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力強く事業を牽引するリーダーになりたい。世界で戦ってきた女性経営者の新たな挑戦

組織を急拡大しているSansanでは、近年、起業経験者や大手企業で幹部として活躍していた人材が多くジョインしています。さまざまなバックグラウンドを持つ彼らが、そのキャリアの過程で今なぜSansanを選んだのか。そしてどのような仕事に向き合っているのか。人事戦略を統括するCHROの大間との対談形式でお伝えしていくシリーズ「CHRO Interviews」。第2回目は、外資大手ITベンダー、日系スタートアップのCOOを経て入社したSansan事業部 パートナーアライアンス部 部長の川元との対談です。

 

 

PROFILE

大間 祐太 Yuta Ohma
取締役/執行役員/CHRO(Chief Human Resources Officer​)

人材系企業で採用コンサルティング事業の立ち上げを経験し、その後独立。取締役として採用領域のベンチャー企業立ち上げに携わる。2010年にSansan株式会社へ入社し、営業部門のマネジャー、人事部長を務める。現在はCHROとして、人材価値を高めるための人事戦略を指揮する。

川元 久海子 Kumiko Kawamoto
Sansan事業部 パートナーアライアンス部 部長

大学卒業後、日本オラクル株式会社に入社。製品エンジニアを経て、オーストラリア シドニーでのインサイドセールスの立ち上げプロジェクトへの参画、セールス・インセンティブ等のグローバルルールの日本展開、事業統括部長のサポート業務などに従事。その後、外資系スタートアップITベンダーでのセールスストラテジー/オペレーションズ・マネージャーを経て、2018年5月よりrakumo株式会社にて、営業、マーケティング、業務推進、ベトナムオフショア事業を取締役 COOとして管掌。在職中、IPOを経験。2022年4月、Sansan に入社。


新卒入社した日本オラクルでの出会い

大間:川元さんはクラウドサービスを提供するスタートアップ企業rakumoのCOOを経て、2022年の4月にSansanに転職しました。改めて、新卒時からのキャリアも含めて話してもらえますか。

川元:大学卒業後、日本オラクルに入社しました。製品エンジニア、プリセールスを経験後、オーストラリアでのインサイドセールスの立ち上げプロジェクトに参画したことをきっかけに、シドニーに赴任しました。海外拠点で仕事をする中で、ビジネスディベロップメントや営業企画のポジションに興味を持ち、社内でキャリアチェンジをしました。10年以上在籍したあと、フィンテックの外資系スタートアップへ移りましたが、ライフステージの変化を機に前職の日系スタートアップに転職し、COOという立場で、営業やマーケティング、ベトナムオフショア事業などを管掌していました。

大間:新卒で入社した日本オラクルでは、Sansan共同創業者の富岡さんと一緒だったんですよね。

川元:そうなんです。実は、富岡さんが上海の拠点にいた時に、友人と旅行に行ったんですよ。女性2人での弾丸旅行だったんですが、当時の上海はまだ治安があまり良くなく、フライトの到着も夜だったので、駄目もとで富岡さんにアテンドをお願いしたんです。そうしたら、忙しい中終日アテンドしてくれて感激しました。それ以降、定期的にお互いの近況をキャッチアップするようになりました。その後上海赴任を終えて、日本に帰ってくると思いきや「起業することにしました」と。「頑張ってね!」という感じで送り出したんですよね。

大間:それがSansanだったわけですね。創業前からSansanを知っていたことになりますね(笑)。

 

川元:はい、新卒で入社した会社での出会いが今につながっていますね。当時オラクルにいた社員は、起業志向の人が多く、他にも実際に起業する人はいました。私はもともと、何かの仕組みを作ったり、組織やチームが生産性高く成果を出せるようにサポートするといったことに強みがあったので、スタートアップ企業でオペレーションを整えるようなことが向いているのかもしれないと思ったんですね。スタートアップの世界はどんな感じなんだろうと思い、数年に一度富岡さんに会って色々話を聞いていました。

創業期は当たり前ですがやっぱり何かと大変そうで、「私には無理だな」と思いながら聞いていました。ただ、その後縁があって前職のスタートアップに入社し、COOになり、その頃にはSansanはすごい勢いで事業を伸ばしていたので、一体どうしたらそんなことが可能なのかという視点で話を聞くようになっていましたね。そんなキャッチアップの中で、あるとき「Sansanどうですか?」と声をかけてもらいました。

 

 


