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新卒メンバー座談会 Part3

こんにちは!人事部で新卒採用を担当している阿部です。
「新卒メンバー座談会」第3弾となる今回は、エンジニア職、デザイナー職として新卒入社したメンバー3人のインタビュー。
入社後にどのようなものづくりをを行っているのか、これまで直面した課題とその乗り越え方についても話を聞きました。

Sansanならではの
ものづくりのやりがい

技術本部 Data Hub Engineeringグループ 木下 賢也
阿部:本日はよろしくお願いします。早速ですが、自己紹介をお願いします。
木下:初めまして21卒で入社しました木下賢也と申します。現在、技術本部 Data Hub Engineeringグループに所属していて、「Data Hub」というプロダクトを開発しています。よろしくお願いします。
:木下さんと同じく、21卒のエンジニアとして入社しました辻繁樹です。技術本部 Eight Engineering Unitというところで、名刺アプリ「Eight」の機能開発をしています。
富岡:20卒でEight事業部でデザイナーをやっている富岡といいます。「Eight」に加え、Seminar One Unitも兼務して「スマートエントリー」「スマートパンフレット」のプロダクトデザインを担当しています。よろしくお願いします。
阿部:よろしくお願いします。それでは早速最初の質問に行きたいのですが、皆さんの業務について具体的にお話を聞ければと思っています。では、木下さんからお願いします。
木下:現在は「Data Hub」というプロダクトの開発を行っています。「Data Hub」というのは、外部の他サービスとの連携をして、社内に眠る顧客情報を一元管理するプロダクトです。
そしてSansanに取り組んだ名刺を外部のサービスと連携して、名刺の価値を広げていくプロダクトです。その開発に携わっている中で、ドメインの設計やコーディング、運用に取り組んでいます。その他には、顧客からの依頼に対応して調査なども行っています。
:普段の業務内容としては「Eight」のWeb/アプリに関わるサーバーサイドの開発を担当しています。「Eight ONAIR」「Eight Team」「Eightプレミアム」など、Eightが展開するtoC/toBサービスの新規機能開発・既存機能の改修・運用などを行っています。
富岡:辻くんが開発している名刺アプリ「Eight」のUI/UXデザインを行ってます。
具体的にはプロダクトマネジャーと連携しながら企画や仕様設計を詰めたり、あとはエンジニアと実装に向けて、デザインに関するやりとりをしたり、手を動かすデザインからコミュニケーションを担当しています。
阿部:続いてその業務のやりがいについてもお話を聞きたいと思います。
木下:僕が一番やりがいに感じているのは新しい価値観をつくれている実感が持てるところです。社内に眠っている、顧客データ等を一元管理することでどんな価値が生まれるか、Sansan株式会社が持つ強みに直結しています。
まだ世の中にないプロダクトを自分たちがつくって、社内のデータを一元管理する重要性や価値を、日々の業務を通じて世の中に伝えていけてるなと実感できるところにやりがいを感じますね。
さらに「Data Hub」はSansanで取り込んだデータを他サービスに連携するという役割を持っていて、今ある名刺以上により価値を広げていけてるな、と実感できるところもやりがいです。
阿部:開発をする中で「新しい価値をつくることができる」と日々実感しているんですね。辻さんはいかがでしょう?
技術本部 Eight Engineering Unit Web Devグループ 辻 繁樹
:僕が日頃感じているやりがい・魅力は、二つあります。まず一つめはビジネスサイドにかなり近い距離で開発できる点です。
Sansanに入社して特に求められるなって思ったのが、ビジネスサイドの方と密にコミュニケーションを取り、施策の背景をしっかりと理解することです。新規機能のリリースの先にある「本当に実現したいこと」や、マーケットのニーズや技術的な制約を踏まえ、どう実現するか、うまく落としどころを見つけるのが、僕たちエンジニアのやりがいだと考えています。
そういった観点で開発に取り組んでいる先輩が周りにいるので、学びも結構多いですね。
もう一つのやりがいは、チームとしてプロダクトの成長にコミットしつつも、その個人の成長にも向き合ってくれるという点がすごく関係していると思います。
具体的には、先日組織体制のアップデートがあって、チームのメンバーがかなり変化しました。そこで、新しいチームのキックオフイベントが開かれたんです。
そのイベントの中で、チームメンバーそれぞれの仕事の価値観や、個人がどう成長していきたいのか、深く共有しました。
そのきっかけがあったことで、チームメンバーの強みを活かすようなタスクの割り振りはもちろん、自分自身がどう成長し、貢献できるか、といった方向性を模索することができました。そういった環境があるので、自分にとってやりがいのある仕事が常にできているなとも感じます。
阿部:ありがとうございます。ビジネスサイドと、開発サイドでかなり密なコミュニケーションをとれる、というのはSansanならではですね。
富岡さんはいかがでしょう?デザイナーとしてSansanで働くやりがいを教えてください。

