮説をもってアプローチをするのか。どんな商談機会を獲得すれば、止まった案件を動かせるのか。私が担当する中規模~大手企業領域だと、ご契約に至るまでいくつものステークホルダーや部署が関わります。いかに戦略的に商談を進めるか、そこがインサイドセールスの醍醐味であり、やりがいです。
寺田:お二人とも、インサイドセールスを経験されて1年~2年ほどですが、今後のキャリアについての展望があれば教えて下さい。
中島:現在、チームリーダーという立場で数名のメンバーをまとめていますが、よりメンバーをドライブさせられる存在になりたいと思っています。自分の成果は勿論ですが、チームとして成長するために新たな施策を実行したり、メンバーをモチベートしたり、まだまだやれる事はあるので、どんどん挑戦していきたいですね。
佐藤:エンタープライズ領域でのインサイドセールスにチャレンジし、更にスキルアップを図りたいです。アカウントごとに営業・インサイドセールスが分かれ、中小企業領域に比べ、より長期的かつ戦略的なアプローチを組み立てていく必要があります。取り組む過程で分析力や提案力も鍛えられ、インサイドセールスとしての守備範囲も広がるので、更に先のキャリアにおいても選択肢が広がると考えています。
寺田:Sansanではインサイドセールス間の異動はもちろん、マーケティングや営業部門に移るメンバーもいるので、キャリアの選択肢も幅広く考えられそうですね。

編集後記

変化の早い時代において、現状に満足することなく新たなフィールドへ挑戦する方は益々増えていくでしょう。
「変化を恐れず挑戦する」そんなSansanのバリューズにあるような価値観をもつ人材にとって、スピード感のある環境でインサイドセールス業務を経験することは大きな刺激と成長をもたらすのではないでしょうか。
Sansanでは、一緒に働くメンバーを現在募集しています。興味のある方は、採用情報をご覧ください。

text: Sansan事業部 セールスディベロップメント部 狩野建 photo: ブランドコミュニケーション部 森透