「自分が会社を牽引していく」新しい挑戦へ

大間:採用プロセスでは、私を含めて、何人かの社員に会ってもらいました。印象に残っていることや、決め手になったことはありますか。

川元:CEOの寺田さんを含めて、4名の方とお話しさせていただきました。どの方も印象深いのですが、中でも入社の決め手になったのは、COO室長の鈴木大介さんとの出会いでしたね。先ほどお話ししたように、私は自分が引っ張っていくというよりは、やりたいことがある人のために、仕組みを整えたりとか、うまく行っていないのならやり方を変えたりとかいうことが得意なんです。また年代的にも、自分の成長というよりは、これまでの経験を通して得てきたものを周りのために放出していく番になってくるのかなと思っていたんですね。ただ鈴木さんは、「自分が会社を牽引するんだ」というマインドに満ちていて、お話しして刺激を受けました。私にもまだまだ自分の知らない可能性があるんじゃないかと。前職でもCOOという立場で事業をリードしていく役割でしたが、さらに大きなスケールで引っ張っていく側にチャレンジしてみたいと思ったんです。

大間:当社は現在プロダクトごとの事業部制となっていますが、川元さんはSansan事業部、Bill One事業部のパートナーアライアンス部としてだけでなく、両方のプロダクトをCOO室として横断して見てもらい、営業オペレーション改善や業務プロセスの全体最適化を推進してもらっています。入社してすぐに、パートナービジネスの強化に着手されていましたが、その背景について話してもらえますか。

川元:Sansanの導入について、企業規模と地域別でのマーケットの状況を把握、分析した際に、主要都市以外に大きな伸びしろがあると感じました。打ち手として、このマーケットに対してはパートナービジネスの成長がキーになるのでは、と考えました。

パートナー企業のECサイトにも販路を広げ、より導入しやすくするということをまず行いました。その中で、既存の受発注プロセスを変更したり、通常の販路と同様にCSのサポートを受けるための調整など、多くのプロセスを経験することで、Sansanという会社やメンバーの考え方や文化がわかり、色々と学びがありました。

 

 


女性の活躍を後押しする社内制度

大間:入社から1年と少しが経ちましたが、入社前とのギャップはありますか。

川元:IT業界歴も長いですし、Sansanのことはずっと富岡さんから話を聞いたり随時動向を見たりしていたので、特にありませんでした。強いて言えば、良い意味のギャップなのですが、社内制度が多岐に渡って整備されていて、そこは予想以上でしたね。

大間:圧倒的な事業成長のためには、社員一人ひとりの生産性、創造性を最大化することが非常に重要だと思っているので、創業時から試行錯誤し様々な社内制度を設計してきました。成果を出すための後押しは惜しまないという考え方です。社員同士のコミュニケーションやスキルアップを促進するもの、子育てと仕事の両立を支援するものなどを運用しており、常に見直しやアップデートを行っていますね。

ベビーシッター費用や家事代行費用を会社負担する「OYACO」は、育児中の社員に積極的に活用されています。今後、女性の健康課題の解決を通じてパフォーマンスを向上することを目的に、婦人科のオンライン診療サービスも本格導入を予定しています。

jp.corp-sansan.com

川元:社内では女性のマネジメント層も増えていますが、みなさん社内制度をフル活用してうまく両立している印象がありますね。採用面では、今後どのような戦略を考えていらっしゃいますか。個人的には、40代以上の活力あふれる人材をどんどん採用することで、それまでに他社で培った経験を、若い世代のメンバーに共有したり、継承したりするようなことができると、色々な経験が積めたり、視野が広がったり、イノベーションも生まれやすくなるのではと感じています。

大間:はい。引き続き全ポジションの採用にアクセルを踏んでいきますが、川元さんの言う通り、経験豊富なハイレイヤーポジションを担う人材がまだまだ必要だと思っています。事業部制への変化により、マネジメントポジションが増えていますし、新規事業を立ち上げてグロースさせていけるような、起業経験のある人材も求めています。

 

 

川元:これまでの経験をフルに活かしつつ、さらに成長したいという方にはこの上ない環境ではないかと感じています。私も守りに入るのではなく、新しい挑戦をしようと決めて飛び込みました。

「メガベンチャー」というイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、とにかく経営にスピード感があり、新規事業にも積極的ですよね。長く在籍していた外資の大手ITベンダーだと、本社から日本オフィスに対してミッションが「降ってくる」ような感覚だったのですが、Sansanではプロダクトに自分の意思を反映できる手触り感がより強いです。Sansanでは自分から動かないと何も始まらないですし、枠もどんどん超えていかないといけない。そこは今の自分の成長機会だと思っているので、突き抜けていきたいですね。

大間:期待以上に活躍してもらっていて、採用に関わった立場としてとても嬉しく思います。今後もどんどん事業を引っ張っていってください。

 

 

text&photo: mimi