「成果を上げることが前提」 新卒入社4年目エンジニアの信念

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2023/01/06
Sansan株式会社の技術本部Sansan Engineering Unitに所属する佐藤輝年にインタビューをしました。前回、同部署の副部長/チーフアーキテクトを務める吉本和弘のインタビューで印象的だった「システム開発で最も大事なのは、事業成長」という言葉は、現場にいるエンジニアの働き方とどう結びついているのか。入社4年目の佐藤が今、考えていることを聞きました。

プロフィール

佐藤 輝年
技術本部 Sansan Engineering Unit

大学院を卒業し、2019年4月にSansan株式会社に新卒入社。営業DXサービス「Sansan」のエンジニアとして機能開発、技術改善に携わる。現在はSansan Engineering Unit のプロジェクトリードとして、複数の開発プロジェクトの遂行を担当している。


ものづくりの進め方や環境を見極めて入社

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Sansanに入社する前の話は過去の記事に詳しく掲載されていますが、もともとSansanでインターンとして働いていたんですよね?

はい。そこでSansanのカルチャーに触れながら、開発に対してのスタンスに共感し入社を決めました。

どんなところが合うと感じましたか?

「ものづくり」に対する姿勢です。僕は、これまでプログラミングに限らず「ものづくり」をするときは、計画や組み立て、そもそも何のために作るのかといったことを徹底的に考えて作ってきました。その部分がSansanの進め方と合っていたんだと思います。

そこが合っているかどうかは、最初に見極めたんですね。

はい。Sansan以外の企業でもエンジニアとしてインターンを経験していました。繰り返しになりますが、僕はただ作業としてプログラミングすることが苦手なんです。数ある選択肢の中で、働く場所を選ぶ基準はものづくりの進め方の型や環境が自分に近いかどうか、という観点を重視していました。


入社1年目から大きなプロジェクトに

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入社後、意識的に身に付けようとしたスキルはありますか?

プログラミングに関しては、入社から現在まで一貫して学ぼうというスタンスではなく、成果を出すための手段、というスタンスであることにこだわっています。その上でSansanのプロダクト固有の業務知識について、理解を深めるために、先輩とこまめにコミュニケーションをとったり、積極的にプロジェクトに関わったりしていました。そんな中、すべての機能を検証するプロジェクトに関わることができたのは、とても貴重な経験だったと感じています。

それはいつ頃ですか?

入社1年目です。そのプロジェクトは、簡単に言うとデータベースライブラリを全面的にアップデートするもので、そのうちのテスト部分を僕が担当しました。全機能のテストをひと通りやったことで、その機能がどういう要件をもとに作られているかという知識を幅広くつけることができました。これだけ影響範囲の広い大きなプロジェクトに入社1年目で関われたのは、運が良かったと思いますし、実際自分でもそういう機会を掴めるように動いていました。

担当することになった経緯は?

当時、システム横断的な基盤開発に携わるチームにいたことが大きかったと思います。基盤開発がしたいという意思は、インターン時代から伝えていました。

その意思や適性等を踏まえて基盤開発チームにアサインされたのだと思っていますが、前提としてある程度技術力があったことや、インターン時代に受けた「成果研修」での仕事に取り組む姿勢も見てもらえたことが組織の中での信頼関係にもつながり、こういう機会を得られたのだと思います。


立場や職歴を気にせず
自分の意見を伝える意識と環境

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現在4年目ですが、入社してから自身の役割に変化はありましたか?

入社間もない頃は、先輩が設計した機能から、部分的にタスクを手伝う、といった仕事が多かったです。とはいえ、僕は最初からその設計にも色々と意見を言っていました。

設計について違うと思ったことを発言していた?

はい。1年目に担当したプロジェクトで、自分が納得感を得られなかったものを、そのまま開発したら後々トラブルが発生したことがあって、反省しました。

最初の段階で設計資料を読み込んで意見を言っていたら防げたのではないかと思ったことをきっかけに、その後は違和感を感じたら発信するように心がけていました。

それが認めてもらえて、4年目からは計画やメンバーに仕事を振るプロジェクトリードも任せてもらえるようになりました。企画が検討、設計されたものが僕のもとに来るのですが、ここでも違うと思ったら影響が小さいうちに戻しておくことを常に心がけています。

ただ「成果を上げることが前提である」ということは常に意識するようにしています。プロジェクトによっては、事業成長のためにまずは公開をし、その後に機能の完成度を高めていくケースもあります。その場合は多少の手戻りが発生するリスクを受け入れた上で開発を前に進める決断をすることもあります。このように成果を前提に、プロジェクトの性質によって柔軟な対応を行うことを意識しています。

この4年で自身の成長を感じますか。

より上位の役割を担えるようになってきたことで実感できている部分はあります。先ほども言いましたが、僕は最初の時点で組み立てや計画について熟考するのが得意で、そういう自分の得意分野をもっと仕事で生かしたいと思っていたので、任されたときは嬉しかったです。

でも、最初のうちは不安に思うこともありました。いくらカルチャーマッチングしてると思って入社しても、それは自分の思い込みかもしれないと思ったり、頑張ってるつもりでも実は方向性が違っているかもしれない。

そのもやもやを晴らすために評価面談で、今までの成果や今後の期待についてフィードバックを伺うようにして、これまでの自分の判断や考え方に間違いがなかったかを確認するようにしています。

今後の自身のあり方について、どう考えていますか?

これは入社当時から変わらないのですが、「いかに先輩の仕事ができるようになるか」を今後も変わらず目標にしていきたいです。自分の担える範囲を広げていき、今後は企画を出すといった仕事においても貢献したいです。

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interview&text: mimi編集部 photo: 高橋 淳(技術本部 VPoE室)

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