「1回やってみよう」で
挑戦できるカルチャー

Eight事業部 UXグループ 富岡 茉那
富岡:新卒のUI/UXデザイナーって、実はまだ社内に私だけしかいないんですね。そういう中でも、大きな部分のデザインでも「1回やってみよう」といって挑戦させてもらえることです。
「もし違ったら何とかするから」という感じで自分に任せてもらえるっていうのが、とても良い環境だなと思いますし、それがやりがいにもつながるなと感じています。
阿部:挑戦させてもらえる環境があるんですね。「もし違ったら何とかするから」という言葉が本当に心強い。
富岡:そうですね。もちろんデザイナーとして、つくったものやデザインしたものが世に出てるっていうこと自体に価値を感じています。SNS等で自分が携わったプロダクトについて検索してみたりするんですが「使い勝手が良かった」とかそういうコメントを見ると、この仕事やっててよかったなと、やりがいを感じていますね。
阿部:なるほど、ありがとうございます。それでは最後の質問です。やりがいや魅力の一方で、大変なこともそれぞれあると思います。
「ぶっちゃけ」でもいいので、ぜひ聞かせていただきたいです。
木下:そうですね。やっぱり事業のことを考えながらその技術とかを選定していったり、自分の技術を磨いていくっていうところが難しいなと思いますね。
というのも、新しい機能を開発して、顧客に提供して、既存機能との差を埋めたり、マイグレーション作業とかをしていくときに、その専用のツールとかを作ったりするんですが、ツールを作るためにも、そのための技術を正しく理解したうえで技術選定を行わないといけないんですね。
そこが原因で、新しい機能の提供が遅れてしまったりとか、そういったことを経験したので、やはりまだ「技術のために技術を使いこなす」っていうところが、自分の中でまだ大変で難しいところだなと感じています。
阿部:「技術のために技術を使いこなす」という言葉、すごくかっこいいですね。辻さんはどうですか?
:大変な部分としては、「裁量権があるがゆえの難しさ」みたいな点ですかね。
Sansanは新卒・中途の入社区分関係なく、任せてもらえるカルチャーがあります。その分自分自身でいろんな人を巻き込んで、今の状況、ビジネス要件をちゃんと咀嚼した上で、開発をすることが多いです。そういった際に、試されているなと感じることもありますね。
阿部:Sansanは、いろいろなことに挑戦できる環境だと思いますが「裁量権があるがゆえの難しさ」というのは多くの新卒の方も感じていると思います。ですが、わからないことがあれば周りのメンバーがサポートしてくれますし、一緒に走ってくれるメンバーが多いなとも感じます。
では最後に富岡さんお願いします。
富岡:デザイナーに依頼がくる時って、基本的につくりたいもののイメージをもらって制作を始めるのですが、作業を始めたときになかなかそれを実現するのが難しいと感じることがあります。
具体的には、依頼された人の意思と意図を汲むことですかね。デザインだけでなく、そういった面でも自分のスキルが問われているなと感じます。
阿部:なるほど、ありがとうございます。

Sansan株式会社には「Sansanのカタチ」という行動指針がありますが、そこには「意思と意図を持って判断する」や「具体的に想像する」というものがありますよね。

悩んだ時はこういうところに立ち返って、業務に戻ることが大事だと改めて話を聞いていて感じました。

皆さん本日はいろいろな話を聞かせていただき、ありがとうございました。

text&photo: mimi編集部